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ひとりごと2003年3月


 3/30(日)『72年ぶりの祭り』


 イラク戦争の影響かニュースでは取り上げてくれてないけれど、茨城県の常陸(ひたち)を中心に「金砂大田楽(かなさおおでんがく)、磯出大祭礼(いそでだいさいれい)」という歴史的に大きな祭りが行われている。何がすごいかというと、その周期が72年に一度ということだ。

 これは茨城県常の金砂郷町の神社が、平安時代に琵琶湖の比叡山日吉神社を分霊して建てられたもので、海を渡って上陸したことから、6回目のひつじ年(72年ごと)にご神体を海まで移動し、田楽舞とお清めをするというもの。山にある神社から総勢150人の大行列を伴って1週間かけて海への往復をするというものだ。

 何せ72年という周期がすごいでしょ。一生に一度見られるか見られないかのお祭りだ。平安時代からはじまって今年で17回目。前回が昭和6年、その前は江戸時代というのだから半端でない。この祭りがいかなるものかわかるでしょう。

 お祭りは明日、31日まで



 3/27(木)『プロ野球セ順位予想!』


 全国のプロ野球ファンのみなさまこんにちは、毎年恒例の順位予想がやってきました。
 今年はむずかしい。というのも、巨人が圧倒的に強いかというと不安があるし、毎年Aクラスのヤクルトも怪しい。中日は強そうだし、阪神も侮れない。みんなが知らないからバカにしているけど横浜だってわからんよ。ということでセ・リーグ予想は以下の通りです。

 1巨人 2中日 3阪神 4ヤクルト 5横浜 6広島

 1.巨 人
 松井の穴をペタジーニが埋められるかどうかが今年のすべてだが、ペタジーニが活躍するかというと疑問が残る。巨人には他球団の一戦級のピッチャーがあたってくるため、開幕当初は活躍しても、二巡目三巡目には疲れ、とまどい、成績が伸びずに後半は怪我で休むような気がする。オープン戦で好調だったのは、ペタがオープン戦に合わせて調整してきたからだ。ところがヤクルト時代は開幕に合わせてのスローペースの調整をしていたはず。ということは、春先調子が良くてもスタートを急いだために夏場疲れがたまるのではないだろうか。清原も故障がちで一年間不安がある。ただ、こんな巨人でも、それを越えるチームがないのは事実である。やはり結果は優勝ということになるだろう。

 2.中 日
 中日は怖い、去年不調だった野口、山本昌の復活により投手陣の強さは圧倒的だ。その上、パリーグから大塚も移籍、完璧な投手陣だ。しかし、現役大りーガー、ミラーの獲得を失敗し、バンチもいなくなった。投手に比べると打戦が落ちるか?新入団の両外国人の活躍如何でしょう。でも2位はかたいと思う。

 3.阪 神
 金本と伊良部の加入は大きいし話題にことかかない。浜中、今岡、赤星が元気だし投手陣では井川、ムーアがいる。藪はちょっと不安かな。されど阪神、そう順調にはいかないでしょう。去年のように後半の息切れが心配。事実、広島の金本はキャンプで故障したし、あとひとり入っていれば間違いなく巨人と競争できる球団になるのに。あと一人、そこが問題だ。

 4.ヤクルト
 ペタジーニの穴は大きい。相変わらずつなぐ野球で何とか勝ち残るだろうが、ただ、ペタで勝つ試合が多かっただけに、彼の移籍は大きすぎる。エース藤井のゲガ、先日、古田もキャッチャーフライを捕る時に薬指骨折した。今年は苦戦しそうだ。うかうかすると横浜と順位の逆転があるかも。

 5.横 浜
 出遅れてはいるが、斉藤隆、三浦、吉井に、ダイエーから来た若田部、更に外国人ドミンゴと先発5人がそろっている。プラス私が期待している川村が6番手に、それに中継ぎは西武からもどってきたデニー、木塚。ストッパーは外国人ホワイトサイドと足並みはそろってきた。去年のような大連敗は無いでしょう。ただ打線に厚みがなくて貧弱なのは事実だ。オープン戦では新人の古木が目立ったが、彼一人ではね、T.ウッズが本番でどれくらい働くかがカギだろう。「大ちゃんス打線」(セルジオ越後命名)が単なるおやじギャグにならないように祈るだけです。

