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ひとりごと2013年5月

 ここは私の独り言のページです。展覧会や映画の感想から、日頃思ったこと、感じたことを不定期的にアップしていきたいと思います。お付き合い下さい。



 5/29(水)『5月は恋愛映画月間!』


   5月は恋愛映画月間!
   録画したまま埃りにかぶっていた恋愛映画を片っ端から片付けた。
   今回は〇〇度数をつけました。(5点満点)

  ■「ラブ・アクチュアリー」(2003)イギリス
   恋愛映画ベスト10に必ず入ってくるこの作品。9組のカップル19人の物語。
   イギリス映画なので、アメリカと違ってユーモアがブラックだし、作品全体に
   ダークな影を感じるんだよね。でもベスト10に入るだけあって、愛がいっぱ
   い詰まってた。・・やられた。これ見たら恋をしたくなっちゃったもの。これ
   がもし12月だったら恋しくて恋しくて死んでしまうかもしれない。
   ラブ度数は文句なしの5つ! 

  ■「イルマーレ」(2006)
   キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックの「スピード」コンビの恋物語。
   湖畔の家にあるポスト(郵便受け)を介して未来と現代で文通するファンタジー。
   メインの登場人物が2人なのでラブ・アクチュアリーよりもシンプルで見やす
   い。98分という短さも良いし、私はこれ好きだな。
   ラブ度数、これまたMAXの
   (実は韓国映画のリメイクです)

  ■「きみに読む物語」(2004)アメリカ映画
   『メッセージ・イン・ア・ボトル』で知られるニコラス・パークスのベストセラー
   小説の映画化。認知症を患っている老女に、デューク(老紳士)がボランティア
   で物語を読み聞かせに来るというもの。読み聞かせの物語はお決まりの恋愛話し
   で、よくあるパターンだと鼻で笑っていたら、終盤、老女に対するデュークの
   “愛の深さ”に気が付いた途端、涙がドーーーーッと出て止まらなかった。
   愛情の深さはこれまたフルマーク。

  ■「阪急電車−片道15分の奇跡−」(2011)
   片道15分のローカル線、阪急今津線を舞台にした有川浩の小説の映画化。
   「袖振り合うも多生の縁」というけれど、映画のように、出会った人との一期一会を
   大切にして生きらることができたら、もっとすばらしい人生になるかもしれないと思えてきた。
   8人の悩める人々が登場するけど、軍オタと田舎娘のゴンちゃんのふたりが好き。
   ツッコミたくなるところは多々あれど、それはそれ、固いこと言いっこ無し。素直
   に微笑んで流しましょう。心が温まって元気をくれた作品だった。
   ほっこり度 

  ■「ウルトラミラクルラブストーリー」(2009)横浜聡子監督
   青森県の田舎町。お頭(おつむ)の弱い<知的障害者の>青年(松山ケンイチ)が、
   東京からきた保育士の町子先生(麻生久美子)に恋をするという話し。タイトルが
   タイトルだけに、この二人がどうやって結ばれるのか期待したが、まったく違う
   結末にガッカリだったりビックリだったり。タイトルがハードルをあげて損してる
   と思う。
   映画の中盤、町子先生の死んだ元カレが幽霊として現れてから俄然、話しは面白くな
   る。でも、奇妙なラストが意味不明「?」で、見る側の受け止め方で評価が分かれる。
   でも、すごく印象深い作品なのは事実で今でも記憶に残って離れない。もう一度見て
   もいいと思ってしまうほどユニークな作品。自主映画出身の横浜聡子監督の演出が光
   る。この人、ただものではないぞ。ただしラブ度はかな。
   そのかわりハテナ度数は4????

