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ひとりごと2010年4月

 ここは私の独り言のページです。展覧会や映画の感想から、日頃思ったこと、感じたことを不定期的にアップしていきたいと思います。お付き合い下さい。



 4/29(木)『キャラクター・ドール展』


 ゴールデンウィークがはじまった。と言っても、私は暦通りなので明日は朝から出社しなければならない。お楽しみは土曜日からだ。

 さて、今、『横浜人形の家』という人形の博物館で「キャラクター・ドール展」(5月9日まで)をやっている。これは、『人形の家』のリニューアルオープンを記念した特別展示で、バービー、リカちゃんをはじめとするキャラクタードールの展示会である。

 ゲートをくぐると、おなじみの着せ替え人形が並んでいて、フワッとしたやさしい雰囲気に包まれる。レトロなキューピーから、昔ほとんどの家にあったフランス人形やポーズ人形など、懐かしくてつい微笑んでしまう。それからバービー、リカちゃん、ブライスと並ぶ。

 歴代バービーが勢揃いでケースに飾られているは圧巻だ。しかもリカちゃんコーナーには、私も持っている「モモリカ」や「ANAリカ」が陳列されてて自慢したくなった。ブライス人形は点数が少なくてちょっとがっかり。他にも、タミーちゃん、momoko、プーリップと、最近、流行のものまである。

 私も一時期のフィギアブームにのって人形を買っていたことがあったが、もう前のこと。今では段ボールに入ってて、その始末に困っている。

 と思ったら、会場の売店で『元町限定リカちゃん』の最新モデルが売っていた。下のチラシの右側に写っているもので、チョーかわいい〜。ひさびさに買おうかな? バキッ(。。 )☆\(--;) こら、年を考えろ!

    
(写真右)私が持っているポーズ人形。これが懐かしいと思ったら、かなりの年です。
「キャラクター・ドール展」は5月9日まで『横浜人形の家』にて

 関連記事 4/5(月)『アートフェア東京2010』


3月に出品した『アートの競演』展で、
『花魁(おいらん)』がグランプリを受賞しました!
くわしくは「ひとりごと」で。\(^o^)/

 4/26(月)『うらしま草』


 ひさしぶりに雲のない快晴で暖かい。

 母が園芸ショップで「ウラシマソウ」を買ってきた。
 ウラシマソウって知ってますか?

 食虫植物のような茶色の壺を持ち、ひょろりとヒゲを伸ばした珍奇植物である。林の中にスクッと立ち、ヘビの頭のようで、マムシグサと呼ぶところもあるそうだ。このウラシマソウ、昔住んでいた家の前の崖に毎年はえていた。名の由来は、釣りをしている浦島太郎に似ていることからついたと言われている。

 このウラシマソウ、ひと鉢970円と高い! 以前、仙台ではもっと大きいのが500円だった。

 それにしても、こんな奇妙な植物を買う人なんてあまりいないと思う。

 
壺のように見えるのは包(ほう)と言い、この中に花が咲いている。
中から舌のようなヒゲが伸びている。このグロテスクな姿がインパクトあって大好き。

  関連記事 2007.7/14『ウラシマ草』



 4/14(水)『アートの競演、グランプリに決定!\(^o^)/』


 3月にオーストラリアのシドニーで開かれた『アートの競演』展で、私の作品『花魁(おいらん)』がグランプリを獲得しました。\(^o^)/

  マネージメント会社の報告を受けてビックリ!
 だって、まさか自分の作品がグランプリなんて… 信じられなくて再確認したほどです。

 アートの競演は、オーストラリアで日本人アーティストを紹介しているMayumi Internationalという会社が、日本人アーティスト30人を集めて行った企画展で、オーストラリアの美術関係者に一般来場者の投票を加えて賞を決めるものです。

 もともと私は、自分の作品は誰にでも受け入れてもらえる作品ではないと思っていた。“売れる売れない”はそれほど気にしてないのですが、1年に1枚、やっと売れるかどうかというのが現実です。作品が異色(?)でマイノリティだと思っていたため、一般来場者の投票がトップで選ばれたというのはとてもうれしいです。特にヨーロッパのお客さんの反響では『花魁』が圧倒的だったと聞きました。その花魁ですが、この「ひとりごと」でメイキングとして制作作業を紹介していただけに(途中、何度もやり直したり挫折したりした)、受賞は感激ひとしおです。(*^o^*)

