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ひとりごと2002年7月


 7/29(月)『青森・弘前(ひろさき)出張』


 突然のことだが仕事で青森(弘前)に行ってきました。
 と、言っても仕事はいたって簡単、ものの30分ほどで終了、あとは観光旅行に費やした。いやいや、出張で来ているのだから、観光気分ではいけない、あくまでも弘前の歴史と文化に触れつつ感性を磨くことにした。(言い方変えただけやねん)

 『ねぷた祭り』
 青森と聞いて連想されるのは『ねぶた祭り』、ただ青森市で行われる祭りと弘前市と区別するため、青森の祭りは『ねぶた』と「ふ」に濁点がつき、弘前では『ねぷた』と「ふ」に丸がつく。
 『ねぷた祭り』の由来は、昔、燈籠を川に流す「ねむり流し」がもとらしい。「ねむり流し」は収穫の秋を前にして、眠気を防ぐことが目的で、「眠い」の津軽弁「ねんぷて」が転じて「ねぷた」となったと言われている。

 『ねぷた祭り』は8/1日から7日までで、私が行ったのは7月中旬のこと、祭りは見ることができなかったので、市内にある『ねぷた村』を見学した。ここには7mある「火扇」と称される扇形の灯籠が飾られていて、普段は見られない中の仕組みも見学することが出来る。また、ねぷたのお囃子の実演もあり、私なんか飛び入り参加して太鼓を叩いてしまった。

 『津軽三味線』
 弘前は津軽半島の根本、津軽と言ったら津軽三味線でしょう。
 津軽三味線は、その昔、目の見えない男性たちが物乞いのためにはじめたもので、生活のために弾いた三味線だったのです。それが時代とともに変化し、今では若手演奏者が増え、東京でコンサートをひらくまでとなってきました。

 今回、初めて生演奏を聞いたが、その迫力に圧倒されました。弦の音が脳天に突き刺さるように響き、アップテンポのリズムに合わせて身体を揺らしているとトランス状態に陥ってしまうのです。撥(バチ)が皮を叩く音は「鼓(つづみ)」を聞くようで、弦の音とミックスされてすっっごい迫力です。津軽三味線は弦楽器でもあり打楽器でもある新しい楽器だと思いました。

 『ライブハウス「山唄」』
 さて、楽しみのご当地料理と酒だが、弘前駅より徒歩3分にある居酒屋「山唄」へ行きました。ここは津軽三味線の第一人者「山田千里」さんが経営する民謡酒場で、全国大会のチャンピオンをはじめとするお弟子さんたちの生演奏が聞かれるのです。

 今回飲んだ酒は、津軽名産「じょっぱり」。「じょっぱり」は津軽生まれの米「むつほまれ」で造られた純米酒。しっとりとした口当り、やや辛で、ほのかにお米の甘い香りがして、とてもGOOD。ちなみに「じょっぱり」とは「強情っぱり」からきているそうだ。

 山唄は津軽の郷土料理やオリジナルメニューであふれている。ホタテの殻にイカ、ホタテを玉子でとじた「あっぱ焼き」、マグロとイカに納豆と卵をまぜた「さあ、一発」など、どれもビールのおつまみにもってこいです。

 ということで、日帰り出張ではあったけど、かなり楽しんできました。津軽三味線のライブは是非、もう一度じっくり聞きたい。



 7/27(土)『陶山勉写真展 はだかの笑顔』


 写真家の陶山勉さんをご存知だろうか。

「月刊カメラマン」に連載記事もあり知っている人は多いと思うが簡単に紹介すると、広告・雑誌のフリーカメラマンで、近年『はだかの笑顔』にこだわったプライベートフォトで注目を浴びている。『はだかの笑顔』は、写真館で撮影するような記念写真を、笑顔と裸で撮影してくれる方だ。それは家族をはじめ、若い頃の思い出(記録)としての個人ヌードや、女の子(親友)同士、恋人の記念としてのヌードである。

