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ひとりごと2006年5月


 5/26(金)『メタボリックシンドローム』


 うっひゃーっ |(*o*)| 自分のヘソ周りを測ったら89センチもあった!

 先日、厚生労働省が、ヘソ周り(へそまわり径)が男性で85センチ以上・女性で90センチ以上ある人は、日本における三大死亡要因といわれている「心臓病」「脳卒中」「動脈硬化」になりやすいというショッキングな結果を発表した。このことを『メタボリックシンドローム』(=内臓脂肪症候群)と呼ぶらしい。

 生活習慣病は、内臓に脂肪がたまった『内臓脂肪型肥満』が原因らしい。『内臓脂肪型肥満』は太っている人だけでなく、やせ形体型の人にもあるようだ。何を隠そう、私も外見はやせ形に見えても、腹だけは妊娠でもしているようにポッコリ出て、ヘソ周りは何と89センチあった。これじゃ完全に『メタボリックシンドローム』じゃないっスか。(ToT)オロロー そういえば最近、右手の指がしびれたり言葉がうまくしゃべれなくなったけど、そのせいかなあ。(←これ危険) 

 『メタボ』対策としてポッコリお腹を減らすタメには、内臓脂肪がたまりやすい食事、脂っこいものや甘いものを減らして、腹八分目でやめることだが、食事だけではすべてを解決できず、やはり運動しないといけないようだ。

 『メタボ』を紹介するホームページに、最適な運動消費カロリーは1日約300kcalとあって、体重60kgの人が時速4km(やや早歩き)のペースで1日1万歩を歩けばいいとある。ちょっと前に万歩計ブームがきたときに試したけど、1万歩って大変なことなんだ。けっこう歩いたと思ってもたかだか3000歩ぐらいで、1万歩ってハンパじゃない。(パない!)

 いきなり1万歩を歩くという高い目標はムリなので、エレベーターやエスカレーターを使わずに階段を使ったり、仕事で営業に行くときバス停一つ分歩くなどしようと思う。

 『メタボリックシンドローム』、あなたもヘソ周りを測って下さい。(『メタボ』を計るのはヘソ周りです。ウエスト(くびれ)ではありませんので間違えないように)


やっと絵が終わった。しばらく休日はなにもせず
テレビを見ながらゴロゴロしていたい。
ああこの開放感、自由の身、半年ぶりかも…。


 5/21(日)『呉の大和ミュージアム』


 広島県呉市は、かつて戦艦「大和」などを建造した軍港として栄え、現在でも世界最大のタンカーを建造する造船の町である。そんな呉(くれ)の歴史を展示した呉市海事歴史科学館『大和ミュージアム』へ行って来た。


 入館料500円、戦艦大和の絵が印刷されているチケットを買って入り口を入ると、3階ある吹き抜けフロアーにドーンと鎮座する10分の1スケールの戦艦「大和」の模型が現れる(右写真)。
 模型であるにも関わらずその大きさは26.3メートルとデカい。設計図や写真、潜水調査の水中映像をもとに忠実に再現しただけあって、下から上からあらゆる角度でじっくり見ても飽きが来ない。子供の頃、戦艦が好きで、タミヤ(模型メーカー)のウォーターライン・シリーズを作っていた私にとって、この10分の1「大和」には感動すら覚えた。改めて見ると、「大和」の全体のフォルムもさることながら、艦橋と煙突部のデザインが美しい。 うーんカッコイイなあ


 戦艦「大和」は当時の最先端技術の集大成として建造された世界最大の戦艦です。しかし本来持っている力をふるに発揮しないまま昭和20(1945)年4月7日、沖縄特攻作戦に向かう途中に米軍戦闘機の攻撃を受けて沈没して、乗員3,332名のうち3,056名が亡くなったそうです。『大和ミュージアム』には、そんな若くして亡くなった乗員の遺留品や遺書が多数展示されており、それらを見ると、先ほどまで思っていたカッコイイなどという気持ちはなくなってしまいました。


