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ひとりごと2013年9月

 ここは私の独り言のページです。展覧会や映画の感想から、日頃思ったこと、感じたことを不定期的にアップしていきたいと思います。お付き合い下さい。



 9/30(月)『戸賀崎玉穂「存在は忘れ去られていく」』


   秋といえば“芸術の秋”。
   行きたい展覧会が目白押し、大規模な展覧会から、友人、知人の個展まで、
   体ひとつではすべてをまわりきれない。

   麻布十番で、オーストラリア展の出品仲間である戸賀崎玉穂さんの
   「存在は忘れ去られていく」をやっていたので行ってきた。

   戸賀崎さんは、日常の風景を独自の視点で切り取ることによって、現実の風景に
   象徴的な要素を描き出す作品を制作している。

         

   一見すると抽象画と思うが、よく見ると屋根の上のアンテナや電線が描かれて
   いて、後になって風景画だとわかる。デザイン的で、モダンな部屋のインテリ
   アとして飾りやすい作品だ。

   会場になったAzabujuban Galleryは、壁がコンクリートの打ちっ放しになっ
   ていて天井が高く、平面だけでなく現代アートや立体などあらゆる展示が似合う
   画廊だ。場所も麻布十番駅から徒歩1分でアクセスがよい。

      

   戸賀崎玉穂「存在は忘れ去られていく」
   9月30(月)まで Azabujuban Gallery
   http://azabujuban-gallery.com/

   関連記事 9/26(木)『ヨコハマアートデパートメント3』


楽天イーグルス、優勝おめでとうございます。
あの試合は観ててシビレタね。
クローザーに田中マーくんがマウンドに
向かった時は鳥肌が立った。

 9/28(土)『トマトいっぱい“真っ赤なラーメン”』


   新橋の浜松町寄りに『イタリア街』がある。
   その「WINS汐留」(場外馬券売り場)の近くにイタリアンタイプのラーメン店
   がある。その名も「ドゥエ イタリアン」。実は「ぶらり途中下車の旅」(日テレ)
   で知ったので行ってみた。

      

   イタリアンレストランのようなこじゃれたきれいな店内。
   でも、入口のわきに自動券売機があるためラーメン屋さんだとわかる。

   私が食べたのは夏季限定の『冷製イタリア麺_赤』。

      

   大量のプチトマトがいっぱいに盛り付けてあってラーメンの麺が見えない!
   まずこのインパクトに驚くし楽しくなってくる。私は料理が運ばれてきたときの盛り
   付けのインパクトがある方が好きだ。

   で、プチトマトの山をスプーンですくって口にすると、目だけでなくお美味し〜いの。

   トマトの甘さが口いっぱいに広がって、付け添えのバジルの爽やかな香りと相まって
   超うまいっ。! \(^o^)/

   確かに麺はラーメンなんだけど、固めに茹でてありアルデンテ。
   いわゆる冷製パスタと思えば違和感はない。

   かわいい女性店員に聞くと、トッピングされてるトマトは10種類あるそうで、
   酸味や甘みの違うトマトをオーナーシェフがバランスよく厳選しているそうだ。

   普通ならこれだけのトマトがあると、その味に飽きがくるところだが、こない。

   ここがオーナーシェフのただならぬ美食センスを感じた。

   ・・・何が違うかって、

      

   アップの写真をよーく見て、右上にイチゴが乗ってるのわかります?
   このイチゴを載せたセンスがすばらしい。o(^o^)o

   甘いプチトマトで口の中がいっぱいになるでしょ。でも乗ってるイチゴは甘みはなくて
   酸っぱいんです。だから、この酸味あるイチゴを途中で食べることで、それまでのトマ
   トの甘みがすっきり切れる。そうすることで飽きずに食べられる。ね、すばらしいでしょ。