 6.広 島
 うーん、ピンチですね。山内は辞めるし4番打者金本は阪神へ移籍だし、ベテランの緒方、前田にいつまでも期待していては心細い。また、投手陣を考えると、他球団に比べて中継、押さえが弱い。残念ながら最下位としか考えられない。広島はいつも、突然、若い勢いの良いピッチャーがでてくるので、それに期待するしかないでしょう。

 ということです。秋には結果の発表をしますのでお楽しみに。


花粉症と多忙でヘロヘロ。
はやく4月になってくれ〜。


 3/24(月)『ふんだりけったり』


 「暑さ寒さも彼岸まで」

 昔の人はよく言ったものだと感心してしまう。ことわざ通り21日から暖かく過ごしやすくなってきた。

 うちのトイレには「ことわざ日めくりカレンダー」を掛けている。2、3日ごとにひとつのことわざが書いてあり、暇つぶしにもなり、ためにもなる。「暑さ寒さも彼岸まで」の前が『ふんだりけったり』だった。

 『ふんだりけったり』の意味は、重ね重ねひどい目に遭うたとえである。

 あれ? ひどい目に遭うことなら、『踏まれたり蹴られたり』が正しいと思いません?
 踏んだり蹴ったりじゃ、いじめる側であって、辛さが感じられないよね。

 昔、『ぞうさんのポット』という若手のお笑いコンビがいて、この『ふんだりけったり』をネタにしていた。それは、『ふんだりけったり』には枕詞(まくらことば)のように、ことわざの前にひとつの単語が省略されているという、その言葉が頭に付くと、『ふんだりけったり』も悲惨な意味になるというのだ。

 その単語とは・・・ 『うんこ』。

 『うんこ 踏んだり蹴ったり』。

 これなら重ね重ねひどい目に遭うたとえとして納得できる。


ついにイラク空爆がはじまった。
戦争の是非を問うのも大事だが、カウントダウンを見守るしかない
自分の無力さにも悲しい。(-_-;)


 3/21(金)『泣けた一番映画6本』


 私は人一倍涙腺がゆるい。

 いつのことだか「一杯のかけそば」が流行った事がある。ちょっとした短い話しなのに、それでも泣けてしまうんだ。ということで以下に上げたのは、私が涙した6本の『一番』映画です。

『一番初めに泣いたのは「ベニスに死す」』
 子供の頃は怪獣映画やアニメばかり観ていたが、高校だろうか、銀座の名画座でビスコンティ監督の「ベニスに死す」を観た。初老の作曲家(マーラー)がタジオという美少年にひと目惚れする(ホモセクシャルな話しです)。作曲家は彼に恋をし、一生懸命近づこうとする。が、しょせん初老のじいさんなので振り向いてもくれない。そこで作曲家は化粧をして若がえろうと努力する。その虚しさが痛切に感じるラストシーンに感動し、涙、涙、涙、映画が終わってもなかなか席を立つことができませんでした。

『一番号泣したのは「タイタニック」』
 映画が好きでたくさん観ているのだが、不覚にも一番泣いてしまった映画は「タイタニック」なんです。笑わないで下さい。涙したという生やさしいものではなく、それはもう嗚咽を発するほどに、しゃくりあげるほどに泣いてしまった。(ああ、はずかしい)
 自分の身を犠牲にしてまで恋人を助ける健気なデカプリオ。乗船客を最後までリラックスさせようとするバンドの人たち。そしてラスト、天国へ召されるローズ婆さんがフロアー階段をのぼっていくと、待っていたのはデカ様じゃあーりませんか。しかも、それまで亡くなった人たちから歓迎の拍手で迎えてくれるとは、「うおおお、猛烈に感動しちまう!」これを書いている今も思いだし泣きしてしまいそう。(恥)

『何度見ても泣けるのは「バックドラフト」』
 ふつう一度目は感動して涙したとしても、二度目になると結末や展開がわかってしまうのでそうそう泣くことはないが、しかしこの作品だけは違う。劇場で観て、TVで観て、LDで観て、DVDで観ても、その都度、同じくらいの感動をともなって泣けるんです。こんな映画はじめて。でも作品としては今いちなんだよね。たくさんの要素を盛り込みすぎたのかな。

『涙の種類が一番多いのは「ベンハー」』
 大抵、ひとつの作品で感動して泣けるのはラストにひとつでしょう。ところが「ベンハー」は違うんです。前半部では裏切った親友に対して『怒りで泣け』、後半、病にかかった母を知って『悲しみで泣け』、ラストは奇跡によって救われた時に『喜びで泣け』る。ひとつの作品で三度の違った涙が味わえる。お得な映画だ。さすが「ベンハー」。