  ■「わが街」(1991)ローレンス・カスダン監督
   4年前に「わが街・やまと」を制作していた時、似たタイトルなので参考に見よ
   うと思って録画したもの。友達愛、家族愛の作品だけど想像していた内容と違ってた。
   アメリカって危険な街なんだね。「白いドレスの女」の監督なので期待したけど今一
   だった。 ラブ度は かな。タイトルと内容が合ってない! 原題は「グラ
   ンドキャニオン(Grand Canyon)」だ。

  ■「ザ・フライ」(1986)ホラー映画
   スカパーでやっていたのでまた観てしまった。物質転送装置で人体実験中、テレポッ
   ドに1匹のハエが入ってたために奇怪なハエ男になってしまう悲劇の話。
   古典作品「蠅男の恐怖」のリメイクだが、監督のクローネンバーグはラブストーリー
   に変えている。CGがない時代のためラストの“ハエ人間”は作り物のぬいぐるみの
   クリーチャーで、今見るとしょぼくて笑ってしまう。でも、公開当時、私は感情移入
   して、ぬいぐるみのハエ人間がかわいそうでワンワン泣いてしまった。今思うと恥ずか
   しい。もしあなたなら、愛してる彼の子供だからといってハエ男の子どもを産めますか?
   ラブ度は 

  ■「新・座頭市物語」(1963)時代劇
   勝新の座頭市シリーズの中でも好きな作品のひとつ。市(勝新太郎)は師匠のひとり娘
   の弥生(坪内ミキ子)から「私をおかみさんにしてほしい」と求婚を受ける。市も
   渡世人を捨てて弥生との結婚を決意する。そんな折、仇討に来たヤクザとどうしても戦わ
   なければならなくなった。が、座頭市はヤクザの前に刀を捨てて「勘弁してください」と
   地べたに土下座して命乞いをする。シリーズ中初めて見る市の姿に、涙涙涙・・・。
   私にとってラブ度ですよ。

   ということで、普段は恋愛映画を観ない私だけど、たまにはいいね。純真な
   心を忘れかけた時に、こういう作品を観て素直になろう。心が洗われました。


   関連記事 5/4(土)『4月に観た映画、総決算!』


うちの会社に初クーラーが入った。
薄着してたのでお腹が冷えてしまうので
ジャンパーを腹巻のように巻いて仕事する。

 5/26(日)『TSAロック式』


   知人で作家の上原さんが6月にイギリスへ旅行されるそうで、スーツケースを
   貸してほしいと連絡が来た。使わずにほこりをかぶってるよりも、尊敬する上原
   さんのためにお役にたつ方がうれしいので二つ返事で了解した。

      

   私のバッグは4年前に買ったもので、深緑色のメタルボディに蛍光ピンクのジッ
   パーという日本人が持ちそうもない派手なカラーリング。でもボディはポリカー
   ボネイトなのでめちゃくちゃ軽くて頑丈である。キャスターは当然4輪。
   こいつと一緒に世界遺産になった小笠原とフランスへ行ったので私の頼りにな
   る相棒である。

      

   このスーツケースは9.11後に決まったTSAロック式(*1)だ。
   写真の鍵穴と赤いダイヤのマークがそれ。(「TSA007」という文字が逆さまに
   写っている)
   アメリカの同時多発テロ以降、航空機のテロ活動を防止するため、現在、アメリ
   カに行く旅客機の荷物は“鍵をかけてはいけない”決まりがある。もし鍵がかかっ
   てたら保安上バッグを壊す可能性があるからだ。そこで私のように、どうしても
   鍵をかけたい人には、TSAロックが付いていれば鍵を掛けていいようになって
   いる。このTSAロックはアメリカ運輸保安局がカギを持っていて自由に開錠でき
   るというものだ。

   これはアメリカに限ってのことで、イギリスに行くときは本来TSAはなくても
   いいのだが、あるに越したことはないし鍵を壊される心配も少なくなるからね。

       

   さて、私がフランスへ行ったときは上のスタイル。
   キィッチュなバッグの上に遠くからでも目立つように水色のスーツケースバンド
   をした。水色と黒のラインはわざと“ダサい風”を演出したもの。これだと泥棒
   も、何てセンス悪いバッグだろう、中は大したものは入ってないだろうと敬遠す
   ると思ったからである。

