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ひとりごと2014年12月

 ここは喜翔の独り言のページです。展覧会や映画の感想から、日頃思ったこと、感じたことを日記のようにアップしたいと思います。お付き合い下さい。


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  12/30(火)『チキチキ、2014、年末マイベスト10』

   今年もやってきました毎年恒例の私的なマイ・ベスト10。

   さっそく順位の発表としましょう。

   1.『フランス・シメリア国際フェスティバル2014に参加』(10月14日)〜(12月23日)
   2.『祝・光回線開通\(^o^)/』(4月10日)
   3.『シナリオ「茄子の仔牛」ようやく完成!』(9月26日)
   4.『エログラ展はじまりました』(6月30日)
   5.『友人、知人、銀幕スター、訃報が続いた』
      「自主映画を撮った友人が癌で亡くなる」
      「高倉健さん亡くなる」(11月21日)
      「チビちゃん亡くなる」(11月27日)
      「菅原文太さん亡くなる」(12月5日)
      「川北紘一監督亡くなる」(12月14日)
   6.『幻想芸術展スタート』(5月5日)(5月8日)(5月12日)
   7.『ヨーカゾー紙芝居が新聞に載ったどー』(4月17日)
   8.『仙台ロケ、被災地はまだ』(10月3日)
   9.『ギョエー )*o*( Macが壊れた!』(2月3日)
  10.『記録的な大雪!』(2月10日)『また雪? かんべんしてよ』(2月19日)

   私にとって今年一年を漢字にたとえるなら『旅』でしょうか。
   仕事で秋田、仙台の出張。絵の活動ではフランスの国際幻想芸術展
   に参加した。実際の旅だけでなく、国際幻想芸術協会に加盟して、
   新たな旅立ちをすることになった。

   今年参加した展覧会
     ・オルモックエンタープライズのMOVE展(1月)
     ・IFAA 国際幻想芸術展(5月)
     ・エロティックグラマー展(6月)
     ・MOVE展 in Teltow日独交流巡回展(7月)
     ・フランス(セダン)CHIMERIA展(10月)


   <今年のニュース>
    ・佐村河内守のゴーストライター問題。
    ・ロシアのソチで行われた冬期オリンピック
     期待された浅田真央はSP16位と失速。迎えたフリーで圧巻の演技に涙。
    ・理化学研究所の小保方晴子さんのSTAP細胞ねつ造疑惑、結局、再現できず。
     副センター長の自殺まで
    ・消費税8%導入
    ・死者行方不明者304人を出した韓国・旅客船セウォル号の転覆事故。
    ・パソコンの遠隔操作の片山容疑者が自首
    ・泣きじゃくり会見の野々村議員、何度見ても笑える。
    ・集中豪雨で広島県で土砂崩れ。また、御嶽山の噴火で34人死亡
    ・代々木公園でポッと発生したデング熱、世界ではエボラ出血熱が流行に。
    ・錦織圭が全米オープンテニスで準優勝、日本人初の快挙。
    ・中語の漁船が小笠原近海で赤サンゴを密漁。その数200隻!
    ・小渕優子議員の関連政治団体の不透明な支出問題が継続中、
     にもかかわらず、選挙前に当選確実が流れる。
    ・ノーベル賞に青色発光ダイオードの日本人3人が受賞した。
    ・焼きそばのペヤングに異物混入、販売生産中止に。
    ・大韓航空機の副社長が、機内でナッツの出し方が悪いと怒った『ナッツ・リターン問題』。


   <今年注目した人>
    日本エレキテル連合の「ダメよ、ダメダメ」
    ディズニー映画「アナと雪の女王」のレット・イット・ゴーが流行して
    歌手のMay J.、神田沙也加、吹き替えした松たかこに注目集まる。
    女優の本田翼、満島ひかり、ドラマにCMに大活躍。
    イギリスのロンドンから人気が爆発したアイドルユニット「ベビーメタル」
    お笑い芸人「ゆにばーす」の顔芸のはらさん、白目芸人のピスタチオ。