   このイチゴの効果に気が付いたお客さんは何人いるだろうか。ちょっとした感動でした。

   ちなみに、テレビで紹介されたのは『フロマージュ(フランス語でチーズの意味)』
   というチーズが乗ったラーメンだった。次は絶対、フロマージュを食べよう。

   ああ、ここのメニューを全部味わってみたい。

   「ドゥエ イタリアン」http://www.dueitalian.jp/

   関連記事 9/14(土)『世界一の“マッサマンカレー”』


メガネをふたつ買った。
ひとつはジョンレノンフレームのサングラス。
もうひとつはPCレンズの老眼鏡。
検眼してメガネを買ったのは初めて。

 9/26(木)『ヨコハマアートデパートメント3』


   9月22日(日)ヨコハマ創造都市センターでクリエイターとアートファンのため
   のアートフェスタ、「ヨコハマアートデパートメント3」が開催された。

   イラスト、絵画、クラフトからファッション、雑貨まで、若手アーティスト135組
   が自身の作品や小物を展示・販売していた。

      

   ヨコハマ創造都市センターは、旧第一銀行横浜支店を移築・復元した建物で、
   1階はものすごく天井高いフロアになっている。

      

   会場に入ってすぐに陣取った“編ミニスト”のsherqiさん。
   毛糸で編んだ身長170cmの女体像がインパクト大。
   ご本人もインパクト大でした。

      

   地下1階には「透明標本」の冨田さんがいた。(写真奧の紺と水色のTシャツを着ている男性)

   私はテレビで紹介されたのを見たことがあって、今回、参加するのを知って楽しみに
   していた。「透明標本」は、酸素によって魚のたんぱく質を透明にし、硬骨を赤紫、
   軟骨を青色に染色することで自然が創りだした生命の神秘、骨格美を見せる“標本
   アート”である。

      

   写真はエイの「透明標本」。(冨田氏の了解を得て撮影)
   何本も入ってるヒレの軟骨が美しい。でも、その美しさと裏腹に“死”を感じて
   身震いしてしまう。エイの標本は次回作のモチーフにしようと思う。
   他の作品は「新世界『透明標本』」ホームページをご覧下さい。
   http://www.shinsekai-th.com/

      

   上は砂で絵を描くサンドアートのkisatoさん。
   彼女はサンドアートを動画で見せるのではなく“一枚絵”として見せることにこだわっ
   ているそうだ。 http://kisatosandworld.web.fc2.com/main.html

   他にもステンドグラス作家さんやメキシコに魅了されたRinaさん、
   チョコレートアート(?)のUCOさんなどなど・・・。多くの作家と話した。

      

   アート展の代表は、野毛のアートマニアギャラリーの女性オーナーで、3階の休憩
   スペースではドイツの缶ビール「Abbeu Beer(アビィビール)」を販売していた。

   “ビールとアート”は私の専売特許。 ← いつ決まった?

   缶ビール片手にブースを鑑賞し、多くの作家さんと作品について語ることができた。
   表情には表さなかったけど、若い子は“変なおじさんが来た”と迷惑だったかもしれ
   ない。 テヘペロ (・ω<)

   実行委員会の代表と若い人の作品について話してたら、私の感性は“古い”と指摘さ
   れた。「徳富さんは50代の感覚だよ」と言われてギャフン。撃沈された。← 表現古っ

   若いアーティストがいて活気あるアートイベントは観てて楽しい。

   さて、終わってすぐだけど、もう次回の出展者募集がはじまっている。
   「ヨコハマアートデパートメント4」は来年3月29日。興味ある方はどうぞ。
   http://www.yokohama-art-department.com/entry/yad04-first-arrival-exhibition-calling-artists/

   関連記事 9/10(火)『暗転のGrand Guignol(グランギニョル)』


36年前に打ち上げられたボイジャーが
太陽系を越えたそうだ。秒速17キロという速さで
飛んでいるにもかかわらず36年もかかるとは、
宇宙ってどんなに広いんだろう。

 9/24(火)『墓参り』


   お彼岸、すがすがしい秋空のもと母方の墓参りに行った。
   家から歩いて5分なので、ちょっとした散歩のようなものだ。

      

   子どもの頃から私の役目は水当番。
   手桶に水をくみ、花を持って準備万端。

      

   墓参りは仕事も絵も忘れて心が無になれるのが好きだ。
   親戚から知り合いと4つの墓をめぐって花と線香を手向ける。

      

