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ひとりごと2012年10月

 ここは私の独り言のページです。展覧会や映画の感想から、日頃思ったこと、感じたことを不定期的にアップしていきたいと思います。お付き合い下さい。



 10/29(月)『たまには仕事のことを、撮影終了』


   「ひとりごと」には仕事の内容は書かないようにしていたが、時々、どんな事を
   やってるのか聞かれることがあるので、守秘義務のない作品については書いてみ
   る気になった。

   私の本業は映像制作。

   といってもテレビや映画館にかかるものではなく(昔はTVKの番組をしていた事も
   あったが)、役所や企業を広報する『PRビデオ』を制作している。

   今月中旬に撮影した作品は、3年前からシリーズ物として受けている下水処理場の
   維持管理についてのDVD作品。今年は4作目で『電気編』にあたる。

      

   処理場で起きる電気災害の危険や人体に与える影響など、危険個所とその対応に
   ついてドラマ形式で紹介するマニュアルビデオだ。

   撮影場所は実際の下水処理場。
   場内は天井が低かったり足場が悪かったりして、通常の撮影より気をつけなくては
   いけないが、事故も怪我もなく終了できた。

      

   私の役目はプロデューサー。プロデューサーはスポンサーと監督の間に立ち、両者の
   意見をまとめたり、撮影スタッフを編成したり、予算を管理する役目。いわば
   縁の下の力持ち的役目だ。

      

   (上)講習会の場面では、実際に処理場で働いてる人に総動員してもらった。

   現在、すべての撮影を終えて編集作業に入っている。11月から12月にかけて3回
   程度の試写を経て、来年2月に完成する。


   関連記事 2011/6/25『小笠原諸島が世界遺産に決定\(^o^)/』


石原都知事の突然の辞職にビックリ。
何だかなあ、都民のことよりも
我が道を行くって感じ。

 10/26(金)『懐かしTV番組8「ギリガン君SOS」』


   どうやら私はテレビおたくのようだ。 ←お約束

   「ギリガン君SOS」は1964年から3年間放映されたアメリカのコメディ
   ドラマである。

   ボートで出かけたギリガン君たちは、途中、嵐に遭遇してテンテコ舞い。
   やっとのことで漂着したのは無人島。そこを舞台として個性的な面々による
   脱出劇がはじまる。ああ、やっと島から脱出できるぞと思わせてダメになり
   がっかりさせられる。そんなストーリーだ。

   私は子どもの頃、ギリガン君が大好きで、「じゃじゃ馬億万長者」と「奥様は
   魔女」と同じぐらいのコメディ作品だと思ってる。

   でも、ギリガン君を知ってる人が少ないので話しが出来ない。がっかり

   ギリガン君の魅力のひとつが日本語のオープニング。
   無人島に漂着するまでを簡単な物語で紹介している。この歌が明るく楽しくて、
   よく口ずさんでいた。

       「ギリガン君SOS_日本語OP」YouTube動画
      
        http://youtu.be/g8YOqYDJtfQ

   9/5(水)『懐かしTV番組7「ディックトレーシー」』


映画「エマニエル夫人」のシルビア・クリステル
が亡くなった。籐椅子のポスターと
テーマ曲が流れると、70年代を思い出す。

 10/24(水)『野毛のアートマニア・カフェ・ギャラリー』


   10月12日までやっていた「可憐美術展-カワイイから淫靡まで-」に行って来た。

   場所は横浜の野毛。

   JR桜木町駅から動物園通りを行くと右側にこじんまりとした白い建物がある。
   「artmania cafe gallery yokohama」。

      

   ここでフランス展の仲間、Toshiさんの企画展をやっていた。

   Toshiさんは、赤を基調とした裸婦を描いている。女性の肉体が持つ柔らかな曲線が
   セクシーで艶めかしい。燃える炎のような作品が多いけど、私が好きなのは、比較的
   おとなしい作品。

      

   上は「She saw」という作品で、Toshiさんにしてはめずらしく女性の顔が描かれて
   いる。アンニュイな表情と、腰から太股にかけての肉感、量感がセクシーだ。

      

   「artmania cafe gallery yokohama」はデザインフェスタ事務所を退社して自ら
   起業した女性オーナーが、若手アーティストのサポートのために販売マージン無しで
   頑張っているギャラリーである。「アートマニア」という集団を造り、様々な企画展
   もしている。

