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6/28(木)『徳富でネット検索すると』 |
「徳富」という名字は滅多にない名前なので、普段、生活をしていて親戚以外の徳富さんに会ったことがない。当然ながら今回、同姓同名は見つからなかったが、日本中の徳富さんを知ることが出来て楽しい。ひとりはイラストレーターで犬を飼っている人だったり、歯医者さんだったり、ゲームプログラマーだったりする。しかも、その方が女性だと、犬じゃないけど、尻尾をプルプル振ってしまいたいぐらいうれしいのだ。 検索をしてはじめて知ったのは『徳富』という地名があるんですね。 それも北海道と宮城、岡山、佐賀と4箇所も、これは以外! 〒709-0716 岡山県赤磐市徳富(あかいわし・とくどみ) 住所の登録はないけれど、北海道の石狩地方に徳富という地名がある。ただ、北海道なので『とっぷ』と読むらしい。そこには徳富岳(とっぷだけ)という山があり、そこから流れる川を「徳富川」と呼ぶんです。読み方は「とっぷがわ」だけど字で書くと徳富川ですよ、親近感がわくというか、俺の川だって言いたい気分です。さらに、その川には現在ダムがつくられていて、その名も「徳富ダム」\(^o^)/バンザーイ。 このダムは洪水調節を主な目的とした多目的ダムで、重力式コンクリートダムなんだって。平成23年の完成に向けて現在工事中だそうだが、こりゃ、完成したら遊びに行くしかない。 さて、山、川と来て何か気づきませんか? 徳富で検索を進めると、何と、お酒の銘柄に「徳富」があったんですよ。蔵元は北海道の金滴酒造で、徳富川にちなんで名付けたそうです。日本酒好きの私なので、さっそくネット注文しちゃいました。 つづく http://www.ishikari.pref.hokkaido.lg.jp/ds/sdg/sap-dogen/toppudam/index.htm |
6/23(土)『オリエント工業「人造乙女博覧会」』 |
オリエント工業ってどんな会社かご存じだろうか、クレジット会社のようだがそうではない。実は、独身男性の癒しと性的欲求を満たしてくれる人形、『ラブドール』を制作している会社である。ただしオリエント工業の製品は前近代的な「ダッチワイフ」とは違い、精巧な造りと美しさを放っている。(以前、このサイトのLINKページにリンクしていたことがある) 私は10年ほど前にその存在を知り、ファンクラブやユーザーさんのページを見てきた。それは性の道具としてではなく、愛情に満ちあふれているものばかりだった。オリエント工業の人形たちってどんな魅力があるのだろう。興味はあるものの、本物のドールを見たことがなかったが、今回、銀座のギャラリーで展示会が行われると知って楽しみにしていたのである。 会場にはオリエント工業の歴史をたどる12体ほどの人形と4個の首(顔)が並んでいる。まず、ギャラリーの入り口を入ってすぐ右に立っているのは「面影」という、それまでの空気式のビニール人形を脱してラテックス制として初めて作った記念すべき人形である。ただ、表情は固く、目をカッと見開いたマネキン顔にドキッとしてしまう。瞳孔が開いているようでちょっと恐ろしい。マネキン顔なのに、なぜか首筋には妙にリアルな皺(しわ)が二本あり、無用なリアリティがなんとも楽しい。 ギャラリーでは、感触を確かめたいという殿方のために、ソファに座っている2体の人形は自由にさわることが出来る。シリコンで作られた肌は血色の良いピンク色でモチモチとした感触。肌触りは柔らかいが指で押すとかなりの弾力がある。画廊の女性によると、人形の耐久性を考えると、これ以上柔らかくしてしまうと形が崩れてしまうのでできないそうだ。柔らかくも弾力性のある現在の製品は20年から30年は持ちますということだ。「自由にさわって下さい、足を持ってもいいですよ」と言われたので、太股から足を持ち上げてみるとかなり重い。胸も豊満でゴムボールをにぎるような感触で、もんでいるうちに握力がつきそうだ(何しとんのじゃ私は)。正直、ラテックスの肌はペタペタと湿ったような感触で、『汗っかきな女の子』という感じである。 展示している人形たちはみな衣装を着ているし、店内は明るく、ギャラリーの女性たちも明るく対応してくれたので楽しかった。入る前に想像していた卑猥で陰湿な感じはまったくない。 最後にオリエント工業について追加説明しておくと、ラブドールのユーザーは健常者ばかりではない。脚に傷害を持った人や伴侶に先立たれて充実した性生活を送れない人たちが多くいらっしゃるようだ。そんな人たちの悩みを聞きながら「人の心の支えとなる人形」として、今後も製品開発に努力していくそうである。 ![]()
