This page is not support English.          紙を切らない水張りの方法

ひとりごと2013年12月

 ここは私の独り言のページです。展覧会や映画の感想から、日頃思ったこと、感じたことを日記のようにアップしたいと思います。お付き合い下さい。


疲れて年賀状を作るのが面倒になってきた。
今回は賀状をもらった方にだけ返事を出すことにします。
すみません 悪しからず。 m(_ _)m


 12/30(月)『チキチキ、2013、年末マイベスト10』


   今年もやってきました年末恒例のごく私的なマイベスト10。

   さっそく順位の発表としましょう。

   1.『紙芝居“ヨーカゾー”成功\(^_^)』(12月11日)
   2.『高血圧で頭クラクラ(@_@;)』(9月12日)
   3.『父が入院』(8月19日)
   4.『フランス・デュービル展スタート』(2月26日)
   5.『カタログ「BOOM」完成』(4月2日)
   6.『完成披露上映会、大成功!』 (3月26日)
   7.『奥野ビルはArtの百貨店や!(その1)』(11月8日)
   8.『暗転のGrand Guignol(グランギニョル)』(9月10日)
   9.『スカパーHDチューナー届く』(8月11日)
  10.『夕焼け空にコウモリ』(9月18日)

   私にとって今年一年を漢字にたとえるなら『初』でしょうか。
   ドラマの仕事「月見野で君に出会う」で初めて挿入歌のレコーディングを体験し、
   他の作品では劇用の救急車を出した。そして紙芝居を作ったのも初めてだった。
   こう考えると楽しい1年でした。また、アートの場では新しい会社との出会いが
   増えた。

   <今年のニュース>
   ・AKB48の峯岸みなみがお泊まりデートで坊主刈り。指原が選抜総選挙で1位!
   ・ロシアで隕石が落下して1,200人がケガ。
   ・辛坊治郎さんがヨットで遭難、涙の謝罪。
   ・日本列島を襲った台風18号。渡月橋で有名な京都の桂川が洪水に。
   ・2020年東京オリンピック決定「おもてなし」 (-A-) ゚゚
   ・みのもんたの次男が窃盗未遂で逮捕。朝ズバ降番。
   ・ユネスコの世界文化遺産で富士山が登録。
   ・食品メニューの誤表示問題、芝エビがバナメイエビだった。
   ・不発に終わった「パンスターズ彗星」と太陽に接近して崩壊した「アイソン彗星」
   ・「やられたらやりかえす、倍返しだ」のドラマ「半沢直樹」が42.2%の高視聴率!
   ・プロ野球統一球問題と楽天イーグルスが日本一に!

   <今年注目した人>
   「おしかけスピリチュアル」(テレ東)のCHIEちゃん
   「浜田のプレバト!」(TBS)に出演している俳人夏井いつき先生のぶっちゃげトーク。
   「中居正広のミになる図書館」(テレ朝)の美文字で美人の中塚翠祷先生
   「マツコ&有吉の怒り新党」のフリーアナウンサーの夏目三久さん
   「ウーマン・オン・ザ・プラネット」(日テレ)の山本美月さん
   「幸せボンビーガール」(日テレ)沖縄出張所の美咲さん。
    ドラマーのシシド・カフカさん

   <好きなTV番組>
   テレビ界初、障害者がつくるバラエティ番組「バリバラ」(Eテレ)。
   J-POPをわかりやすく解説する「亀田音楽専門学校」(Eテレ)、
   映画を勉強する「ハリウッド白熱教室」(Eテレ)、
   若者の応援ドキュメンタリー「明日はどっちだ」(NHK総合)
   美文字ブームを起こした「中居正広のミになる図書館」(テレ朝)、
   ちびまる子ちゃんのスピンオフで実写版「永沢君」(TBS)、
   いつも楽しい「日曜×芸人」(テレ朝)、
   3か月でハリウッド進出を達成した「ウーマン・オン・ザ・プラネット」(日テレ)、
   日本を取材する外国人の視点が楽しい「和風総本家」(テレ東)。
   太川陽介と蛭子能収のコンビが楽しい「ローカル路線バスの旅ふれあい珍道中」(テレ東)

   [今年の訃報](敬称略)
   大島渚監督、坂口良子、三國連太郎、夏八木勲、佐藤はじめ、
   大正テレビ寄席の牧伸二、藤圭子、島倉千代子、
   声優の納谷悟朗、内海賢二。元巨人軍監督の川上哲治、作家の山崎豊子
   アンパンマンのやなせたかし、桜塚やっくんが事故死、
   アニマル・レスリー、ジュリアーノジェンマ、アラビアロレンスのピーターオトゥール

