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ここは喜翔の独り言のページです。展覧会や映画の感想から、日頃思ったこと、感じたことを日記のようにアップしたいと思います。お付き合い下さい。 |
4/27(金)『南北歴史的会談始まる!』 |
本日(4/27)9時30分。 北朝鮮のキム・ジョンウン委員長が板門店(パンムンジョム) にある軍事境界線を越えて韓国に入った。 キム・ジョンウンが本当に徒歩で境界線を越えるのか 興味があって仕事の合間にテレビ中継を見ていた。 思えばムン・ジェイン大統領が選挙の時に、北とは融和的 な態度で接し、平和的に解決したいと公約したのを覚えて いる。 それに対して日本政府は、そんなぬるい態度ではいけない と反発していたものだ。私は半信半疑だったけど、結局、 ムン大統領が正しかったことが証明された。 北と南の融和はピョンチャンオリンピック後、急速に進行し、 その展開の速さに驚くばかりだ。これも北朝鮮に対して 世界規模での経済制裁をしてきた結果だと思う。 今後、米朝首脳会談が行われ、その内容について懐疑的 な意見も聞こえるが、北の非核化と拉致問題の解決、 朝鮮半島の統一は望まれることで、まずはその第一歩と して期待している。 アメリカ、日本を含めて、これからどういう事になるのか、 ならないのか注目していきたい。 |
4/23(月)『ルドン―秘密の花園展―』 |
三菱一号館美術館で植物を中心にしたルドン展が開かれ ている。 三菱一号館美術館は丸の内、といっても、私はいつも 有楽町のビックカメラ側からアクセスする。 本展の目玉はフランス・ブルゴーニュ地方に居を構えていた 美術愛好家ドムシー男爵の食堂を飾っていた16点の花の 装飾画。 ここ三菱一号館美術館には、そのうちの一枚『グラン・ ブーケ(大きな花束)』があるので、ドムシー男爵の食堂を 飾っていたすべての絵がそろったことになる。おそらく 最初で最後だろう。 『グラン・ブーケ(大きな花束)』は高さが2m48センチあって 巨大。しかもパステル画なので、どんだけパステルを使っ たんだろうかと驚く。 薄明かりに照らされてステンドグラスのようにふわっと浮かび 上がって神秘的だ。 上の写真は、SNS用に記念撮影ができるコーナー。 最近の展覧会は集客のためにSNS用に写真撮影がゆるさ れている場所が必ずある。ただし、ここに展示されているのは 本物ではなく全てコピー。 ルドンは10代の頃出会った植物学者に顕微鏡を見せてもら い、肉眼では見えないミクロの世界へ関心を深めた。 黒の時代といわれている妖怪たちは植物の種子に見出 した生命の神秘を表現していたものだった。 私が好きなのは花瓶の花シリーズ。 ルドンの花はリアルな表現ではなく、淡くて儚さが漂っ ている。上の写真は私が13歳の頃に描いた模写である。 私も子どもの頃、顕微鏡で生命の神秘の影響を受けてい るので、ルドンの描く世界がよくわかる。 ルドン―秘密の花園 会期 : 2018年2月8日〜5月20日 会場 : 三菱一号館美術館 関連記事 3/26(月)『脳みそやわらかくエルリッヒ展』 |
4/20(金)『今月の猫写真(その41)』 |
ネットからダウンロードした手持ちの猫写真からお気に入り を紹介するこのコーナー。今月も4つの写真を紹介します。 テーマは、驚くネコ! −−今月の1枚目。 「アサー!」 by 谷岡ヤスジ ←古い −−2枚目。 アッと驚くタメゴロ〜。 −−3枚目 猫が驚いたら、キャッ と、言うに違いない。 −−4枚目 「おったまげ〜!」 関連記事 3/23『今月の猫写真(その40)』 |
4/16(月)『春はPCデータ保存の季節』 |
春は何の季節? 年度が替わって気分一新。 年度末の忙しさから解放されてホッとしているこの時期。 終了した業務のデータを外付けHDに保存してデスクトッ プから削除する。 ということで、この時期はPCのバックアップとメンテナンス の時期でもある。 うちはちっぽけな会社の為、クラウドでデータ管理なんて 大仰なことはできないから、個々で外付けHDに保存する ことになっている。 Windowsには自動的にシステムやデータをバックアップする 設定があり(コンパネにある“バックアップの作成”で設定する) トラブルがあった場合に以前の状態にもどすことができる。 ということで、データ保存をしてない方はした方がいいですよ。 |