   慣れない旅行者が、まず最初に起こすトラブルは、空港のターンテーブルで自分
   のバッグが見つからないというもの。日本人は黒い色が好きなのでターンテーブ
   ルに同じような黒バックばかり並んでしまう。いくら形でわかると思っていても、
   ターンテーブルで回るとわからなくなってしまうのだ。これ私も過去に経験して
   実感した。
   現にオーストラリアに行った時、友人が自分のバッグが出てこないと騒いでた。
   しばらく様子を見て、みんなが取り終えた頃、「あれ?、ひょっとして?・・・
   ああ、これだ」と、その友人は自分のバックをやっと見つけたのである。本当は
   最初からずっと目の前を通り過ぎていたのにまったく気が付かなかったそうだ。

   というように、少々みっともなくてもいいから目立つ色、または自分しかない
   特徴のバッグを持つのがいい。

   あれ、このキッチュなカラーリング、上原氏に嫌われたらどうしよう。 (^_^;)

   (*1)TSAロック式
   アメリカ運輸保安局 TSA(Transportation Security Administration)の略。
   またTravel Sentry Approvedとも。


カンヌ映画祭のニュースが流れているが、
激太りしたキアヌ・リーブスにショック!
二重アゴで醜い。(ノ><)ノ ヒィ〜

 5/24(金)『諸星大二郎、原画展』


   漫画家、諸星大二郎氏の原画展が銀座のスパンギャラリーで行われ、
   先週の土曜日(最終日)に行った。

      

   諸星大二郎は『妖怪ハンター』『西遊妖猿伝』など、歴史や伝奇を題材とし、
   おどろおどろしいタッチで描く漫画家である。私は70年代初期の作品が好きで、
   アダムの肋骨、暗黒神話、孔子暗黒伝、マッドメンシリーズが忘れられない。
   最近は栞と紙魚子(しおりとしみこ)シリーズがあるようでドラマにもなった
   そうだが未見である。

   展覧会は氏の初の画集『不熟(ふじゅく)』の発売記念として、妖怪ハンターや
   栞と紙魚子シリーズのカバーイラスト絵の原画20点を展示するものだった。

   ちなみに、高橋留美子の『うる星やつら』の主人公、諸星あたるは、氏の苗字から
   つけたそうである。

          

   画集『不熟』には画集刊行記念として諸星大二郎と高橋葉介のスペシャル対談が
   掲載されてるそうだ。漫画家、高橋葉介氏、これまた懐かしい名前である。

   画集『不熟』発売記念 諸星大二郎原画展(終了)
   銀座スパンアートギャラリー
   http://www.span-art.co.jp/index.html

   今後はトレヴァー・ブラウン展、多賀新展と個性的なアーティストが続く。
   また行かないと。


   関連記事 2/3(日)『会田誠は大バカで天才!』



 5/22(水)『マイブームは“フロマージュ”』


   今、私がハマッているのは“フロマージュ”。

   フロマージュとはフランス語でチーズという意味。
   熟成させる前のチーズのため乳脂肪が少なくチーズ臭はほとんどない。輸入食品店
   「ジュピター」で売ってるのが「フロマージュ・アラ・クレム」。

      

   ふたがついてて商品がわかりにくいが、ふたを取ったらカワイイラベルになっている。

      

   パイナップル味とイチゴ味の2種類がある(各254円)。
   これを販売しているのがチェスコという会社で、50年以上つづくチーズ会社だ。

      

   さっぱりとして口当たりはなめらか。クリーミーで、朝、ヨーグルト感覚でいただけ
   る。写真を撮った日はマーブルチョコパンだったけど、シンプルなパンの方があう。
   パンやクラッカーにつけてもいいけど、私はカップのまま食べるのが好きだ。

   チェスコ(株)
   http://www.chesco.co.jp/html/index.php

 


夕食後、テレビを見ていると、
いつの間にか寝てしまうことが多い。
もう、おじさん街道まっしぐらだよ。

 5/20(月)『モウリーン・マクガヴァン』


   日曜の朝・・・

   目が覚めたら8時をまわっていた。う〜ん、眠い。
   前の晩、ビールを飲みながら下絵を描いて日付をこえて寝たので、今は
   もうろうとしている。ダリの絵のように頭がぐにゃりと溶けて垂れ下がって
   るような気分だ。(@_@;) う〜ん

