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ひとりごと2005年8月


 8/27(土)『スターウォーズEP3「シスの復讐」』


 ついに観ましたEP3「シスの復讐」。

 「帝国の逆襲(EP5)」でルークがダースベイダーの息子だと知って驚き、「ジェダイの復讐(EP6)」でレイアが妹だと知って”それはないだろう”と呆れてしまったが、そんなこんなもひっくるめて、今回のエンディングを観てすべて許してしまった。その晩、家に帰ってすぐEP4を見直したのは言うまでもない。

 しかーし! この作品、手放しに喜べない悔いが私には残ってしまった。

 

  採点 65点

 

 ***以下ネタばれの嵐

 

 作品のクライマックス、オビワンとアナキンの師弟対決から、パドメが命を代償に出産した双子にルークとレイアと名付け、離ればなれに預けられていく…、28年前に公開されたEP4につながった時の感無量というか、感涙むせぶ思いで拝見した。 だが、それ以前の部分が私にとって退屈に感じられ、生あくびが3度も出る始末。しかも、私だけでなくネットや雑誌の投稿を見る限り、同じように退屈だった(寝てしまった人もいる)人は意外と多いようだ。

 退屈だった理由はいろいろ考えられるが(それについて説明しても意味がないので削除します)、それよりも私が手放しに喜べない最大の理由は、アナキンがダークサイドに陥る思いが私の心に伝わってこなかったせいである。

 作品を見ていると、アナキンがダークサイドに陥る『動機』はセリフから理解できるし同情はするけど、暗黒面に入るだけの彼(アナキン)の葛藤や苦悩に感情移入することができなかった。(自分の子を身ごもった)愛するパドメを守りたいはずなのに、ジェダイの『子供たち』をあっさり殺せるだろうか? 箍(たが)が外れたアナキンの心の描写が弱いから、彼の行動のひとつひとつに納得できなかったのだと思う。

 SWファンのみなさまゴメンなさい。エンディングは最高なんだけど、そこに至るまでがかったるい。私はEP4初公開からのSWファンです。『好きだからこそ』完成度の高い作品を作ってほしかった(毎回観るたびに同じ事を言っているような気がするが)。今回でSWシリーズは一応の完結となるが、総じてルーカスは群像劇しか描かない(描けない?)のね。絵物語りを得意とするルーカスに『人間ドラマ』を期待した私が悪かったのかもしれない。

 好きな映画評論家の服部さんが言ってたが、「(EP4の)同じシナリオを、ルーカスでなく"ゴッドファーザー"のコッポラが撮っていたら映画史に残る傑作になったかもしれない」と。  同感。

 追伸 言っておくけど私は怒っているわけではありませんので。

 関連記事 2004.11/7 お宝紹介3『SW8ミリフィルム・コレクション』


会社のパソコンで、「デザインのラフ案」と打とうとしたら
「裸婦案」と変換されて笑ってしまった。
今度、面白い変換ミスを集めてみよう。

 8/17(水)『庭の蜂の巣』


 毎年、決まって庭の同じところに蜂が巣を作る。

 7月、家の南側にあるアロエの木に小さな巣が作られた。それが徐々に大きくなり、今では反り返った大きな巣になっている。去年は危ないと思って小さいうちに取ってしまったが、よくよく観察していると、人に危害を加えそうもなく、巣作りに一生懸命な姿をながめているのが楽しくて今年は取らずに見守ることにした。

 図鑑によると、コアシナガバチだと思う。


暑い中、せっせと巣を作っている働きバチ

 関連記事 2003年8/2『庭にカブトムシが』


宮城県で震度6弱の地震が起きた。
東京では震度4が長く続き、とても不気味な感じだった。
こんな気味悪い地震は初めてだ。


 8/12(金)『佐々木投手引退』


 今期限りで引退を表明した横浜ベイスターズの佐々木主浩投手が9日の仙台フルキャストスタジアムの巨人戦で地元に向けて引退試合を行った。

 昨年あたりから、ボールに力がなくなって、もう佐々木はダメだなあと嘆いていたものの、引退のその日が来てみると淋しい限りである。

 思えば佐々木がストッパーになったのは、1991年、須藤監督が当時ストッパーだった遠藤一彦投手の不振から登板させたのがはじまりだ。それからメキメキと成長して『大魔神』『ハマの守護神』の愛称を得て、1998年に横浜ベイスターズを優勝させた立て役者となり、その人気から横浜駅東口に『大魔神社』ができたほどである。私も祈願に行った。佐々木の活躍をずっと見守り、報道を通してだが、お母様や妹さん、お子さんなどご家族の姿まで知っているだけに、今回の引退は何とも感慨深い。

 9日、対巨人戦で親友の清原の打席にマウンドに立ち、清原が泣いている姿を見てひさびさに目頭が熱くなった。清原も2ストライクをとられるまでわざとボールを見逃し、最後の一球にかける姿勢もいいし、しかもその最後のホークで空振りするなど感動ものだった。

 今でも覚えているのは、38年ぶりの優勝を決める試合で、9回裏、阪神の和田、新庄を伝家の宝刀フォークで空振り三振をとった時の、あの落差あるフォークボールの軌跡が今でもまぶたに焼き付いている。