『一番長時間泣けたのは「鉄道員(ぽっぽや)」』
 これはテレビ放映で観たのだけれど、それでもきたね。この作品の上映時間は112分、私はそのうち70パーセントの間涙していたんじゃないだろうか。それは号泣ではなく、じわっと梅雨のようにウルウルしていたのだが、その時間は一番長い。まず、乙(おと)さんの国鉄民営化の反対運動に当時の人たちの苦労に共感してから泣きが入った。そこから先はずっとラストまで感情移入してウルウルしていたような気がする。乙松は鉄道員の仕事をまっとうするために妻と娘の死を看取れなかった。何と悲しいんでしょう。仕方ないよ、父さんは鉄道員(ぽっぽや)っしょ。

『作品と違うことで泣けたのは「アマデウス」』
 いい作品なんだけど泣く映画ではありません。ところが、本編が終わってエンドタイトルが流れ、モーツァルトのピアノの曲「ピアノ協奏曲20番ニ短調」が始まった途端、その旋律の美しさに心を打たれてドッーと涙が溢れてきた。なんと美しい曲なんだろう。モーツァルトの才能、そしてそれを恨むサリエリの気持ちが映画の各場面と共に走馬燈のように浮かんでは消えた。こんな体験ははじめて。映画では泣けずにモーツァルトの曲に感動したのだ。モーツァルトの音楽、それは神の声に他ならない。

※以上はあくまでも私見なので、みなさんが作品を観て泣けなかったからといって抗議しないで下さい。



 3/18(火)『All You Needs Is Love(愛こそはすべて)』


 聞いた話しで間違ってるかも知れないが、この曲は1967年、ジョン・レノンがベトナム戦争に反対してつくったらしい。

 ”All You Needs Is Love”愛こそはすべて。

 今、イラク戦争開始のカウントダウンがはじまっている。やはり話し合いで決着はつかないのだろうか。なぜ戦争は回避できないのか。

 不可能な事をやろうとしたって無理だ
 愛があればそれでいい、そう 愛。

 ”All You Needs Is Love”愛こそはすべて。



 3/16(日)『私のストレス解消法』


 ここのところ仕事が忙しくて残業の日々、休みもゆっくり取れずストレス溜まり放題だ。

 そんな時は深夜(別に深夜でなくてもいいが、時間がないので)に感動する映画を見て涙を流すと気持ちがスッと晴れる。これが私のストレス解消法である。

 五木寛之氏はこんなことを言っている。「人間は泣くことで精神の均衝が図れるのではないか、戦後は泣くことが悪いこと、女々しさは恥ずかしいとの教育を受けたが、それは間違っている」と。
 男は涙を流してはいけないと誰が決めたのだろうか、涙は美しい感情表現のひとつでもある。押し殺す必要はない、泣きたい時は素直に泣こう、『涙は心の汗』だ。

 流された涙の中にはロイシン・エンケファリンという物質が含まれているそうだが、これは脳内モルヒネ物質のひとつでストレスに反応してつくられる物質らしい。つまり涙を流すということはストレスを緩和させ、自律神経をコントロールする働きがあるようです。「涙を流すと気持ちがスッとする」、これは感覚的なことではなく医学的に立証されていることなんですね。

 手持ちのビデオやDVDを観て、感動して心が晴れる。これって安上がりで簡単なストレス解消法だと思いませんか。さて、今夜は何を見ようかな・・・。

 次回、私が泣けた『一番』映画を紹介します。


今年は大丈夫と思われていた花粉症がついにやってきた。
目がかゆくて鼻づまりで苦しい。

 3/13(木)『庭でバードウォッチング』


 3月6日は24節季のひとつ「啓蟄(けいちつ)」でした。

「啓蟄」の「啓」はひらくという意味、「蟄(ちつ)」は土中で冬ごもりしている虫のこと。つまり「啓蟄」とは暖かくなって土中で冬ごもりした虫がもごもごと地上に這い出てくるという日のことです。

 もう10年、いやもっとたつだろうか、庭の木にみかんやりんごをさして冬の野鳥にエサをあげています。おかげで数種の鳥が来て目を楽しませてくれるのです。メジロ、シジュウカラ、ヒヨドリ、オナガ、ジョウビタキ、ツグミ、ウグイスなど。