 はじめて写真を見た時、まったくの素人の娘が包み隠さない裸体を披露しているのに驚いた。しかも写っている女の子は、ステキな(ちょっと恥じらいもある)笑顔で鑑賞している私に向かって微笑みかけている。突然、プライベートなタイムをのぞいてしまったような感じがして、こっちが照れてしまった。でも、写っている娘たちはとても楽しそうで、決していやらしくは無い。なぜこんなにすがすがしいのだろう。どうやって撮影するのだろう。

 雑誌に陶山さんのコメントが載っていたけれど、切っ掛けは、仕事に行った先の女子社員から頼まれて撮ったのがはじまりらしい。依頼を受けた女の子たちは「10代最後の思い出に」や「きれいに撮ってほしい」「私の中にある自然な笑顔を見てみたい」など、思い出づくりと自分発見が多いようだ。陶山さんは、女の子から依頼を受けると、すぐには撮影せずに、その子と何度も手紙やメールのやりとりをして、互いに打ち解けてあってから撮影するという。1枚の写真を撮るのにたいへん手間を掛けて丁寧な仕事をしていることがわかる。(中には、まだ撮らないのですかと催促されることもあるとか)

 互いに、安心感、信頼感を得て、はじめて撮影する。それが『はだかの笑顔』を引き出す方法であり、本人の一番良い瞬間を撮ることができるようだ。

 今回、作品展で、みんなの笑顔を観ていると、観ているこちらもつい笑顔になってしまう。

 素の持つ美しさ、笑顔の持つ爽快感、撮影者とモデルの信頼感、そして、作品全体から感じる包まれた愛。自然が一番美しい!

 赤坂見附・東京写真美術館 7/26まで

 陶山 勉 オフィシャルホームページ http://www.suyama-photo.com/

 陶山 勉応援サイト「笑顔」 http://www5c.biglobe.ne.jp/~suyama/



 7/25(木)『ホッピー有ます』


 『ホッピー』って知ってますか?

 ホッピーとは、麦芽・スターチをホップとビール酵母で発酵させた麦芽飲料です。何やら難しいので簡単に言うと、『アルコール分のないビール』のこと。そのまま飲むと麦の味だけでうまくないけれど、焼酎で割って・・・、というか、焼酎をこのホッピーで割って飲むものです。

 終戦直後の物不足の時代に、ビールは値段が高かったので安くてお美味しく酔える酒として庶民の間に流行したのです。かつてはほとんどの居酒屋にありました。ところが生活水準も上がり、ビールが普通に飲める時代になってホッピーは次第に消えていったのです。今ではホッピーのある店を探すのが大変なくらい。私は池袋北口駅前の居酒屋でたまに飲んでいます。

 さて、そんな『ホッピー』ですが、今、酒屋(私が買ったのは郊外のスーパー)で売っているんですね、懐かしくて買ってしまいました。(下記写真参照)

 販売元のチョーヤのホームページにホッピーのお美味しい飲み方が書いてありました。

 1.冷蔵庫でカキンコキンに冷やしたジョッキに冷やした焼酎を注ぐ、
 2.そこに、よく冷えたホッピーを注ぎます。この時、かき回さないのがコツ!
 3.そのまま泡とともにグビグビと喉越しを楽しみながら豪快に飲みましょう。

 プハー(*^o^*)

 ビールと違って焼酎の甘みが感じられ、はじめは違和感があるけれど慣れるといけますよ。とにかく焼酎が入ってるので、普通のビールを飲むペースで飲んでるとかなり酔払ってしまいます。ボトル焼酎があまっている方、是非、昔流ホッピーをお試し下さい。


関東地方が梅雨明けしました。本格的な夏の到来です。

 7/23(火)『ネコ・ビーム』


 SONYのビデオカメラについてる「ナイトショット」(赤外線撮影のこと)はすごい。まったくの暗闇なのに写るんです。深夜、うちのネコの寝姿を撮影しようと思い、カメラを持って探してたら、足音で気が付かれてしまった。(下記の写真参照)

 聞くところによると、現在搭載されている「ナイトショット」は初期に搭載されていたものよりも赤外線が弱められたそうです。当初は水着も透けて見えるくらい威力が強く、悪戯(いたずら)防止として性能をおさえたそうです。

