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ここは私の独り言のページです。展覧会や映画の感想から、日頃思ったこと、感じたことを不定期的にアップしていきたいと思います。お付き合い下さい。 |
11/30(水)『少女幻想&エコエコアザラク展』 |
会期末が迫っていたので、あわてて2つのギャラリーに行って来た。
■「少女幻想」 ひとつめは有楽町駅に近いスパンアートギャラリーでの「少女幻想」である。 少女を描かせたらこの人という作家さんたち、宇野亜喜良、金子國義、味戸ケイコ、 とにかくいろんな少女イラスト(人形もあり)がたくさんあって楽しい。 ひととおり観賞した後、画廊の真ん中に立って、ぐる〜と、見回して、
■古賀新一展「怪奇伝説〜ホラーに徹した54周年記念〜」 ふたつめはヴァニラ画廊での古賀新一展「怪奇伝説〜ホラーに徹した54周年記念〜」 古賀新一はホラー漫画「エコエコアザラク」の作者で、ホラー漫画を描いて54周年記念の 古賀新一展は、エコエコだけでなく、この人、貸本時代の作品集「オール怪談」掲載の短編や、 壁一杯に原画が張り巡らされ、私のようなエコエコファンなら、うれしさのあまり気が狂って 帰り道、何で54年なんだろうと考えていて、ひとつだけ気が付いたのは、 ということで、会期終了が迫ってるので、興味のある方は急いでください。 いずれも無料。
「少女幻想」スパンアートギャラリー 古賀新一展「怪奇伝説〜ホラーに徹した54周年記念〜」ヴァニラ画廊
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11/28(月)『幻の焼酎「兼八」が飲める店』 |
最近、麦の味が濃くてうまいと噂の「兼八(かねはち)」が人気のようだ。 こだわりの酒とあて、「史ほや」である。 私が行ったのは開店すぐの18時過ぎで、お客さんは誰もいない。 この店の特徴は、お通しとして日替わり惣菜の3点盛りが出てくる。 さて、本日の真打ち登場、大分県の麦焼酎『兼八』! すごい! 麦の味が濃厚で、甘みも感じられる。 先々週、NHKの「産地発!たべもの一直線」という番組で、杜氏(とうじ)が出演して
* * *
ところで、ここ「史ほや」は、ひとり飲みに丁度良い店である。 この日は湯豆腐を注文した。
は〜、極楽、極楽。 こだわりの酒とあて「史ほや」 |
11/23(水)『ナポレオンの棺 (フランス旅行記その5)』 |
青空のもと、黄金のドームが太陽光を反射して光り輝いている! 入って驚くのは、円形ドームが吹き抜けになっていて天井が高〜〜いこと。 ドームの高さが107mというから、 ラ・フォス作といわれている円天井の壁画は息を呑むほどの美しさ。 観ていて飽きなくて、私を捕らえて離さない。 空を描く水色の絵の具がまぶしいほど鮮明で、300年以上も前に造られたにもかかわらず、
棺は、緑色の大理石でできた台座の上に赤色大理石で造られている。 写真が小さくてわからないけど、この棺が、ハンパなく大きい! 上(地上階)と下(地下階)で見学している人の大きさと比べて欲しい。
土に埋められると過去の人という感じがするが、こうして遺体が目の前の棺の中にあると思うと、 栄光と没落の人生だったナポレオン、いろんな意味で偉大な人だったんだなあ。
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11/21(月)『メガスター上映会 終了!』 |
ここで上映したプラネタリウムは『メガスター』という、日本人が開発した世界に誇る高性能のプラネタリウム。映し出される星の数は約1,000万個! その数はギネスブックにも載った。
神奈川フィルハーモニーによるフルートとハープによるコンサートでは、ハープの生演奏を初めて見るお客さんが多く(私も)、弦を手でつまびくだけでなく、半音上げるために常に足をつかってペダルを踏んでいるという説明に驚いた。 最後にアンコールに応えて、観客とスタッフとみんなで歌った「見上げてごらん夜の星を」の大合唱には目頭が熱くなる思だった。 お帰りになる方から「またお願いします」とのありがたいお言葉をいただきました。 スタッフのみなさまお疲れさまでした。
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11/19(土)『ボクらの時代・詩人、谷川俊太郎』 |