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6/18(月)『銀座の新しいブティック・ビル』 | ||||
先月24日に世界初となる時計のランドマークビル、「ニコラス・G・ハイエック センター」が銀座にオープンした。このビルはオメガやブレゲ、スウォッチなど、時計の専門店だけが入ったブティックビルで、ビルを設計したのは紙を使った建築で知られる坂茂(ばんしげる)氏。 この店の何が新しいかというと、1階のエントランスにある。一見、小さなショールームに見える楕円形したガラスの小部屋が、実は各ショップ専用のエレベータになっていて、それぞれのブティックに『直結』しているんです。しかも写真のように、下からせり上がる油圧エレベーター式で、お客さんはちょっとしたサンダーバード気分にひたれます。珍しくて周囲を歩いている人が指さすため、乗っている人はちょっと恥ずかしいかもしれませんが。 私も試しに乗ってみたかったが、オメガやブレゲのエレベータ前には黒スーツの店員が立っていて気軽に乗ることはできなかった(私、小心者なんで)。けど、地下のスウォッチ行きのエレベーターは見張りがいないので乗りました。というか、はじめからここに行くつもりだったんだけど。 スウォッチのエレベーターには写真のようにスウォッチ時計がずら〜りとカーテンのように吊るしてあるのです。 先日の鉄道コンテナのノマディック美術館といい、今度の油圧エレベータ式のガラスビルといい、設計した建築家の坂茂氏はすごい人である。今後、注目してみようと思います。 実は、今回スウォッチに行ったのは、去年、店の映像関係の設営スタッフとして参加する話しがあったんだけど、残念ながら呼ばれずに終わってしまったというもので、会場の完成具合を見に行ったのである。 って、前と同じ理由でした。チャンチャン。
東京都中央区銀座7-9-18 銀座7丁目のライオンビアホールのとなり |
6/13(水)『石立鉄男さん追悼』 |
1970年の「おくさまは18歳」から、「おひかえあそばせ(日本テレビの石立ドラマの第1作)」、「気になる嫁さん」、「パパと呼ばないで」、「雑居時代」「水もれ甲介」と、出演作をスラスラ言えてしまうぐらいの私は石立ファンである。 石立鉄男ドラマの魅力は、それまでテレビドラマの主演男優は美男子でカッコイイ男でなくてはいけないという定説を覆したことだ。はじめて彼を見る人は誰もが、えっ、こんなもじゃもじゃ頭の変な男がどうして主役なの? しかも何で女性にもてるの? と不思議に思うが、作品を見ていくうちに、やさしさと思いやりがあり、時にはズッコケるような3枚目だけど、自然体でかわいらしくなってくる。そしていつのまにか石立の魅力にはまってしまうのだ。 石立作品はどの作品も好きだが、私にとっては何と言っても「おいっ、チ〜坊!」の「パパと呼ばないで」が一番である。 石立鉄男さんの姿は、つい最近、細川俊之さんたちと劇団時代を回想する同窓会番組を見てお元気そうにしていたので安心していたのに、あまりにも突然のできごとでショックでならない。 スカパーの「チャンネルNECO」では、彼の作品を放送しており「石立鉄男の部屋」というファンクラブまである。 http://www.necoweb.com/neco/ishidate/fan.html ご冥福をお祈りします。 |
6/10(日)『アートで候。会田誠・山口晃展』 | ||