   ・・お悔やみ申し上げます。

   関連記事 2012/12/30『2012、年末マイ・ベスト10』


映画「47RONIN」を観た。日本が舞台なのにどこにも日本を
感じない。まるでチベットか中国(笑)。
でも、トンデモぶりを楽しみに行ったので満足だけどね。
わが菊池凛子さまは頑張ってたよ。惚れてまうヤロー。

 12/27(金)『中華街で寿司ざんまい』


   さて、晩飯でも食べるかと中華街へ行った。

    

   が、しか〜し、

    

   入ったのは「すしざんまい」という寿司店。

   中華街で寿司とはこれいかに。 ← シリーズ化決定!

   「すしざんまい」は築地をメインにチェーン展開しているお寿司屋さん。
   ほら、正月にマグロの初競りを最高値で落としてニュースになってるでしょ。
   あの店だ。たぶん来年もやるよ、きっと。

   その「すしざんまい」が中華街のメイン通り、交番のすぐとなりにある。
   ここは回転寿司ではなく板前さんがひとつひとつ握っている。
   私はテーブル席に座ったので注文はテーブルに用意された紙に書いて渡した。

    

   上段左から、中トロ、赤身、タコ、イカ2カン、カンパチ、こはだ
   下段左から、カズノコ、えんがわ2カン、つぶ貝、みる貝、白エビ、ぶりトロ2カン、
   そしてエビチリ軍艦。

   実はここに入ったのは『富山の白エビ入荷』のポスターが目に付いたから。
   富山の白エビはなかなか関東では食べられない。身がまっ白でトロンとやわらかく甘い。
   食べた感触は白子を思わせる。

   エビチリ軍艦は中華街店だけの限定メニュー。のりではなく玉子焼きで巻いてあるのが
   ミソ。上品でおいしかった。

   ぬる燗のお銚子も手伝って追加注文しちゃった。

    

   上段左から、タマゴ、いわし、しゃこ、本クエ
   下段左から、いくら、青のり、 ガリ

   本クエはクエという高級魚の刺身。鍋にしたり煮つけが有名。1個498円もした。
   弾力があったけど、・・・淡白な白身魚だったので感動はいまいち。

    

   軍艦巻き用のしょうゆ差しがあった。
   頭を指で押すとピュッと出る。こいつは便利だ。

   一かん498円のクエとお銚子たのんだので思ったより高くなっちゃった。
   贅沢しちゃったけど、年の瀬だし、1年のお疲れをかねてたまにはいいでしょう。

   お腹もいっぱいになったし、ほろ酔い気分で帰りましたとさ。

   めでたしめでたし。 ← 幸せな奴だよ。

   そうそう。

   すしざんまい(中華街店)
   http://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140105/14039548/dtlrvwlst/(食べログ)

   関連記事 12/25(木)『中華街でブラジル料理\(^o^)/』


五輪選考を兼ねる全日本フィギアスケートは
男女ともにドラマティックだった。
村上佳菜子の力強い演技と泣き笑いに感動した。
これで最強の6人が決まった。みなさん頑張って。

 12/25(木)『中華街でブラジル料理\(^o^)/』


   行きつけの店Jan Barのお客様忘年会は中華街。

      

    が、しか〜し、

      

   入ったのはブラジル料理の店。

   中華街でブラジル料理とはこれいかに?

      

   ブラジル料理の店「トラヴェソグリル」はチャイニーズスクエアビルの6階にある。
   店内は驚くほど広くて、ワンフロアーに200席!、日本最大級のシュラスコ・レスト
   ランだそうだ。

   『シュラスコ』とは、大串に刺した肉やソーセージを焼いて客の目の前で切分ける
   ブラジルスタイルのバーベキューのこと。

   “肉食系男子は出てこいや〜”(by 高田延彦)

 

      

   ということで、まずソーセージとチキンからスタート。
   って、前菜がソーセージとチキンだからね。みんなスマホで記念撮影。
   ソーセージもチキンも南米産の香辛料がきいてて美味しかった。

      

   さてさて、お肉第一号がやってきました。\(^o^)/ワーイ

   まずは『牛のランプ』です。

   このように目の前で切り分けてくれる。
   お客はトングで肉の片方をつまんで・・いただきマンモス

      

   はじめのうちは余裕だけど、「肩ロースです」「フラウジーニャというカイノミです」
   「クッピンというコブ肉です」「ラムです」・・と、食べている間に次から次へとやって
   くるので途中から間に合わなくなる。ちょっと早いよ。(^_^;) 汗

