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ここは私の独り言のページです。展覧会や映画の感想から、日頃思ったこと、感じたことを不定期的にアップしていきたいと思います。お付き合い下さい。 |
11/27(日)『私の絵について6「私の絵、私という人間」』 |
ちょっと失敗があると、”わーっ”とショックを受け、くよくよして、すぐには立ち直れない。庭に咲いているホウセンカの種のようで、ちょっとさわれば、すぐにパチンとはじけてしまう。 そんな時は外に出て、働く蟻に問いかけたり、飼い猫の顔を自分の顔に置き換えたりして空想に耽ってしまう。自分をなぐさめると同時に別の世界に逃避していた。そんな想いが絵に通じていると思う。 私は人嫌いである。可能ならば誰とも顔を会わせなく自分の部屋にひっそりとこもって暮らしていたい。ザリガニのように。 私の絵からは鑑賞者を圧倒するようなエネルギーは出ていないと思う。それとは逆で、じっと静寂の中に潜み、観る側の過剰なエネルギーを吸収してしまうような、観ていて気が落ち着くような作品になればいいと思っている。 そんな感じ。 |
11/23(水)『日本独自のバナー文化"200×40ピクセルサイズ"』 |
バナーは「旗」という意味で、一般に思われている"看板"よりも"ペナント"(ホラ、その昔、観光地に売っていた三角形の旗あったでしょ)に近いと聞いたことがある。 バナーは今でこそ自由に作られて一定の決まりはなくなってきたが、以前は、200ピクセル×40ピクセルサイズが多く使われていたのを知っているだろうか。これは今から7年ほど前、インターネットが普及しはじめた頃、オタク系で流行した美少女CG作家たちのWebサイトで自然発生的にはじまったサイズなんです。200×40ピクセルサイズは、モニタサイズに対して大きすぎず小さすぎず並べやすいサイズで、当時、バナーを集めたサイト「ばな〜倶楽部」や、雑誌で行われたバナーコンテストでこのサイズが規定として使われたこともあって定着したのです。 バナーはサイトを映す鏡であると同時に魅力的なホームページの看板です。あの小さな枠の中にデザインされた世界はひとつのアートと思います。小さな箱庭世界の好きな日本文化に合ってて、「バナーはCGにおける俳句である」なんて言った人もいるくらいで、200×40ピクセルバナーは日本独自の文化です。昔を知る私としては、ぜひ今後も継承したいこだわりの世界です。これからご自身のバナーを作ろうと思う方は、ぜひ、200×40ピクセルサイズにしましょう。 ![]() 徳富ギャラリーのイラストバナー(200×40ピクセルサイズ) |
11/19(土)『音の正体は・・・新幹線でのできごと』 |
列車は仕事帰りのサラリーマンや旅行客を乗せて満席状態で走り出した。走り出して間もなくの6時半頃、どこからジリリリリ・・・とベルのような音が車内で鳴り出した。乗客の携帯かとうんざりしたが、しばらくたっても誰も止めようとしない。「いったい誰だよ、いいかげん気が付けよ」と辺りをうかがい始めた頃、ななめ前に座っていた太って眼鏡をかけたサラリーマン風の男がガバッと立ち上がり、座席上の棚に乗った大きな旅行バッグをあわてて降ろしはじめたのである。そう、ベルの正体は旅行バッグの中の『目覚まし時計』だった。おそらく朝の6時30分にセットしていたのが、何かのきっかけでスイッチがONになったのだろう。 男はケースを開けようとしたが、バッグには太いセキュリティベルトがかけてあり、そのダイアルロックを合わせて外そうとするが、あわてててなかなかはずれない。首を傾げながら何度もダイヤルを合わせているがいっこうに開かないのだ。その間も目覚まし時計はバッグの中で鳴り続けている。車両に乗っている客全員の視線をあびて恥ずかしさのため顔は真っ赤になり額に汗をにじませている。いよいよ困った男はバッグを持ってデッキへ出て行ってしまった。男が出たところで、車内の客は安堵の笑みをもらしたのである。 ところが、ドア越しに聞こえる目覚ましはしばらく続いていた。 いやあ、こんなこともあるんだね。 私も目覚ましを持って旅行に行くことがあるので気をつけないと。恥ずかしい |
11/10(木)『追悼ロバート・ワイズ監督』 |