   墓石のてっぺんから水をかけて清めるのが好きで、
   太陽光に反射してキラキラしずくが流れ落ちるのがきもちいい。
   自分の心も洗われるようだ。



 9/22(日)『懐かしTV番組15「ジャングル黒べえ」』


   手持ちのビデオの中から懐かしい番組タイトルを紹介するこのコーナー。

   “ウラウラウラーッ”今回はTVアニメの「ジャングル黒べえ」だよ。

   黒べえは昭和48年(1973)にはじまった藤子・F・不二雄原作のアニメである。
   アフリカの奥地に住む黒べえが、ある日、ジャングルの上を大きな鳥(飛行機)
   が飛んでるのを見つけ、それを追ってるうちに飛行場に乗って日本にきてしまう
   という話し。

   ところが、この作品は、黒人差別の問題からお蔵入りとなってしまったのだ。

   それは、『黒人差別をなくす会』が同じく藤子・F・不二雄原作の「おばけのQ太郎」
   の「国際オバケ連合」という話しを黒人差別だと抗議され(私も覚えてるが、アフリ
   カから来た黒い色のオバケが登場する話しである)。そのため制作会社は「おばQ」
   と同時に『ジャングル黒べえ』も自主規制として放送するのをやめてしまったのであ
   る(『ジャングル黒べえ』は特に抗議も指摘もされなかったのにだ)。それ以来、
   再放送もDVD化の予定もないそうだ。好きな作品だっただけに残念でならない。

      

   そこで、そんな貴重なオープニングタイトルを持っていたので、YouTubeにアップし
   たんだけど、

   ・・・アップして数分後、YouTubeの管理者から1通のメールが届いた。

   「あなたがアップした動画に○○さんが所有またはライセンスを所有しているコンテン
   ツが含まれている可能性があるため、動画がブロックされています。」というものだ。

   『ジャングル黒べえ』という題名がひっかかったんだと思って、でたらめな名前を
   つけて再アップしてみると、・・・また数分後に同じメッセージが届いた。
   つまり、YouTubeには曲を調べるソフトがあって、それに反応するようだ。

   ということで残念だけど、指示に従ってアップした動画を削除したのである。
   こんなこともあるもんだ。

   関連記事 8/5(月)『懐かしTV番組14「ハゼドン」』


台風が去って、一気にすずしくなった。
気持ちいいですね。
みなさん体調には気をつけてください。

 9/20(金)『隠れ家Bar テンマー』


   会社近く(横浜・関内)のタバコ屋に気になる立て看板がある。
   それは屋上にあるBarの看板で、カラフルなイラストと詩に魅了され、いつか行って
   みたいと思っていた。

   ちなみに、その看板の5か月間のコレクションを紹介すると。

   *5月
      

      「祝Y154周年。
       されば港の数多かれど この横浜に勝るあらめや」

   *6月
      

      「さみだれのそそぐ山田に早乙女が
       裳裾ぬらして玉苗植うる 夏は来ぬ」

   *7月
      

      「生まれて汐に湯あみして 波を子守の歌と聞き
       千里寄せ来る海の気を 吸いて童となりにけり」

   *8月
      

      「酷暑に耐えた、ご褒美は・・・
       屋上で夜風に吹かれてモヒート」

   *9月
      

      「いづれは消える 夢だから
       夏の終わりは 秋だから」

   気が付いたと思うけど、童謡・唱歌を転載しているようだ。
   去年は古今東西の詩だった。

   オーナーは天満さんという方で、もと高校教師(担当は国語らしい)。しかも
   新聞記者の経歴を持つそうで、定年退職を期にバーをオープンしたそうだ。
   あの黒板から感じられる教養はそのためかと、話しを聞いてポンと膝を叩きた
   くなった。しかも、私の質問にイヤがらずにニコニコ答えてくれた愛想のいい
   女性スタッフは、オーナーの元教え子さんだそうで、何だか微笑ましい。(^_^)

   ここバーテンマーは小さなタバコ屋のビルの屋上にあって、屋根はない。
   つまり、言い方を変えると“雨ざらしの屋上”なのである。だから、雨に濡れて
   もいいようにカウンターがコンクリートで出来ている。あちこちにある船舶照明
   は、実用的な照明とインテリアを兼ねている。