 ウームどこかに初期タイプのカメラ売ってないかな。 バキッ(。。 )☆\(--;)こら

 ネコ・ビームを見る


 7/20(土)『夏の個展駆けめぐり』


 ひさびさに代休をとったので、まとめて個展めぐりをした。その数7展(映画含む)簡単に紹介します。

1.『マグリット展』
 マグリットはベルギー生まれのシュールレアリスムの画家。絵本のようなやさしいタッチで日常の常識を壊してくれる。私は中学からのファンで、画集で見たなじみ深い作品の実物を目の当たりにするとうれしくて、アイドルに会った女性ファンのようにキャーキャー叫びたくなった。マグリット・ファンは必見です。(後日くわしく紹介します) 渋谷東急Bunkamuraザ・ミュージアムにて 8/25まで

2.『眼展part1』
 毎年夏に行われている「眼展」。青木画廊の常連画家たちの新作が鑑賞でき、個性的な作品が並ぶ。特に市川伸彦さんの緻密なテンペラ画にはいつも感心するばかり、私も見習わないといけない。
 銀座・青木画廊 「眼展part1」7/19まで

3.『大塚康生 原画展』
 大塚康生さんをご存じだろうか、「旧ルパン三世」「太陽の王子ホルスの大冒険」をはじめとする日本を代表するアニメーターである。アニメの原画から趣味で描いた戦車、機関車、ジープのスケッチやイラストが並ぶ。「白蛇伝」や「カリオストロの城」の貴重なセル画も見られるのでファンにとっては感激ものだ。ギャラリー入口の献花がモンキーパンチ様からというのが、これまたうれしい。
 銀座 ギャラリー悠玄 7/28まで

4.『五嶋稔 デイ・ドリーム』
 「きれい、かわいい!」って叫びたくなるような水彩画の作品群。モチーフはキューピットか子供かな(?)カラフルな色を使って描かれている。作品だけでなくそれを飾っている額縁もカラフル。値段も手頃で買いたくなった。(悩んだ結果、ポストカードセットだけ購入)
 銀座 スパンアートギャラリー 7/20まで

5.『フレッチャー・シブソープ来日展』
 くわしくは知らないが、イギリス出身のダンサーを主に描く画家で、その表現はみごと。はっきりと描かない顔、流れるようなラインに躍動感がある。フラメンコを踊るダンサーの作品の前にいると、音楽が鳴り出して踊りはじめるのではと思わせるほどだ。
 松屋銀座 7階画廊 7/23まで

6.『デザインの解剖3 タカラ・リカちゃん』
 デザインを解剖し、その魅力を探るためのシリーズ企画展。その第三弾がリカちゃん人形である。リカちゃんが誕生して35年、老若男女に愛され、なぜ35年も指示されてきたのかを、製品、衣装、小物をはじめ、ロゴタイプ、外箱など30近くのカテゴリーに分けて検証している。会場にはリカちゃんを10倍の大きさにした巨大リカちゃんも横たわっており、ビックリ。
 松屋銀座 7階デザインギャラリー 8/12まで 

7.『増村保造監督「遊び」』
 増村監督が所属した大映が倒産する寸前につくられた作品。主演は関根恵子(現・高橋恵子)。一人前になれないチンピラと職工勤めの女性との恋物語。増村流の叫びながらむさぼるようなタッチで描く。私が好きな増村前期作品の最後となる作品だ。(後日くわしく紹介します)

 京橋フィルムセンターにて



 7/17(水)『ピロリ菌退治』


 巷(ちまた)で『ピロリ菌』が話題になっている。

 以前にも書いたが先輩が胃潰瘍になったのは、どうやらその『ピロリ菌』が原因らしい。

 『ピロリ菌』はアジアや中南米、アフリカなどで8割以上の人たちの胃で見つかっている。日本でも成人の保有率は5割を超えるとされ、胃潰瘍(いかいよう)の原因とされている。

