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ひとりごと2023年4月

 ここは喜翔の独り言のページです。展覧会や映画の感想から、日頃思ったこと、感じたことを日記のようにアップしたいと思います。お付き合い下さい。


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  4/26(水)『映画「シン・仮面ライダー」』

 「んー、どうなんでしょう」
     (by 長嶋終身名誉監督)

 私は正直期待していた。
 原作に近い悩めるヒーローに焦点を
 当てたアクションとエンターテインメント
 を融合させた作品を。
 シン・ウルトラマンが面白かったので
 それを期待していたけど、過去の
 作品『キューテーハニー』に印象は
 近い。

 仮面ライダーのマスクやベルト、サイ
 クロンなどの細部にこだわったデザイ
 ン。バイクの疾走感!蜘蛛男への
 ライダーキック!!など旧作へのリス
 ペクトが感じられて良い。それと音楽。
 テレビ版のBGMが流れると興奮して
 熱くなる。あらためて昔のBGMの
 良さを再確認する。どうせなら全編、
 新録にすればよかったのに。

 そういう好きな要素はいっぱいあるん
 だけれど、劇中の誰にも感情移入す
 ることがなく、アクションシーンにハラ
 ハラドキドキすることもなく、目の前で
 起こっているドラマを傍観者の立場
 で鑑賞するだけだった。
 終始、物語に乗れなかったのが残念。


 採点 65点


 * * * 以下ネタバレあり * * *


 

 本来なら本郷猛(他の怪人もそうだが)
 自分の思いに反して“人ならざるもの”
 に改造されてしまった彼の苦悩がもっ
 と感じられてもよかった。

 本郷もルリ子も感情を表に出さない
 役のため、ルリ子の父の死や風呂に
 入れず着替えができない事や、ハチ
 オーグとの友情?と対決など、感情が
 起伏する要素はたくさんあるのに
 心が動かない。

 ルリ子が死ぬシーンでも、涙腺ゆる
 ゆるの私でさえまったく泣けなかった。
 別に泣けなくても良い映画はいっぱい
 あるけれど、ここは泣ける演出をして
 ほしかった。

 ただし一文字隼人には人間らしい感情
 があるため理解できた。もし続編がある
 ならば、一文字を主人公にしてテレビ版
 を踏襲するようなアクション作品にして
 ほしい。それが私の見たい仮面ライダー
 である。

 そう、私が一番言いたいのは、
 旧仮面ライダーの良さである飛んだり
 跳ねたりのアクロバティックな生身の
 アクションが少ないこと。

 アベンジャーズのような派手なVFXや
 CGは味付け程度でいい。短いカット
 割りで迫力を出したり、時間を早回しに
 したりするのは辟易。モーションキャプ
 チャのCGの時代だからこそ、逆に
 長回しで戦うライブ感がほしかった。

 よかったのは
 乃木坂46ファンの私だからだけど
 ハチオーグの西野七瀬がかわいかった。

 逆に最悪は長澤まさみのサソリオーグ。
 長澤まさみに忖度してるのか顔を出し
 すぎてダサい。ギャグなのに笑いも
 起きないし、見ているこっちが恥ずか
 しかった。

 だけど一番気に入ったのはラスト!

 謎の政府機関の二人の名前が
 立花と滝だったこと。うまい!
 これには一本とられた。(^O^)www

 もうタイトルに「シン」を付けて庵野
 さんに監督をやらせる安易な企画は
 やめてほしい。庵野監督も拒否すれ
 ばいいと思う。


退職して何をしてるかと言うと、
年金と健康保険証の切り替え。
ハローワークへ行って仕事の手続き。
残りは映画と絵画鑑賞に出かけている。


  4/21(金)『映画「エスター、ファースト・キル」』
 
 まず先に言っておこう。
 私は『エスター』が好きである。
 それは作品だけでなく主人公のキャラ
 クターも含めてのことだ。

 だからオープニングでエスター役の
 イザベル・ファーマンが現れた時、
 「キタ――(゚∀゚)――!!」って
 叫びたくなった。まるでアイドルの
 推しメンに出会った時の様に。

 しかも本作でエスターが寄生する
 裕福な家庭の母を、
 映画『ジェイソン・ボーン』シリーズ
 のニッキー役のジュリア・スタイルズ
 が演じてるじゃありませんか!
 これまた私の一推し女優!
 アゲーーー