   <テレビ番組>
    「日本戦後サブカルチャー史」(Eテレ)
    「亀田音楽専門学校」(Eテレ) 「ロンリのちから」(Eテレ)
    「どぅんつくば〜音楽の時間〜」(フジ)

    ・今年はバラエティのドキュメンタリー化が増えた。
      蛭子さんがいい味だしてる「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」(テレ東)
      「逆向き列車」(テレ東)、 「家、ついい行ってイイですか?」(テレ東)
    ・外国人番組と日本を逆輸入的に紹介する番組が流行る。
      「YOUは何しに日本へ?」(テレ東)、 「和風総本舗」(テレ東)
      「世界の村で発見!こんなところに日本人」(テレ朝)
      「世界が驚いたニッポン!スゴ〜イデスネ!視察団」(テレ朝)
      「世界行ってみたらホントはこんなトコだった!?」(フジ)」

    ・今年はテレ東の勢いが目立った。すごいぞテレ東!


   [今年の訃報](敬称略)
     淡路恵子、山本文夫、桂小金治、やしきたかじん、
     宇津井健、高倉健、菅原文太、米倉さかとし、蟹江敬三、
     林隆三、安西マリア、中島啓江、
     声優の永井一郎、納谷六郎、仲村秀生、特撮映画監督の川北紘一、
     周富徳、ラーメンの鬼・佐野実、レッツゴー三匹のじゅん、
     エイリアンのデザイナーのH・R・ギーガー、ロビン・ウィリアムズ、
     ファッションの大内順子、赤瀬川源平、土井たか子、

     そして、「田勢康弘の週刊ニュース新書」(テレ東)の
          アイドル猫のまーご。

     ・・・お悔やみ申し上げます。


   関連記事 2013/12/30『チキチキ、2013、年末マイベスト10』

AKB48の高橋みなみが卒業を発表した。
大島優子もいなくなって、
AKBも、もう下り坂だね。

 12/26(金)『スライダードリーのテスト動画』

   前回(12/19)の続き・・・

   75センチ幅の「ベアリングスライダードリー」を実際に使ってみた。
   そのテスト動画をアップしました。撮影場所は会社の前、横浜公園。

   『関内の秋』をご覧ください。(YouTubeページにとびます)


       『ベアリングスライダードリーのテスト撮影』

      
        http://youtu.be/oegX6kgPfNY


   どうでしょう、意外と移動撮影の雰囲気あるでしょ。

   通信環境によって画面の動きがギクシャクするかもしれないけど、
   実際はなめらかで、画像もハイビジョンのためきれいです。

   前にも書いたけど、75cm幅って短くて使い物にならないと心配して
   いたけど、テスト撮影してみると、案外、使えるもんだと驚いた。

   撮影のコツは、じわっと、ゆっくり移動させること。
   あとは対象物の手前に重なる物を入れ込んで撮影することです。


   さて、次は一眼レフカメラと専用レンズを使わないで“ジオラマ風”
   の映像作りにチャレンジします。


   関連記事  12/19(金)『スライダードリー購入』

庭の柚(ゆず)が黄色くなった。
冬至には“ゆず湯”に入ると風邪を引かないと
いうけれど、ちょうど柚が一番きれいになる頃だ。
人と自然の共生って年をとってやっとわかってきた。

  12/23(火) 『フランス・セダン紀行(その9)展覧会場』

   いよいよ国際幻想芸術CIMERIA展、当日(10/18)。

      

   メイン会場はセダン町の公民館。

   さすが、世界中の現代幻想芸術(ファンタジックアート)のトップが集う
   展覧会なのでビッグな作品ばかり。

      

   黒いボードが天井からワイヤーで吊り下げられ、そこに100号の作品
   が並ぶ。奇抜で夢のような作品ばかり。

      

   どの作品も、正直いって“?”と思うものばかり。

   といっても、私の作品だって一般の人は理解できないだろうから
   他人のことは言えないけど。

      