   牛肉7種類の他に、ブタ肉、チキン、ラム、ソーセーに鶏のハツ、パイナップルが一巡で、
   “ストップ”をかけないとエンドレスで繰り返し回って来るので、

    ♪お〜肉は続くよ どこまでも〜。

   まるで、肉の“わんこそば状態”。(@_@;)ムヒ〜

      

   パイナップルが来た時はホッとした。

   このパイナップルも焼いてあって、焼きリンゴのように甘味が増している。
   上はプレーンでそのままの味、下はシナモンがかかっていて南米っぽい。

      

   ちなみに〜、
   肉ばかりでなく、サラダやフルーツ、オードブル、デザートはビュッフェスタイルで
   好きなものを取り放題。ドレッシングも数種類あって『バジルドレッシング』が
   さっぱりしてて美味しかった。

   私しゃ、ここが気に入っただよォ。 ← 誰?

   誕生日とかイベントの後、大勢で来るのにおすすめです。
   それと元気な男の子がいるファミリーもね。

   お肉が大好きな“はじめ人間ギャートルズ”はご来店あれ。

   ブラジル料理「トラヴェソグリル」
   横浜市中区山下町144 横浜中華街チャイナスクエアビル6階
   http://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140105/14006535/(食べログ)

   関連記事 12/19(金)『忘年会はスペインクラブ』


昨日(22日)は冬至。
庭で採れたユズの実を風呂に入れた。
思えばうちのユズは、この冬至の日のために
1年間育ってるんだなと気がついた。感謝


 12/23(月)『新作イノセント完成』


   しばらくぶりに筆を持つので、大作前の小手調べとして前から決めていた
   「Innocent(イノセント= 純真無垢)」を塗りはじめた。

      

   今回は色を混ぜながら塗っていこうと思うので、白い肌のベースに、緑や紫、
   ピンクを、影になる部分を予測しながら置いていく。

      

   その上に少女の肌の色としてホワイトをベースの色と混色しながら塗っていく。
   ホワイトといってもただの白ではなくGOLDENの「ニュートラルグレー8」を使用。

   ということで、あっという間に完成。\(^o^)/

      

   もとの下絵では女の子の後ろに後輪(丸い輪)を描いてたけど、
   少女の顔が西洋風だったので星をつけてみた。それもデザイン的な星ではなく
   ラフなタッチの不規則なとんがりをつけた“西洋風の星”にした。
   突然の思いつきだけど、結構、気に入っている。

   ふりかえれば、背景作りの時、突然、植物の葉をスタンプして、その凸凹のが
   平凡になりがちな背景にアクセントをつける効果となったし、背景の左上から
   光を射し込ませたのも一瞬の思いつき。それに呼応させるように後輪に西洋風
   の星をつけることになった。

   こんな小品であっても、下絵を描いたときには想像してなかった事が重なっ
   て予想以上の作品ができた。創作活動はこれが楽しいからやめられない。

   さて次は別バージョンのイノセントをもう一枚描いてみるか。
   これからは大作の絵と並行して、このイノセントちゃんシリーズを進めようと思う。
   正月の9連休が楽しみだ。 o(^_^)oルンルン

   関連記事 12/13(金)『新作「イノセント」再開!』


映画「47RONIN」を観た。どこにも日本を感じなかった。
まるでチベットか中国(笑)。でも、それを楽しみに
行ったので、結果的に満足なんだけどね。
わが菊池凛子さまは頑張ってたよ。素敵。

 12/21(土)『下村観山のラファエロの模写』


   忘年会の帰りに横浜美術館で行われている下村観山(しもむらかんざん)展を観た。

   観山は明治から昭和初期に活躍した日本画家で、幼い頃に狩野派の描法を身につけ、
   芸大の一期生となり、イギリス留学で西洋画を研究して独自の画風を確立した大家
   である。

      

   今回お気に入りのひとつは「張果老(ちょうかろう)」の作品。

   作品を観た時に笑ってしまった。
   だって、画面の左端にロバがちっちゃく描かれていて、張果老とサイズが合って
   ないんだもの。しかも画面から半分切れてるし、とってつけたような感じが変だ
   からさ。

   解説によると、張果老はロバに乗って長距離を移動できる中国の仙人だそうで、
   ひと休みするときはロバを紙のように折りたたんでヒョウタンにしまい、休憩が
   終わると水を吹きかけて元に戻したそうだ。つまり「ドラえもん流」に言えば
   “どこでもロバ〜”である。解説を読んで納得した。