最近面白かったのは、詩人の谷川俊太郎氏とCMディレクターの箭内道彦氏、脚本家の宮藤官九郎氏 いくつか発言を書き起こしてみると・・・、 宮藤「(詩の仕事って)毎日、書いてるんですか?」 * * * 箭内「売れる売れないとか 気になりますか?」 * * * 宮藤「(谷川さんの仕事について)締め切りってあるんですか?」 * * * 宮藤「作詞もやられてるけど、いきなり詞を書くんですか? それとも曲が先とかは?」
谷川「よく子どもに言われるんですよ。“あっ、谷川さん生きてる”って(笑)」
・赤瀬川源平 × 南 伸坊 × 糸井重里 かな。 「ボクらの時代」毎週日曜 朝7:00〜7:30 フジTVにて |
11/17(木)『お洒落な街・フランス旅行記その4』 |
ホテルから出て、まずはじめに気が付いたのが車の信号。 これ、バッテンが点灯してるのが『止まれ』 ・・・で、 下のように消えている状態が『進め』なんです。 消えてると信号が壊れているんじゃないかと思えてしまうし、 大通りには赤・青・黄の3色が縦に並ぶ信号もあるけれど、それ以外のほとんどの道路は それと進入禁止の標識。 遠くから見ると気が付かないけど、 ・・・近づいてみると、 白い横棒を 誰かが持っている。(^_^) ユーモアがあっていいよね。 日本の警察には、こういうお茶目なセンスないんだよね。交通標識だから、ふざけるなんて でも、この標識を見て怒る人なんて誰もいないよ。
工事現場だっておしゃれ。
工事現場のプレハブ小屋だけど、箱がグレーとグリーン、黄色の3色に塗られている。 これだと組み合わせによって雰囲気が変わるから飽きないよね。現場に行くのが楽しく
なりそうだ。
日本だとグレー1色でつまらないよね。 |
11/15(火)『アメトークの中にピカソを見た!(フランス旅行記)』 |
現在、改装中で、来年リニューアルオープンするそうだ。 あーあ、がっかり。 ピカソと言えば、ひと月ほど前、雨上がり決死隊の番組「アメトーク!」(テレ朝) それは、『絵心ない芸人』でのこと、若手芸人の中で絵がヘタなやつばかりを集めて その時、陣内智則が「跳び箱をやっている人」というお題で描いたのが下の写真。
あれっ? これ、ピカソじゃない? 遠い記憶が甦った。 下がピカソの「怪物たちの変貌」という作品。 どう? 何となく似てません? 胴体が無くて首と手足が直結しているところが、そっくりでしょ。
それとも、ピカソの絵は『絵心ない芸人』と同程度のものなのか・・・?
芸術のうまいヘタは紙一重ということでした。 チャンチャン。 |
11/13(日)『アートの18禁って何?』 | ||||
11/1の動画を見た人ならわかると思うけど、ふんどし姿の男とか男性を描いた絵が多かったのは、そのためである。 実は、あの動画に映っていないコーナーがあり、そこには男性器がモロに描かれているものがあった。 そんな作品を展示することから、うちのオーナー(日本人)が、ギャラリーの入り口に「本展ではセクシャルな作品も展示されてます」のような、『18禁作品もあります』的なメッセージを出した方がいいのでは? と画廊のオーナーに聞いたそうだ。 ところが、Non.(別にいらないんじゃない)と、あっさり答えられたそうだ。 半信半疑ながら、「警告」とか「ご注意」的なメッセージは何も出さずにスタートした。 入ってくる人は、もう、老若男女様々。 日本だったら、親が子どもに「こっちは見ちゃダメよ」的なことをするはずだが、そんな事はまったくなかった。 ギャラリーで働くフランス人女性に、それとなく「(男性器のこと)は大丈夫?」と聞いたら、彼女の答えは そう、フランス人はアートであるならば隠したり偽ったりする必要は無いという、当然の様子だった。まるで、こそこそするこちらの方が変に思うようだった。 ・・・そりゃそうだよね。 もし、展示している作品の性器を隠したりモザイクが必要なら、ルーブルだってオルセーだって18禁扱いをしないといけなくなる。 日本の町場のレンタルビデオ店のように、店の奥にビニールのカーテンが下がっている小部屋を作り、カーテンの奥にミケランジェロのダビデ像やデルボーやクラナッハを飾らないといけない。(^_^) で、鑑賞者は周りを気にしながら恥ずかしそうに入らなければならない。ベルメールの人形なんてSMコーナー行きだし、クールベの『世界の起源』なんてもっての他だ。
そんなの ナンセーンスっ!! (←ひさびさに使ったこの言葉) もう、アジャパー である。 マリリン・モンロー、ノーリターンだ。 ←意味不明 マリリン・モンロー、ノータリ〜ン。 ← バキッ(。。 )☆\(--;) 調子に乗るな!