   若手アーティストさん、ぜひ、一度、遊びにきてください。

   あっ、そうそう、ここはカフェギャラリーなので、軽食とビールがとれて夜10時まで
   やっているので仕事帰りに寄れるのがイイ。


   『artmania cafe gallery yokohama』 
   http://www.cafegallery.artmania.jp/

   ギャラリーが主催する"企画展"を中心に、"貸しギャラリー"との二本立てで展開している。
   展覧会をやりたいけどやり方がわからない方、相談してください。

   関連記事 10/5『第48回 神奈川県美術展』


仕事の撮影終了、激動の1週間が終わった。
ひさしぶりの休日は、昼寝して夕寝して、
体が動かず1日中ボ〜っとしてた。年だなあ。

 10/22(月)『「神在月」に縁結びスタウト』


   10月のことを『神無月(かんなづき)』と呼ぶ。

   全国の神々が島根県の出雲大社に集まってしまうため、出雲以外に神がいなく
   なると言われているからだ。だから、出雲では逆に『神在月(かみありづき)』
   と呼ぶそうだ。そんな出雲地方の松江に、めずらしい地ビールがある。

   『縁結び麦酒スタウト』である。

   このビールを造っている会社は、従業員3人でやっている小さな醸造所らしく
   製造量が少ないため関東ではなかなか飲むことは出来ない。偶然にも関内の
   麦酒バー『ジャン・バール』で飲むことができた。

      

   ビール会社のフライヤーによると、このビールはアイルランド発祥の黒ビールと
   同じ製法で焙煎した麦芽に乳糖を加えてマイルドに造っているそうだ。

   さて、そのお味は・・・、

   焙煎された麦芽の香ばしい香りが鼻に抜け、しつこくなく、甘すぎず、
   後味スッキリして美味しかった。これは“黒”が苦手な人でも美味しく飲むこと
   ができると思う。 国際ビール大賞の金賞を受賞したビールである。

   『神在月』の松江地ビールで“縁結び”の願掛けをするか。(*^_^*;)

    関内ビールバー「ジャン・バール」には松江地ビールが(常時ではないけれど)飲むことができる。
    行く前にネットで確認ください。トップページ右下のツイッター欄にその日の開栓状況がわかります。

    BIERE CAVE JAN BAR -(ジャンバール)
    http://jan-bar.com/index.html  


   関連記事 8/29(水)『那須高原ビール“愛”』


今週、撮影で忙しいため
次の「ひとりごと」のアップは
来週になります。

 10/15(月)『フランス展スタート延期』


   オーナーからメールが来て、10月1日から行われるはずのフランス展が延期される
   ことになった。

   それは、8月半ばに亡くなった画廊のオーナーの『メモリアル展』を急遽することに
   なり、私たちのジャパニーズ・アート展はその後に開催されるそうだ。

   いつからはじまるかは連絡待ちとなっている。


   関連記事 8/31『画廊のオーナー亡くなる』


コンビニでビールを買ったら、モニターに映った
「20歳以上・はい」のボタンを押してくれと
言われた。これって効果あるのか?

 10/12(金)『ギメ美術館(フランス旅行記24)』


   洋食ばかり食べてると和食が食べたくなる。
   それと同じで、西洋美術ばかり見ていると東洋美術が見たくなる。
   ということでギメ美術館に行って来た。

   ギメ美術館は、化学産業で財を成して世界を旅したエミール・ギメが集めた東洋の
   コレクションで、後にルーヴル美術館のアジア部門が加わって現在の大きさになった。

      

   入り口を入ったところにドーーンと“ヤマタノオロチ”的な首がたくさんある怪獣
   がお出迎え。これはインド美術の定番、大蛇カーリヤを退治するクリシュナの像。

      

   写真には人が写ってないので大きさがわかりにくいけど、高さ4メートル近くあって
   その迫力に圧倒される。写真は階段の3階から撮ったもの。

   ギメ美術館はインドの仏像コレクションから始まり、ビルマ、タイ、カンボジア、
   ベトナム、中国、日本と展示が仏教伝来のような順になっている。

      

   仏像や神画など宗教に関するものが多いため、慣れないとちょっと不気味でもある。
   後で知ったのは、ギメさんは古代エジプト、ギリシア、ローマ時代から中近東を経て
   アジアに至るまでの『宗教博物館』を作りたいという夢があったそうだ。それで納得。

      

   ところで、アジアの美術は写真撮影OKだったのに、日本のコーナーになると撮影
   禁止のマークが出てきた。

   まったく頭に来る。何で日本だけ撮影禁止なの!
   減るもんじゃないのに、バカじゃないの。

   ・・・それにしても、日本の美術はすごい!