まず山口晃は、絵巻物の物語性を含んだ大和絵師で、最近、公共広告機構のマナーに関するCMで、江戸庶民の粋なマナーを紹介するアニメーションが放送されている。彼の、江戸時代と現代が混在する『温故知新テイスト』が絶妙で、今回の作品でも「瓦屋根のついた東京タワー」は絶品である。 一方、発表する作品のすべてが話題(問題?)となるのが会田誠である。日本画の大家、東山魁夷のパロディーで、少女の髪の分け目がそのまま背景の田圃のあぜ道とつながっている作品「あぜ道」が見たくて今回の展覧会に行ったのだが、印刷で知る限り、明るい水彩画かと思っていたら、実際は和紙に岩絵の具とアクリルという日本画としてきちんと描いていたのに驚いた。この「あぜ道」を最初に見た時は、会田誠ってマグリットの日本版をやりたいのかと思ったが、そのすぐ後に「巨大フジ隊員VSキングギドラ」という、ウルトラマンのフジ隊員がキングギドラに犯されている作品は3m×4mのセル画で描かれていてド肝を抜かれた。その時点でこの男はフツーじゃないって注目したのだ。それからはニューヨークを零戦が空爆している屏風画や、「犬」という作品では、手足のない裸の少女がご主人様に向ってこびを売る姿を描くなど、本来タブーとされて手を出さないことに挑戦しているように思える。しかも、それら発表する作品のひとつひとつが現代を表現していて、私はすっかりファンになってしまったのだ。2001年の『横浜トリエンナーレ2001展』では、会田誠の作品見たさに足を運んだものだ。彼は天才だ。
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6/6(水)『お台場のノマディック美術館』 |
Ashes and Snowは、写真、映画、印刷、建築など、様々なジャンルを一体化したプロジェクトである。アートショーのメインとなっているのが写真家のグレゴリー・コルベール氏の作品で、アフリカなどの動物と人とが共存する様をセピア調の写真と大型映像で詩のように描いている。一方、会場を作っているのは貨物コンテナで、日本人建築家、坂茂(ばんしげる)氏の設計によるものだ。 私はアートそのものよりも、ノマディック美術館とそれを支えている企業がいて、そのスケールの大きさに驚いてしまった。日本人の発想ではここまでの大規模展示はそうそうできない。それを支援しているのが世界的な時計メーカーのロレックスである。巨大プロジェクトに驚いてしまうと同時に同じアーティストとして、うらやましく思ってしまうのだった。 ![]() ![]() お花畑の奧にふたつの巨大テント、貨物コンテナを積み重ねて作られている。人と比べるとその大きさがわかる。 3/11から6/24まで |
6/1(金)『オレオレ詐欺が来た!』 |
私の弟が家族を持って仙台で暮らしている。それを知ってか、ある晩、実家に弟の名前で電話がかかってきた。電話を受けた母によると、携帯をなくしてしまい、新しい携帯に変えたから番号がかわるので教えるというものだった。ところがその相手は咳き込んでいて声が小さく聞き取りにくかったらしく、どうしたのと聞くと、風邪でのどを痛めて声が出ないというのだ。大事な話があるから翌朝9時にその携帯番号に電話をほしいとのことだった。何だか様子がおかしいとは思うものの、弟の名前を最初に出したことだし、やさしい口調が弟に似ているような気がして、半信半疑ではあったものの母は翌日電話したそうだ。 9時にかけると、名義を貸した友人の借金返済をしないといけないとのことだ。仲間が半分出してくれるので残りの分だけちょっとの間だけ出してほしいというのだ。母は冗談混じりに「オレオレ詐欺じゃないの」と聞いたら、「そんなことないよ。だってオレオレなんて言ってないじゃないか」と怒られて、何となく言われるまま聞いてしまったという。 一旦電話が切れたので父に相談すると、どうも納得しないから試しに無くしたという弟の昔の携帯に電話してみろと言われ、したという。そしたら弟本人が普通の声のまま出たもんだからオレオレ詐欺だとわかったそうだ。その後、再び偽弟から電話がかかってきたので怖くなった母は父に代わってもらったら、プツリと通話が切れてそれっきりになってしまったということだ。それからすぐ警察に連絡したそうだ。途中で気が付いたのでだまされずにすんだが、母は怖さからしばらく震えが止まらなかったそうである。 まず、詐欺グループは弟の名前をなぜ知っていたのか…、 オレオレ詐欺対策としては、必ず何らかの方法で本人にこちらから連絡をとって確認するのが必要のようだ。ともあれご用心、ご用心。 |
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