 なぜ、今話題になっているかというと、以前はこのピロリ菌を殺菌するには抗生物質による除菌しかなかった。ところが薬を使うと胃の中の別な菌、身体にとって必要な菌も殺してしまうらしく、他の方法が発見されるのを待ち望まれていた。最近、アメリカのジョンズホプキンズ大学と仏科学研究センターのグループがピロリ菌の殺菌に野菜の『ブロッコリ』が効くと発表した。ブロッコリの中でも、とくに新芽に多く含まれる「スルフォラファン」と呼ばれる化学物質がピロリ菌だけに作用し、しかも食物であることから身体に優しいというものだ。みなさんブロッコリーを食べて胃潰瘍を治そう。イエーイ\(^o^)/

 『ピロリ菌』は不衛生な環境に住んでいるバクテリアである。多くは子供の頃、砂遊びとかしてて、誤って砂を食べてしまったりとか、家が貧乏で不衛生だったとかが原因とされている。先にも挙げたが日本でも成人の保有率は5割を超えるとされ、とくに40歳以上の中高年者でその割合が高い。それは戦後の食糧難の時期を過ごした人が多いからで、心当たりのある方は要注意ですぞ。

   関連記事 4/15『くよくよ悩まない』


晴れると夏の太陽と湿度で殺人的な暑さです。体調を崩しませんように。

 7/15(月)『ネコが一日のうちで頭を使っている時間は?』


 「猫の額ほどの広さ」ということわざがあります。狭いことを意味しますが、とすると、頭が小さいと言うことは脳味噌も少ないのでしょうか。

 私はミー子という猫を飼っていますが、よく見ていると、ミー子の1日の大半は寝て暮らしています。起きている時はご飯を食べているかグルーミングしているかです。ではいったいいつ頭を使ってるのでしようか? 調査しました。

 1. どこで寝ようかと考える。(朝、昼、遊んだ後…)---1日合計50秒

 2. トイレの穴を掘っている時、これからする便の大きさに見合って
   いるか考える。------1日合計7秒

 4. 狙っている獲物が次にどう動くか考える。-------1日合計1分30秒

 5. 主人の食事のおかずが食べられるものか考える。---1日合計45秒

 ということで、以上、合計3分12秒でした。

 1日に3分12秒じゃ、脳が小さくなってもしょうがありませんネ。



 7/13(土)『ちょっと小技4「缶ビールのおいしい飲み方」』


 ビールがお美味しい季節になりましたね、以前、フジテレビの「発掘!あるある大事典」で缶ビールのおいしい飲み方をやっていたので紹介します。

 缶ビールをお美味しく飲むには、まず缶ビールとグラスを冷蔵庫で冷やします。これは飲んべぇにとっては常識中の常識。私も冷蔵庫のパーシャル室にいつもミニジョッキが入ってる。

 そのコツは注ぎ方にあるのです。

 1.まず、缶ビールをグラスの上から、できるだけ離してドボドボと思いっきり注ぎ込みます。
   泡がグラスから吹きこぼれる前に注ぐのを止めましょう。するとグラスの中は泡で一杯に
   なっちゃいます。この泡をつくるのがコツなんです。

 2.泡だらけになったグラスをテーブルに置いて1〜2分間ほど置いて、そのまま待ちます。
   ぶくぶくした泡がゆっくりと沈んでいき、泡の量がグラスの半分以下になるまで待ちましょう。

 3.泡の量がグラスの半分以下になったら、今度はグラスをななめに傾けながら、泡が立たない
   ように静かにビールを注ぎます。この時、はじめにできた泡の下にビールを潜り込ませるよう
   に注ぐのがコツです。

 4.完成!

 ビールと泡の比率は7:3が良いそうです。はじめは泡の量が多くなりすぎるけれど、慣れると7:3に近づきます。以上のようにすると泡がきめ細かくなってビールの旨味を閉じこめてくれるのでお美味く飲めるということです。

 ちゃんとしたBarだと、ビールは3度にわけて注いでいる。時間はかかるものの3度にわけて注ぐお美味しさは格別だ。泡を征するのがビールをお美味しくするコツのようだ。

 関連記事 『とっくんの、ちょっと小技3「カップ麺のふた」』



 7/10(水)『今月の卑猥な単語』

 みんなが気が付かずに使っているけど、卑わいで放送禁止にした方がいいんじゃないの? と思う言葉を紹介します。

 それは…、

     やまりん

 

