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ここは私の独り言のページです。展覧会や映画の感想から、日頃思ったこと、感じたことを不定期的にアップしていきたいと思います。お付き合い下さい。 |
1/27(水)『花魁メイキング10「髪塗り」』 | ||||||||||||
私はまず肌からはじめるので、顔、腕、足の順に塗りはじめます。ここで私の嫌いな作業があります、それは髪の毛を描くこと。髪を塗るのは面倒なんですよね。1本1本描くのは大変だし、ベタ塗りでは作品にあってないしと試行錯誤していきついたのが以下の通りです。
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1/27(水)『花魁メイキング9「秘技・海綿塗り」』 | ||||||||||||
さて、背景塗りです。 今回は金屏風をイメージするためゴールドを塗るので、まず下塗りとして黒のジェッソを塗ります。ゴールドの絵の具は白い地の上に塗ってもその輝きは発揮されません。そのため、黒を下塗りするのです。ゴールドを塗るには海綿(カイメン)スポンジを使います。海綿とは海(淡水もある)に生息する動物のことなんですね。てっきり植物かと思っていた。細かい網目状の繊維でできているのでスポンジのようにポンポンと叩きながら塗っていきます。 それでは以後は写真でご覧下さい。
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1/23(土)『花魁メイキング8「拡大プリント」』 | ||||||||
スキャナーで取り込む画像設定は以前のメイキングにくわしく書いてあるので、そちらをご覧下さい。 では写真と共に解説を観て下さい。
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1/16(土)『上原正三 シナリオ選集』 |
テレビ好きであっても上原正三氏を知る人は少ないかもしれないが、ざっとあげても、ウルトラQ、セブン、がんばれロボコン、レッドビッキーズ、ドロロンえん魔くん、ゴレンジャー、宇宙刑事ギャバン、シャリバン、仮面ライダーBLACKなどのシナリオを書いた人で、特撮テレビ界の巨匠のひとりである。そんな氏の45年間に渡るシナリオ作家活動の集大成、1000本を超える氏の作品の中から厳選された50作品がこの本に載っている。放送された決定稿だけでなく準備稿やオリジナル未発表作など貴重な作品もあり、しかも、氏のインタビューが収録されたDVDまで付いててマニア必見です! インタビューや解説を書き編集のリーダーを担当したのが友人、白石雅彦(*注)である。彼とは学生の頃に自主映画を制作した仲で、シナリオライターになるのが夢で多くの作品を書いてきた。横溝正史の「悪魔の手毬唄」をパロッた「悪魔の蹴毬唄(けまりうた)」、松本清張に迫る勢いの「十字(クロス)の破状」(オリジナル作品)や、シリーズドラマとして二人で考えた「Cool Eye(クール・アイ)」(車椅子姿の女性が難事件を解く)、ラストにどんでん返しがあるホラー作品「闇の淵より」など。 この本、兎に角ぶ厚い。しかも値段が5200円(税別)もする! 今時こんなの売れるのか? と、まず疑問を感じてしまうが、私が学生だった頃、私も白石も映画のシナリオライターにあこがれていたもので、当時は、勉強のために(好きで読みたいのが先にあったが)映画のシナリオを読みたくて読みたくて、毎年発行されていた「年間代表シナリオ集」や「橋本忍シナリオ作品集」を買ったり、キネ旬に載ったシナリオを切り取って保存したりしていたものである。今でもそんな人たちがいれば、ぜひ、読んでほしいし、彼の前作『円谷一 ウルトラQと“テレビ映画”の時代』の時にも思ったが、売れる売れないではなく後世に残す資料として『作っておかなければならない本』だと思う。 そこで、白石にお願いになるけれど、円谷一、上原正三とくれば、次は関沢新一でしょう。 お願いします。 ![]() 『上原正三 シナリオ選集』 現代書館 *注 白石雅彦(しらいし・まさひこ)シナリオ・ライター 映画監督 (日本放送作家協会員、日本脚本家連盟員) 関連記事 2006.9/24『円谷一・ウルトラQと"テレビ映画"の時代』609 |
1/10(日)『2009年のTVCMマイ・ベスト5!』 | |
私の趣味のひとつにTVCM収集がある。毎年、気に入ったCMを録画しているのだが、実は私、テレビCMモニターというバイトもしているので1年間いろんなCMを見るチャンスがある。そこで、去年放送されたCMの中から私のお気に入りをピックアップしてベスト5を選んでみた。 ※解説下のアドレスはユーチューブでの紹介ページです。動画を見たい方はそちらをどうぞ。 | |
