ここは私の独り言のページです。展覧会や映画の感想から、日頃思ったこと、感じたことを不定期的にアップしていきたいと思います。お付き合い下さい。

　6/27（土）『マイケル・ジャクソン亡くなる』

　出張について「ひとりごと」をアップしようと準備していたら、昨日、マイケル・ジャクソン死亡のニュースを聞いてすべてがふっとんだ。

　今は年を取ったせいか流行ものに疎くなっているが、ミュージックビデオ全盛期の1980年は私も20歳、洋楽ポップスを聞きまくり、青春の全てをかけてミュージックビデオを録画しまくっていた。ベストヒットUSA、The Popper's (ポッパーズ)MTV、TVKのSony MusicTV、ビルボード全米TOP40、そしてMTVと、ビデオクリップを紹介する放送すべてを毎週見て好きな作品をベータで録画していた。

　そんな当時、衝撃的だったマイケルの「スリラー」。ホラー映画のジョン・ランディス監督と作り上げたこの作品は、その完成度の高さから洋楽ファン、ホラー映画ファンにとどまらず一般の人にも知られ世界的に大ヒットを記録した。「ミュージック・クリップ」ではなく「ショート・フィルム」と呼ぶべきだと発表し、シングルカットする作品すべてに予算をかけて映像化し、出す曲、出す曲が当時の（音楽もダンスも映像も）最先端の技術を見せつけられた。それからの活躍はいまさら言うまでもない。

　『マイケル・ジャクソン亡くなる』
　その訃報を聞いても何のリアリティも感じなく、ショックでもなく、「そうか…」という冷静に受け止めてしまう自分がいる。彼が活動をやめてからの晩年は過度な整形や奇行、訴訟問題でワイドショーネタとしてとりあげられ、存在そのものが幽霊のようだったので彼の死はその延長の、当然の出来事のように感じられてならない。

　彼の功績は誰もが認めているだろうし『キングオブポップス』という称号もうなづける。が、晩年の彼の報道はあわれであり、気の毒に思えてならない。

　リサ・マリー・プレスリーと結婚した当時のインタビューを観て、二人の笑顔に安心したのを覚えている。世界中の人々に感動を与えてくれたマイケル、彼には幸せになってほしかった。（リサ・マリーとのインタビューは奇怪な印象を受けたが…）

　今日、明日の休みを使って80年当時に録画したミュージックビデオをDVDにコピーして保存しようと思う。
　と、先ほどテープを探していたら、「マイケルジャクソンの真実」という彼の一日を追ったドキュメンタリー番組が見つかった。しかも、その番組に対してマイケル自身が反論している放送も録画してあった。これらをコピーして、大事に封印しておこう。

　マイケル・ジャクソンの報道のかげに隠れてしまったが、70年代に若者たちを魅了した女優ファラ・フォーセット・メジャーズも亡くなっていた。ご冥福をお祈りします。

　6/22（月）『新幹線でチェックすること』

　みなさん、ご無沙汰しました。
　仕事で出張したので、その様子を少し書いてみたいと思います。

　さて、出張の初日は新幹線で北九州までの移動でした。
　今回は門司に行くので新横浜から小倉までのぞみ号（500系）に乗りました。

　「今日も新幹線をご利用くださいましてありがとうございます…」と、声優・池田昌子さんのアナウンスが流れると、おお、新幹線に乗ったんだとテンションが上がる。アニメファンならば知ってると思うが、池田昌子さんはアニメ「銀河鉄道９９９」のメーテルの声で、このアナウンスを聞くと旅の出発を喜ばせてくれます。ついでにゴダイゴの「テイキング・オフ/銀河の彼方へ」が流れるともっと楽しいのにと思うが、まあ無理か。

　９９９（スリー・ナイン）といえば、ちなみに〜、ＪＴＢの時刻表が今年の４月号が９９９号目で、表紙が「銀河鉄道９９９」のイラストになっている。

　さて、話しを新幹線に戻すと、

　私は車窓から流れる景色をながめるのが好きで、小田原の海とか富士山、浜名湖を必ず見ることにしている。まあ、それは多くの人が見ていると思うが、それ以外に新幹線に乗るたびに必ずチェックするお決まりのポイント（場所）がある。

・まずは岐阜羽島の駅前チェックだ。
　かつて新幹線が開通した当初、まだ都市として開発されてなく田圃の中に駅だけがポツンと建っていたので、岐阜羽島と新横浜はいらないのではないかと言われていたことがある。私が住んでいるのが新横浜なので岐阜羽島の駅には対抗意識があるのだ。のぞみは羽島に止まらないので通過する間にちょいと観ると、いまだに田圃と少しの民家が並んでいるだけ。昔とちっとも変わってない。それにかえて新横浜は大都会になって、もはやその差は歴然だった。

・次に岐阜羽島の駅を過ぎて長良川を渡ってすぐ右にＳＡＮＹＯの「ソーラーアーク」が建っている。
　巨大なＹの字の建物でその姿が未来形。
　ここは太陽電池の科学館。親子で参加できる科学実験のワークショップやサイエンスショーを開催している。今回は青空だったので、いっそう建物がはえてきれいだった。

・さて、次は知人のマンションである。
　それは大阪駅に着く少し前、その人が言うに、ちょうど車内アナウンスで山口百恵の歌「いい日旅立ち」のオルゴールが流れて、「まもなく新大阪です…」のアナウンスが聞こえた頃、進行方向右手にちょっと目立つマンションがある。そこが知人のマンションだ。

・あとは姫路城。
　姫路の駅を過ぎた頃、進行方向右側のビルの奥にちょこんと見ることができる。近くで見ると大きくて立派な城だが、新幹線から見えるのは小さくて、まるでプラモデルみたいでカワイイ。

　三原から東広島間はトンネルが多いこともあって、飛ばす、飛ばす。
　しかも先っちょがとんがってる５００系なもんだからジェット機なみの早さ。車体の振動からスピード出ているだろうなと感じてドアの上の車内案内板を見ると「ただいまの速度、３００ｋｍ／ｈ」と出た。どうりで速いと思った。

　関門海峡を渡るところを写真に撮ろうと構えてたら…、トンネルに入っちゃった。
　そうでした。車は橋を渡るけどＪＲは海底トンネルだったんですね。ということでＦ.Ｏ（フェードアウト）で終わり。

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新幹線500系、空気抵抗を少なくして300キロ出る。　（右）JTBの時刻表。記念すべき999号の表紙