4/9(月)『高畑勲監督亡くなる』 |
映画『火垂るの墓』『かぐや姫の物語』で知られるアニメー ション監督の高畑勲氏が亡くなられた。 高畑氏は、ポール・グリモー監督の長編アニメ『やぶにらみ の暴君』に感銘を受け、東映動画に入社し、劇場用アニメ 『太陽の王子 ホルスの大冒険』で監督デビューした。 私の友人で現在アニメ監督の池端から学生時代『ホルスの 大冒険』を何度も見せられて以来、氏に興味を持っていた。 特にホルスの中で、脇役の子が退屈でつまらないという 表現を、砂に指で絵を描くという仕草を演出したのに驚き、 高畑監督の作品を特別な思いで観るようになっていた。 そのため、高畑監督がリスペクトする『やぶにらみの暴君』 のDVDも買って持っている。販売タイトルは『王と鳥』。*1 宮崎駿監督との二人三脚ぶりについてはみなさんもご存知な ように『アルプスの少女ハイジ』『母をたずねて三千里』など、 多くの作品を手がけた。 人気があって観客を呼べる“表の宮崎”に対して、アート的で アニメ技術に挑戦する姿勢の高畑氏を“裏”のイメージで観て いたものだ。 でも、氏のおかげで日本のアニメーションを文化のレベルまで 高めてくれたのではないだろうか。 数年前に高畑氏が敬愛するポール・グリモー監督を訪ねた NHKのドキュメンタリー番組を観たが、 本人を目の前にして照れてしまい、まったく会話ができない シャイな姿が今でも記憶に残っている。 ご冥福をお祈りします。 *1『王と鳥』 『王と鳥』(Le Roi et l'Oiseau)は、1952年公開のフランス・アニメーション映画 『やぶにらみの暴君』の改編版。(今でいうディレクターズカット版)にあたる。 この作品を観ると、東映長編アニメ『長靴をはいた猫』や『ルパン三世 カリオストロの城』が いかに影響を受けていたかを感じる。 |
4/6(金)『チューリップ満開!』 |
♪開け 開け パッと開け チュ〜 リップ〜 ・・・って、パチンコではないよ。 今年もこの季節がやってまいりました。 会社の前の横浜公園には約70品種、16万本のチューリップが 咲いてます。 例年だと、咲いてるのもあればまだつぼみだったりと 多少、咲くのに時間差があるけれど、今年は違いました。 陽気のせいで一斉に咲き誇り。 すでに満開は過ぎてます。 去年から季節が先走りしている感じがする。 みなさん体調崩さないよう気を付けてください。 関連記事 2017/4/4(月)『横浜公園のチューリップ』 |
4/2(月)『1973日本沈没 完全資料集成』 |
私の人生をかえた映画は『日本沈没』(1997年公開)である。 中学生ではじめて友人と二人で行った映画だった。 日本列島が沈没するという突拍子もないストーリーに、 映画の持つスケールの大きさとリアリティ。そして特撮という マジックに魅了された。 つい先日、映画秘宝の別冊として『1973日本沈没 完全 資料集成』が発売された。 公開から45年を経た今、当時の現場の写真、設定資料の すべてとスタッフ、キャストのインタビューが網羅されている。 私は日本沈没マニアで、BD、LDをはじめ、当時のポスターや チラシ、パンフレット、主題曲のレコードを持っている。 そして去年、ヤフオクでゲットしたシナリオ(決定稿2)も自慢。 日本沈没ファンの間で都市伝説のような噂がある。 それは、渡老人の付き人花江のヌードシーンが、公開当初 はあったが、その後、削除されたというものだ。 私も、当初あった派だったんだけど、今回の資料集成に 『原作にはあったが映画にはない』ときっぱりと書かれて いた。 ずっと信じていたのでがっかりである。 |
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