   外国の作品は発想が自由だ。

   作家が、自分で好きだと思う世界を存分に、のびのびと描いているの
   が伝わってくる。うらやましく思った。

      

   刺激も受けたけど、私の大作をここに展示されても見劣りしないぞ(負け
   ないぞ)という自負、自信も感じた。いつか、このメイン会場に飾れるよ
   うになりたい。

           *       *      *

   さて、日本を含めたサブ会場は町から徒歩10分のセダン城にある
   ギャラリー。

      

   日本の展示コーナーはIFAA会員20名ほどの作品を展示した。

   古城の中に煉瓦の壁、植物もあり、落ち着いたギャラリーだ。

      

   ここにも多くの方が来てくれた。

   みなさん、ひとつひとつの作品をじっくり鑑賞しているのが印象的。

      

   今回、私が出展した「ヴィーナスの誕生」。

   展示の都合で小さな作品を持って行ったけど、いつか大作を
   ここに展示してみたい。

      


   つづく


   関連記事  11/30(日)『フランス・セダン紀行(その8)「セダン城」』

大韓航空機の副社長が、機内でナッツの出し方が
悪いと怒った『ナッツ・リターン問題』。
パワハラも問題だけど、そのために便を遅らせる
なんて、お客のことを考えない行動に怒り心頭。
その副社長は会長の娘だったなんて。
同族経営の悪しき慣習を撤廃すべきだ。

 12/19(金)『スライダードリー購入』

   ブログ用の動画や低予算の仕事が多くなり、自分で撮影すること
   が増えた。物撮り(ぶつどり)にしてもインタビューにしても、お洒落
   で今様な移動撮影の機材を(会社が)買った。

   iPhonで誰でも手軽に動画を撮れるようになった昨今、映像におい
   てのプロとアマの違いって何だろうと常々考えている。映像を見た
   瞬間に、あ、これはプロの仕事だなと思える映像ってあるはずだ。
   それを会得したいと思っていた。

   そこで、購入したのがスライダードリー。

      

   商品名は「ベアリング・スライダー・ドリー」で、

   ひとつのバッグにコンパクトに収納できるのが良い。(上写真)

      

   組み立てると、こんな感じ。

   両端に台をつけて、地面に置くことが出来る。


      

   三脚につけるとこんな感じ。

   レールの長さは75cmで、ひとりで扱いやすいサイズだ。

   レールが1mを超えると、カメラを移動したときにその重みでレールが
   たわんでしまうし、三脚も2本必要になる。そうなると、ひとりでは
   使えなくなるので75cmにとどめた。

   ただ75cmって短くて使い物にならないのでは? と心配していたが、
   実際にテスト撮影してみると、案外、使えるもんだと驚いてしまう。

   次回、これを使ったテスト映像をご覧に入れます。

   つづく


   関連記事 2/21(金)「カメラと写真の見本市『CP+』(その2)」

今年を表す世相漢字が『税』と発表された。
でも、STAP細胞の小保方さんや、ゴーストライター問題
の佐村河内、泣きじゃくる野々村議員に

政治資金問題をかかえる小渕優子議員・・・。

私は疑いの
『疑』、もしくは偽りの『偽』だと思う。

 12/17(水)『“激おこ”衆院選、やっぱ自民か(-_-;)』

   14(日)、衆議院選挙が行われ、自民党が過半数を獲得して安定
   政権となった。(なってしまった)

   自民が勝つのはわかっていたが、どうして自民なの? ひさびさに
   激おこプンプンモードだ。o(>o<)o

   投票率が52.66%と、戦後最低を記録したそうだが、これは仕方
   ない。そもそも『大義なき選挙』で、国民のための選挙ではなく、
   自民党による自民党のための選挙だったから。シラケちゃったん
   だろう。

   自民党が好きで入れた人はいいんだけど、最悪なのが、自民は
   嫌いだけど他に入れる政党が無いから自民にした、って人。
   それはないよ。もっとよく考えて行動してくれ。


