This page is not support English. 

ひとりごと2006年11月


 11月29日(水)『TV報道について』


 ついこの間まで崖に登って降りられなくなった「崖っぷち犬」がこぞって報道されていたが(生中継するところもあった)、今度は銚子電鉄の赤字を埋めるためにはじまった「ぬれせんべい購買運動」。ひとつのワイドショーで取り上げられると、各社一斉に同じ報道をするから、どのチャンネルを見てもいつも同じものばかりになる。ゴミ屋敷もそうだし騒音おばさんもしかり。

 先日、北海道北部で起こった地震による津波警報も、津波の到達時間をとっくに過ぎていて、注意報に下がったにも関わらず、ずっと画面の右隅にピカピカ点滅する地図が出っぱなしになっていた。警報ならば国民に注意を促すために必要だろうけど、いつまでも垂れ流しにしておく、しかも全局で同じ事をするのもどうかと思う。

 地震の時に流れるテロップだって、震度3以下は流さないとか一線を設けたらどうだろうか。ある時、好きな映画を録画していたら地震速報が入っていた。しかも地方のことで、最高で震度2だった。日本は地震大国なんだから震度2を速報しなくてもいいんじゃないのだろうか。かえってビックリするよ。



 11月23日(木)『妙な一日』


 昨日、22日は仕事の昼休みに銀座のヴァニラ画廊で行われているSM写真家のShin3の個展に行った。
 写真はすべて緊縛姿の女性。入って驚いたのは女性客が多いことだ。それに作品はSMという特異な作品だけど会場の雰囲気は陰湿ではなくむしろ明るく、会場には着物姿の女性やタットゥー入りのパンクな外国人カップルがいて、中にはSMに興味のある女性が遊び感覚でガスマスクにゴムで身体を縛らて記念写真を撮っていた。そんなのを微笑ましく観終えると、その足で国税庁の仕事で虎ノ門へ行った。

 仕事をビシッと終わらせると、メタボリックシンドローム解消とばかりに虎ノ門から会社のある浜松町まで歩くことにした。革靴のため20分も歩くと疲れ、喫茶店をさがす。'70年を思わす白と赤のポップカラーで内装されたしゃれた喫茶店を発見、でも3時だったので女性客でいっぱいだった。仕方なく近くにあった昔懐かしい雰囲気の喫茶店に入る。フォークソングで出てきそうな店で、その名も「アリス」。ダウンライトに照らされた薄暗い店内にはコーヒーの香りが漂っている。老夫婦が経営していて、店の奧ではこだわりありそうなおやじさんがサイフォンをコポコポさせている。

 テーブルのメニューを見ると、オレンジジュースの「ジ」が「ヂ」で、オレンヂジュースになっている。私はこの店が気に入ってしまった。ビル街の路地裏に時代に残されたようにひっそりとたたずむ喫茶店、まるで西岸良平の世界のよう。メニューをよく見ると、7時半からモーニングがあり、AからDまで4つのセットにコーヒーか紅茶が付いている。喫茶店なら当たり前の話しだが、トースト、ハムエッグと並ぶモーニングセットのトップが「A.おにぎり」。おにぎりにコーヒーが付いてくるんだろうか、しかもトップを飾るAセットである。ちょっと考えてしまった。ところがランチメニューにも、数あるセットの中に「おにぎりセット」がある。しかもコーヒーか紅茶付き。よほどおにぎりに自信があるんだろうか。かと思えばランチには「けんちんうどん」もある。突然のけんちんうどん。この辺のちぐはぐな加減がますますイイ。

 楽しい一日だった。 めでたし


絵も描きたいが、知人の個展にも行きたい!
でもその時間がなくて…。

 11月18日(土)『リフォーム』


 今、部屋をリフォームしている。
 と言っても、北側に1畳半広げるだけだけど。ところが、これが以外と手間がかかるんだな。

 まず既設の壁を壊すために、北側に置いてあるテレビラックや本棚を全部どけなくてはならない。そしてほこりや破片がかぶらないようにボロシーツで覆う。プラズマテレビが乗っているビデオラックは重いし、配線をはずすと直すのが面倒なので、ラックの底に家具がすべる当てもの(家具すべーる)をして、床をすべらせながら移動させた。

 私の部屋は2階にあるため、作業はまず足場作りから始まった。足場ができると外壁を壊して、柱を立てて新しい壁を造り、屋根を付けて左官屋さんが外壁を塗る。内装するためにペンキ屋が入り、クロス貼りして電気屋がコンセントを付けて終了という、わずか1.5畳のリフォームなのに、家一軒造るのと同じ手間がかかってしまう。

 今はクロス張りを待っている状態で、部屋の中央に家具を全部集めてあるので思うように部屋が使えない。しばらくはゴミ屋敷のような生活である。早く終わってくれ。


絵も描きたいが、知人の個展にも行きたい!
でもその時間がなくて…。

 11月10日(金)『画家になる方法・その5』


 ・画家になる方法その5・・・個展に挑戦!

 画家になる方法の最終章です。個展をして作品を発表し、販売してみましょう。

 個展をひらくには作品を展示する場所(スペース)が必要です。まずはその場所を決めることからはじめましょう。 と、その前に、展示するだけの作品があるのが前提ですよ、作品はできてますか?