   全体の構図やバランス、細部へのこだわり、細かいところまで神経がいきとどいて
   いる。他のアジアの美術とは一線を画す出来映えに、思わず日本人に生まれてよかっ
   たと感じた。 ←これ本当。

   全体を見終わると、日本の美術品に感動したことと、自分の作品もしっかりその延長
   上にあるんだとルーツを知ったような気になった。日本にいるときはまったく感じな
   かったが、こうして外国に来たからこそ自国を客観視することができたんだと思う。

   ひとつ気付いたのは、日本にはインド、タイ、ビルマなど東洋のアートが全貌出来る
   美術館や博物館ってないんじゃないだろうか。

   ギメ美術館、私のオススメです。 ・・ギルガメッシュ!


   関連記事 10/3(水)『オランジュリー美術館(フランス旅行記23)』


大滝秀治さんが亡くなられた。
あの独特な声と言いまわし、
またひとり個性的な俳優が亡くなられた。

 10/9(月)『飲み比べシリーズ6「チェリー・コーラ」』


   ひさしぶりに飲み比べコーナーです。

   パリに居たときによく飲んでたのがチェリーコーラ。
   日本では売ってないのかとネットで調べたら、輸入食品店で売ってると
   知り買ってみた。ついでに飲みたいジュースも買ったため、ひさびさに飲み
   比べコーナー復活です。

      

  ・コカコーラ・チェリー味(チェリーコーラ)

   まずは一番左のチェリーコーラから。
   日本でも一時期販売されていたそうだけど人気がなかったのか今は輸入食品店で
   しか売ってない。コーラにチェリーの甘さとフルーティーさが加わっている。
   ドクターペッパーに似た感じだが、ドクターペッパーの固有の薬くささはない。

  ・ドクターペッパーのチェリー味

   そのドクターペッパーにチェリー味を見つけた。
   ドクターペッパーのどぎつい薬くささと辛さがなく。マイルドで甘くなった感じ。

  ・インカコーラ
   同じ店で見つけたのでついでに買った。
   コーラとあるがコーラらしくない。似ているのはソーダ水。アイスの乗ってない
   クリームソーダの味。こいつは期待はずれだった。

  ・塩サイダー

   沖縄で販売されているサイダー。
   ビンの透明感とラベルのデザインが気に入った。味は、確かにしょっぱいサイダー
   そのもの。でも塩味はやわらかで、ほんのり甘みを感じる。夏に汗をかいた時に水分
   補給にいい。ポカリスエットに似ているが、こっちの方が自然な感じでいい。

   関連記事 3/25『心がほぐれる「柑橘ジャスミン」』

   関連記事 2007/8/29『飲み比べシリーズ5「エチゴビール」』



 10/7(日)『ボーン・無いデンティテイ』


   私は映画「ジェイソン・ボーン」シリーズ3部作の大ファンである。
   テレビで「ボーン・レガシー」の予告編を見て公開されることを知って
   あわてて行ってきた。

   映画は前作「ボーン・アルティメイタム」(3作目)と同じ時間上でのでき
   ごとからはじまり、3作目のアナザーストーリーの感じではじまる。だから
   ファンとしては余計、期待したのだが、・・・

   はじまって30分立つと、あれ?、この脇役、何だか主役扱いされてるな、
   と感じ、でも、まだその頃はのんきにビールを片手に鑑賞を続けた。

   1時間近くたって、ボーン(マット・デイモン)がなかなか出て来ないのに
   少々イライラする。

   ところが脇役だと思っていた兄ちゃん(アーロン)の派手なアクションシー
   ンがはじまり、あれよという間に終わっちゃた。 アジャパー)^o^(

   あれ〜、ジェイソン・ボーン出ないの?! ・・・まったく知らなかった。

   だってタイトルに「ボーン・レガシー」ってあるじゃない。

   ボーンの出ない「ボーン・レガシー」なんて、コーヒーが入ってないアイス
   コーヒーみたいだろ。まるで“オレオレ詐欺”にあったみたいな気分だ。

   これじゃ、“ボーン・無いデンティテイ”だ。

   ストーリーは前作とつながってるし、BGMも一緒だし、前作に出演してた大
   好きなパメラ・ランディも、憎たらしいノア・ボーゼンも出てくるし、けど、
   オープニングとエンディングにちょろっと顔出し程度に現れるだけ、そりゃ
   ないぜ。

   予告編にだまされたとはこのことだ。
   これじゃあわてて映画館で見る必要なかった。

 

   採点 60点

 

   *** ネタバレあり ****

 

   作品全体としては飽きずに見れたので まあまあなんだけど、
   いかんせん、期待してたボーン(マット・デイモン)が出てこないんじゃ、アカン。

   ストーリー的にも極上諜報員を作り出す○○計画というのが次から次へと出てくる
   のって何だか納得いかない。しかも前3部作で好きだったのは、追う側と追われ
   る側の“頭脳戦”だったのに、今回のアーロンはちっとも頭を使ってない。最高の
   諜報員のはずが、思いつきの行き当たりばったりで、ボーンはこんなんじゃなかったぜ。