   この『ロバくん』かわいくて欲しい。
   誰か形態ストラップとして作ってくれないかな。

      
       「まひわの聖母(ラファエロの模写)」

   今回の展示で面白かったのは、観山がイギリスへ留学して勉強した頃の作品が展示
   されていることだ。そのひとつがラファエロの聖母の模写である。あのラファエロ
   の聖母子像がきっちり水彩で描かれていて、和風の掛軸になって落款(朱印)まで
   押してある。あの複雑な作品を水彩で忠実に描ききっているのは見事だった。

   日本画の大家がこつこつ勉強している姿を想像すると微笑ましい。(^_^)

      
       「魚籃観音」

   そしてもっとも印象的だったのは「魚籃観音(ぎょらんかんのん)」。

   魚籃観音は「三十三観音」のひとつで、悪鬼・羅刹(らせつ)・毒竜の害を
   除く力を持っているらしいけど、

    ・・うっく。

   観た瞬間、呼吸が止まった。

 

      

    だって・・・顔がモナリザなんだもん。(@_@;)ムヒョ〜

   これ、完全にパクリでしょ。

   この作品は発表当時、賛否両論を巻き起こしたそうだけど、そりゃそうだよ。
   それよりも賛成したやつは誰だ?

   下村観山って日本画の大家で雲の上のような人とと思ってたけど、今回の展示を観て、
   真面目に勉強する優等生らしく親近感が湧いた。

   めでたし ←何がめでたいんだ?

  「生誕140周年記念 下村観山展」
   2013年12月7日〜2014年2月11日まで
   横浜美術館

   関連記事 10/14(月)『速水御舟(はやみぎょしゅう)展』

   ※お詫び※ 多くの人に絵画に興味をもってもらいたいため、ネットでダウンロードした画像を使っています。


今年の年末は祝日がうまくはまって9連休。
今まで描けなかった新作をバンバン
描きまっせー。

 12/19(金)『忘年会はスペインクラブ』


   忘年会シーズンたけなわですが、すべて写真を撮ってアップするのは無理なの
   で今年の代表をひとつ。

    

   クライアントと仕事の忘年会で東京(月島)の『スペインクラブ』へ行った。
   クリスマスもあって店の前は電飾がキラキラ。

    

   ドアを開けると床や柱が大理石で木製の輸入家具が並ぶインテリア。
   中はまるで別世界。天井が高くて雰囲気ばつぐん。
   店員はイベリコ豚をそいでるしテンションあがる。

   毎週月曜日はフラメンコ・ダンスがあるそうだ。
   行った日は火曜日だったので見られなくて残念。次は個人的に行こう。

   まずはスペイン産のスパークリングワイン『カヴァ』で乾杯。

    

   料理はイベリコ豚の生ハムとサラダにはじまって、牡蠣、マッシュルーム、ムール
   貝のアヒージョ。「アヒージョ」ってニンニクをオリーブオイルでぐつぐつ煮込んだ
   もの。それをバゲット(パン)に乗せて食べる。

   シメは定番のパェージャ。
   よく『パエリヤ』と呼ぶけど、本場の発音は『パェージャ』が近いそうだ。

    

   ところで、赤ワインを注文したらユニークな注ぎ方をしたのでパチリ。
   写真が暗くてワインの流れ落ちる軌道が見えないけれど、赤ワインはこのように
   空気にふれさせて注ぎ角をとるそうです。確かにツンと来る酸味はなくてとって
   もマイルドになりました。

   美味しかったぜアミーゴ。 ← いきなりどうした?

   月島 スペインクラブ
   http://www.spainclub.jp/tsukishima/


   関連記事 10/4(金)『キリンビール工場見学&BBQ大会』


朝、パソコンを起動したら、一瞬、起ちあがったんだけど
すぐ画面がブラックアウトしてHDの読み込みが途切れた。
結局、メモリの接触不良が原因で、本体カバーを開けてメモリを
差し込みなおしたら直った。こんなことってあるんですね。


 12/17(火)『演劇「海辺の家の姉妹」』


   今年も友人太田監督の芝居に行ってきた。

   海辺の小さな町の1軒家に異母姉妹3人とおばの4人家族がいた。
   ある日、三女が自転車で交通事故に遭い、頭部を打って話も認知もできない
   障害者となってしまったのである。事故を中心として時間が行ったり来たり
   しながら、3.11の震災も織り交ぜて、家族の在りさまと失ったものに向き合う
   人々を描いた作品である。

      