 それ以上に心に残ったのは大型資料展示室でのことです(右写真)。ここにはゼロ戦(零式艦上戦闘機62型)や魚雷、潜水艦などの実物大が展示されており、中でも人がひとりしか乗れない潜水艦「回天」は、艦自体の大きさが小さく、これに乗って特攻した兵隊の遺書と肉声が録音されたテープを聞くことが出来、その時の胸中を察すると胸が痛みました…。

つづく


絵の締め切りだというのに、
またもや広島に出張しなければならなくなった。
困った。


 5/17(水)『私の絵と小学館の学習図鑑』


 「ひみつの植物」(藤田雅矢著)という本を読んでいたら、著者が子供の頃ながめていた小学館発行の植物図鑑についてふれていた。そこに掲載されている写真を見たとたん胸が熱くなる思いがした。

 私は幼稚園から小学校1年までの間、父の転勤から札幌に住んでいた。内向的な性格の私は友達と外で遊ぶよりも家の中で図鑑を見ながら絵を描くのが好きだった。母はいつも文房具屋さんで藁半紙(わらばんし)の束を買ってくれて(量が多くて安いから)、そこにクレヨンや色鉛筆で絵を描いて遊んでいた。クリスマスに買ってくれたトッポジージョ(ネズミのキャラクター)がプリントされた4色のサインペンに大喜びした思い出がある。

 私が好きだったのは「交通」「気象天文」「昆虫」「魚貝」の図鑑。中でも「交通」図鑑は好きで、何度も見るためボロボロになって本が分解してしまったのを覚えている。

 現在でも瞑想アートなどの作品を描くときに作品のモチーフとして図鑑を観ながら描いているが、それもこれも幼少の頃にしていたことの延長にあったんだと改めて思ってしまう。作品はその作家が得てきた人生の縮図だとよく言うが、もっともだと感じずにはいられない。

物置の奧から引っ張り出してきた当時の図鑑(いずれも昭和41年発行のもの)
植物図鑑のトップに「世界のめずらしい植物」のページがある。
私の作品のモチーフに「ラフレシア」の花が多いのは、子供の頃に見た
この図鑑の記憶がすり込まれているためだ。

 



 5/12(金)『蝶の標本』


 渋谷の東急ハンズに行くと、昆虫の標本がパッケージングされて売っていた。売っていたのは世界のカブトムシと蝶。カブトムシは子供達に人気があり、周囲の光を集めて輝くモルフォ蝶は通りがかる大人の足を止めていた。

 以前からモルフォの標本をほしかったので、これをチャンスとばかりに財布の中身とにらめっこしていたが、よく見るとそのモルフォ蝶の標本は、どれも腹部がもぎ取れてなくなっているのだ。つまり標本として不完全なのにがっかり、とたんに買う気が失せてしまった。他の蝶は完全なのに、どうしてモルフォのみ不完全なのだろう。腹部がきゃしゃなため輸送中に取れてしまったのだろうか?

 あれこれ考えた末に買ったのは、オーストラリアにも生息するニューギニア産の「メガネトリバネアゲハ」と小さなタテハ蝶3匹セットの2箱。メガネトリバネアゲハは去年、メルボルンへ行ったときに動物園で飛んでいるところを見ているので親近感がある(トップページに載っている蝶の写真がそれ)で、タテハ蝶は羽の模様がシンメトリーで美しい。(写真参照) こんなに美しい模様を創造するなんて神様は芸術家ですね。

 さっそく、今描いている新作の模様にタテハの模様を使わせてもらった。タテハちゃんの死を無駄にしないように。

 

  

左メガネトリバネアゲハ、右ウラモジタテハセット。左右対称の模様が美しい。
(画像をクリックすると拡大します。もどる時はブラウザのボタンでもどってください。)

毎日、朝から晩まで絵を描き続けていたら、
2日目に極度の肩こりが始まり、3日目には頭痛がして
寝込んでしまいました。頑張らなくっちゃ。

 5/6(土)『ギョー界用語クイズその2』


 ギョー界用語クイズ!
 ♪ドンドン、パフパフパフ〜!!