   瞼が半分くっついたまま手探りでキッチンに行き、毎朝飲むNESCAFE(ネスカ
   フェ)のインスタントコーヒーをいつもより濃いめに入れる。日曜の朝は寝覚め
   にCDをかけることにしている。私はiPodを持ってないので音楽はもっぱらCDだ。

   本日CDラックから取り出したのはモウリーン・マクガヴァン(Maureen McGovern)。
   「ポセイドン・アドベンチャー」や「タワーリングインフェルノ」など、
   1970年代に流行ったパニック映画に出演し、挿入歌を歌ってヒットした女性である。

      
      「タワーリングインフェルノ」愛のテーマ http://youtu.be/qxZPru1HxNo
      WE MAY NEVER LOVE LIKE THIS AGAIN / MAUREEN McGOVERN

   彼女の伸びのある透き通った声は聞いててすがすがしい。
   得に「タワーリングインフェルノ」のB面に入っていた「あなたに寄せる詩」は軽快で
   朝聞くのにちょうどイイ。

   彼女はまだ存命なのか?・・・ネットで調べてもくわしいことは書かれてない。
   アカデミー賞主題歌賞を2度も受賞しているのに現在では忘れられた存在のようだ。

      
     「Maureen McGovern - Can you read my mind」http://youtu.be/iutWOk0cejc

   YouTubeでスーパーマンの挿入歌「私のスーパーマン」を見つけた。
   映画ではマーゴット・キダー(写真左)が朗読している詩をマクガヴァンが歌って
   いる。この映像、観てて胸が熱くなった。

   眠い朝は、苦めのコーヒーにモウリーン・マクガヴァンを。



 5/18(土)『大和で打ち上げ』


   ちょうど1週間前、スタッフの打ち上げをしたばかりだけれど、
   今度は大和で観光協会と出演者との飲み会をした。
   店の名前は「一軒め酒場」。お酒もおつまみも安いのが取り柄!

      

   ところが、飲んで食事して、そろそろ帰ろうかと思ったところで写真を撮るのを
   忘れたのに気が付いた。ヤラセでカンパイしようか、と言ってもね。もう寝て
   る人もいるし。・・・(^_^;) みなさんお疲れさまでした。

   関連記事 5/13(月)『月見野スタッフ打ち上げ』


2011年6月にYouTube動画をアップして2年。
現在、私のチャンネルへの登録者数は83人、
動画の再生回数はトータルで195,000ヒットを超えた。

 5/15(水)『懐かしTV番組12「ワンダーウーマン」』


   YouTube動画をアップして2年がたつ。私のチャンネルの登録者数は83人、
   動画の再生回数はトータルで195,000ヒットを超えた。

   『ワンダーウーマン』(Wonder Woman)は同名のアメリカン・コミック
   のヒロインを主人公とした実写版のテレビドラマで、1977年に『空飛ぶ鉄
   腕美女ワンダーウーマン』というタイトルで放送された。1980年からは
   第2シーズンとして『紅い旋風ワンダーウーマン』として放送していた。

      
       ワンダーウーマン日本語OP
       http://youtu.be/8KP1U4ikpcQ

   実は、私はほとんど見てなかった。というのは、主人公のリンダ・カーターの
   ちんどん屋のようなコスチュームが嫌いで、実際2回程しか見ていない。

   私が録画したのはおそらく第2シーズンで、リンダ・カーターの声を由美かおる
   が吹き替えている。主題歌も彼女が歌っている。

   一昨年、アメリカでは2度目となる新ワンダーウーマンのドラマが制作されたそ
   うだ。しかし、試写会でまったくウケなくて、放送局はシリーズ化を却下した
   そうだ。

   関連記事 3/19『懐かしTV番組11「ミステリーゾーン」』




 5/13(月)『月見野スタッフ打ち上げ』


   「月見野で君に出会う」のスタッフ打ち上げを10日にした。
   場所は東京・市ヶ谷の「でっかい道は北海道、オホーツクの恵み」さん。
   料理は、2時間30分の飲み放題付き「よさこい鍋コース」。
   映画の完成は3月末だったけど、みんな忙しくて全員が集まることが出来なかった。