   ユニークなのは、冒頭、障害者となった三女が物語のいきさつを説明してくれ
   ること。大抵の芝居って、時間が過去にもどったり未来にいったりしても、
   観客はセリフや小道具から演じられている時代を自分で判断しないといけない。
   でも、それはとっも面倒で厄介である。この作品は最初に説明してくれて、
   なおかつ『事故の何日前』とか『〇年前』とプロジェクターで字幕が出るので鑑賞
   しやすかった。わずらわしさが無い分、芝居に集中できる。

   事故が起こる前はいったって普通(とも言えないが)な関係の家族。
   みんな“孤独”を抱えて生きていて、それをうまく表現できなくてぶつかって
   ばかり。そんな人を愛する(信頼する)ことが出来ない人々の中で、三女を跳ね
   てしまった加害者の男が私には一番素直な人間らしく思えた。

   ストーリーは太田さんらしく、短い場面の積み重ねで構成され、後半、無関係と
   思われていた人同士が関係を持っていることがわかってぐんぐん引き込まれていく。
   町の警官が実は同級生だったり、加害者の男に人生を狂わせられていたり・・。
   クライマックスに近づくにしたがって深まっていくドラマ構成がうまい。

   欲を言えば・・・

   障害者の三女が天に召される場面でドラマティックな展開はなく、わりと静かな
   雰囲気のまま観客に想像させて終わってしまうけど、私としてはあざとくても、
   もっとはっきりとした演出があってもよかったかと思う。3.11で亡くなった恋人と
   遭い、数年前に亡くなったであろう父とも同じ場を共有する。見ている私は“ここ
   で泣きたい”と感情が高まっているので、その感情を後押ししてくれるような演出
   が欲しかった。

   例えば、怪我をしてない三女が現れて、恋人と父と3人の手をとり合うとか、
   満面の笑顔をみせるとか、もっと大きな芝居が欲しかった。

   でも私がそう言うと「徳富さん、それクサいよ」とか「あざといのはヤダ」って
   太田さんは笑って否定するからな。 (^_^;) ま、これが太田演出だからね。

   芝居後は一緒に行った大和の仲間と監督と出演者で乾杯をした。
   どうもお疲れさまでした。\(^o^)/

   関連記事 2012/11/24(土)『モノ・プロセス』


今年の世相漢字が『輪』に決まったそうだ。
うーん、何かピンとこないな。
だったら「倍返し」の『倍』はどうだろう。だって
アベノミクスの安倍首相も『倍』がつくでしょ。

 12/15(日)『ボジョって・・最近飲んだ洋酒』


   以前ほど盛り上がらなかった今年のボジョレー・ヌーボー。
   お祭り好きな日本人でもさすがに飽きたのだろうか。
   最近は略して“ボジョ、ボジョ”って呼んでるけど、
   「崖の上のポニョ」じゃないんだからね。

   ということで、忘年会もたけなわ、
   最近飲んで撮ったお酒の写真をまとめてUPします。

    

   まずは、ジャンバールのバーテンダーさんの誕生日で頂戴したシャンパン
   『モエ・エ・シャンドン(Moet & Chandon)』、略して“モエシャン”。
   フランスの世界的に有名なシャンパン製造会社だそうです。
   上品なお味に思わず“萌え(モエ)〜”と言いたくなる。

    

   つぎはイタリア産のスパークリング・ワイン「フェラーリ」ロゼ。
   シャンパーニュ方式に従った高品質で上品なスパークリング・ワイン。
   イタリア産なのでスパークリング・ワインではなく「スプマンテ」と呼ぶそうです。
   ちなみに車のフェラーリとは直接関係ないようです。

    

   料理として出された“こはだ”。
   銀色にピカピカに光っててきれいでしょ。

    

   この“こはだ”、魚の味と酢の加減が絶妙で超うまかった。o(^o^)o

   最近、回転ずしの茶色く変色した酸っぱい“こはだ”しか食べてなかったので、
   感激もんです。本物は味が上品で甘みがあってお美味しいんだね。

    

   今度はドイツワインの「ヨハン・ヨゼフ・プリュム(Joh.Jos.Prum)」カビネット。
   甘口のフルボディ。ぶどう果汁の甘みがよく出てジュースを飲んでるようだ。
   「日時計」という名前の畑で採れた葡萄だそうで、それでラベルに日時計のマークが
   ついてるんだ。それが買うときの目印。

   私はこいつと出会ったおかげでワインに対する自分の好みがわかったんです。
   それからは店でワインの好みを聞かれると“ドイツ産の甘口フルボディ”とこたえる
   ようになった。ちょっとカッコイイでしょ。 ←知ったかぶり小僧

    

   上はフランス産でも、ワインではなくシードルです。
   「Cidre Val de Rance」(ALC.4.5%)
   これは飲み屋で知り合ったシードル好きの女性からプレゼントされたもの。
   シードル(Cidre)とは、くだもののリンゴを発酵させて造ったお酒のこと。