 映画やテレビの現場でつかわれている特殊な言葉を「ギョー界用語」と言われてます。最近はエンタメ番組のコントなどで出てくるので知られている言葉も多いですね。 ではクイズ行きます。VTR〜回転!

 

 問1「バミる」 (用例「A君、そこバミっといて」)

 

 答え これは舞台やテレビから来たもので、役者の立ち位置を決める時に足下にテープを貼ることです。バミるは「場を見る」から来ています。なお、バミる場合は、普通、AD(助監督)が「パーマセル」という黒い紙テープを使います。この「パーマセル」は数回貼ったりはがせたりできて糊が残らない特殊なテープなのです。ヨドバシカメラに1100円程度で売っています。

 

 問2.「ケツ出し」 (用例「A、お前ケツ出しておけ」)

 

 答え 変な言葉のように思えるだろうがビデオ撮影では日常・頻繁に使われている言葉です。前に撮影したテープの終わりから続けて撮影する場合など、すぐに撮影できるように、テープのケツ(終わり)を出しておけということ。これを知らなかったA君がパンツを脱いだというのは有名な話し(?)

 

 問3. 「スケベる」 (用例「撮影が早く終わったからスケベっちゃおうか?」)

 

 答え これは普通の人に使うと誤解を招くのでやめましょう。答えは「欲張る」とか「ズルしちゃう」という意味合いです。用例を解説すると、今日の撮影分が早く終わったので、明日の分も撮影しちゃおうか、ということです。そうすれば明日が楽になるという気持ちです。これを知らなかった女性ADが赤面したというのは本当の話し(?)。 チャンチャン

 

 ということでした。 ♪(^O^)ノ”バハハ〜イ


大型連休だっ。\(^o^)/
といっても、次の展覧会に出品する作品制作のため
家にこもって制作だ。頑張らなくっちゃ。

 5/2(火)『ギョー界用語クイズ その1』


 ギョー界用語クイズ!
 ドンドンドン、パフパフパフ〜!!

 映画やテレビの撮影現場でつかわれている特種な言葉を「ギョー界用語」と言われています。先週、フジテレビ番組「早く起きた朝は・・・」で、(テレビ・ドラマ関係の)業界用語を紹介していたので、それをクイズにしてみました。 ではクイズ行きましょう。VTR〜回転!

 

 問1「わらう」とは何をすることでしょう。(例「そこの灰皿、わらって」)

 

 答え 「わらう」とは片づけること、カメラのフレームから物をどけることを言います。どうしてそう言うのかは諸説ありますが、「取っ払う」の「ぱ・ら・う」からではないかと言われています。決して『笑う』ではないので、灰皿を持って笑ってはいけません。(そんな奴はいないか・・・)

 

 問2「やおや」とはどうすることでしょう。(例「そこの本、やおやにして」)

 

 答え 『やおや』とは、カメラに向けて起こすことをいいます。用例の場合、本の裏に物を置いて上側を高く斜めにして表紙を撮影しやすくすることです。ほら、八百屋に並んでいる野菜の台は(手前が低くて奥が高く)斜めになってるじゃないですか、これは奥を高くして全部の品物がお客さんによく見えるようにしているんです。 以上、ガッテンしてくれましたでしょうか? (^_^)ノo☆ガッテン☆ガッテン

 

 問3「せっしゅする」とはどうすることでしょう。(例「その花瓶、せっしゅして」)

 

 答え 映画通の人なら聞いたことがあると思いますが、被写体の下に台を置いて嵩上げすることを言います。その昔、ハリウッドに早川雪舟(はやかわせっしゅう)という日本人の俳優がいて、雪舟は背が低かったためハリウッドスターとツーショットで撮影する時、背が低くてバランスが悪いため、台の上に立って撮影したころからきたそうです。もし、この語源が正しければ、「せっしゅ」という言葉は、ハリウッドでも通じることになりますが、本当はどうなのでしょうかね?

 ということでした。 ♪(^O^)ノ”バハハ〜イ

 つづく



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特に悪意はありませんし下心もありませんので、なにとぞご了承下さい。



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