 その効果か、シドニーでギャラリーのオープンを予定している投資家の方から、オープン記念作品として展示させていただきたいとのお話しがあったり、クロアチアからもメールをいただいて(Mayumi Internationalはクロアチア支局がある)、これからますます世界に向けて展開していけそうです。

 ひとりごとを読んで応援してくれたみなさま、どうもありがとうございました。m(_ _)m


Darlinghurstというシティ内、Burtonストリートから
小道に入った静かなところにあるTom Dunne Gallery。
右写真はギャラリー入り口


天上が高くて奥行きがある画廊。
3階建てになっていて立体的な展示ができます。
屋上からはシドニーの街を一望できる。


美術関係者、マスコミ、企業家に一般来場者による投票で
グランプリ、ギャラリー賞、プレス賞が選ばれた。


今回、私が出品した2作品、左が「輪廻転生」真ん中が「花魁」


シドニーといえばオペラハウスでしょ。
ギャラリーからタクシーで10分ほどのところにあります。
  

  関連記事 2009.5/20『アートメルボルン09終了』


埼玉の山中に100体のペットの死骸が捨てられていた事件、
ペットの葬儀屋が、葬儀代を浮かしたくて死骸を
そのまま捨ててたそうだ。ひどい! 許せない!

 4/12(月)『横浜スタジアム観戦!』


 4月8日(木)、今年初の横浜スタジアムでナイター観戦した。本日の対戦は横浜ベイスターズ対中日ドラゴンズ。今年は気候が不安定で、当日は晴れたものの気温が低く、寒くて寒くて震えながらの観戦だった。

 私の観戦方法は、まずお腹を満たすために、1、2回のうちにお弁当を食べること。いつものようにビールと崎陽軒のシウマイ弁当を買う。シウマイ弁当が880円だったので、売り子の人に「高くなったねえ」ってぐちったら、「すみませんね、シウマイの数は同じなのにねえ」と同情されてしまった。(笑) 一杯目はビールにしたが、寒いので、二杯目からは焼酎のお湯割りにした。

 今日のチケットは、私が勤めている会社の社長が持っているシーズンシート。横浜ファンなので1塁側で、下から13段目。グラウンド全体が見渡せて野球観戦にちょうどいい席だ。チケットにはプレゼント券がついていて、ファンブックとブランケット(膝掛け)をもらえた。

 試合は、2-1で横浜が勝って気分イイ。イキのいいピッチャーが増えて、今年は去年とは違って、最下位は脱出できそうだ。


座席は1塁側2ゲートの13段目、
グラウンド全体が観やすい。


スコアボードの真後ろに私が勤めている会社がある。


観戦のお供はビールとシウマイ弁当。
値段は上がっても中の具はずっと同じ。


今日の戦利品は、選手名鑑と応援団からもらった歌詞カード、
それにベイスターズカラーのブランケット。

  関連記事 2009.9/6『横浜スタジアム見学』



 4/8(木)『塩キャラメルロール』


 甘いものが無性に食べたいときがある。

 アートフェア東京に行ったときに、以前から食べてみたかったスイーツがあったので買ってきた。それは、“ARINCO”という店の『塩キャラメルロール』。“ARINCO”のことを「アンリコ」だと思いこんでいたら、アリンコ(蟻ん子)だったんですね。お菓子に付いていた解説書を読むと、自然な甘み、本物の美味しさを嗅ぎ分けるアリさん好みのロールケーキを作るために“ARINCO”と名付けたそうです。

 塩キャラメルロールは東京駅八重洲北口の『一番街おみやげプラザ店』での限定商品。写真を見てください。ふわふわのロールケーキに上からキャラメルソースがとろ〜りとかかっているでしょ。この塩味が絶妙なんだ。
 食べると、まず塩味がして「ん?」と思うけど、中のクリームがほど甘く、両方の味が混ざり合ったら絶妙のバランスでうまい! ただ甘いだけのスイーツよりも味わい深く、苦めも感じる大人の味です。

 数年前にはじまった塩スイーツ・ブーム。甘いだけのスイーツにあきたら食べてください。うーん、奥が深い。

 ARINCO店は、東京駅の他に、羽田、横浜、仙台、京都、にあります。

 “ARINCO” http://www.arincoroll.jp/


ロールケーキの外側にトロ〜リとかかっているのが塩味と苦みのきいたキャラメルソース!
この『塩キャラメルロール』は東京駅八重洲北口店でしか売ってません。

プロ野球、セ・リーグがはじまりましたね。
会社の窓から横浜スタジアムのスタンドが光って
見えます。今年の横浜はひと味違うぞ!