 もう大興奮である。
 好きな二人が作品の中で直接対決す
 るなんて、幸せ。

 エスターが新しい家族に取り入れられ
 ようと起こす言動や行動が母親には
 違和感があってどんどん信頼を失っ
 ていく。そういうやりとりにハラハラ
 ドキドキさせられる。
 そしてクライマックスでは
 「エスター頑張れ!」「そこだっ」
 なんて、エスターに感情移入してしまう
 始末。 (^_^;)

 ただし本作は前作の前日譚という
 設定のため、前作を超える衝撃は
 少ないので10点引いたとして・・・


 採点 90点 \(^o^)/


 本作は前作と重なる部分が多いの
 で、一作目を鑑賞してから観ることを
 強くおススメします。



 * * *  以下ネダハレあり * * *


 



 私は楽しかった。

 この『エスター』という作品のキモは、
 演じるイザベル・ファーマン、彼女が
 すべてである。

 ただし、オープニングでエスターの
 顔を初めて見たときは、正直
 “老けたな”と思ってしまった。
 そりゃそうだ。前作から12年が経っ
 て彼女も成長したからね。
 でも、物語の設定は30歳なので、
 これでいいんだよ。
 誰にも文句は言わせないよ。←どういう感情?


 本作は1作目の前日譚。
 エピソードゼロ的な話しだとしたら、
 エスターがいかにして殺人鬼になった
 か。生い立ちからキャラクターを形成
 するまでの話だと思ったら・・・

 オープニングの精神病院で他の患者
 を操ったり、警備員を色気で手玉に
 取ったりと、いきなり殺人鬼モード全開!
 エスターの可愛い顔に(私は顔が好き)
 かかる返り血がカッコよくて
 ぐいぐい引き込まれてしまった。

 さて、自身を偽って裕福な家庭に入り
 込んだエスターだが、オウム?のミス
 など余計なことをして自爆してしまう。
 私だったらロシアでDVを受けて幼い
 頃の記憶がなくなったとかテキトーに
 ごまかすんだけどな。


 さて、前作の魅力のひとつは、
 子供だと思っていたら実はおばさん
 だったというどんでん返しである。
 今回はさすがにないかと思ったら、

 母親(ボーンシリーズのニッキーこと)
 ジュリア・スタイルズが、旦那をたぶら
 かして入り込んだパラサイト家族だっ
 たとは、ジェジェジェって驚き。|(*o*)|

 そして共謀共同正犯にさせられてしま
 うのだが・・・そうは問屋が卸さない。
 チャラい兄貴を軽くぶっ殺してから
 エスター対ニッキーの対決になる。

 ついボーンシリーズのニッキーと勘違
 いしてしまうが、彼女はスパイではない
 ので殺人鬼としてはエスターの方が
 一枚上。

 どっちが勝つか?
   負けるなエスター!

 ところが、ここで残念なのは本作が
 前日譚っていうところ。結末は前作
 につながらないといけないので、
 エスターが勝つとわかってしまうのだ。
 これが実に惜しい!

 ラスト、屋根に上った父の前で
 入れ歯がはずれて正体がバレるって
 のに笑ってしまった。(*^▽^)

 いやあ楽しかったです。



岸田首相の演説先で爆発物が投げ込まれた!
犯人の青年は弁護士が来るまで黙秘している。
どうしてこういうことが続いてしまうのか
日本も恐ろしい世の中になったもんだ。



  4/19(水) 『元祖牛鍋・太田なわのれん』

 15日、事務所を閉じるため、現役社員
 と元社員とスタッフで食事会をした。

 場所は横浜、伊勢佐木町の元祖牛鍋
 『太田なわのれん』。

 

 創業は明治元年、155年の歴史が
 ある老舗。
 玄関、階段、廊下の各所に仲居さんが
 いてお座敷を案内してくれる。

 牛鍋は鉄なべを使い、サイコロ状に
 切られた牛肉を秘伝の味噌で煮込む。
 すき焼きとはまったくの別もの。

 

 見た目から八丁味噌かと思っていた
 ら違ってた。これは秘伝の味噌で、
 濃すぎず甘すぎずお肉とからんで美味
 しかった。


 会は一人ずつ会社の思い出を語っても
 らい、和気あいあいとした楽しい食事
 会となった。

 ちなみに二次会は野毛の昭和歌謡酒場。

 この食事会をもって私と会社との関わ
 りはすべて終了した。

 

 週明け17日にハローワークへ行って
 新生活をスタートさせることになる。


東京駅の八重洲ブックセンターが閉店した。
仕事の資料や地図を買うためによく通っていた。
本のデジタル化やネット販売の影響で
書店が町から消えていく、残念。


  4/14(金) 『お疲れ様会に感謝』

 大和市市民劇団Yamato50の
 メンバーが私の退職を知って総会を
 兼ねてお疲れ様会を開いてくれた。

 ありがとうございます。感謝

 

