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ひとりごと2012年9月

 ここは私の独り言のページです。展覧会や映画の感想から、日頃思ったこと、感じたことを不定期的にアップしていきたいと思います。お付き合い下さい。



 9/29(土)『生人形師、平田郷陽!!』


   プロフィールページの好きな作家欄に書いてあるけど、昭和に活躍した人形師、
   平田郷陽(ひらたごうよう)の作品が好きだ。

   その郷陽の作品17点が一同に展示されてると知り、横浜人形の家に行った。

      

   平田郷陽の作品は、前期の生人形(いきにんぎょう)と後期のデフォルメされた
   シリーズと大きくふたつに別れる。私が好きなのは、断然、前期の生人形だ。

   生人形とは、昭和初期、浅草を初めとする“見せ物小屋”に展示されて流行したもので、
   まるで生きているかのように作る木造の等身大人形のことである。
   郷陽の父が生人形師だったので、彼はその技を受け継いでいるのだ。

      

    作品「児と女房(ことにょうぼう)」昭和9年作品(高さ約90cm)。
    子をあやす母親の姿がリアルで「よしよし・・・」と声まで聞こえてきそうだ。
    母の目元、口元に注目してほしい。

         
   穏やかでやさしさい眼差しが見ていて微笑ましくなるでしょ。
   写真だとわかりにくいけど、子の抱き方も“ふわっと”やさしく包み込むような
   抱き方をしている。ふっくらとした母の手にも温もりを感じる。

      
   作品「粧い(よそおい)」昭和6年作品(高さ43.8cm)。
   鏡を見ながら化粧している女性の姿。その仕草が艶めかしい

      
   まつげ、髪の生え際、視線、手の動き、首を曲げる角度・・・どれをとっても完璧。
   思わず見入ってしまうし、何時間でも見ていられる。それだけ鑑賞に堪える作品なんだ。

   私はこの場から離れられなくて、数十分、何度も人形のまわりを回っていた。後から
   来た見学者が何人通り過ぎただろうか。あまりも長くいるので学芸員の方から声を掛け
   られてしまった。

      

   学芸員「手首のところをよ〜く見てください。茶色い小さなシミがあるでしょ。
     これは木で造られた人形に胡粉(ごふん)を塗る時に使われた膠(にかわ)
     のようなものが、経年変化によって肌の表面にシミとなって浮き出てしまったと
     考えられます」
   私 「でもそのシミが何とも自然で、むしろリアリティを生んでますよね」
   学芸員「(微笑んで)そうですね」

   作品はストロボさえつけなければ写真は撮っていいので、あらゆる角度から撮って
   しまった。もう、この写真は私の宝物です。

   ということで、今回は写真を大きめに載せてあります。
   でも、ぜひ、実物を見てください。


   「横浜人形の家名品展」
   横浜人形の家 (平田郷陽の作品は)10月21日まで

   関連記事  8/22(水)『特撮博物館−ミニチュアで見る昭和平成の技−』


暑さ寒さも彼岸まで、と言うけれど、
本当にその通り。
   お彼岸になると涼しい風が吹く。

 9/27(木)『ゆるキャラ“にしこくん”』


   ゆるキャラグランプリでヤマトンを紹介したら、帰ってくるメールが
   “にしこくん”って何? だった。それほどみんな“にしこくん”に興味を
   持ってるのか?

   ・・・ということで、今日は“にしこくん”特集にします。

       

   “にしこくん”は西国分寺の地域限定キャラクターである(*1)。
   でも、国分寺市から認められてないので、非公式のアウトローキャラクター
   とされている。

   ところがこの“にしこくん”、去年のグランプリ投票で不正投票が発覚して、
   票を取り消される事件が起こってしまった!

   それは、ネット掲示板の2チャンネルから火がついて、一人で大量に投票できる
   システムを使って何千もの投票がされたそうだ。そのため一時期トップにあった
   のが、29万票が取り消されたためにガクンと順位を落とした。が、そのニュー
   スがかえって話題を呼び(私も投票したが)第3位にまでのぼりつめる結果となった。

   不正投票事件について、くわしくは下記YouTubeでワイドショー番組が見られます。

       『にしこくん』(3分44秒)
      
          http://youtu.be/MdRl7UGuk68


   また、おさわがせ“にしこくん”は今年の9月7日、「ガチガセ」というテレビ番組
   (日テレ)で、「ご当地キャラ、相撲対決」をしていたところ、バリィさんの体当たり
   攻撃“バリィアタック”を受け、丸い頭がすっとんで、中に入ってる人がまる見えに
   なってしまうというハプニングが起こったのである!