     ※この言葉が卑猥に感じたら、あなたは病気です。


飲み過ぎで二日酔い、もう酒やめます

 7/7(日)『小笠原諸島・父島、ブッシュ訪問』


 目立ったニュースにはならなかったが、先月18、19日、アメリカの元大統領、G・ブッシュ(78)が、東京・小笠原諸島の父島(ちちじま)を訪れた。G・ブッシュは太平洋戦争中に米軍パイロットとして参戦し、父島で撃墜された(パラシュートで脱出し命は取り留めた)体験を持っている。父島は思い出の地であり、先日58年ぶりの訪問となったのだ。

 小笠原諸島・父島は、東京から南に1050キロ離れた太平洋上にあり、民間の飛行場がないのため、島に行くには船を使うしかない。しかも約25時間かかる(東京・竹芝桟橋10時発-翌日の昼着)という、日本で一番遠い島である。もう14年ほど前のことになるが、私はこの父島に仕事で何度か訪れたことがあり、それだけに父島に対する思いは人一倍持っている。

 父島はダイビングとホエール・ウォッチングが有名で、私もここで初めてダイビングをした。また、おがさわら丸の船上からは、クジラの大きな尾びれが海面をたたくのを目撃している!
 他に、映画の「タイタニック」同様、船と併走するイルカたちも見られたし、海洋センターでは羽化したウミガメの赤ちゃんもさわることができた。
 島内にはサンゴ砂の美しい海岸が多く、しかも観光シーズンをのぞく平日は人が少ないので、どの浜でもプライベート・ビーチ気分が楽しめる。(写真参照)

 交通の便が悪いので島民は飛行場建設を熱望しているようだが、申し訳ないが私は反対したい。住んでいる人たちの気持ちもわかるが、日本にも多少不便なところがあってもよいのではないだろか。当然、飛行場建設には島の一部を開発することになるし、観光客が押し寄せることで島を荒らされることにもなりかねない。(これは私の勝手な思いです)

 今回のブッシュ元大統領訪問のニュースを聞いてひさしぶりに父島のことを思い出し、ちょっと古いけど当時撮影した写真をPhotoページにアップしたのでご覧下さい。(私自身が写っている写真もありますよ)
 地元「小笠原新聞社」のホームページがあり父島の情報はインターネットで拝見できます。ちなみに今回のブッシュ元大統領訪問もそのHPで知りました。

 父島は『東洋のガラパゴス』と呼ばれ、日本では希な良いところです、機会があったらぜひ旅行してみて下さい。近々、石原都知事が自然保護の観点から観光客制限を決めるそうです。

小笠原・父島の写真を見る
小笠原新聞社 http://www.ogpress.com/

最近のマイブームは『ガラナ・ジュース』探しです。

 7/3(水)『なぜ「ひとりごと」を書くのか』


 この「ひとりごと」も7月をもって2年目に突入した。ずっとその間、2、3日に一回のペースを守っている(時々遅れたこともあったが)。 2、3日に一回のペースを守るということは、ほぼ毎日、ネタをさがして下書きをしていないと追いつかない。

 なぜ、そこまでして書くのか聞かれたことがある。−−そうさねえ、半分は乗りかかった船、どこまで続くか自分を試したかったというもの。でも本当は自己主張のひとつなんだと思う。ある出来事(体験)があって、それに対して私はこう思っているというのを知ってほしいのだ。

 人間は他の動物と違って自己表現ができるのだから、人間である以上、何かしら自己表現をするべきである。このひとりごとには徳富という個人の自己主張であり、どういう人物であるのか知ってもらいたいし、また私自身も自分のことを知りたいと思う。本当はもっと赤裸々に仕事や恋、下(しも)ネタなど全てあからさまにすれば人間味が増すのだが、そこはそれインターネットという手前もあって、なかなか本音は書けないのであしからず。

 こんなことを考えたこともる。

 人は生きているうちに様々な経験をするが、それらをただ通り過ぎるだけではなく、自分が生きてきた軌跡というか、生きていた証拠を残しておきたいと思い立った。でないと自分の存在が消えてしまいそうな恐怖感を感じたんだ。仕事をして家に帰る、食事をしてテレビを見て風呂に入り寝る。休日には部屋を片づけたりレンタルビデオを観ていたら、あっという間に一日なんて終わってしまう。こんな生き方で良いのだろうか? こんな生活では大切な(限りある)人生が無駄に浪費されているだけじゃないかって、人生ってそんなもので終わってしまうのか?