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11/11(金)『映画「猿の惑星 創世記(ジェネシス)」』 |
今回の作品は、1968年の元祖「猿の惑星」で、なぜ人類の文明が崩壊し、高度な知性を持つ猿が誕生したのかという“起源“を描き出している。まったくその通りの作品で、ちゃんと予定通り猿が支配するであろうところで終わっている。うん、おもしろく見れました。 評価 80点 よかったんじゃない。 これと同じく起源をテーマにしている作品として、旧シリーズに「新・猿の惑星」があり、それも大好きなんだけど、その作品は、最後に言葉を話す猿が1匹生まれただけで、猿が人を支配するところまでいきつくには多少無理があった。人と対等に戦うには、他の猿たちの能力も上らなければならないからだ。ところが、今回の作品では、そんな違和感を払拭すべく、アルツハイマー病の特効薬という、うまいアイデアを出して旧シリーズの欠点をすべて消してくれた。これには拍手。 見終わった感想は、SF映画というよりも現代劇を見ているような気になった。それだけ内容が現実的であり、リアリティを感じたからだ。 でも、それだけといえばそれだけなんだけど・・・。 減点は、オープニングからしばらく、シーザーの子どもの頃のCGが、いかにもCGで作ったように見えてしまったこと。でも途中からはCGを忘れて作品にのめり込むようになった。 あと、しいて言えば、話しが予定通りおさまりすぎて、見る側の期待を超える(それ以上の)驚きがなかったこと。いや、充分満足なんだけどね。最近のガチャガチャしたアクション映画を見過ぎてるので、ちょっとだけ物足りなさも感じなくもない。でも、私にとって80点は高得点だよ。 オラウータン、イイ味だしてたね。 ゴリラくんもよく頑張った。エライ
*** 以下ネタバレあるのでご覧になってから読んで下さい ***
減点の続き・・・ アルツハイマーというアイデアで現代をリアルな設定で描くんだったら、製薬会社がリスクに対する慎重さがあまりにも欠けているのと、管理がちょ〜甘すぎる。おまけに新薬の効果が出るの、早すぎ!! (^_^;) もっと細かいことを言うと、サンフランシスコの街に人が少なすぎることや、窓ガラスが簡単に割れすぎる。あんな割れやすいビルだと地震が起きたらどうするんだ? (^_^;) 人と猿が戦ってて、つい人を殺しそうになったときに、シーザーが「やめろ」と制するところがあるが、・・わかるんだけど、シーザーの制止を振り切って暴走すね猿がいて人を殺しちゃってもいいんじゃないかと思う。この作品の欠点って、スタッフの自制心が働きすぎて破綻がないことかな。取り返しのつかない破綻という、観客の予想を超える爆発的なエネルギーがもうひとつ感じられないので、物足りなさに繋がったんじゃないだろうか? でも、完成度が高いので私は80点はあげられる。 特に、シーザーが「NO!」と言ったときは驚いた。 でも、 申し訳ないけど、元祖「猿の惑星」と「新・猿の惑星」を映画館で見たときの衝撃や恐怖。知的好奇心を刺激された満足感には至らなかった。 エンドタイトルで、新薬が人体には悪く、人から人へ感染していくのを飛行ルートで表現したのはうまい。 でも・・・、日本には飛んで来てほしくなかったが、残念 (^_^;)
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11/09(水)『今日のにゃんこ先生(最終回)』 |
10月上旬、その駐車場に浮浪者が出没するようになってから、 にゃんこ先生の姿はすっかり見えなくなった。 ・・・そして、1ケ月がたつ。
どこに行っちまったんだよォ、にゃんこ先生〜。(泣)
(-_-;) はあ 関連記事 9/13(火)『今日のにゃんこ先生』 |
11/1(火)『2011アートコレクション in パリ展』 |
ギャラリーはポンピドゥセンターのあるマレ地区にあり、お客は切れ間なく入ってくる状況で、パリの人がアートに対して高い関心があることを実感した。このマレ地区はシャンゼリゼ通りと違って、こぢんまりとした路地で、ブティックやファンシー雑貨、レストランが多く、パリの若者たちの最新トレンドの発信地として注目を集めている。日本で言えば、裏原のような感じ。 自分で書くのもおこがましいが、グループ展も盛況ながら、私の作品への関心も高く。来展した人はけっこう長い時間をかけて観賞してくれる人が多かった。パリの人にとってアジアンテイストで緻密に描かれた作品はめずらしかったのかもしれない。 自分もアーティストというRomachkanさんが 私の作品をとても気に入ってくれた。インタビューをビデオで撮ってあるので、いずれ紹介します。 彼女からは、どんな筆を使ってるのか、アクリルでどうして油彩のような画調が作れるのかなど、技術に関する質問を受けた。最後に、アムステルダムで個展をするのでぜひ来てくださいと招待された。・・・・と言われてもね。(^_^;)
![]() 「アートコレクション in パリ展」動画
画像をクリックするとYouTubeのページに飛びます。 もどる時はブラウザーの「戻る」ボタンで戻ってください。 関連記事 10/28(金)『パリ展 旅行記その1』 |
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