ソフトバンクのCMには上戸彩の白戸家(ホワイトけ)とアドリブが楽しいSMAPの携帯買い換え、そしてブラッド・ピットの外国人俳優シリーズと3つのシリーズがある。 今年のマイベスト1はブラピのボディガード篇。相撲取りの武蔵丸が草履の鼻緒が切れて困っていたところに、ボディガードのブラピがやってきて武蔵丸を抱きかかえるというもの。巨漢、武蔵丸を軽々と抱えて歩くというオドロキの映像に『ケータイするなら軽いやつ』というコピーが現れる。ユーモアがあって、しかも商品のメッセージをダイレクトに伝えたベストCMだ。 これ、ユーチューブで探したら肖像権にひっかかったようで画像削除されてました。 |
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パチンコの新機種「フィーバー・ドリフだよ!全員集合」の制作記者発表の日。いつものようにドリフのメンバー4人が雛壇に立って記者会見をしていたところに、何と、今は亡き、いかりや長介が現れてビックリ!というもの。初めてこのCMを見た時、驚いてイスからころげ落ちそうになった。そのぐらいインパクトあった。リアルですごいっ! |
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このCM、何パターンかあるけれど、このキャビンアテンダント篇が一番刺激的。ヒコー機が着陸態勢に入った頃、スチュワーデスさんが突然、バカボンのパパの格好に着替えてくる。お客さんはビックリというもの。美人スチュワーデスとバカボンのパパという正反対(?)のシチュエーションにしてやられた。この前の朝丘雪路と娘さんの旅番組篇も面白くて好き。 |
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今年もたくさん作られたこのシリーズ。宇宙人ジョーンズが知事になったり、サンタクロースに会ったり、屋台のラーメン屋では鈴木京香に惚れられたり、そして、ついには渡辺えり子と結婚させられて尻に敷かれたり…。中でもこの「ほろ苦い刑事篇」は圧巻。TVドラマ「太陽にほえろ!」の七曲署に配属されて犯人を逮捕するというもの。何と言っても、ゴリさん、殿下、テキサス、ロッキーの本人が登場している。ボスは他界しているので裕次郎のものまねで有名な「ゆうたろう」さんが担当。セットからBGM、カメラアングルにいたるまで、よくもここまで再現できたものだと感心してしまう。本当にドラマを見てるみたいだ。 |
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去年に続いて実写版の「サザエさん」シリーズ。ワカメちゃん(宮沢りえ)の悩みをカツオ(浅野忠信)がなぐさめてあげ、手がすべってバットが飛んでしまうオチが笑える。が、それだけに止まらず新バージョンでは、事業に失敗したイクラちゃん(小栗旬)が自家用飛行機のラストフライトにタラちゃん(瑛太)を誘う。眼下に見える磯野家では庭でカツオがバットを飛ばしていた。と、ふたつのCMのオチがつながってるところがウマイ! |
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女性型アンドロイドが関西なまりで商品について語りかけるCM。人間ではないようだけど人形でもないし…と、観た人は気色悪く思うんじゃないだろうか。 http://www.kincho.co.jp/cm/html/preshower_sabinai/index.html |
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一昨年からつづく不況でCM数が減少、番宣(TV番組宣伝)ばかり多くなってきてCMマニアは心配するばかり。年間の傾向としてパチンコの新機種の宣伝が多くなってきた。パチンコCMは数年前からあったが、CM数が減ってきたために目立つ結果となったんだろう。パチンコは不景気に関係ないというわけだ。また、そんな中、年間を通してコンスタントに作品を出し続けて人気が高かったのはソフトバンクモバイル/SoftBankの白戸家シリーズ。犬のお父さんがハワイでサーファーだった過去があかされ、少女を事故から助けて入院し、坂本龍馬に会うために高知まで旅行するなど波瀾万丈の一年だった。 ということで、今年一年はどんなCMが出てくるか期待しよう。 ※上記に書いた「○○篇」というタイトルの中には個人的につけたものもあってすべてが正式名ではありません。 |
1/7(木)『赤坂の珍百景(トマソン)』 | ||||
それは、ある家の外壁のドアに霊気を感じたからだ。しかも、そのドアは斜めに傾いている。 あのドア、誰が使うんだろう。あそこから出入りするんだろうか。 ただ、偶然できたものではないらしい。だって、ちゃんと1階の屋根の傾きにあわせて造っているのだから。 今はテレビの影響で「珍百景」というが、昔はこういう役に立たない珍物件のことを『トマソン』と呼んでいた。それは、芸術家の赤瀬川原平や南伸坊らが巨人軍に在籍していた役に立たない外国人選手トマソンから名を取ったものである。