   行った時はすずしい日だったので、ビル風が通って気持ちよく、上を見上げると
   雲の切れ間から星が見えた。でも、雨の日はどうするんだろうと余計な心配をし
   てしまう。

   なぜ屋根が無いかというと、建築基準法の都合でビルの上に屋根のある建物は
   建てられないからだそうだ。

   このお店、基本は“年中無休”らしいけど、雨天、極寒、強風は休業というユニー
   クな(?)営業スタイルとなっている。

   入口はこちら、

      
   光る“カーネルおばさん”がお出迎え。
   ビルの非常階段をのぼった屋上になります。

   明るく気さくで、その日の天気によって営業が決まる。
   風の向くまま気の向くまま的で、のんびりした対応がテンマ流なのだ。

   ドリンクもおつまみも500円。隠れ家Barを探してる貴兄にオススメです。

   「The Bar Tenmar」(ザ・バー・テンマー)
    http://bartenmar.com/free/about

   関連記事 6/4『イギリス(スコットランド)料理のハギス』


日本列島を襲った台風18号。
特に京都の桂川の洪水には驚いた。
渡月橋そばの旅館に3泊4日したことがあるので心配。

 9/18(水)『夕焼け空にコウモリ』


   列島を縦断した台風18号、各地で被害を起こしたが、特に京都の嵐山、
   渡月橋周辺の洪水は想像以上で驚いた。

   足早に去った16日の夕方、横浜では西の空に今年一番といえるほどの
   夕焼けができ、あまりにもきれいだったので写真に撮った

    

   すると、鳥のような黒い影がバタバタと、この夕焼け空を飛んでいるのを
   発見した。 

    ・・・コウモリである。

   うちでは夏から秋にかわるこの時期、毎年ではないけれど、日没間際に
   出現する。子どもの頃からコウモリだというのは知ってたけど、くわしくは
   知らなかったのでネットで調べてみた。

   それは『アブラコウモリ』といって、日本に生息するコウモリの中で唯一、
   住宅地の家屋を住みかとするコウモリで、別名“イエコウモリ”と呼ばれて
   いるそうだ。

   鳥ってパタパタと羽ばたいてスーっと滑空するでしょ。でもコウモリはバタ
   バタするだけで滑空はしない。時々疲れたのか羽ばたきをやめる瞬間が
   あって、縦にスッと落ちるのだ。で、またあわててバタバタする。見ててせ
   わしない。(^_^)

   そのまま日が沈むまで同じ処を何度もグルグル旋回しているのだ。
   こうして飛び回りながら飛んでるユスリカなどの昆虫を食べているそうで
   ある。

   残念ながら飛ぶのが早くて写真に撮れなかったが、
   またチャンスがあれば、次はビデオで撮ろうと思う。

   ちなみに、この『アブラコウモリ』は東京都市部の住宅でも見られるそうだ。

     ♪ 夕焼け空は真っ赤っか、“コウモリ”がクルリと輪を描いた
       ホーイー の ホイ

   関連記事 2012/11/18『カマキリさん現る』



 9/16(月)『新作「INOCENT」』


   高血圧で頭がクラクラになりながら新作を考えてると、
   それまで悩んでいたリアルな顔ではなく個性的なキャラクターが生まれた。

      

   タイトルは「INOCENT」(純真無垢)。

   今までの作品と違って、虚飾をそぎ落としたシンプルなその姿。
   色も多く使わずにおさえて地味にした。

   アートは頭で考えててもダメ。
   もがきながらも手を動かしていれば何かが生まれてくる。
   自分でも予測できない“ひらめき”のようなもの。

   これだから創作活動は楽しくてやめられない。

      

   この2枚、大作前の小手調べとして作品化しようと思う。

   どう? カワイくね ?