 佐々木主浩様、どうもお疲れさまでした。


参議院で郵政民営化が否決され、衆議院が解散された。
次の選挙で国民はどんな判断を下すのだろうか。
面白くなってきたぞ。


 8/7(日)『郵政民営化について』


 ひとりごとを書くネタが見つからないので、今、大混乱の郵政民営化について書こうと思う。

 郵政を民営化すべきか否か、明日(8日)の参議院本会議で採決が行われるが、私は勝手ながらこう考えている。

 『まず第一弾として民営化する。第二弾として、再びもとの国政にもどす』という考えだ。

 私が郵政民営化を支持するのは次の理由からである。郵政事業(郵便貯金と簡易保険の黒字)で得た金が流れまわって、様々な特殊法人や外郭団体に使われているらしい。もちろん必要な団体もあろうが、多くが採算に見合わない赤字事業に流れているとのこと。それらに湯水のごとき吸い取られて消えていくため赤字国債が増えていき、結局、財政難から税金をひきあげて国民が苦しむハメになっている。そこが納得いかない。郵政が民営化されることによって、それらすべての関係が明らかになり、民間として利益をあげるためには、不必要で非効率的な金(ようするに無駄な金)を断ち切らなければならなくなるのだ。これこそ構造改革としての転期になると思うし、国を立て直すにも景気回復も、この民営化がきっかけとなるはずだと思っている。

 それに対して反対派は、構造改革にはあまりふれずに、「地方の郵便局がなくなって田舎のおばあちゃんが利用できなくなる」という話しを前に出して抵抗しているが、それについて私は第二弾として、一端、民営化して数年運営した後に再び国政にもどせばいいと思っている。

 一度したことをもどすなんて批判されそうだが、私の第二弾は「失敗したら」ではなく積極策として「国政に戻す」というもので、民営化とセットとして実行すべきだと考えている。というのは、民営化によって、それまでつながっていた不採算事業との関係をすべて断ち切った後、再び国政にもどすことで、それまで公的機関ではできなかった関係改革ができ、つまり悪質なガンを切り取った(健全な)身体になり、しかも民営化によって得られた民間会社としてのサービス精神も得られた『新しい郵政』ができるのではないだろうか。そうなれば、田舎の郵便局も復活できるだろうし、黒字で得た金は健全なる資金として、そのまま国で利用でき、赤字国債をわずかながらも減らすことにつながるのではないだろうか。聞いた話によるとヨーロッパ(ノルウェーだったかな?)では、一度民営化した後、国営にもどしたケースもあるらしい。

 自民党が崩壊するとかしないとか、派閥がどうのこうのという理由ではなく、国のため、景気回復のために数年先を考えたいい結果を出してほしいと思う。そう願ってならない。

 関連記事 2004.4/29『国民年金未払いに喝!』


仕事が忙しくて絵が描けません。トホホ

 8/2(火)『*映画「宇宙戦争」観たんだけどね…』


 なんだかなー、納得いかないなあ。

 いくら映像がすごくても、お話しがなくては飽きてしまうというのがよくわかりました。

 

  採点 40点(100点満点中)

 

 

 *以下ネタばれ有り

 

 作品はH・G・ウェルズ原作の1953年に作られた同名映画のリメイクである。

 あきらかに9.11を意識しての作品だろうけど、テロリズムに対して一般の人は無力だというのはよくわかる。しかも、とりあえず身内を守り、逃げるというのもよくわかる。が、しかし、映画として『ただ逃げるだけ』でいいのだろうか? スピルバーグ監督は「家族の大切さを描く」と云ってたらしいが、全然描けてないと思う。それならば「デイ・アフター・トゥモロー」の方がよっぽど描いてるじゃないか。その上、トムパパの行動が理解できなかった。信じられない事件に遭遇したら、まずテレビやラジオで情報を得るだろうし、後半、侵略者の恐怖を誰よりも知っているはずなのに、逃げ場のないフェリーに乗ろうとする始末。などなど

 
 あらゆる面で基となった1953年の作品の方が私は好きだ。しかも、それ以降作られた侵略宇宙人ものの「インデペンデンス・デイ」や「マーズアタック」の、どちらの面白さにも及んでない。映像としてのリアリティや迫力はあるかもしれないが、旧作品のようなニュース映像を駆使したドキュメンタリータッチや、科学的(当時としての)考証など、見るべきものがあったように思う。
 地下室の家で、宇宙人のファイバースコープのようなものから隠れるところは、作品としては恐怖を感じるドラマチックな場面だろうが、すでに私の気持ちは切れており、ドキドキもハラハラもしなかった。どうやら、この作品と私との溝はかなり大きいようだ。残念

 40点の内訳は、ダコタちゃんの演技に10点、映像の迫力に10点、大阪人の健闘に20点!!

 追伸、映画がはじまる前のCMで、\shop武富士の新ダンシングCMが流れていた。



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ここに書かれている内容は徳富の個人的な感想によるものです。
特に悪意はありませんし下心もありませんので、なにとぞご了承下さい。



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