   フランス北西部のブルターニュ地方では、昔からワインとは異なった独自の
   リンゴ文化があって造られたお酒だそうです。甘くて爽やかで美味しい。
   炭酸発酵してるのでジュース感覚のビールです。

   はあ、・・・書いてて疲れた。

   関連記事 3/5(火)『打ち上げ「マヤンの呟き」』



 12/13(金)『新作「イノセント」再開!』


   仕事と紙芝居に追われれて、まったく出来なかった作品制作。
   先週の土曜日いよいよ再スタートした。

    

   実は背景塗りは終わってて、普段ならこのまま主人公の女の子を描くんだけど、
   紙芝居を描いたために工夫をしたくなった。

   このままだと何か物足りないなあ。・・と、しばし考える。

    

   背景を汚してみるかと思い立ち、
   庭へ出て“落ち葉ひろい”を始めた。

   写真がうちの庭。木々の葉は落ちて今は菊の花が咲いている。

    

   落ち葉は土で汚れてたりカサカサして壊れやすいので、若くて生きのいい葉に
   変更。今の時期、葉がしっかりしてるのは柑橘系の植物。
   柚(ゆず)、みかん、夏みかんの葉を採取した。

   突然どうしたかというと。

   NHK(当時、教育テレビ)の「趣味百科」という番組で油絵講師をしていた山本文
   彦先生の本を持っていて、再開するに当たって読み返していた。その本に背景の
   マチエール(デコボコの事)には、木の葉を絵の具につけて型押しすることが書か
   れていたのだ。

    

   ということで女子キャラクターの足元に葉を放射状にペタペタスタンプしてみた。

   でも・・、思うようなイメージが出来ず ・・・やっぱ辞めた。

    

   ということで再び上から全〜部、塗りつぶす。

   今度はアクアグリーン一色ではなく、左上に“天からの光”が差し込むイメージとし
   てパステルレモンを、その反対側にはパステルライラック。下方にイエローオーカー
   を混ぜて塗った。

   葉をスタンプした時についたデコボコのマチエールは、画面に変化を残すので、
   削らずにそのまま残した。

   葉っぱを失敗したため無駄な時間を過ごしてしまったようにみえるけど、
   以前のままのペロンとした背景より数段良くなったと思う。これはこれで“あり”だ。

   このようにあれこれ閃いたことをやったり辞めたりしながら作品は進んでいく。
   この、あれこれ試している時間は私にとって充実した時である。

   つづく

   関連記事 9/16(月)『新作「INOCENT」』


泉の森の紙芝居。当日は寒くて
お客さんは少なかったけど、
みなさんに喜んでもらいました。\(^_^)


 12/11(水)『紙芝居“ヨーカゾー”成功\(^_^)』


   12月8日(日)は待ちに待った紙芝居“ヨーカゾー”(*1)の初演日!
   興奮して朝5時に目が覚めた。まるで遠足前の小学生気分。

   いてもたってもいられなくて集合時間の1時間半前に現場に到着。
   早く着きすぎたので、泉の森を早朝トレッキング。 ← 何しとんの?

   やる気満々とイキがっても、演じるのはゆうさんだけどね。 テヘペロ(・ω<)

    

   会場は泉の森にある郷土民家園。
   江戸時代に建てられた民家が移築復元されている。

   写真の真ん中に立っている“竹竿と籠”は、ヨーカゾーを退治するための
   目籠(めかご)。紙芝居のクライマックスに登場する必須アイテム。

    

   旧北島家の土間に客席を設けて、10時、11時、12時の3回、訪れた
   観光客を相手に演じた。私も『ヤマトン名刺入れ』を首から下げてお手
   伝い。しかも、拍子木を打って“呼び込みプレイ”。

   ところがこの日はあいにく寒く、お客さんはちょっと少なかった。くぅ〜
   それでもみなさん楽しんでくれたので満足です。

    

   ゆうさんの面白い語りにBGM(音楽)と効果音。どれも良くて、
   動かない絵なのにイメージがふくらんで、まるで映画を観ているよう
   な気分だった。

    

   ゆうさんによると、紙芝居って、これから何年も、何十年も、何百年でも、
   大和市のヨーカゾー伝説とともに後世に受け継がれて残っていくので
   すばらしいことなんだと言われた。