   関連記事 9/5(木)『新作の顔いろいろ』


お、も、て、な、し。

「おもてなし」 (-A-) ゚゚合掌

 9/14(土)『世界一の“マッサマンカレー”』


   CNNインターナショナルの情報サイト『CNN Go!』で、「世界の料理美食
   ランキング50」の中で1位に選ばれたのがタイの『マッサマンカレー』。
   会社(横浜・関内)近くのタイ料理店でその看板を見つけ、さっそく行ってみた。

      

   店の入口に立つ木彫りの人形。
   この人形、タイ料理店でよく見かけるもので「サワディー人形」というらしい。
   手を合わせて「お・も・て・な・し」と言ってるようだ。 ← 最近、こればっかり

   そして、下がうわさの『マッサマンカレー』。

      

   そのお味は・・、とってもマイルド。

   クミンやナツメグ、カルダモンなどの香辛料といっしょに鶏肉とジャガイモを煮込んで
   あり、香ってくるシナモンとココナッツミルクは、グリーンカレーのように前面に出過
   ぎてない。すべての味がバランス良く溶け合って深いコクと甘みを感じる上品なスープ
   だった。でも、正直、上品すぎて“インパクト”には欠ける。

   世界一の味と聞くと、“とんがった味”を期待してしまうが、逆です。
   すべての味がまろやかに包み込まれて口にした瞬間に“ほっ”とする優しさがある。

      

   時間をかけて煮込んだ鶏肉はやわらかくてホロホロ、ジャガイモはゴロゴロ。
   いっしょに注文したライスはジャスミン米で、これまた良い香りがする。口の中で香る
   ジャスミン米とマッサマンカレーがコラボして頬っぺが落ちそうでした。 )^o^( にゃ〜

   タイ料理居酒屋「サバイ クラパオ」045-680-1209
   http://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140104/14029618/


   関連記事 6/4(火)『イギリス(スコットランド)料理のハギス』



 9/12(木)『高血圧で頭クラクラ(@_@;)』


   月曜の朝、起きあがると頭がクラクラして歩けない。
   前日の日曜日からそうだった。 (@_@;) 目がグルグル〜

   試しに父の血圧計て測ってみると・・・、

   じぇじぇじぇ! 上(最高血圧)が160で下(最低)が104。

   一般的に正常値とされるのは、上が135以下で下が85以下。
   どっちも超えてるし、下が3桁なんて尋常じゃない。(ノ_ _)ノヒエー

   ということで、とりあえず会社に行って荷物を置いてメールチェックしてから
   近くの病院へ行った。近くといっても会社から徒歩8分。普段なら難なく歩く
   距離だけど、頭クラクラで真っ直ぐ歩けなのでタクシーを拾った。(@_@;)う〜ん

   先生に診てもらうと、ひととおり検査しましょうと、そのまま血液検査、
   尿検査、心電図、レントゲン、脳のCTとたてつづけに検査をした。

   私が一番心配したのが脳卒中。

   でも、脳のCTスキャンを撮って悪いところはないとわかったのでひと安心。
   結局、血圧を下げる薬をもらって1週間様子を見ることになった。
   その日は仕事にならないので早退した。

   原因は何だろうと考えて、思うに、お盆前から休みなしで働いたり締め切り
   に追われて会社に泊まったり仕事のストレスがたまったせいか。その上、

   最初の症状が現れたのが今月の2日。なのに先週末は、仕事から解放さ
   れた勢いから、木曜の晩はひさしぶりに浜松町の「名酒センター」で日本酒を
   飲みすぎ、その後小腹すいたので新橋のイタリアン・ラーメンを食べた。
   金曜は夕方6時から地ビールを数杯飲んだ後、関内の隠れ家Barでカクテル
   を飲み、しかもベスターズが勝ってるのを知って8回裏からスタジアム観戦して
   歓喜し(SS指定席\5,500の席が\1,000だ)。土曜は知人の作品展と、その後の
   打ち上げで有楽町で酒をチャンポンし・・・と、血圧が高いのに3日間飲みすぎ
   たのがたたったのかもしれない。トホホ

   まあ、年ですよ。今までできていたことができなくなってきたんだね。
   とにかくみなさん、無理をせずに体調管理にご注意ください。

   私はおかげさまで、火曜、水曜とまる2日会社を休んで楽になりました。
   ご心配かけました。(反省)


朝起きたら頭がクラクラして真っ直ぐ歩けない。(@_@;)う〜ん
血圧を測ったら、上が160で下が104。
下が3桁はヤバくね? と、あわてて医者に行った。
大事には至らなく、血圧を下げる薬をもらって会社を休んだ。