   人気シリーズの続編を作りたいスタッフが、新キャラクターを作ってシリーズ化し
   て儲けようというのが見え見え。

   ボーン(マット・デイモン)対アーロン(ジェレミー・レナー)の対決が実現したら
   観てあげる。でなきゃ、もう見ない。


   関連記事 2011/11/11『映画「猿の惑星 創世記(ジェネシス)」』


夜食にペヤングのカレー焼きそばを食べたら
超、激辛!!!!
口がヒリヒリして寝られなかった。(ToT)

 10/5(金)『第48回 神奈川県美術展』


   芸術の秋、到来!
   この時期、美術展やイベントが目白押しで、いろいろ観るのに忙しい。

   神奈川県民ホールギャラリーで「第48回神奈川県美術展」がひらかれていた。
   毎年行っているわけではないが、ポスターが目にとまったり県民ホールの近くに
   行ったついでにふらりと入ることがある。

   これは県民のための公募展で、ちまたのアーティストはどんな作品を作ってるん
   だろうと興味がある。無料だしリラックスして鑑賞できる。

   今年は3つの作品が気に入った。

   ひとつは、作者名もタイトルも忘れてしまったが、「誰でも同じというわけでは
   ないけれど」(的なタイトルだった)。約3センチのヒツジの人形が、テーブルの
   上に100体ほど並んでいる。一見するとみな同じヒツジに見えるけど、1体1体
   よく見ると、それぞれ好きなポーズをしてて、みな違っているものだった。

   ふたつ目は、渡辺佑基氏の「ぷられーる」。

      
   縦に長いキャンバスに水色のプラレールの線路が1本描かれている。
   幼き日の思い出か、郷愁か、そとも人生を比喩しているのかもしれない。
   そのシンプルさが好きだ。

   3つ目は、佐藤岐夜美氏の「想像妊娠」<準大賞>

      

   ペン画で色のない人物に大きくなったお腹と足下からゾワゾワとバラの花と
   蝶が湧いている。妊娠の喜びと恐怖の表現がよく出てる。 ←私は妊娠した経験ないけど

   面白いのは作品全体の質感。
   普通のキャンバスでなくツルツルした光沢のあるアクリル板のような基盤で、蝶やバラの
   花もラメ入りのシールを使っている。しかも、蝶は羽が飛び出して立体になっている。

      

   これをずっと見てたら、モゾモゾかゆくなって気がおかしくなりそうだ。
   不思議な魅力を持つ作品だった。


   関連記事 10/1(月)『及川正道イラストレーション世界展オープニング』

   関連記事 2009/9/19『第45回神奈川県美術展』

   ※お詫び※ 多くの人に絵画に興味をもってもらいたいため、画像を載せました。
    もし拒否される方はお手数おかけしますがメールを下さい。すぐ削除致します。


今朝は涼しい。
早朝の庭を歩いてると
   高原の朝を歩いているようだった。

 10/3(水)『オランジュリー美術館(フランス旅行記23)』


   パリで行きたい美術館のアンケートで、第1位がルーヴル美術館、第2位がオルセー
   美術館、そして第3位がオランジュリー美術館だ。  ←自分調べ

   ここは印象派の代表者、モネの連作「睡蓮」がドーンと展示してある。

      

   1926年に86歳で亡くなったモネは、生前の希望で『睡蓮』を国へ寄贈するから
   自然光が入って作品を鑑賞できる明るい美術館を造って欲しいと望んでいた。

   そんなモネの希望通り、チュイルリー公園内に、かつてナポレオン3世が建てた
   オレンジの温室(オランジュリー)を改造して建てたのがこの美術館である。
   近年大改装して生まれかわったばかりのピッカピカの美術館に行って来た。

      
   上の写真がモネの連作『睡蓮』が展示されているスペース。
   楕円形のスペ−シー(宇宙的)な展示室に4枚の大作が並んで展示されている。
   これと同じ展示室がもうひとつあって、全部で8枚の絵を観賞することができる。
   もう、360度、モネモネモネ・・・ですよ。

   写真だけを見ると、すばらしい美術館だと思うでしょ、

   ところが、

   私はちょっと がっかりした。(_ _;)

   というのは、写真をよく見てください。天上の丸い明り取りは、部屋の中央、ソファの
   上にあって、『睡蓮』の絵に光が当たっていないのです。真ん中のソファに座って感じ
   たのは、自分がまぶしいがために絵が暗く見えてしまうのだった。