 メジロ、シジュウカラはよく団体で来て、ワイワイやって帰っていきます。シジュウカラは生き餌を食べるためかミカンには目もくれず、メジロだけが食べています。でもなぜ一緒に行動しているんだろう。メジロは単独で来るときは必ず2羽のペアでくるんです。しかも代わりばんこに食べてるんですね。するとちょっと大きめなヒヨドリがキイキイけたたましいし声をあげてやってきて、メジロはビックリして逃げてしまうんです。ヒヨドリは我が者顔で食い散らし帰ってしまうのだ。まったくギャングのようです。

 地面に落ちたリンゴの皮を拾って食べるのがツグミです。チョンチョンと地面を歩いては、りんごの皮をつっついてます。

 オナガはめったに来ないが、名の通り尾が長くて水色の羽がきれいで、熱帯鳥のような鳥です。飛び方に特徴があって、お尻が重いような飛び方です。オナガはメジロ以上に警戒心が強く、窓越しに見ていてもちょっと動くとすぐ逃げてしまいます。

 先日、うぐいすが来ていました。でもまだ鳴かずに梅の木でじっとしていた。これがだんだん歌をうたいはじめると本当の春がやってくるのでしょう。



 3/9(日)『蘊蓄(うんちく)ブーム到来、トリビアの泉』


 知ってて得するわけでもない無駄な知識、それを「トリビア(trivia)」と言う。
 そこで気になるトリビア3番組を紹介します。

「トリビアの泉」(毎週月)フジテレビ深夜1:40〜
 今回のブームの発端が深夜番組の「トリビアの泉」です。ローマの「トレビの泉」とは関係ありません。視聴者から投稿された雑学に対して5名のタレントパネラーが「へえ〜」と感心した分、点数が入るというもの。「西郷隆盛の写真は実は本人の写真ではない」や「カエルは異物を飲み込んだ時、胃袋ごと吐き出す」や「ホームランの世界記録をつくった王選手の846号を打ったバットは八代アキが持っている」など、そんなこと知ってても生活が豊かになるわけでもないが、それぞれに理由があって、解説を聞くと、つい「へえ〜」とうなづいてしまう。

「タモリ倶楽部・エロビアの泉」(毎週金)テレビ朝日深夜0:35〜
 「トリビアの泉」の人気にあやかってパロディ番組をつくってしまったのが「タモリ倶楽部」。残念ながらこれは一回だけの放送だが、単なる下ネタになるところを高度な蘊蓄(うんちく)にあふれ、どれも感心するような内容だった。例えば、「人間の身体で一番多くの皮膚に覆われているのは『タマキン袋』である」とか、「勃起のメカニズムを解明したのはレオナルド・ダ・ヴィンチである」など。意外と下に関する蘊蓄の深さに脱帽です。

「芸能界一のうんちく王争奪戦!」(月一回?)テレビ朝日深夜1:40〜
 さて、月に一回(?)というイベント的に行われるのがこの番組である。MC(司会者)いとうせいこう、ゲスト解説者山田五郎、出演者がコラムリストの神足裕司、昭和史を得意とする、なぎら健壱、オタク系に強い伊集院光、そして現在の王者が「くりいむしちゅー」(旧名・海砂利水魚)の上田晋也。この4人の物知り芸能人に、三つのステージごとにテーマが与えられ、知っている蘊蓄を披露し、どのタレントがもっともすぐれているかを競う番組である。これはまったくのぶっつけ本番、生放送で、それを評価するのは番組視聴者で、この人と思うタレントに携帯やインターネットで投票するという画期的な番組です。

 しかし何でそんなことまで知っているのかとほとほと感心させられてしまう。

 例えば「うどん」がテーマだと、 

 まず上田晋也が、関東風と関西風の味の違いは岐阜県の関ヶ原にあり、天下分け目の合戦はうどんの味も分けたと簡潔に言い切った。一方、神足氏は、うどんというのは奈良時代の中国から来た「こんとん」というのが発祥で、日本で細く長く変化したものである。細く長くなったのは小麦粉の中からグルテンという物質が出てきていて、これは一種のタンパク質であり…、と持っている知識を惜しみなく披露し、なぎら健壱は(神足さんの話しを受けて)収まりが悪いという『混沌』を暖かいという意味と食偏を付けて「うんどん」という名に変わった。ただし、その形はワンタンに似たものだったと詳細に紹介する。最後に残された伊集院光は、(歴史的なことをすべて言われたので)カップうどんとして有名な「赤いきつね」には一般に知られていないが「紺色のきつねそば」があると笑いをとりながら紹介し、更に、かつては「黄色の博多ラーメン」、ミニカップセットのみだが「ピンク色のわかめラーメン」という珍種があったと持ち前のオタク系ネタを披露した。