      

   まずはお疲れさまでカンパイ。

   近年は3日程度の小作品では、こうした打ち上げをすることがなくなっている。けど、
   今回のスタッフへの感謝と次回また同じメンバーで仕事をしたいという気持ちから
   この場を設けた。こういうスタッフの親睦って私は必要だと思っている。

   関連記事 3/31(日)『「月見野で君に出会う」予告編』


やばい、仕事に余裕ができたから1ヶ月で2.5キロ
太っちゃった。しかも太った分は全部、お腹周りに
ついちゃったからもう大変。
いよいよ運動しないといけないワ。

 5/10(金)『春の庭花』


   今、庭はお花畑で満開。
   その中から私が好きな植物を紹介します。

     
   「ウラシマソウ」
   ひとりごとで毎年のように話題にしているウラシマソウ。今年も立派な花(包)
   をつけました。名の由来になっている浦島太郎のつり糸に似たツル(じく)も
   シュッと長く伸びてすばらしい。この茶色の包(ほう)の姿って、私が描く絵に
   似てるでしょ。私の大のお気に入りです。


      
   「ニッコウキスゲ」
   毎年咲くけど、今年は1本だけでちょっと寂しい。
   5年前、知り合いからもらったけど、天然記念物じゃないかと調べたら、こう記され
   てあった。・・『本種自体は普通種で、個体や群落自体が保護されているものでは
   ないが、天然記念物指定地域に多く群生している。』と。なら大丈夫か。


      
   「セダム・モリムラマンネングサ」
   5年前、個展のお祝いとしてもらった鉢植えにあったのを玄関前の小さなスペース
   に植えたら、毎年大きくなって、今年ついに黄色い花を咲かせた。葉は丸っこい
   多肉植物です。


      
   「スズランとサクラソウ」
   北海道(札幌)に住んでいたこともあってスズランには思い入れがある。
   うちの庭には30年近く毎年可憐な花をつけてくれる。今年は葉が小ぶりで花が
   目立つのがうれしい。右のピンク色はサクラソウ。


      
   「みかんの花」
   いい香り。会社から帰ってくると、まっさきに、このみかんの花の香りが迎えてくれ
   る。春にはこうして花と香りで楽しませてくれて、夏は昆虫のアゲハを呼んでくれる。
   秋から冬にかけては実をつけて食として舌を楽しませてくれる。

   毎年、こうした楽しい植物たちに囲まれて生きている。
   これってすばらしいことだ。 感謝


   関連記事 2012/4/10『たらの芽』


長嶋と松井の国民栄誉賞の表彰式が東京ドームで
行われた。私はアンチ・ジャイアンツだけど、
二人の表彰式は野球ファンとして胸が熱くなった。


 5/7(火)『新作の下書き3点』


   ゴールデンウィークは家で録画した映画を観つつ新作の絵を描いていた。

   去年はフランス・デュービル展が急に決まって、時間が無いまま中途半端な
   作品を描いて後悔したので、今年は原点に戻って自分が好きな絵をじっくり
   描こうと思う。

   自分の好きな絵とは何か? 
   それは ・・・“エロス”と“幻想”である。

      
   ひとつは、以前描いた「海鼠(なまこ)」のリメイクで、幻想絵画にした
   もの。トゲがついた拘束具を巻き付けられ、流れた血を求めてエスカルゴ
   が集まってくる。それをイヤがってもだえる女性のイメージだ。
   夢のような作品にしたい。

      
   もうひとつは二人の女性が腰で一体化している作品。
   花瓶に生けた花をイメージした。背景は日本画の古典、琳派(りんぱ)
   の水面。もっと手を入れて華やかにしたいと思う。

      
   さらにエロ度を高めたもの。ちょっと“ジョジョ立ち風”?
   アモルファフォスという花を人物に置き換えて描いたもの。両性具有で
   エロイけど、花って“おしべ”と“めしべ”を持ってるでしょ。それを
   そのまま表現したつもり。