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1/4(月)『3D映画「アバター」』 |
ジェームズ・キャメロン監督の「タイタニック」から12年、しかも話題になっている3D立体映画というもんだから、これは行かないといけないでしょう。 いやあ、162分もある長編映画で惑星パンドラの世界をすべてゼロから創り上げた創造力とエネルギーに驚かされる。特にジャングルに生息するちょっと気味悪い植物の生態系にリアリティがあって、なおかつ美しい! しかも役者とCGキャラクターがカメラの動きに連動しつつ背景画との合成が自然(ナチュラル)で違和感がない。これはすごい技術だと思う。 けど…、ストーリーに目新しさがないため何かひとつ物足りない印象が残ってしまった。 3Dについては以前の作品よりずいぶん観やすくなっていた。 前回、1980年代の立体映画ブームの時に観た「13日の金曜日・パート3」(1982)は、メガネのレンズ(偏光フィルター)が暗くて映画が観づらく、目が疲れて何度もメガネをはずして観ていたが、今回はさすがにそれはなかった。私は他でもオーストラリアと新宿の2箇所でIMAX 3Dを観たことがある。同じキャメロン監督の「エイリアンズ・オブ・ザ・ディープ」(2005)も観たが、こちらはメガネが大きくて重かったため、鼻からずれ落ちるのを防ぐために片手でメガネをおさえながら鑑賞していた記憶がある。それから比べると断然良くなっていた。今回、私が使ったメガネは「reaL D 3D」というロゴが入ったもので、フレームが軽くてかけやすいものだった。映画のオープニング、コールドスリープ(?)から目覚めた宇宙船の中や、縦に一列に並んでいる隊員たちの場面では、遠近感がわからずどこに焦点を合わせていいか戸惑ったものの、2〜30分ぐらいすぎると目が慣れてきて、後半は作品にのめりこんでくるし、メガネをかけてるのを忘れてしまって鑑賞できた。 今回の「アバター」は立体映画といっても、テニスボールが観客に向かって飛んできたり、物が突然目の前に飛び出したりといった虚仮威し(こけおどし)はほとんどない。むしろ、惑星パンドラの世界を疑似体験してほしいことからキャメロンはそういうあざとい演出はやらなかったんだろう。そんなアトラクションっぽいものを期待した人はがっかりするかもしれない。 ここで、これから3D映画を観る人にポイントをひとつ言うと、立体として飛び出すのは、あくまでもスクリーンの枠の内側です。決して枠の横には飛び出しません。(文章で伝わるかな?) だから座席はスクリーンの左右が視野いっぱいになる席で鑑賞した方がいいです。普段は劇場の真ん中より後ろに座る人も、3D映画だけは真ん中か、それよりちょっと前よりに座って観ることをおすすめします。
評価 68点
そんなに悪くは無いんだけど、どこか物足りないという感じです。 惑星パンドラの世界、映画アバターの持つ、観たこともない世界を体験するには楽しい映画だが、映像よりもストーリーを重視して観る私にとってはドラマの展開に目新しさを感じないためもうひとつでした。こういった外国の大作(戦争)映画って(過去の歴史からか)必ず開拓者と原住民との戦いになってしまう。郷土愛とか自然保護とか仲間とか絆とか…、普遍的なテーマなんだろうけれど、またか、という印象でね。 「タイタニック」公開の時は「エイリアン2」や「ターミネーター」が期待以上の作品を作ったキャメロン監督が、なぜ今、タイタニックなんて撮るの? という疑問から期待せずに行ったため、結果として予想以上の出来に驚かされたものだった。でも今回はSFで3Dというキャメロン監督の得意分野だから、何をしてくれるんだろうという、ちょっと期待しすぎちゃったかもしれない。作品としてはまずまずのレベルなんだけどね。 私の好きなミシェル・ロドリゲス、あいかわらずカッコイイ。大人になってきれいになったね。それとマイルズ大佐、いい味出してます。 関連記事 2009.11/1「映画『エスター』」 |
1/1(金)『新年のご挨拶』 | |
高島易によると、私の今年の運勢は「頂上期」にあたるそうで、仕事もプライベートも活発になり、今までの結果がでるようです。今年もますます元気に頑張りたいと思います。 まずは、婚活、婚活! 取り急ぎ2月下旬に品川のO美術館で「ミックスアートまつり」があり、また、3月下旬に「アートの競演」があるので、それに向けて新作をバリバリ描こうと思います。その様子は随時ひとりごとにアップしますのでお楽しみに。 それでは、不況だとか不安は多いですが、何事にもめげず、明るく前向きに行動しましょう。 本年も徳富ギャラリーをよろしくお願いします。<m(_ _)m>ペコリ 婚活、婚活! |
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