 以上のように、それぞれの知識にも驚くが、言い間違えたり言い直したりせずに披露する芸人としての語り口のすばらしさに感心してしまう。また互いをけん制し合う戦いに緊張感あり、私も番組を見ながら考えてみるがとても追いつけない。時代は蘊蓄(うんちく)サバイバル時代に突入したといえよう。


庭の木にミカンを置いておくと野鳥がたくさんやって来る。
メジロ、シジュウカラ、オナガ、ツグミ、ヒヨドリ、ジョウビタキ。

 3/6(木)『都こんぶ』


 朝の通勤電車で前に座っているOLさんがバッグの中から何やら取り出してモグモグ食べている。はじめ手に隠れてわからなかったが、気になってじっと見ていたら、それは甘栗「甘栗むいちゃいました」だった。なるほど殻なしの甘栗なら食べやすいし匂いもないので他人に迷惑をかけずに食べられる。しかも糖分を含んでいるため頭にも良く、賢いと思った。

 それとは逆に迷惑だったのが「都こんぶ」である。
 去年のことだったか電車内ですっぱい匂いがして、すぐさまこれは「都こんぶ」ではないかと車内を探していたら、驚くことに小学生の女の子たちが、あの赤いケースの「都こんぶ」を食べているではないか。「都こんぶ」というとおやじ的なイメージがあり、小学生(6年生だと思う)のかわいらしさとのギャップにビックリした。

 偶然にも都こんぶを食べる機会があったが、この酸っぱさが何とも言えず、はじめの一枚を食べるのには抵抗あるが、二枚目からは病みつきになってしまう。でも、ひさしぶりに食べて感じたのは、昔に比べるとあのツーンとした靴下の匂いはなく、匂いも酸味も控えめにしたようですごく食べやすかった。都こんぶに合うのはビールです。枝豆よろしく、塩っぱさと酸味が麦芽に合うんですね。

 どこかのテレビで紹介されたそうだが、朝、目覚めの悪いときに、この都こんぶの匂いを嗅いで、食べると良いそうです。


ついに風邪をひきました。熱も37.8度、
身体の節々が痛くて辛い。

 3/3(月)『マイケル・ジャクソンの真実』


  世界を震撼させたドキュメンタリー番組「マイケル・ジャクソンの真実」を観た。

 これはかつてダイアナ妃の不倫告白をスクープしたイギリス人記者がマイケル・ジャクソンを説得して8ケ月におよぶ取材から成り立っている。『怖いもの見たさ』、まさしく『怖いもの見たさ』から録画したが、マイケル・ジャクソンという世界的な大スターの私生活を垣間見えたし、奇怪と見える行動にも実は理由があるのを知った。

 80年代、MTV全盛期、そのトップに君臨する大スターがマイケル・ジャクソンだった。私も彼の演じるミュージッククリップ(彼は当時ショート・ムービーと呼んでいたが)を片っ端から録画し、「スリラー」では振り付けを覚え、ムーンウォークの練習までしていた。あれから20年、彼も年を取り(もう44歳だから私より上)、ところがそれに不釣り合いな数回の整形(火傷の時以外では2回が正しいそうだ)によって奇妙な容姿に哀れみさえ感じてしまうほどだった。

 マイケルの哀れさのひとつは、世界的な大スターのために街へ出るとマスコミとファンに追いかけ回され、すぐさま黒山の人だかりができてしまうこと。プラカードを持った追っかけ女性に抱きつかれ涙ぐまれたり、それこそのんびりとショッピングを楽しむことはできない。我々のようにショッピングでストレス解消なんてできないのだ。だからストレス解消のために大好きな遊園地を自分の敷地内に造って(自宅の敷地面積は東京都の千代田区とほぼ同じ面積を持ち、庭に「ネバーランド」と称する遊園地をつくり、敷地内を鉄道が走る)、誰にもじゃまされることなく人の居ない遊園地で楽しむことしかできないのだ。何て孤独で自由な生活ができないのだろう。悲しくなってしまう。