   本来ゆるキャラとは、『中に人なんて入ってない』というのが前提なので、この事件
   についてサミット協会からおとがめを受けることになり、今年は辞退(?)したようだ。

   その決定的瞬間の放送がこちら。

      『【日テレ放送事故】ガチガセで「にしこくん」の頭が取れる』
      
        http://youtu.be/VfIkyB2HV9g

   しかも、その番組を見て驚いたのは、中に入っている人は(建前上は入ってないのよ)
   “女性だった”のである。“にしこくん”ではなく“にしこさん”だったようだ(笑)
   これこそ、あっと驚くタメゴロ〜である。 ←古っ

   “にしこくん”は、今年はグランプリにエントリーされてないので、みなさん、
   ヤマトンに投票してください。m(_ _)mペコリ


    関連記事  9/23(日)『ゆるキャラグランプリ“ヤマトン”参戦』

    (*1)“にしこくん”とは
     世の中に初めて登場したのは2010年10月12日のツイッターで紹介された。
     グレーの色とあのマークは、武蔵国分寺公園の「ふれあい橋」のシンボルマーク『あぶみ
     がわら』である。高円寺のゆるキャラ祭りでデビューした。



 9/25(火)『手ぶらでバーベQ大会!


   毎週土曜日に飲み会が続いているが、22日はその最後の日。
   行きつけのビア・バー、ジャンバールの『お客様感謝祭!』。

   この日は横浜MM21にある『キャプテン翼スタジアム』に隣接する「横浜みなと
   ビアガーデン」で、BBQ大会だ。

      

   フットサルコートの奧にクラブハウスがある。
   翼スタジアムはその名の通り、まんが「キャプテン翼」からとっている。
   店内には「キャプテン翼」の原画(コピー)やサイン色紙が展示されている。

      

   クラブハウスを抜けると、裏にブルーのテントが張られたビアガーデンがあった。
   屋外のためMM21の高層ビル群が目の前に見える。この日は秋風が吹いて涼しく、
   絶好のバーベQ日和だった。

      

   テントのすぐとなりは運河(海)で潮風がここちよい。
   焼き肉はイベリコ豚の厚切りも含み、七輪を使った本格的なBBQだけど、お店のため
   手ぶらで楽しめる。昼の1時だけど予想外にお客さんはいっぱいだった。

      

   ではでは、キリンのフローズン生で(^◇^)カンパーイ!
   泡がシャリシャリ凍ってて、火照った体を冷やしてくれる。

      

   生ビールは飲み放題!
   キリンのハートランド、スタウトに加えて、この日はゲストビールとしてベルギーの
   フランボワーズがあった。

      

   午前中に絵画展を2つ鑑賞し、徒歩でこの会場まで来た疲れもあって、この後の2次会で
   私は酔いつぶれて寝てしまった。  ←めんぼくない (_ _;)


   横浜みなとビアガーデン
   http://www.ymbg.jp/


   関連記事 9/17(月)『飲み会でシンギングボール』




 9/23(日)『ゆるキャラグランプリ“ヤマトン”参戦』


   “ゆるキャラ”とは「ゆるいマスコットキャラクター」の略で、町おこしや
   名産品の紹介など、地域PRのために造られたキャラクターである。

   そんな全国に散らばっていたキャラクターに“ゆるキャラ”という名をつけた
   のは、マルチタレントのみうらじゅん氏だ。

   2年前からはじまった『ゆるキャラグランプリ』は、エントリーされた全国の
   キャラクターの人気投票で、初代1位に輝いたのは、彦根市の“ひこにゃん”で、
   去年は熊本県の“くまモン”だった。ちなみに私は大の“ゆるキャラファン”で、
   私は東京都西国分寺の“にしこくん”に投票した。

   私が活動している大和市にも立派な“ゆるキャラ”がいる。

      

   その名も“ヤマトン”。

   “ヤマトン”は大和市の泉の森で生まれた葉っぱの妖精で恥ずかしがりのため、
   普段は木の間に隠れているが、子どもが来るといたずらをして驚かすという性格
   だ。ずんぐりむっくりで緑色のボディ。手に持っているのは大和市の花『ノギク』。
   決してラーメンに入ってる“なると”ではないので、そこんとこヨロシク。

   そんな“ヤマトン”が、今年ようやく『ゆるキャラグランプリ』にエントリーした。

   まあ、今年は初エントリーなので知名度がないけど、どこまで票を伸ばすか楽しみ
   でならない。

   ヤマトンは「ゆるキャラグランプリ2012」トップページ下の日本地図、
   神奈川県をクリックすると出てきます。もしよかったら、そのまま投票して下さい。

   「ゆるキャラグランプリ2012」ホームページ
    http://www.yurugp.jp/

   260体エントリーしているうちで、現在は第50位。
   どんどんランクを下げてます。あなたの1票をお願いします!