   制作中は辛かったけど、やってよかったと思う。

   みなさんに拍手。\(^o^)/

   (*1)ヨーカゾーとは、
   神奈川県大和市に伝わる昔話しで、草履や着物を脱ぎっぱなしに散らかしてると、2月8日と
   12月8日に一つ目小僧の“ヨーカゾー”が現れて家に災難を落とすというもの。子どもたちへ
   の教訓話しになっている。その一つ目小僧を退治するのは、“竹竿と籠”で作った目籠(めかご)
   飾りなのだ。

   関連記事 12/1(日)『ヨーカゾー紙芝居の、完成でーす!』



 12/9(月)『モロッコ料理のタジン鍋ランチ』


   モロッコ料理といえば“タジン鍋”。

   特徴ある三角帽子の蓋がついてる土鍋でぐつぐつ煮込んだ料理である。
   あの三角形は食材から上がる蒸気やハーブなどに含まれる香りが上部で
   冷やされて結露し、食材に戻って風味を逃さない効果があるそうだ。

   昼には重そうなタジン鍋が、ひとり分に小さくなってランチに食べられると
   いうので行ってきた。

   場所は横浜・関内のモロッカ(MOROCCA)。
   先日紹介した「テンマ」のとなりである。

      

   赤いビルの2階、ドアの上にかわいいランプが下がっている。
   ドアを開けた瞬間、クミンのような香辛料の香りが漂ってきた。

      

   タジン鍋ランチ「とろーりチーズのミートボールタジン」を注文した。
   運んできた女性が三角帽の蓋を持ってしまったので蓋なしの状態で
   パチリ。あいびき肉のケフタ(ミートボールのこと)がさわやかな酸味ある
   トマトソースで煮込んである。見た目よりさっぱりしてるためランチでも
   全然重たくない。暖かくて冬にピッタリ。

   ごはんは五穀米とクスクス(アフリカ料理の穀物)と選べるようになっている。
   けど、私はクスクスが嫌い(あれは食感が悪くて人間の食べるものとは
   思えない)なので迷わず五穀米を選択。

   ランチタイムは店内が女性で埋まる。
   女性って美味しいものを知ってるね。

   モロッカ(食べログだけど)
   http://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140104/14037385/

   関連記事 10/29(火)『南極料理人のドライカレー』


紙芝居「ヨーカゾー」の初公演が決まりました。
場所は 神奈川県大和市、
泉の森内の郷土民家園
日時は、12月8日(日曜日)11時、12時、13時の3回です。
よろしく〜。

 12/6(金)『ゆるキャラグランプリ結果発表!』


   11/24(日)、今年の「ゆるキャラグランプリ」の結果が発表された。

   2013年のグランプリは、栃木県佐野市の「さのまる」でした。
   写真、左から2つめの白いラーメンどんぶりを頭にかぶっているキャラ。

      

   途中までトップを独走していた浜松市の「出世大名家康くん」(写真左)は、
   最後に逆転されて2位にあまんじた。以前、『天下(1位)をとらなかったら
   マゲを切って出家する』と公約したので、公約通り断髪式をするかしないか
   もめているそうだ。(ちなみに、家康くんの口(くち)は、顔の真ん中で“への
   字”に曲がった鼻に見えるのがそれです。みなさん間違えやすいので注意
   してください。)

   さて〜、(by 小林完吾、元日テレアナ) ←古い

   私も関わっていた神奈川県大和市の「ヤマトン」は残念ながら50位でした。

   でも、参加キャラ数1,579体中の50位だから充分健闘したといえるでしょう。
   それに、テレビによく出ていた兵庫県の「ちっちゃいおっさん」が49位で、
   そのとなりなんだから、これは大健闘と胸を張って言いたい。

   ちなみに私の“推しキャラ”岡崎市の「おかざえもん」は22位だった。やっぱ、
   ゆるキャラに“シュールさ”は必要ないということでしょうね。チャンチャン
   (写真はネットからダウンロードしました)

   2013ゆるキャラグランプリの結果
   http://www2.yurugp.jp/

   関連記事 10/2(水)『ゆるキャラグランプリ“ヤマトン”』 



 12/4(水)『じぇじぇじぇ、アイソン彗星消滅!』


   )*o*( じぇじぇじぇ、 ← 今年の流行語大賞

   ニュースを知ってビックリ。

   天文ファンが待ち望んだ『アイソン彗星』が、29日の未明、太陽に接近
   した際に崩壊したと米航空宇宙局(NASA)が発表した。12月上旬に
   長い尾が肉眼で見られると期待されたが、もはや地上からその姿は見る
   ことはできないという。