 4/5(月)『アートフェア東京2010』


 第5回目を迎える国内最大のアートの祭典。
 国内外、約140軒のトップギャラリーが集合して4月2日から4日まで東京国際フォーラムで行われた。

 毎年、気にはしていたが、いつも仕事が忙しくて行けなかった。今年は年度末の仕事を無事に終えたので、気晴らしのために、また、以前、個展でお世話になった青木画廊さんから案内をいただいたので挨拶を含めて足を運んだ。

 アートフェアは、国内のギャラリーがブースを借りて、持ち前の作家の作品を展示しながら即売する『芸術の見本市』である。ここを観れば、日本のアートシーンの現況を一度に見ることができる。

 行って驚いたのは、現代アートばかりでなく、北斎や広重の浮世絵や仏像まで展示されていたことだ。パンフレットによると、古美術2割、洋画日本画3割、現代アートが5割というバランスだそう。古美術の画廊の中でも驚いたのが角匠(すみしょう)さんのブース。北斎の肉筆画の掛け軸が3点あり、保存がいいためか、絵の具の発色の美しさに驚いた。まるで、つい最近描いたように感じるほどの鮮やかさ。あまりの美しさにため息が出るほどながめてしまった。ふとキャプション(値札)を観てビックリ! 掛け軸1本が1億3千万円。美術の教科書にも載っている、すずめの屏風絵(松下群雀図屏風)もあり、しかもこれらがガラスケースに入ってなく、作品ギリギリまで近づいて鑑賞できる。私なんて興奮して息がかかるほど近づいてじっくり観てしまった。それに春画も6点ぐらい展示されてて、当然、恥ずかしい部分も隠すことなくそのまま展示していた。私は恥ずかしくてチラ見してたが、若い女の子なんて平然と鑑賞していたのに、これまた驚いた。外人さんは笑っていた。

 さて、若いアーチストたちにも期待していたが、残念なことに記憶に残るような作品が少なかった。銀座の老舗画廊として有名な泰明画廊さんは意外なことに若手作家に力を入れていたが、私にはイマイチでした。近年、日本の現代アートを世界にひろめた小山登美夫ギャラリーも、奈良美智の小品が数点あったものの、その他は印象に残らない作品ばかりで、これまたがっかりだった。わが青木画廊は、常時扱っている現代作家の作品を展示し、個性豊かな作品に、いつも人が固まっている状態だった。私が目を引いたのは京都のイムラアートギャラリーの佐藤雅晴氏の「escalator,2010」。ビデオ作品で、縦長のモニターに、降りるエスカレーターを逆行して登る女性をアニメーションで表現した作品だ。

 というように、仏像から現代美術まで全ジャンルの日本美術を画廊(販売)側の視点で開かれている。若手作家に目を見張る物が無くて残念だったが、この不況のおり、来場客は(私が行った次点でも)去年より上回っているそうで、アートへの感心が増えているのは喜ばしいことである。

   
右の写真で、中央に集まっている人がいるところが青木画廊のブース。場内は撮影禁止のため上の通路から撮影した。
オーストラリアのアートショーと比べて会場が狭い。来場者数からして通路はいまの1.5倍にしないと観る方が疲れてしまう。

  関連記事  2008.5/5『国展と女優展』



 4/1(木)『美術の教科書に私の写真が載る?!』


 先日、美術の教科書を作っている会社からメールが届いた。それが「喜翔さんの写真を美術の教科書に使わせていただきたい」というもの。どっひゃー、ついにその時が来た。 )*o*( アッチョンブリケ〜。

 と、喜んだものの、そんなはずないよなと冷静になってメールを読みかえしてみると、やっぱり違うようだ。

 内容をまとめると、平成24年に発行する美術の教科書に、私が撮影した「横浜トリエンナーレ」(アートイベント)の写真を掲載したいということだ。つまり、私の作品ではなく、他のアーティストの紹介のために私が撮った写真を使いたいとのこと。でも、掲載する場合は「撮影:徳富喜翔」と名前を入れてくれるそうなので、間接的ではあるものの教科書に私の名前が載ることになる。

 ということで、あくまでもまだ予定だが、平成24年4月に全国の中学校で使用される中学校美術科教科書「美術2・3下」に、私こと、徳富喜翔の写真が載ります。

 楽しみです。 チャンチャン




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特に悪意はありませんし下心もありませんので、なにとぞご了承下さい。


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