 ここ数年、活動のなかった会だったが
 今年から活動を再開することになった。

 まずひとつめは
 亡くなられたメンバーの追悼と作品を
 観たいという方々のご要望に応えて
 映画『わが街やまと』の上映と、
 メンバーの出し物をあわせて上演する。

 日程はまだ決まっていないが大和の
 文化創造拠点シリウスで行う予定で
 ある。

 もうひとつは、来年が会の結成15周
 年なのでそれを記念して、雑誌『ぴあ』
 の表紙を描くイラストレーターの及川
 正通先生(特別顧問)を迎えて
 『ドラマチックな絵画展2』を開催する
 ことになった。

 映像制作会社を退職し、アーティスト
 活動に力を注ぎたいと思っていたとこ
 ろだったので、目標が出来てとても
 励みになりました。

 重ね重ねありがとうございます。 o(^o^)o

 




   4/7(金)『大和ショートムービーコンテスト』

 前回参加したのは何年前になるだろう。

 大和市(神奈川県)で行われたショート
 ムービーコンテストの授賞式に行って
 きた。

 

 かつては私が特別審査員として参加し
 ていた映像コンテストである。

 今回の入選は5作品。どれもよくまとまっ
 ててレベルが高いと思った。

 ところがグランプリは“該当者無し”
 これには驚いた。
 ドラマもドキュメンタリーも私は
 上手だと思っていたからだ。

 昨年、特別審査員だった崔洋一監督が
 亡くなられた。その影響ではないと思う
 けど、私たちの頃から比べると、応募
 作品が減り、会場の観客も寂しくなっ
 ている。

 今後の運営がちょっと心配だ。




 4/3(月) 『坂本龍一氏亡くなる』 

 1月の高橋幸宏氏に続いて坂本龍一氏
 がガンとの闘病生活の末に亡くなられた。

 『Y.М.О.』は斬新で新しかった。
 シンセ好きの私はすっかりハマって
 LPレコードを買い毎日のように聞いてい
 たものだ。

 追悼として今、部屋で流しているけれど、
 今聞いても色褪せなく聞くことができる。

 CM曲『君に、胸キュン。』では
 テクノポップ(懐かしい響き)という
 ジャンルで社会現象になった。

 

 映画では『戦場のメリークリスマス』
 のテーマ。『ラストエンペラー』では
 1988年のアカデミー作曲賞を受賞
 して日本人の才能が世界で認められた
 と自分のことのように喜んだのを覚え
 ている。

 あるテレビのインタビューで、
 バッハ作曲『G線上のアリア』を私は
 「ジーせんじょうの」と読んでいたが、
 氏は「ゲーせんじょうの」と発音して
 いたのに驚き。それ以来、私も
 「ゲーせんじょうの」と呼ぶことにした。

 氏の曲はオリエンタルな味が魅力で
 心に残り、ワン・フレーズ聞いただけ
 でわかる名曲だと思う。

 その後も『energy flow』など、氏の
 描くメロディーはとても繊細で美しい。

 感謝と哀悼を込めて心よりご冥福を
 お祈り申し上げます。


WBCの興奮冷めやらぬまま
プロ野球のペナントレースが開幕した。
今年はどこが優勝の2文字を手にするか?
楽しみだ。

  4/1(土)『神棚(かみだな)』

 うちには神棚がある。

 他界した父が家を建てた時に作ったも
 のだ。

 毎月1日に、米、塩、酒などのお供え
 物を取り換えなくてはならない。
 (本当は1日と15日の2回らしい)

 父が亡くなって7年経つが、その後は
 ずっと面倒だと思いながらも母と
 つづけている。

 

 こういう神事って、途中でやめると
 バチが当たりそうで、やめたくても
 やめられない。(^_^;)

 神棚の歴史を調べたら、
 神を祀る棚を設けた最古の記述は
 『古事記』にあるそうだ。(ウィキ調べ)
 そんなに昔からあったんだと驚く。

 なんだかんだと文句を言いながらも、
 家族の健康を願ったり、仕事の成功を
 祈ったり、事あるごとに拝んでいる。

 まったく人間って勝手なもんだと神は
 呆れているだろう。


突然ではありますが
私が勤務している映像会社が今月末を
もって閉じることになりました。
今後ともよろしくお願いします。


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ここに書かれている内容は個人的な感想によるものです。
特に悪意はありませんし下心もございません。


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