   これらをそのまま作品にするかどうかはまだ決まってない。
   締め切りがないのでゆっくり考えようと思う。

   下絵の真ん中にある線は構図のバランスをとるために引いたもの。


いよいよ新作の下書きはじめた。
今年は展覧会には参加せず、原点に戻って
自分が描きたいものを描くことにした。

 5/4(土)『4月に観た映画、総決算!』


   3月まで公私ともに忙しくて映画を観る時間がなかった。
   それを取り戻すべく4月は代休を含めて“録画したまま見れなかった映画”
   を観まくった。 ひとこと寸評します。()は制作年

   ■「レインマン」(1988)
   いつかは観ないといけないと思いつつ観てなかったもの。
   トム・クルーズが若くてはじけてる。遺産目当てに自閉症の兄を連れまわすが、
   実は兄は弟思いだったことがわかって兄弟愛が生まれるという作品。
   くう〜、さすが、心が温まるいい作品です。(^_^)


   ■「シャイン」(1996)オーストラリア映画
   ピアニストになるため英才教育を受けていたディヴィッドは、ある出来事から
   精神障害に陥ってしまう。ディヴィッドを演じたジェフリー・ロイ・ラッシュが
   すごい。精神障害者の演技もさることながら、ピアノの演奏は本人が演奏してる
   そうで、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞など総なめ。それよりも、そんな
   障害者のすべてを受け入れて結婚する女性に感動して涙がとまらなかった。(T_T)
   どんな状況になっても人生あきらめてはいけません。もっと世に知られていい名作。


   ■「氷点」(1966)山本薩夫監督
   “人が生まれながらに追わされている罪”がテーマ。物語の全般に渡ってキリス
   ト教の教えが見え隠れするのに多少違和感があるけど、心にグサッとくさびを打ち
   込まれたような衝撃を感じた。観終わってすぐイスから立ち上がれなかったもの。
   陽子役の大楠道代(安田道代)の若々しさと可憐さは危険だ! 陽子のブロマイド
   があったら欲しい


   ■「スラップショット」(1977)ジョージ・ロイ・ヒル監督
   ジョージ・ロイ・ヒルの名が懐かしければ私と同世代。がらくたホッケーチーム
   の話し。ラストの男性ストリップは、それまでの理屈もへったくりも全部すっ飛
   ばしてしまう。このエンディングは秀逸! 映画は理屈より感性が勝るんだって
   ことを教わった。痛快っス。(^O^)V


   ■「ジャスティス」(1979)アルパチーノ主演
   主義主張を貫き通すことの苦悩、日々葛藤しながら成長する弁護士の映画。
   「セルピコ」や「スケアクロウ」など、アルパチーノは等身大のヒーローを演じ
   たら一番だね! これを観て熱くなった。やっぱ人間って、自分に正直に生きにゃ
   あかんということですよ。


   ■「レッド・ドラゴン/新・怒りの鉄拳」(1976)香港映画
   ノラ・ミャオが見たくて録画した。めっちゃ可愛ゆいス。「ドラゴン怒りの鉄拳」
   の続編。映画「酔拳」の2年前で主役のジャッキーチェンは、見た目普通の兄ちゃ
   んで、まったくオーラが無いのに笑った。(^_^)


   ■「地下室のメロディ」(1963)フランス映画
   アラン・ドロンとジャン・ギャバンの2大スターの共演。渋くてカッコいい。
   あのラスト、笑うに笑えぬ、泣くに泣けぬ。・・・結局、笑うしかないね。


   ■「ナバロンの嵐」(1978)
   「ナバロンの要塞」の続編。第二次大戦下の特殊部隊を描く戦争アクション作品。
   ロバート・ショウ、ハリソン・フォード、バーバラ・バック、リチャード・キー
   ル、フランコ・ネロ、カール・ウェザース。70年代洋画ファンならワクワクす
   るスターが勢ぞろい。それだけでも楽しいけど、・・・それだけだった。(_ _;)

   ■「天草四郎時貞」(1962)大島渚監督作品。
   百姓、浪人、宗教一揆が絡み合った島原の乱を正面から描いた正当派時代劇。
   一揆をロングショットの長回しで撮るなど懐の大きい演出に驚いた。
   大島渚、やるな。