   私は去年からカレンダーに記しておくほど楽しみにしてて、どこで撮影し
   ようか計画していただけにがっかりだ。

   実は今年は2月に『パンスターズ彗星』が接近して、これまた肉眼で見ら
   れると評判があったけど、結局、予想に反してそれほど輝かず不発に終わっ
   ていた。だからこそ『アイソン彗星』に期待する天文ファンは多かったのだ。

   聞くところによると全日空がチャーター機で大人2人で約10万円という
   高額な遊覧飛行するツアーを企画し、約100席が15分で完売したそうで
   ある。それがパァになりそうだ。また、今夜予定していたNHKの生中継
   特番も、その内容を変更せざるを得なくなった。

   ということで、がっかりしているみなさんに、私が16年前(1997年)に撮った
   『ヘールボップ彗星』の写真を見せてあげよう。 ← 上から目線

      

   うちの西側の窓から撮ったもの。
   マンションの上にポツンと写ってる星がそれ。もっとアップにしたのが下の写真。

      

   彗星のことを昔は“ほうき星”と呼んでいた。ロマンがあっていいなあ。
   頭の丸い光は氷の核(光っている周囲をコマと呼ぶ)があって、その後ろ
   に光の尾が流れているのがわかる。夜空にずっと輝いてるって神秘的でしょ。

      

   これ、1眼レフカメラ(当時はフィルム)で、250ミリのズームレンズで撮った。
   スローシャッターでこれだけ撮れたんだから、それだけはっきり見えていたと
   いう証拠でもある。

   この“ほうき星”が何と数ヶ月にわたって(天気の良い日は)毎晩のように
   肉眼で見えていたんだから驚きだよね。『アイソン彗星』もそうなる予定だっ
   たのに。(-_-;) 残念
 


1年間楽しみに待っていたアイソン彗星。
肉眼で見える彗星として期待してたのに・・・
太陽に近づいた影響で崩壊しちまったよ! )*o*(アジャパ〜

 12/1(日)『ヨーカゾー紙芝居の、完成でーす!』


   6月にスタートした“ご当地創作紙芝居「ヨーカゾー」(*1)”が終わった。

   と言っても、私の絵が完成したのであって、子供たちに見せるために
   効果音の仕込みや練習をする“ゆうさん”はこれからが大変だろう。

      

   写真左は「ヨーカゾー」の脚本を書いてくれた井手さん。
   大和市のヨーカゾー伝説は文章にして3行ぐらいの短い話しなのに、
   うまくふくらませてくれた。真ん中は私で、右がボランティアで地元の
   子ども達のために“読み聞かせ”をしているパフォーマーのゆうさん。

   紙芝居の舞台の上に貼ってある小さな絵は、話しの途中で子ども達が
   飽きないように説明部分に貼ってもらうために作ったもの。話の途中で
   新たに絵が追加される紙芝居ってないんじゃないかな? 新しい試みです。

      

   どうですか、ヘタな絵でも紙芝居の舞台に入れると“様(さま)”になるでしょ。

   この表紙だけ見ると、牧歌的で懐かしい、本物の(?)紙芝居のように見え
   るけど、途中から劇画調の怖〜い作品に変貌していくんです。そのギャップに
   みんな驚くと思うけど、 どうかな。 ヒヒヒ ← 作者の含み笑い

      

   この作品は神奈川県の大和市を中心として12月から行われる「ゆうさんの
   紙芝居パフォーマンス」で子供たちに向けて上演されます。

   ・・その反応が楽しみだよ〜ん。(by ダヨーンのおじさん)知ってる?

   ゆうさんの紙芝居パフォーマンスHP
   http://www.ta-ma-ru-ya.co.jp/yu-san/

   (*1)ヨーカゾーとは、
   神奈川県大和市に伝わる昔話しで、草履や着物を脱ぎっぱなしに散らかしてると、2月8日と
   12月8日に一つ目小僧の“ヨーカゾー”が現れて家に災難を落とすというもの。子どもたちへの
   教訓話しになっている。

   関連記事 11/22(金)『紙芝居(その7)完成\(^o^)/』




過去のひとりごとを見たい人は下記の月別ボタンをクリックして下さい。

2000

7月

 

9月

10月

11月

12月

2001

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

2002

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

2003

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

2004

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

2005

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

2006

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

2007

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

2008

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

2009

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

2010

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

2011

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

2012

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

2013

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

2014

1月


ここに書かれている内容は個人的な感想によるものです。
特に悪意
はありませんし下心もありません。


[HOME] [GALLERY] [PROFILE] [PHOTO] [個展情報] [LINK]
Copyright 2013 by TOKUTOMI

ご意見・ご感想・リンクについては下記のアドレスにメールして下さい。

 E-mail tokutomi@yokohama.email.ne.jp