 9/10(火)『暗転のGrand Guignol(グランギニョル)』


   銀座スパンアートギャラリーで『「暗転のGrand Guignol」Toru Nogawa × 森馨』
   展をやっている。しかも7日(土)はスペシャルプログラムとして由良瓏砂さんの
   朗読パフォーマンスがあるので行って来た。(ワイン・ドリンク付き)

      

   森馨さんも瓏砂さんも球体間接人形の作家さんで、お二人とも10年ほど前から私の
   個展のたびに来てくれて親交がある。森さんの人形は死の影を持った少年もしくは
   少女で、痩せた姿態に浮かび上がる骨格がエロティックである。

      

   瓏砂さんの朗読パフォーマンスは大盛況で、ギャラリー会場にあふれんばかりの観客
   が集まった。作品は「ヴェラ〜Clair de Lune〜」で、夫人を亡くした伯爵の幻想的
   な愛の物語である。

      

   パフォーマンス後は参加されたアーティストとモデルさんを記念写真・・・
   というか、ほとんど“撮影会”になっていた。
   写真の後方左から森さん、写真に写っている絵のモデルの男性、それを描いた幻想作家
   のToru Nogawaさん、前列左が瓏砂さん。その右がピアノ演奏のNaoko Shibuyaさん。

   この後の打ち上げに参加させてもらって親交を深め、新しい出会いもあって有意義な
   一日になった。\(^o^)/

   『「暗転のGrand Guignol」Toru Nogawa × 森馨』展
    スパンアートギャラリー http://www.span-art.co.jp
    9月14日まで  JR有楽町駅より徒歩3分

   関連記事 7/31(水)『谷神健二展、松本潮里展』


2020年オリンピックの東京開催が決定した。
その瞬間の映像を見るたびに感激でウルウルしてしまう。
私もオリンピックウォッチャーのひとり、
ぜひ、生でオリンピックを見るぞ。

 9/8(日)『“激おこ”いいかげんにしろよ東京電力!』


   福島原発の汚染水漏れが深刻化している。
   最近のニュースでは、汚染水漏れのひどいところは1時間に1800ミリシーベルト
   あって、これは原発で働く作業員が働けなくなる年間限度に1分30秒で達してし
   まうほど強い線量だそうだ。

   いい加減にしろよ東京電力!! もー“激おこプンプン丸”だよ o(>o<)o
   前から思ってるけど、政府は早く東京電力を潰して破綻処理をしてもらいたい。

   だって東電は会社組織なんだから、働いている社員は“お金をなるべく使いたく
   ない”だろうし、不利なことがあったら隠したいという気持ちになってしまうで
   でしょ、だって社員は給料をもらいたいし、家庭を持ってるのでボーナスだって
   少しでも高く欲しいはずだ。ここ2年半の後手後手にまわってしまうマズイ対応に
   なってしまうのはそのためである。社長は口では反省や謝罪を述べているけど、
   絶対、被害者の気持ちになりきれないのだ。

   では、どうしたらいいか。

   東京電力を潰して破綻処理するか、それがダメなら福島第一原子力発電所だけを
   東電から切り離して国に移管すること。

   具体的には第一原発の半径20キロ圏内(もしくは放射線量が高い地域)を隔離し
   て、(仮に名付けると)『レッド・ゾーン』として双葉町や大熊町など、帰還
   困難区域に住んでいた住民に無理なら無理とはっきり表明し、移転費用と住居に
   ついて国が保証して別の地区に移ってもらうことにするのだ。いつ帰れるかと
   不安な(不信な)気持ちのまま仮設住宅で永遠と暮らすよりも、結論を明確にし
   て割り切って、新しい暮らしをスタートしてもらう方がよっぽど本人の精神衛生
   にいいと思う。それは故郷を離れる人は辛いだろうけど、帰れるかもしれないと
   信じて生殺しにされるよりいいのではないだろうか。一日でも早く、新しい人生
   をやりなおしてもらった方がいい。