   ■「南太平洋」(1958)ミュージカル映画
   「バリハイ」の歌で有名なミュージカル映画。「ハッピー・トーク」の歌が可愛らし
   くて好き。けど、主人公と島の娘が最後に結ばれてハッピーエンドで終わるんだろう
   と思ったら、主人公が戦争であっけなく死んじゃうの。しかも過去形で「死んでまし
   た」って。 えっ?、口ぽか〜んだよ。(*o*)

   ■「シベリア超特急」(1996)水野晴郎監督
   カルト映画と騒がれてて、いつかは観ないといけないと思いつつ監督が水野晴郎だ
   から観ないでいた作品。殺人事件を安楽椅子型探偵の水野晴郎が解き明かす。
   さすが、みんなが認めるカルト作品。つっこみ所満載だし、あのラストは何なの?
   ああいうエンディングって今までなかったけど、それは不快だから誰もやらなかった
   だけなの。やっぱカルト止まりだった。 (@_@)ぐるぐる

   ■「白昼の無頼漢」(1961)深作欣二監督
   丹波哲郎ファンにおすすめ。
   登場していきなり高笑いして丹波節がはじまる、きた〜って感じですよ。
   現金輸送車を襲うためひと癖ある男女6人が集められるが、それぞれが裏切って金を
   独り占めしようと企んでいる。最後に笑うのは誰か? 昭和のバタ臭い犯罪ものって
   楽しいね。o(^-^)o

   ■「スネークフライト」(2006)パニック映画
   旅客機の中が毒ヘビの洪水になって機内は大パニック!!
   設定に納得できないけど、パニックになって他人のペットの犬(チワワ)を大蛇に
   思わず投げつける場面は何度見ても大爆笑。ここだけ残しておけば他は消していい。(笑)

   ■「髪結いの亭主」(1990)フランス映画
   男の理想だね。面倒な恋愛期間はなくてすぐ結婚。亭主は仕事をしなくて、若くて
   美しい女房が働いてるのを見守るだけ。さすがフランス映画。男ならこの作品を支持
   するけど女性はどう思うんだろう? 男のわがまま勝手な妄想映画。好きだけどね。

   ■「フライトナイト」(1985)ホラー映画
   80年代のコメディホラー映画、ヴァンパイヤもの。
   私が好きなロディ・マクドウォールが準主役として出演している。

   ■「おんなの河童」(2011)日独合作のピンク映画
   日本とドイツが合作のピンク映画。河童(オス)と人間(メス)がセックスする異色
   作!何と、その上ミュージカル仕立て。アジャパ〜ですよ。
   出演者は知らん顔だし自主映画だと思った。コメディなんだけど笑えない摩訶不思議
   な作品。これ、誰が観て喜ぶんだろう。ドイツでも公開されたそうだけど、こんなの
   観せたら日本の恥じゃない? (-_-;)うーん

   ■「深海獣雷牙(らいが)」(2009)特撮自主映画
   落語家の林家しん平が監督し出演者のほとんどが噺家という特撮怪獣映画。
   スカパーの「落語チャンネル」で放送してた。(笑)
   これって金のかかった自主映画なんだろうか。ゆるいストーリーにゆるい登場人物、
   でも特撮はハンパないほどスゴイ!
   浅草芸人が作ったため、浅草を含む台東区が怪獣と防衛隊によって壊滅的に破壊される。
   特に浅草演芸ホールはビルごとコテンパンに壊されて無残。なのにすぐ近くの浅草寺は
   まったくの無傷だ。・・それはナゼかと尋ねたら・・・“結界”で守られてるそうだ。
   これには納得。

   ■「大脱走」(1963)ジョン・スタージェス監督
   言わずと知れた第二次大戦中の捕虜収容所からの脱出劇。BDを買ったので飛ばし見し
   ながら鑑賞。この作品、どこから観始めても引きずり込まれてしまう大傑作。BDだから
   画面がきれいだと思ったら・・・、それほどでもなかった。やっぱ原版が古いんだね。
   オープニングのタイトルの画質は悪いけど、中身はまあまあだ。