 人間ひとりの存在価値ってどのくらいのものなのだろう。芸術家、発明家、教育者、有名人・・・、他人に影響を与える人って、この世に生きている中でほんのひとにぎりの人だと思う。少なからずとも私はそこには入らないかもしれない。大多数の人は、自分が死んだとして、その時は家族親戚は悲しむだろうが、しばらくすると記憶から消え、やがてはこの世から完全に消え去ってしまう人に違いない。それこそ、その人の存在価値なんて地球上の歴史からみると大したものではないはずだ。家族を持っていて子供ができれば『種の保存』にもなろうが、独身のままでは、それすら役を果たさないのだから、何とも淋しい限りである。(私は自分に自信がないのかもしれない)

 私は出不精で閉じこもりがちな性格なので、時には「ひとりごと」を書くために行動することもある。そういう意味で「ひとりごと」は私にとって生活のカンフル剤でもあり、同時に私がこの世に生きている証でもあるんだ。

 私が生きている限りこのホームページを続けるつもりだし、ホームページを続ける限り「ひとりごと」も続けるつもりです。「ひとりごと」は(表面的ではあるが)私の人生そのものなんだから。

 今後とも末永くお付き合い下さい。


2002FIFAワールドカップ・サッカー、ブラジル優勝おめでとう

 7/1(月)『美味、ロナウドの"ガラナジュース"』


 1ケ月間に渡って開催されたワールドカップ・サッカーはブラジルの優勝、またロナウドが得点王に輝いて幕を閉じた。

 そのロナウド選手が毎日飲んでいるという本場ブラジル産の『ガラナ・ジュース』が決勝戦が行われた横浜で売っている。私は日本酒、焼酎、カクテルなど酒好きだけど、缶ジュース・マニアでもある。ましては『ガラナ』好きでもあるので、早速、買いに行った。

 『ガラナ』は南米アマゾン川流域に生息する植物で、その実はコーヒーの約3倍のカフェインとカテキンが含まれ、動脈硬化予防、強壮剤、高血圧、神経痛などの治療に効くそうです。原産国のブラジルでは国民的飲料であり一般の人々に愛用されている。朝まで踊り明かすラテン系の精力は『ガラナ』にあるのかもしれない。ブラジル代表選手の得点王ロナウドは、この『ガラナ』を1日数リットルも飲むと言われている。

 今回購入した『ガラナ』の商品名は「アンタルチカ・ガラナ(ザ・ブラジリアン・オリジナル)」で、色はジンジャエールをちょっと薄くしたような金色。味はドクターペッパーを軽く飲みやすくした感じです。ガラナらしいのは、飲んだ後にハイビスカスのような花の香りがスッと鼻に抜けるのが爽やかだ。その昔(1970頃)販売されていた"ファンタのゴールデンアップル"に似ている。キリン・メッツが販売している北海道限定商品「ガラナ」は極めてドクターペッパーに近いけど、こちらの方はベタベタとした甘さが無くて飲みやすい。私はこれを正規の商品として販売すれば日本で売れると思う。現代は健康食品ブームでもあり、疲労回復、スタミナ増強の作用があるジュースとしてヒットするに違いない。

 ちなみに『ガラナ』と聞くと『ガラナ・チョコ』を連想する不届き者が多い。雑誌のH広告に"女をたぶらかす道具"として紹介されているからだが、『ガラナジュース』は『ガラナ・チョコ』とは違うので間違えないように。その辺のとこよろしく。

「アンタルチカ・ガラナ」(右写真)は横浜国際総合競技場の東ゲートに通じるファミリーマートで輸入販売しています。

 関連記事 9/6『最悪なジュース「ルートビア」』



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ここに書かれている内容は徳富の個人的な感想によるものです。
特に悪意はありませんし、下心もありませんので、ご了承下さい。


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