 番組を観終えての印象はマイケル・ジャクソンの奇怪さばかり残ってしまう。おそらく視聴したみんながそう思えたかもしれないが、二度くりかえして観るうちに違う印象を受けてきた。

 マイケルが他人の子供と一緒に寝ること、それは44歳の大人のすることではないと記者は攻める。でも私にはマイケルの口振りから、それほどおかしいとは思えなかった。ここでいう「寝る」とは性的な関係でなく、子供と友達同士という感覚で「添い寝」することだ。記者は添い寝すら間違った行動であると責め立てたがマイケルには理解できない風だった。私も記者がなぜそこまでこだわるのか理解できない。世話好きのお兄さんが子供達を連れて敷地内の遊園地で一緒になって遊ぶ、見方を変えるとロリータ趣味や少年愛にもとらわれそうだが、マイケル自身に変質的趣味はなさそうだし、きっぱりと『無い』と言ってるにも関わらずそれは間違っているとしきりに記者はただそうとしていた。番組では話しが平行線のまま終わってしまうが、私が勝手に分析してみると以下のようになる。

 彼は物心つく子供時代にしてすでに「ジャクソン5」という人気グループのボーカルをしており、友達と木登りしたり野球したりして遊ぶことができなく、毎日スタジオ収録や厳しいレッスンを受けてばかりで世間の子供らしい生活はできなくて何度も泣いたという。さらに父親は厳しく虐待を受けるほどだったらしい。だから彼が子供時代に親からしてほしかった愛情表現、子供の頃のあこがれ(ベッドの中で毛布にくるまって本を読んでもらったり暖かいミルクを飲んだりすること)を、今の子供達にしてあげたいだけなのである。また子供にはそれが必要なんだと身を持って「やさしい兄貴分」として実行しているのだ。それが「ピーターパン症候群」、大人になりたくない気持ちと重なり、現在の行動になっていると思われる。しかし、番組では私のように論理立ててマイケルを弁護するような内容にはなっていなくて、奇妙奇天烈さばかりを印象づけ、疑問を投げかけるだけに終っていたのがとても残念だった。

 マイケル・ジャクソン、他のどのスターも受けられない『不世出のスター』としての孤独、幼児期に受けたトラウマが彼を大富豪のひきこもり化、子供への執着心を生ませた哀れなスターなのである。


10000カウント達成しました。\(^o^)/
これもみなさまのおかげです。

 3/1(土)『JAL機内限定バービー』


 平成9年12月のこと、仕事で九州に出張した。

 行きは日航のジャンボの2階席。
 離陸して一通りのサービスを終えたスチュワーデス(最近はキャビンアテンダント・客室乗務員と呼ぶそうだ)が機内放送でJAL機内限定販売品の案内をはじめたのです。これには「最近のスチュワーデスも大変だ、売り子の真似までさせられるとは」と思っていたんだが、その商品に中に、JALの制服を着たバービー人形のセットもあったのです。

 だって機内限定と言うことは、ヒコーキに乗っていないと買えないわけで、しかも12月の一ヶ月だけということ。このお宝ブームの世の中、これを買っておけばその内プレミアがついて高く売れるじゃあーりませんか、有馬温泉。急に私も目つきが怪しくなりました。「フフフ、お主もそうとうの悪よのう」(ひとり芝居)

 それにしてもこのセットすごいんです。JALスチュワーデスの制服一式(紺のジャケット、ベスト付き、機内サービス時に付けるエプロンもある)。その他にハンドバッグ、パスポート、飲み物をサービスするときのカート、そのカートに入れるポット、ナイフ、フォークなど食器一式。新聞、週刊誌、そして機内アナウンスのマニュアル本まで付いてくる。これ全部で5000円! 私はリカちゃんファンでありまして、バービーには特に興味はないのですが、あまりの出来の良さに思わず買ってしまいました。 はじめは姪っ子のためにと思ったのだが・・・結局プレゼントしてない。

 帰りに到着ロビーで眺めていたら、4、5人の女性が買ってました。中には小太りの中年男性が2つも買ってました。ひょっとして通称『2個買い』かな? そんなわけないか。

JALJAL機内限定販売バービー

 関連記事 1/25『初代「モモリカ」ちゃん』



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ここに書かれている内容は徳富の個人的な感想によるものです。
特に悪意はありませんし、下心もありませんので、ご了承下さい。


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