   ロシアのチェルノブイリでは居住禁止地区について、放射線量が5ミリシーベル
   ト以上ある場所は住んでいけないという禁止令があるそうだ。ところが日本の条
   件は20ミリシーベルト以上らしい。この差はなんだろう。誰が何を根拠に決めた
   のかまったくわからない。

   日本は世界で唯一の“被爆国”でしょ、原子力や放射能に対して世界で一番敏感
   で厳しくてはいけないのに、世界中で一番、疎い(うとい)国になってどうすんの。

   国が管理する巨大な『レッド・ゾーン(仮名)』を設ければ、福島第一で出てく
   る汚染水の貯蔵タンクも、除線作業で発生した放射性廃棄物も保管しておくだけ
   の充分な土地が確保できるというものだ。福島だけではない、日本の他の原発か
   らでる放射性物質もここで一括して保管・管理できることになる。

   これは国民の安全に良いことだと思う。だから、名称は危険な『レッド』ではなく、
   安全なイメージで『グリーン・ゾーン』としたらどうだろうか。

   2020年のオリンピックが東京で開催されるのが決定した今、福島第一は東電から
   すぐに切り離して国策を持って早急に収集させること。7年後に向けて“抜本的な”
   対策が望まれる。

   …ついでにもうひとつ、東電の破綻処理ができたなら、将来に向けて待たれている
   『発送電分離』も『自然エネルギー』への転換も一気に進むことになるんじゃない
   だろうか。

   関連記事 2012/3/12『3.11から1年』


人形作家の森馨さんが銀座のスパンアートギャラリー
で2人展をしています。14日(土)には
同じく作家の由良瓏砂さんの
朗読パフォーマンスがあります。


 9/5(木)『新作の顔いろいろ』


   新作『女神エロス』の顔が決まらない。

      
   リアルだと買う人を選んでしまうので、独自のキャラができたらいいと思う。
   かのキスリングやボッティチェリ、デルボー、ロセッティ、フリーダカーロ・・・、
   みんな その作家特有のキャラクターを持っているではないか。

   自分の個性で描きたいのだが、自分の“それ”が見つからない。
   頭で考えていることが具現化できないのがもどかしい。

      
   描いては消し描いては消して、休憩して本棚の資料を眺める。
   本棚には自分の好きな作家の画集や写真集、「VOGUE(ボーグ)」などの
   ファッション誌が並んでる。ヒントになるものはないかと眺めては描くが、
   ・・できない。

   でも、

   もがいてるうちに、別のイメージがわいてきた。

   “仮面”を着けたらどうなるんだろう・・・などと、心を無にして描くうち
   に新しい発想が生まれてきた。

   タイトルは「INOCENT」。

   つづく

   関連記事 8/13(火)『オリジナルキャンバス完成』


ダブルクリックが一回で出来なくなってきた。
まったくもう。 ...(ー"ー)゚゚

 9/2(月)『映画「パシフィック・リム」』


   仕事の峠を越えてやっと自由になった。解放された勢いでスカッとする映画が
   観たいと思って行ったのが映画「パシフィック・リム」。

   テレビ画面が大きくなった昨今、それでも怪獣VS巨大ロボットの対決は、人の
   大きさを超えるスクリーンの迫力にはかなわない。3Dの日本語吹き替え版で鑑賞
   した。

   作品は、ゴジラ、ウルトラマン、マジンガーZ、エヴァンゲリヲン、日本映画の
   エキスを集めて現在アメリカの最新SFXで描いたハリウッド大作。監督のギレ
   ルモ・デルトロが日本の怪獣やアニメのヲタクというのがよくわかる。

   ストーリーはシンプルで、地球人を殺すためにやって来た宇宙人がくりだす
   “KAIJU(怪獣)”を倒すため、巨大ロボットの『イェーガー』を造って戦う
   というもの。

   ストーリーにひねりが無いのがマイナスだけど、その分、バトルに集中できる
   というもの。ただ、バトルは長すぎで少々飽きてしまった。

   日本からは菊池凜子と芦田愛菜ちゃんが出演し、どうどうとハリウッドスターと
   渡り合ってくれたのがうれしい。\(^o^)/

   私はプロフィールに書いてある通り菊池凜子のファンである。
   映画『バベル』で聾唖の女子高生を演じてアカデミー助演女優賞にノミネートされ、
   押井守監督の「アサルトガールズ」で、カエル顔の“おかしな娘”と注目していた。