 さて、お気に入りの「貸し画廊」が見つかったら料金表をもらってください。そこには画廊の平面図と料金、レンタルする時の心得などが書いてあります。 まず、そこが『画廊探し』のスタートです。もしその画廊の料金が高くて予算的に無理だとしたら、もっと安い画廊を探すしかありません。画廊巡りをして各画廊の料金を比べて自分が納得する(できる)場所を探してください。

 画廊代は場所によってまちまちですが、銀座では1週間で20〜30万円もします。学生にとって、イヤ学生でなくとも大金です。でもご安心なれ、銀座でも1週間で10〜15万円でできるところもあります。ただその分、展示スペースは狭くなってしまいますが。でも、初めての個展だとしたら無理のない手頃なところからはじめるのが賢明だと思います。何も銀座にこだわらず地元で探してください。私が言いたいのは、立派な個展を開くことが目標ではありません、形はどんなであれ、自分ひとりで個展をするのが今回の目標です。

 ひとりで個展なんて自信のない人は、はじめは友人とグループ展をしたり、親友と二人で「ふたり展」というのもあります。人数が多くなれば心強いし、大勢になれば一人が負担する金額が下がるのでとても楽ですよ。先の20万円の画廊でも5人でやるなら一人4万円の出費ですみますから。銀座の「ラ・メール」という画廊では「La Mer展」というミニ公募展をしていて、15,000円の参加費でひとり2点展示してくれるところがあります。もし初めてなら、個展にいどむ前にグループ展に参加することからはじめるのもいいかもしれません。実は私も個展をする前に3回ほどグループ展を経験してからしました(下記参考)。でも、そのおかげで個展をする時はスムーズにできたものです。

 自分の作品を展示し、もし作品が1枚でも売れるようになったとしたら画家への第一歩を踏み出したと言っていいのではないでしょうか。画家になる方法は今回で終わりです。その1からその5まで、人によって何年かかるかわかりませんが、画家になりたい方への参考になれば幸いです。頑張ってください。

 

 ・画家になる方法その5・・・個展に挑戦!(作品を発表し、販売してみましょう)

 

 あと、個展を開くにはガイドブックがありますので、参考にするといいと思います。


実践アートシリーズ8「私も開ける展覧会」
(株)ギャラリーステーション \1600(税別)

 


  次回は「公募展は画家になるのに有効か?」「画家になるには美大へ行かなくてはいけないか?」「売れない作家は画家ではない?」などのテーマについて書いていこうと思います。

8/14『画家になる方法・その1』

8/20『画家になる方法・その2』

9/10『画家になる方法・その3』

9/17『画家になる方法・その4』

11/10『画家になる方法・その5』

注意:画家になる方法は個展を通して画家になるためのひとつの例です。

 ■「La Mer展」一人2点15,000円  来年2月の募集しています(申し込み順)
   ・・・くわしくは銀座ラメールへ、http://www.g-lamer.com/

 

(参考までに)ちなみに私の初個展は金がかからないようにと探した結果、地元区役所のロビーに区民に貸し出している展示スペースがあって、そこからはじめました。そこは1ケ月という長さで、しかも無料。そのかわり絵の好きな人に向けてではなく区役所に訪れる一般の方々です。他にも駅の展示スペースや図書館など、公共スペースには市民に開放されている場所がいろいろあるので、画家になるための個展からはちょっとはずれますが、個展を開くための練習として使っていいと思います。とにかく経験を積んでください。


公私ともに忙しい。
更新が遅れてすみません。

 11/3(金)『吉牛復活だけど、これ違うじゃん』


 アメリカ産輸入牛肉の再開を受けて、ようやく吉野家の牛丼が復活した。まだ数量限定販売なんだけど、私も昨日、やっと食べました。2年ぶりだろうか、ひさびさに牛丼食うぞ〜、てな感じで、期待に胸弾ませ食べたのだけれど、 … ひとくち肉を噛んだ瞬間、これ、味違うよ。

 (_ _;)ガクッ

 肉は固くてパサパサしてるし、吉牛独特の赤ワインで煮込んだ甘味がまっっっったくない。味が染み込んでないため、肉とタマネギの素材の安さがモロ感じてしまって正直まずかった。その場で店員にこれ違うじゃんと言いたくなってしまった程。

 それに以前は「つゆだく」と言わなくてもある程度おつゆはかかっていたものの、並盛りを普通にたのんだら、つゆはほとんどなくて、まるで「つゆ無し」状態。こりゃダメだ。

 吉野家自信はまだ完全復活ではないと公言しているそうだが、味が違うものを客に出してはダメでしょ。吉牛ファンとしては早く完全復活してほしい。

 関連記事 2004.1/7『吉牛(ヨシギュウ)が無くなる日』



過去のひとりごとを見たい人は下記の月別ボタンをクリックして下さい。

2000

7月

 

9月

10月

11月

12月

2001

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

2002

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

2003

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

2004

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

2005

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

2006

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

ここに書かれている内容は徳富の個人的な感想によるものです。
特に悪意はありませんし下心もありませんので、なにとぞご了承下さい。



[HOME] [GALLERY] [PROFILE] [PHOTO] [個展情報] [LINK]
Copyright 2006 by TOKUTOMI

ご意見・ご感想・リンクについては下記のアドレスにメールして下さい。

 E-mail tokutomi@yokohama.email.ne.jp