   それは逆でしょ! どちらかというと明りは絵の上に設けてソファは暗くすべきでしょ。

      
   上の写真の一番右、赤いおばさんを見てください。
   絵を見ているおばさんの影が『睡蓮』の絵にかぶってるでしょ。

   これでは暗くて見られません。同じアーティストとして残念に思います。

   印象派の絵なのに“私の印象は暗かった”。 ←本音

   では、気を取り直して、私の“連れの写真”を・・・

      

   ・・・ バキッ(。。 )☆\(--;) んなワケねーだろ。

   写真を撮ろうとしたら女の子が入ってきたんで撮っちゃいました。テヘペロ(・ω<)
   この娘、何等身あるの? スタイルいいよね。

   ところで、オランジュリー美術館にはモネだけでなく、セザンヌ、ルノワール、マティス、
   モディリアーニなど他の作家も多く展示されていて、オルセー美術館の続きとして来るべ
   きだと思います。しかも、マリー・ローランサンのコーナーがあって懐かしく思えた。
   昔はよく見かけたんだけどローランサンの絵って、最近目にすることがないからね。

   ♪ピンポーン
   ここでお得な情報をひとつ。人気がある美術館なので観光客がつめかけて入口に長蛇の
   列ができます。そんな時のために『ミュージアムパス』を買いましょう。パスを持ってると
   入場券を買いに並ぶ人とは別に、すぐ入れてくれます。ルーヴルも同じです。

   オランジュリー美術館についてのくわしい情報は、
   MMF フランスの美術館・博物館情報をご覧下さい。
   http://www.museesdefrance.org/museum/special/inter-back/0607/special02.html

   関連記事 9/19『ピチピチ!パリの路上駐車(フランス旅行記22)』


増税でまかなおうとしている復興予算。
ところが被災地と関係ないところで
   使われている(流用されてる)らしい。
まず現地の復興・再建が先でしょ!

 10/1(月)『及川正道イラストレーション世界展オープニング』


   先週で終わったと思ってた毎週土曜日連続の飲み会。
   思いがけないところで一昨日(9/29)もお呼ばれして飲んでしまった。

   それは横須賀美術館で土曜日から始まった「及川正道イラストレーションの世界」の
   オープニング・パーティー。

      

   雑誌「ぴあ」の表紙を36年かかさず描いたイラストレーター及川正道先生の作品展
   である。

   会場は撮影禁止なので、ロビーから見える会場をちょっと撮影。(下)
   壁面に並んでるのは36年間つづけた「ぴあ」表紙の原画、200点。
   これを年代順に見ていくだけでも結構なボリューム!   

       

   そこに、中学生で賞をもらった版画から、広告デザインの仕事、天井桟敷のポスター、
   パロディー漫画、そして、つい先日完成したばかりの大作まで。

   写真がなくて見せられないけど、
   及川先生ご自身の60年近いキャリアの集大成として現在取り組んでいる連作『街』シリー
   ズの1作目『ヨコスカ』が本邦初公開されていた。横須賀港にアメリカ空母が浮かんで
   横須賀にゆかりあるタレントや歌手、海外スターが描かれている大作だ。
   それは圧倒的な迫力とユーモアある作品だった。今、問題視されているオスプレイが飛ん
   でいた。(^_^;) 

      

   午後6:00からは美術館に併設されているイタリアン・レストランでオープニング・パー
   ティーが開かれた。友人知人、「ぴあ」の社長、横須賀市長もいらしていた。

      
   食事はどれもひと工夫あって美味!!
   特に気に入ったのが写真左手前にあるサザエ。
   サザエはコライユ(内蔵)を落として小さくぶつ切りにしたものをニンニクバターと
   バジルで煮込んだもの。まるでエスカルゴの様。貝殻の中には小松菜といっしょにスープ
   が閉じこめられてて美味しかった。幸〜せ。

      
   先生は終始上機嫌で、自らギターを弾きながら熱唱していました。73歳ですよ!
   先生の、元気でハッピーな姿を見られてとても幸せでした。

   私も先生に負けずに作品制作を続けたいと思います。

   「ヨコスカ-TOKYO-ぴあ 及川正道イラストレーションの世界」展
   9月29日〜12月16日まで  横須賀美術館

   あと、同時公開されている「百花繚乱 女性の情景」展もいいですよ。

   関連記事 9/29(土)『生人形師、平田郷陽!!』
   関連記事 2009/11/28『ドラマティックな絵画展、終了』




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ここに書かれている内容は個人的な感想によるものです。
特に悪意はありませんし下心もありません。



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