9/28(木)『ジュリ〜ッ(腰振って)』This page is not support English  

ひとりごと2000年(平成12年)10月


 10/29(日)『叫べX-メン!』


 映画「X-メン」観ました。観たのはだいぶ前だけど、なかなか感想が書けなかった。というのも、決してつまらなかったわけではないけれど、どこか物足りない感じがしたからだ。

 「X-メン」は、遺伝子の突然変異で超能力を持って生まれたミュータントたちを疎外する近未来の物語で、人類を滅ぼしミュータントの世界を作ろうとするマグニートー率いる悪の『ブラザーフッド』と、人類と共存を望むプロフェッサーXによって組織された善のチーム『X−メン』との壮絶な戦いが繰り広げられるというお話し。

 超能力のバトル合戦がお面白かったのは、中盤、主人公のローグを悪の軍団が拉致する場面で、警官の銃を操って殺そうとするマグニートーだが、一瞬早くプロフェッサーXが発射された弾を空中でストップさせた。しかも、同時に敵の手下を操り…、と、一般の人間が気づかぬところで繰り広げられる詰め将棋のような静かな戦いがお面白かった。それにひきかえクライマックスは派手なバトルになるのは当然だが、強力な磁場と念力によって一般の人間をミュータントに変えようとしたり、絵空事の度が過ぎた。しかもサイクロップスの光線を受けて、てっきり死んだかと思っていたマグニートーが生きてたりして納得がいかなかった。

 私たちは日本の戦隊ものを見慣れているから、ヒーローものの決めぜりふとか決めのポーズがないとどこか寂しい。ブラックスーツに身を固めた「X-メン」をローアングルであおるように撮影し、ポーズをとって「悪を倒す正義の味方『X-メン』!」というような決めぜりふ、つまりカッコイイとしびれさせるサービス精神に欠けているのだ。監督は「ユージュアル・サスペクツ」のブライアン・シンガー。もっとチープなB級監督に撮ってほしかった。

 ということで、印象度として「マトリックス」に及ばなかった。

 採点、70点かな。



 10/28(土)『出腹ショック!』


 出張でひさびさに地方のビジネスホテルに宿泊した。
 夕食も終えてほろ酔い気分で部屋に備え付けの浴衣に着替えた。

 糊のきいた浴衣を着て帯を締めたら、思ったよりも帯が短い。以前だと腹を2周まいて余裕でちょうちょ結びができたのに、その日は2周して帯が結べないのだ。 (-_-;)タラ〜

 きっと、世の中には長い帯と短い帯があるんだな。 そう思うことにしよう。



 10/25(水)『CD-Rにハマってる』


 CD-Rを買いました。私が以前開いてたホームページ(『ドクダミギャラリー』という)の3年間のデータを保存しようと思いつき、ならばCD-Rで焼いて保存すると同時に友人に配ろうと思い立ったのである。(他人の迷惑かえりみず)

 いつものようにビックカメラをふらふらと眺めていたら、何と外付けCD-Rが26,800円で売っているじゃありませんか。
 私が買ったのはLogitecで、USB接続でWindowsとMacの両方のソフトがついてて兼用できる。しかも6色の脚がかえられてデザインもかわいいので迷わず買ってしまった。

 私はマシンを3台持ってるので、早速、それぞれのハードディスクのバックアップをしました。あと写真やイラストのデータの保存も。

 CD-Rはバックアップのためだけでなく、当然、音楽CDも焼けるわけで、好きな音楽を自分なりにチョイスして『マイ・ベストアルバム』を作って楽しんでいます。現在、映画007のテーマ曲を1作目から19作までを1枚に収録したり、CDが発売されていない過去のグループの作品を焼いたり、横浜ベイスターズの優勝試合のラジオ放送をCDにしたりと結構、ハマってます。

 こんなに使い勝手があるのならもっと早く購入していればよかった。



 10/20(金)『パイナップルの実』


 うちのパイナップルの木に実がなった。

 食べたパイナップルのヘタの部分(葉のついた部分)を土に埋めて2年目、木の真中から松ぼっくりのような小さいパイナップルがニョキニョキと生えてきた。一説によるとパイナップルは3年目で食べられるというので、今年は我慢して来年大きくしてから食べようと思う。