   2年前、自民党は『自分の身を切って税を上げる』と約束したはず
   なのに、結局、議員定数は削減せず、国民の税金だけアップした。
   これは約束が違うどころじゃなくウソつきでしょ。

   私はそんな自民にお灸をすえたくて選挙に行ったのにガッカリだ。

   民主党は政権を託しても、まとまりがなくて何もできなかったし、
   みんなの党は解散。維新の党もバラバラ。これでは選挙になり
   ません。

   この怒りに、私は白票を投じてしまった。


   このままでは自民党の独裁政治になってしまうよ。
   集団的自衛権も、その後の憲法改正も、みんな通っちゃうからね、
   それでいいのか諸君!!


   今回の選挙で700億円(?)の予算がかかったらしいが、
   そんな金があったら、そのまま国の借金返済に充填したり、
   年金問題の対策費に使ったり、福祉にまわしてくれた方がまだまし
   だった。 ...(ー"ー)゚ ゚ フン やってられんワ。

      

      私の投票所はわが母校。
       この日はNHKの出口調査員がいて投票者の人数を数えてた。



   関連記事   2012/12/17『衆院選、民主大敗』

            2013/11/30『“激おこ”最近のニュースに物申す』

「ウルトラマンA」や「ゴジラVSビオランテ」など、
テレビや映画の
特技監督で有名な川北紘一さん
5日、肝不全で亡くなられた。
    ・喪に服している間、右上のインジケーターは消灯します。。
この暮れは多いなあ。


  12/14(日) 『川北紘一監督亡くなる』

   「ウルトラマンA」や「ゴジラVSビオランテ」など、テレビや映画の
   特技監督で有名な川北紘一さんが亡くなられた。

   私が最後にお会いしたのは5年程前。

   うちの会社が東京の新橋から浜松町に移転したときに、近所の
   居酒屋でお酒を飲んだ。うちの会社と川北さんの事務所は大門
   の交差点を挟んですぐ近くにあったからだ。

   実は、川北さんが学生だった頃、彼のお姉さんがうちの社員(経
   理担当)だったことがあり、若かりし頃から映像に興味があった
   川北さんは度々会社に遊びに来ていたそうだ。

   そして、今から20年前のこと。

   私が助監督をしていた公共PR映画の中で、荒川が決壊して住
   宅地が濁流にのまれるという場面があり、川北監督にその特撮
   をお願いしたことがあった。

   東宝ステージに作られたミニチュアセットの奥に、洪水を起こすた
   めの『水落とし』という大きな仕掛けが作られた。監督の合図とと
   もに何台かのハイスピードカメラが大きなモーター音を鳴らして
   まわりだし、次の合図で大量の水がドカーンと大きな音ととに襲っ
   てきた。精巧に作られたセットが一瞬にして流されたのは迫力が
   あった。

   ・・・で、

   去年(2013)日本映画専門チャンネルの「特撮国宝」という番組
   に川北さんがゲスト出演することがあり、一般に見ることができ
   ないその洪水映画を番組で上映したいと川北さんから直接お電
   話を頂いた。(そう、お会いしなかったものの、その時、2度、
   お話しをしている)

   ・・・ところが、番組の時間の都合からそれは実現しなかった。

   今思うと残念である。

   浜松町の川北さんの事務所(D.P.J)には、川北社長のデスクの
   前には数々のゴジラフィギアが並んでいて、印象的だったのは、
   でっかいゼロ戦が壁にかけてあったことだ。たぶん「零戦燃ゆ」
   で使ったものだと思う。


   1988年、川北監督は日テレのドラマ「五稜郭」の特技監督をして、
   友人の白石もスタッフとして参加していた。その時使われて捨て
   られた鉄のウエイト(重り)を白石がもらってきて、うちの会社の
   スライドレールの台として再利用したことがある。それは、白石
   自身の自主映画「愛欲の宇宙戦争」の特撮で使い、その台座
   を『五稜郭』と呼んでいる。極めてローカルな話題でした。m(_ _)m