ロバート・ワイズ監督は、「ウエストサイド物語」「サウンド・オブ・ミュージック」という映画史に残るふたつの名作を作っている。この2作品は映画ファンでなくてもタイトルは知っているだろう。それはすごいことだ! にもかかわらず、監督としての知名度は(日本で)いまいちなのは、なぜだろう。 上の2作品の他は、「傷だらけの栄光」「私は死にたくない」のシリアスなドラマ、ミュージカル映画の「スター!」、戦争ものの「砲艦サンパブロ」に、「地球の制止する日」「アンドロメダ・・・」「スタートレック(1作目)」のSF映画、「キャットピープルの呪い」「たたり」「オードリーローズ」のホラー映画など、輝かしい栄光とは裏腹にパッとしない作品も多い。 「ウエストサイド−」「サウンド・オブ−」という2作品でオスカーを受賞したんだから、そのまんまふんぞり返っていれば名監督として収まっていたものを、SFやホラー映画をたくさん作るから、『よくわからない監督』になってしまうのだ。私はそんなジャンルにとらわれない作品づくりに興味があって、ワイズ監督のことを知りたくて結構観ている方だけど、どれもそれなりに面白い作品ではある。ただ監督としての個性というか、絵描きでいう『タッチ(筆跡)』が感じられないのが物足りない。はたして映画監督に『タッチ』が必要かどうか疑問ではあるが。ただ、そんな気がする。 ワイズ監督は天才監督というよりはどんなジャンルでもそつなくこなせる『職人監督』だったのではないだろうか。監督の言葉にこんなものがある。「私は映画が好きだがジャンルへのこだわりはない。むしろ(映画が好きだから)あらゆるジャンルの映画を撮ってみたいんだ」と。 オーソン・ウェルズの「市民ケーン」の編集をして高い評価を受け、「キャット・ピープルの呪い」で監督デビューし、先日、91歳で亡くなるまでに4回のアカデミーショーでオスカーを獲得するなど、それはそれは偉大な功績を残した人だと思う。私に生涯の映画を5本あげろと聞かれれば「ウエストサイド−」と「サウンド・オブ−」のふたつの作品は必ず入ります。 ロバート・ワイズ監督殿、映画の夢と愛をありがとうございました。 |
11/5(土)『プロ野球予想の結果発表』 |
では、4月に予想した結果をふりかえるとしましょう。 <4月の予想> 1.中日 2.巨人 3.ヤクルト 4.阪神 5.広島 6.横浜 <10月結果> 1.阪神 2.中日 3.横浜 4.ヤクルト 5.巨人 6.広島 おみごと、大ハズレでした。 )*o*( アジャパー 去年から全〜然、当たらない。 その原因は巨人! 毎年、今年は勝つだろうと期待してAクラスに入れたためだ。もう巨人なんて応援しないぞ。 って、俺、アンチ巨人なんだけど。 さて、優勝した阪神だけど、9月の中日戦で審判の判定にもう抗議して、岡田監督が選手に「メチャメチャにせい」から開き直り、J・F・Kと呼ばれるジェフ・ウィリアムス、藤川、久保田のストッパーによる勝利の方程式ができたためにぶっちぎりの優勝を果たした。だけど忘れてはいけないのが盗塁王の赤星の存在。私は赤星にMVPをあげたい。 一方、体たらくの巨人は、外からつれてきた選手がことごとく故障し、後半、若手選手をメインに展開するが、やはり力不足がたたって連敗した。巨人の言い訳として「選手が故障したから」と言うが、それは言い訳にすぎない。優勝するチームは不思議と故障者が少ないものだ。というのは優勝争いをするチームには具合が悪くても気が張っているから気力で乗り切るもの。ところが選手にやる気がなくなると気がゆるみ故障者が増えるというものだ。もし2年前、原監督を変えなければ今年あたりに優勝していたに違いない。清原、後藤、元木という巨人軍だけではなく球界にとっての代表選手が戦力外通告されてしまったし、こんなに悲しい結末を迎えるとは…。すべては2年前、原監督を人事異動などという軽い気持ちで入れ替えた担当者は、即刻、非を認めるべきだろう。(俺、アンチ巨人なんだけど) さて、我が横浜だが、今年は投手の頑張りにつきる。三浦投手が防御率と奪三振王を獲得、角倉も二桁勝利し、巨人キラーの土肥が現れてチームとしては対ジャイアンツ12勝6敗という圧倒した成績を残した。1年で6回しか負けてないんですよ。ここであえて言いましょう『巨人はお客さんだね』と。あの戦力で3位とはよく頑張りました。牛島監督の采配はすばらしいです。来年、さらなる活躍を期待しましょう。 関連記事 2005.4/1『セ・リーグ順位予想』 |
11/2(水)『髭(ひげ)を伸ばしてみた』 |
私は一般の男性より体毛が濃い。1日髭を剃らないと、巨人軍の元長嶋監督(似顔絵)のようにアゴからもみあげまでブワーっと無精髭でつながってしまう。面白半分に3日間伸ばしてみると、普通の人の半月と同じぐらいのびてしまった。 それで鏡を見ると・・・、 ジョニー・デップのようで案外イケてるじゃない? と、自己満しちゃう。 ところが・・・、 よく見ると、あご髭の中に多くの白髪があるのを発見! 今まで毎日きれいに剃っていたから気が付かなかったものの、意外や意外。白髪ヒゲはたくさんある。鏡を見ているうちにジョニー・デップは消え去り、風采の上がらぬ横町のおじさんになってきた。(_ _;)ガクッ 幻滅して、ぜ〜んぶ剃ってしまった。 チャンチャン |
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