 自分の作品に植物をモチーフにすることが多い。植物の形ってシンメトリーで美しいと思う。特にパイナップルの葉の中心部分が緑から赤のグラデーションになってて美しい。次の絵の参考にしよう。

パイナップルを見る


 10/18(水)『小泣きに終った「ミュージックオブハート」』


 もっとドーッと泣かせてくれると思ったらいがいにも小泣きに終りました。

 お話しはニューヨークでも物騒な街イースト・ハーレムにある小学校でバイオリンを教える教師ロベルタ先生の奮闘物語。10年間つづいた特別教室が予算カットで突然の閉鎖におそわれる…。

 監督は「エルム街の悪夢」「スクリーム」などホラー映画ばかりを作っているウェス・クレイブン。多少不安もあったが特に演出上の違和感はなかった。ロベルタ先生役メリルストリーブの演技は申し分なく、うまいと膝を叩いてしまうほどだ。

 ところが、感動屋さんの私なのに、思ったよりも泣けなかったんですよ。思うところによると脚本に問題があるようだ。そこで原作を読んでみた。

 原作はロベルタ先生の生い立ちからはじまり、前半の山場は夫の不倫現場を『目撃』するところだ。ここで生真面目な先生は半狂乱になるほどの挫折感を味わう。映画にはこの場面がない。夫婦が離婚するところから物語がはじまるため、観客にはもうひとつ彼女の心の痛みを実感出来ないんだ。彼女の人生にとっての最大の挫折感が感じられないために、そこから這い上がろうと努力する彼女に感情移入できない。彼女の挫折を感じなければ、その後の喜びも半減してしまう。

 また、作品中に3回もコンサート場面がある。そのどれもが、一つの作品のクライマックスにできるような感動的なコンサートなのだが、時間に限りがあるためか、さらりと流されてしまい、結局、感動しようと待ち構えている観客の心を満たさないうちに次の場面に移ってしまう。

 う〜ん、65点かな、期待してた分ちょっとね。



 10/14(土)『楽しい山手線占い』


 インターネットによるバーチャル占いは楽しい。その中でも最近人気なのが『山手線占い』だ。

 ここは生年月日からその人の性格を東京のJR山手線の駅にたとえられている。検査はいたって簡単、ホームページに行ったら自分の生年月日を打つだけ。診断は山手線がルーレットのようにグルグルまわって駅を選ぶなどビジュアル的にも楽しい。

 さて、私の診断結果は『田端』。結構渋い駅だ。

 その性格は「精神世界に生きるひとりぼっち自家中毒タイプ」だって。
 具体的には、「現実的な考え方が苦手で精神世界に生きる人。純粋な反面、クールな性格。人づき合いも悪いほうではないが、自分一人で過ごす時間が何よりも大切と考えるタイプ」。

 気になる恋愛の傾向は、「一人の時間を大切にしているくせに、いざ恋愛になると一人になるのを極端に恐れる憶病者に。心に孤独感を抱えているためか、愛されていないと感じると、たちまち精神不安定になる脆さがある…。 」とのことだ。これには『大当たり!』と言いたい。

 自分の性格を診断する他に、片思いの人や恋人との恋愛相性も占える。

 また各駅の写真入りの解説画面もあり、なかなかよくできているページだ。お気に入りに追加しよう!

     『山手線占い』ホームページ

http://www.web1week.com/tokyo/uranai/index.html


 10/12(木)『ローズ、カムバ〜ック!』


 一昨日、プロ野球・横浜ベイスターズ公式戦の最終試合を観た。その日は福島に出張があったので、とんぼ返りで球場に駆けつけ、おかげで入場できたのは7回表のことだった。

 毎年、最終戦はできるだけ観るようにしている。それは試合後にセレモニーがあり、ファンに向けての挨拶があるからだ。今回は皮肉にも今期をもって退団する権藤監督の挨拶になってしまった。しかし私も含めて横浜ファンは権藤さんに対して暖かい拍手を送った。「優勝ありがとう」という気持ちをみんなが持っていて、ファンの間から自然と「権藤コール」があがって、さすがの権藤さんも挨拶の声が震えていた。