   いつもニコニコとやさしい笑顔で、特撮の話しになるととたんに
   目を輝かせて子供のようになる川北さんが忘れられない。

   ご冥福をお祈りします。


   関連記事 12/5(金)『菅原文太さん亡くなる』

○○商事から「法的手続き予告通知」という
利用料金の催促メールが届いた。
翌日、社に行ったら、他の社員にも届いたという。
これ、
迷惑メールなので無視して削除していいようです。
・・・それにしても気分悪いなあ。


 12/11(木)『イノセントちゃん完成』

   小手調べのつもりではじめたイノセントちゃんが完成した。

      

   まず、モデリングペーストという盛り上げ材をキャンバスに盛り、
   ダークグリーンを混ぜたブラックジェッソで塗る。

   さらにグリーン系の絵の具をペインティングナイフでこすり付けるよう
   に重ね塗りする。

      

   背景の色が決まったところで、100均で買ったコーム(櫛)やフォーク
   で乱暴に傷をつけて、イノセントちゃんの怒りと闇を表現する。

      

   混沌とした背景ができたところで主人公を描く。

   今回は「自殺願望」がテーマなので、自分自身が消えてしまいそうに、
   背景のグリーンが透けるように薄く描く。

      

   キャバスの左の空間が寂しいのと、現実感を出したくなって、ベッドを
   足した。スカートの色は、くすんだ感じにするためクリムゾンにダーク
   グリーンを少量混ぜた。

      

   今回は表情に力を入れた。

   特に、目や眉毛、口元のだらしなさを丁寧に描く。
   涙はリアルではなく、漫画みたいにオーバーな表現にしてキッチュな
   感じを出した。

      

   リボンにつけた透き通った蛾のアクセサリーは、世間から嫌われて
   存在感が薄いイノセントちゃんの心情を表している。

   また、スカートの模様は、秋の草むらに入るとズボンにくっつくオオ
   モミ(別名、ひっつき虫)をもとにデザインした。トゲトゲを目立たせて、
   イガイガ感とイライラ感を出した。

   ゴスロリ系で退廃ムード漂う『自殺願望イノセントちゃん』の完成です。


   関連記事 11/2(日)『自殺願望イノセントちゃん』



 12/8(月)『今月の猫写真(その6)』

   手持ちの猫写真の中からお気に入りを紹介しているこのコーナー。

   今月は2つの動画投稿サイトを紹介。


    1.「人間みたいな仕草のネコ15選」
    (笑うメディア CuRAZYより)
    http://curazy.com/archives/32801

      

   3番目、バンザーイされると抱きたくなる。

   10番、スケボーの犬は多いけど猫は初めて。

   12番、ハイタッチ、俺もしたい!

   13、もう見てて笑っちゃう。何をやっているのか?
      「酔っぱらって・・」のタイトルはあってないな。



   2.「永遠の宿敵 ネコVS静電気の仁義にゃき闘い」
    (笑うメディア CuRAZYより)
   http://curazy.com/archives/50854

      

   2番目と9番13番からの、風船がくっついて離れないのが楽しい。

   猫にとっては迷惑だけど。


   次回もお楽しみに。


   関連記事  10/6(月)『今月の猫写真(その5)』

菅原文太が亡くなった。

健さんに続いてまたも昭和のスターが逝ってしまった。
健さんが『静』なら文太は『動』。
酒を飲み乍ら映画を観よう。


 12/5(金)『菅原文太さん亡くなる』

   健さんに続いて菅原文太も亡くなった。
   東映の2大スターがたて続けて亡くなられたのは驚きである。

   健さんが『静』なら文太は『動』。

   代表作「仁義なき戦い」と「トラック野郎」シリーズは映画ファンの記憶
   に残っているだろう。私も何本も見ているが、「トラック野郎」はション
   ベン臭くて下品で、申し訳ないけど好きではなかった。