   ■「エヴァンゲリオン新劇場版Q」(2012)アニメ映画
   これもBDを買ったので鑑賞。 あれ? 劇場で観たのと印象が違うぞ。
   それにしてもアニメの演出と録音の技術は世界一だね。胸を張って海外に販売できる。
   「おんなの河童」(日独合作ピンク映画)と大違い。 ←まだこだわってる
   早く続編を観たいにゃ〜。

   ■「愛と誠」(2012)三池崇史監督版
   早乙女愛の武井咲が可愛くてイイ。
   旧作の早乙女愛(役名を芸名にした)は顔が丸くて小太りで漫画のイメージと違って
   がっかりしたけど、その点、武井咲は細くて可憐でイイ
   昭和歌謡ミュージカルはいいけど、おバカな演出が寒くて生理的に合わなかった。
   でも、ガムコ(安藤サクラ)と権太(伊原剛志)は光ってたね。この二人大当たりっ
   しょ。今後もこの二人に注目したいな!

   ■「テルマエロマエ」(2012)
   最近流行のコミックムービー。 阿部寛と市村正親、北村一輝、宍戸 開、みんな
   “濃いメン”で、そのまんま古代ローマ人として違和感なし。水洗トイレに人形が
   流れるコメディタッチが笑えて楽しかった。お気楽極楽映画。続編、劇場に観に行こ
   うかな。(^_^)

   ・・・ということでした。

   どう? 私の映画の趣味がわかったでしょうか。 え?、わかんないって。
   そう、私は観る映画を選びません。 サンキュー 


5/1に横浜スタジアムで野球観戦した。
中村記が2,000本安打達成し、ブランコが逆転2ラン
そして金城のさよならホームランと
見応えあるサイコーの試合だった。

 5/2(木)『ライオンの寿命って?』


   ♪ホントに ホントに ホントに ホントにライオンだ〜っ
     近すぎちゃってどうしよう〜  (by 富士サファリパーク)

   4月26日、会社の前、横浜公園に本物のライオンがやってきた。
   これはゴールデンウィークに向けて行われた「ファミリー動物園」。
   動物とのふれあいをテーマに、カンガルーや馬が日替わりで登場するそうだ。

   26日は、たて髪が凛々しいオスのライオンとかわいい子ライオン2匹。
   野球のチケットを持ってると檻に近づいて記念写真が撮れる。

      

   私が行ったときはイベント合間の休憩時間。
   檻の中には出番待ちのライオンが昼寝してた。肉眼では見えるものの写真に撮る
   とまったくわかりません。残念

   それでも人は集まってきて、修学旅行の生徒が「えっ、ライオン?まじヤバくね」
   って、お前の方がよっぽどヤバイだろ。

   ところで、係員の説明を聞いて驚いたことがある。

   それは、百獣の王といわれているオスライオンの自然界での平均寿命のこと。
   何年だと思います?

    ここで、シンキング・タイム!

    ・・カチ、コチ・・

 

   ・・なんと、3年だって。

 

   “石の上にも3年”っていうけれど、ライオンはそのまま死んじゃうじゃ。
   石に乗ってる場合じゃないよ。 ←いらん心配すんな

   3年しか生きられないというその理由は、

   オスのライオンは動物の狩りをしたり、ライオン同士でケンカして体に傷を負う
   ためその傷口が化膿して病死してしまうそうだ。これは自然界のことであって、
   当然、動物園にいるライオンはもっと長生きするらしい。

   ちなみに、メスは自然界でも20年生きるそうだ。

   こら、メス、ひどいじゃないか、オスだけ働かして自分は安全なところでのうの
   うと暮らしているんだから。そういえば平日の午後、仕事の休憩を兼ねてファミ
   レスに入った時、子連れのママたちが4、5人集まってスイーツを食べながら
   おしゃべりしてるのを目撃する。ったく、夫は働いてるんだからね。ライオン
   の話を聞いて思い出したワ。

   まったく、ヤんなっちゃうよね。

   ♪あ〜ぁ、ヤんなっちゃった
     あ〜んぁ、驚いた。  by 牧伸二(合掌)

   




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