 それに前日、突然の退団が決まったローズが最後の試合になるかと思っていたのだが、彼はすでに昼の飛行機で帰国していたようだ。そこでファンへ異例のVTRによる挨拶となり、球場のオーロラビジョンで流された…。

 …思えば5年前、神宮球場のヤクルト戦の観戦の帰りに渋谷から東横線で帰る時、車内にハンサムな外国人が乗っている。あれっ、ひょっとしてローズ? 声をかけてみたらうなづいた。彼は電車で横浜に帰っていたのである。話を聞くと、普段は球団のバスで横浜まで移動するのだが、神宮球場の場合は時々、気分転換で電車で帰るのだそうだ。私のたどたどしい英語の質問にも嫌がらずに熱心に話を聞いてくれて、しかも握手までしてもらえた。本当に気取らないナイスガイである。

 彼は日本で8年間、打率3割りを7回、うち打点王を2回、首位打者1回の立派な成績である。しかも、まだ33歳だ。来年は西武の森監督の新体制で首位奪回を目指していただけにローズの退団は横浜にとって痛い。

 8年間、異国の地日本で心身ともに疲れたのだろう。我々に背を向けて去っていく勇姿には映画「シェーン」のようにかっこよく見えた。「ローズ、カンバ〜ック」。



 10/9(月)『私のパソコンラック紹介』


 天高くハードディスク肥ゆる秋。
 先日購入したプレサリオをパソコンラックにセットした。これでMac2台、Win1台の無敵の(ちと大げさ)システムが完成した。\(^o^)/バンザーイ

 私がはじめに買ったのは、6年前のマッキントッシュPerforma630である。TVが見られてビデオを取り込め、編集ソフトもついて当時としてはすぐれものだった。けれどCPUが33MHzでハードディスクが250MBと、写真やイラスト制作する私にとっては非力で、仕方なく、去年PowerMac G4を買ってしまったのだ。その上、仕事でWin機を使っているので、先日プレサリオを購入したのである。

 風水(Dr.コパ先生)によると物には陰と陽の性質があり、使っている人の運気を左右するという。ちなみにパソコンは陰である、だから明るい色の小物や観葉植物など陽の物を置いて中和させるといいそうだ。そこで私はCD-ROMケースは東急ハンズで色のきれいなものを買い、プリンターカバーはビニールクロスをやめてバンダナを使用している。パソコン周辺の小物類はパソコン店ではなく雑貨屋で買うと雰囲気がやわらいでいい。

 さらにモニターの横に看板娘のモモリカちゃんを置けば、陰の性質を吹き飛ばしてくれるだろう。

私のパソコンラックを見る


 10/8(日)『ダイエー優勝、王監督おめでとう』


 福岡ダイエーホークスがやっとのことで優勝した。
 小久保のホームランはマジック1から連敗が続く重苦しい雰囲気を吹き飛ばした。ガッツポーズをし、吠えながらダイヤモンドをまわる姿に力が入った。

 王監督のインタビューで「去年の優勝よりも何倍もうれしいです」の言葉にジーンときた。思えば今年は投手の柱となる工藤投手がまさかの退団、しかも巨人に行ってしまい、シーズン始まっても故障者が続出、城島の骨折に井口もいなくて苦しいペナントだった。連覇のプレッシャーをはねのけてようやく優勝できた。おめでとうございます。

 さて、これで念願のON監督対決が実現した。\(^o^)/

 王監督自信もお立ち台で「念願のON対決が達成できてうれしく思います」「やる以上は勝ちたいと思います」と力強く語った。私は横浜ベイスターズファンだけど、同時に永年のプロ野球ファンでもあります。王、長嶋は選手として尊敬しているので、この二人の対決はとても楽しみにしています。

 昔から王、長嶋はその性格の違いから「長嶋が天才型、王は努力型」「記憶に残る長嶋、記録に残る王」「陽の長嶋、陰の王」と何かと比較されてきた。王監督は華のある長嶋の影に隠れてしまいがち(でもこれは本人たちよりも周囲が気にしていたんだけど)だ、そんな過去の様々な思いをのせて、プロ野球の時代の象徴である二人が、この20世紀の終わりという節目に対決するなんて! 何ともワクワクするじゃありませんか。