   私が菅原文太と聞いてパッと浮かぶの作品は、

   「海女の化け物屋敷」「九十九本目の生娘」(いずれも1959年作品)と
   「太陽を盗んだ男」、岡本喜八の「ダイナマイトどんどん」、つい先日
   テレビ放送していた「千と千尋の神隠し」の釜爺の声である。


   菅原文太は、今ではヤクザのイメージが強いけど、昔はファッションモ
   デル出身の二枚目役者だった。

   「九十九本目の生娘」(タイトルが衝撃的だけど、内容は期待に反して
   色気は少ない)人里離れた山奥の村に伝わる刀創りの話しである。
   菅原文太は町の真面目な警官を演じている。

   「太陽を盗んだ男」もこれまた犯人逮捕に一直線な刑事で、ひょうひょう
   とした現代青年を演じたテロリストの沢田研二を執念で追い詰める
   パワーみなぎる役だった。銃で撃たれても、撃たれても、倒れないで
   くらいつく姿は目に焼き付いて離れない。

   どの作品も、人情に厚く、熱血(パワーみなぎる)男を演じていた。

   とかくヤクザの印象が強い文太さんだが、その反面、連日のワイドショー
   を見ると、役者を離れてから有機野菜農業をはじめたり、東日本大震
   災の被災地復興に協力したり、反原発運動をしたり、正しいと思うこと
   にエネルギッシュに活動する魅力ある人のようだ。

   自分が正しいと思うことに情熱をもってつき進む姿は、映画の主人公
   と重なって見える。

   CMでは昔、朝日ソーラに出演してて「ヘソで茶は沸かせないが、屋根
   でお湯は沸かせる」というセリフが懐かしい。

   ご冥福をお祈りします。


   関連記事   11/21(金)『高倉健さん亡くなる』


 12/2(火)『ヨーカゾー、子供たちの感想文』

   うれしいたよりが届いた。\(^o^)/

   去年作った「ヨーカゾー」の紙芝居(*1)を見た小学生から感想文が
   届いた。

      


   「ヨーカゾーがこわくて、きょうの夜は寝られないです」

   という、絵と音が怖くて印象に残ったことを書いているのがほとんど
   だけど、中には・・・

   「ヨーカゾーを聞いて思ったことは、ぼくも くつをバラバラにはき捨て
   るから、あの、のっぺらぼうが出たらやだから、これからはちゃんと
   やろうと思いました」

   「今日から くつもそろえる、パジャマもたたむようにします」

   というように、物語の教訓が子どもたちに届いたのがうれしい。

      

   でも、もっとうれしかったのは、感想文よりも原稿用紙の空欄に描か
   れた絵。

   一つ目小僧や目籠のキャラクターが、しかも退治する場面が生き生き
   と描かれていた。子どもたちを驚かせてやるぞ、と思って描いた絵に
   インパクトがあって、子どもたちの記憶にしかと残った証拠だ。(^_^)

   人の心や記憶に残る作品を作るのがクリエイターとしての喜び。

   もの作りの楽しさってこれだと思う。o(^-^)o

   これも企画とパフォーマンスをしてくれた ゆうさんと、物語を作ってく
   れた井手さんのおかげです。ありがとう。


   (*1)ヨーカゾーとは、
    神奈川県大和市に伝わる昔話しで、草履や着物を脱ぎっぱなしにして散らかしてると、
    一つ目小僧の“ヨーカゾー”が現れて、その家に災難を落とすというもの。子どもたちへの
    教訓話しになっている。私は紙芝居の絵を担当した。


   関連記事 4/17(木)『ヨーカゾー紙芝居が新聞に載ったどー』

解散総選挙だって、何のために?
・・それは自民党のためにでしょ。
国民の方を向いてないのがよくわかる。
選挙に行って、態度で示そう!



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2015 1月                      


ここに書かれている内容は個人的な感想によるものです。
特に悪意はありませんし下心もありません。


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