   だから、今回は映画そのものもさることながら凛子見たさに行ったようなものだ。
   ところが、私が観た日本語吹き替え版は、なぜか菊池凜子の声を林原めぐみが吹き
   替えてて超ガッカリ。Why〜? アニメファンなら喜ぶ人は多いかもしれないけど、
   私は納得いかない。...(ー"ー)゚゚

   一方、愛菜ちゃんはセリフがなくて、泣き叫ぶだけ。それでもサイコーでした。
   泣きと叫びは「宇宙戦争」のダコタ・ファニングも「ポルターガイスト」のヘザー・
   オルーク(古い)に負けてない。(笑)

 

     点数 75点

 

    ** ネタばれあり **

 

 

   ロボットのコックピットに入って操縦するのを、これほどみごとに実写化したのは
   アッパレでしょ。足の動きに連動してクランク・シャフトが動き、ドシン、ドシンと
   重量感ある足音とともに歩き出すのは拍手。でも、体力使いそう。(^_^;)

   それよりおかしいのは、ロボットが通用しないと決まった後、そのかわりに防護壁を
   造るってどういうこと? 考え方が逆でしょ。・・で、あっさり壁を突き破られてし
   まう。そりゃそうだろう。

   減点の大分部分は、“敵に魅力がない”ってこと!

   ゴジラを代表する日本の怪獣映画やウルトラシリーズの魅力は、ヒーローとともに怪獣
   の魅力でもある。本作品は怪獣のデザインがなってない。以前公開されたハリウッド版
   ゴジラでもリアルな爬虫類で、怪獣そのものに魅力的なデザインが施されてないのが
   残念だ。これは日本人と欧米人の文化の違いなのだろうか。やっつけられる怪獣側に
   特別な感情を入れないのが“あちら風”なのかもしれない。怪獣だけでなく宇宙人にも
   魅力がないしね。敵に魅力があればもっと面白くなったろうに、それが残念でならない。

   それと、音楽。
   ヒーローものはテーマ曲だよ。せっかく『エルボーロケット』を出すんだから、記憶に
   残るテーマ曲が欲しかったね。怪獣出現のテーマとか、ちゃんと聞けば、それなりの
   曲なんだろうけど耳に残る旋律ではなかった。あくまでもBGMという感じだった。
   それも減点。

   こうやって書いてるうちにいろいろ思い出してきたぞ。

   菊池凜子はカッコイイし、主人公の兄ちゃんのこと好きなんだから、ラストはキスぐら
   いさせろよ。見てるこっちは感情移入してるんだから。キスしないので、あれ?っ
   て肩透かしをくらった感じがした。

   それと、クライマックスはもうひと盛りしてほしかった。例えば、主人公が兄と同じよ
   うにやられそうになって気絶し、凜子が「ダメ、あなたは死なせない、だって、私が
   守るもの」なんて林原の声で ←まるでエヴァ。  一人で戦う、気が付いた兄ちゃんが
   そんな凜子を見て、最後の力をふりしぼって闘いやっつけるという。
   ・・・そんな流れがあったらもっと燃えたんだけどな〜。もう一ひねり欲しかった。

   ところで、あの“赤い靴”は何? ・・意味わかんない。

   最初、ベタだけどイイ小道具出してきたなと期待したけど、オチが 『えっ?』。
   結局あの靴、誰がどうしてどうなったのか。私なんか、ひょっとして黒人の司令官は、
   凛子の父なの? なんて余計な想像しちゃったよ。納得いかねーな。(笑)
   詰めが甘いぞデルトロさん。

   最後に、映画「ヘルボーイ」に出ていた“怪獣屋”のロンパールマン。 
   あのオッサン個性強すぎ。インパクトありすぎて怪獣の印象が消えちゃうよ。と思っ
   たら、エンドタイトルで再登場に拍手。〜(^◇^)

   ダメだダメだと言いながら、結構〜 楽しめた。
   日光〜、結構〜、大和観光。(懐かCM)

   関連記事 8/9(金)『映画「プロメテウス」何しとんの?』


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