 かつての水原(巨人)対三原(西鉄)の因縁の対決(古い!)に劣らない、エキサイティングでお面白い日本シリーズを見せてもらいたいと思います。



 10/7(土)『「エクソシスト」ドタキャン!』

 
 何と言うことでしょう。今日から公開予定の「エクソシスト」が来年まで上映を延期された。まさかと思う2日前の土壇場キャンセルである。

 理由は、フリードキン監督が、公開用プリントの質(クオリティ) を問題にして、良いものに取り替えるよう指示を出したということでした。
 先日紹介したオフィシャルサイトでの発表は「前から噂されていた、編集内容に関する問題ではなく、プリントの技術的な問題で、良い画質を日本の観客のことも考慮した結果」ということでした。

 それにしてもお騒がせな監督だ。もし前売り券を持っている人がいたらプレミアものになるかも知れないよ。



 10/5(木)『映画「エクソシスト」悪魔再び』

 
 TVを見ていたら突然、映画「エクソシスト」の予告編が流れたのである。その瞬間、私の身体は硬直し、遠い過去へ時間(とき)が戻っていったのである…。

 今から25年前、失神者続出(よく聞くこのフレーズも「エクソシスト」が初だ!)、世界中をオカルトブームに巻き込んだ伝説の映画である。当時、私は中学生で、長蛇の列に並び、リアリティある映像と身の毛もよだつ恐怖シーンにはまり「エクソシスト」フリークとなったのである。主人公リーガンを演じるリンダ・ブレアのブロマイドを通販で買ってしまったくらいだ。(^_^;) 今、CMを見たとたんにあの頃の懐かしくもおぞましい記憶が蘇ってきたのだ。

 今回の作品は当時カットされていた部分を追加し再編集されたディレクターズカット版である。DVDではすでに特別版として紹介されているが、ただそれだけではない。
 「エクソシスト」のオフィシャルホームページを見ると、<リーガンが初めて病院に行くシーン>や<リーガンの部屋の隅にパズズの像が浮かび上がったり><催眠術シーンで顔にモーフィングをかけたり>新たな特殊効果をつけ加えているようだ。

 ともあれ「エクソシスト」フリークの私としては前売り券を買って行こうと思っている。あのいまわしい悪魔と対決に…。

私の「エクソシスト」コレクションを見る。

「エクソシスト」ホームページ http://www.exorcist-jp.com/


 10/3(火)『勇気と感動ありがとう』


 シドニーオリンピックが幕を閉じた。思えば今回も数々のドラマがあった。

 ・韓国、北朝鮮の合同入場式、日本は変なマントを着て、らしくない登場。
 ・開幕していきなり、女子柔道で田村亮子が悲願の金メダル。\(^o^)/
 ・日下部選手が畳に上がる時にドンと四股を踏む姿が可愛いい。
 ・男子柔道、井上選手が遺影を掲げた表彰式。
 ・そして篠原選手の疑惑の判定負け!ビデオ判定の導入を望む。
 ・女子競泳400M個人メドレーの田島選手の「メチャ悔しい!」明るいインタビュー。
 ・女子競泳リレーはスタートダッシュに失敗ながらも全員でもぎ取った涙の銅メダル。
 ・女子ソフトボール、金に近い銀。表彰式後、宇津木監督の胴上げに涙。
 ・女子体操ルーマニアのアンドレア・ラジュカン選手、
   金をとってコーチの肩の上に立って手を振る愛らしさ…、
   ところが一転、ドーピングで金メダル剥奪のショック!
 ・新体操ロシアのアリーナ・カバエバの身体の柔らかさと美しさ。
 ・陸上男子1600メートルリレーでまさかのバトン落とし!
 ・オーストラリアのキャッシー・フリーマン、先住民族アボリジニの誇りの金。
 ・シンクロナイズ・スイミング団体、火の鳥の演技で芸術点が5人中4人が10点満点。
 ・しかもテクニカル・ルーティーンに出演した選手を呼んで全員で乗った涙の表彰台。

  勇気と感動をありがとう。

 関連記事 9/28『ジュリ〜ッ(腰振って)』
      9/24『Qちゃん金おめでとう!\(^o^)/』
      9/18『YAWARAちゃんおめでとう\(^o^)/』



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