 9/21(金)『5千匹の金魚が泳ぐ「アートアクアリウム展」』


   夏祭りの金魚すくい、好きだったな。
   でも私は、金魚すくいをやらなくても、あの水槽を見ているだけで幸せな気分になっていた。
   裸電球に照らされて輝く金魚たち。キラキラ輝いて宝石のようだった。
   金魚は1匹、2匹でなく、何十匹、何百匹、たくさんいるほど美しい。

   日本橋の“コレド室町”で「アートアクアリウム展」をやっている。

   アクアリストの木村英智氏が独自の水槽デザインと金魚たちを展示(?)し、
   その数、何と5千匹!!

      

   会場内は照明が落とされて暗く、ライティングされて浮かび上がる水槽は幻想的だった。

   金魚すくいのように平べったい水槽を何層にも重ねて水の流れを造った作品や、
   「プリズリウム」は多面体にカットされた水槽の中に蛍光色の熱帯魚が泳いでいる。

      

   不思議なのはブクブクの酸素を入れてるのに空気の層がなく、狭い水槽にたくさん入れ
   られてるのに金魚たちは活発に泳いでいるのに驚く。この水槽のシステムはアクアリスト
   である木村氏のマル秘システムによるものだろう。

      

   上の写真は「花魁(おいらん)」という作品。
   世界で一番大きいといわれる金魚鉢の中で優雅に泳ぐ姿が花魁を思わせる。

      

   三角形の突起は万華鏡。
   泳ぐ金魚をオブジェクト(鏡に映る材料)にした楽しい水槽。ただ、のぞき穴が小さい
   ので見にくかった。もし次回があるならば、ぜひ大きな万華鏡にしてほしい。

      

   「水中四季絵巻」は横8m×縦2mの映像の中を錦鯉が泳ぐもの。
   モニターに映し出された日本の四季の移ろいを背景に泳ぐ鯉が美しい。
   ここには鑑賞する席があるので、椅子に座ってゆっくりと鑑賞しよう。

   会場は薄暗くて落ち着き、流れた水によるマイナスイオンがビンビンに感じられる。
   外は30度を超す猛暑なのに、まったくの別世界。涼しく癒された。

   『アートアクアリウム展2012』  9月24日まで
    会場/日本橋室町2-2-1 コレド室町5階、日本橋三井ホール
     ※注意「コレド室町」ビルは「コレド日本橋」から少し離れてますのでお間違いないように。

   関連記事 9/10(月)『昭和の記憶展に神奈川ニュース』


晴れていたら突然スコールのような雨が降り
すぐまた晴れて暑くなる。
   大気が不安定だけど、こうして徐々に季節は
かわっていくんだな。

 9/19(水)『ピチピチ!パリの路上駐車(フランス旅行記22)』


   ちょっと、下の写真見てよ。

   路上駐車している車なんだけど、隙間なくピッチピチに停めてると思いません?

      

   これじゃ、黒い車を出そうとしたらどうすんのよ、出られないでしょ。
   日本ではありえない光景だ。

   でも・・・

   これ、パリの常識。

   パリ市内には日本のような駐車場が地上にほとんどない。
   建物は石造りで丈夫だし、長く連なった建物のため、日本のようにビルの建て替えが
   ほとんど無いから、空地のようなスペースができないんだ。駐車場は公園や商業ビルの
   地下に場所が限定するため、目的地から離れている、だからこうして路上駐車が後を
   絶たない。

   フランス映画(ジャン=ポール・ベルモンド主演だと思う)で見たことあるけど、
   前後の車を車体で押して少しずつ隙間を作り、這い出るように出ていった。

   そんなことしたら車がキズついちゃうと心配するでしょ。でもそれは日本人の感覚。

   フランス人は車がキズつくのには特に気にしてなく、バンパーは車を押すためについてる
   そうだ。だからパリで路上駐車する時は、サイドブレーキやパーキングブレーキはかけて
   はいけない。これ、フランス人の常識

   もしや・・・と思ってYouTubeで検索したら、

   ありましたよ! ピチピチの駐車から出ていく車を撮った動画が。
   私と同じようにめずらしく感じた人がいるんだね。だからYouTubeは楽しい。


      
      「パリの路上駐車」(1分42秒)http://youtu.be/rpjH8TPBagw

   上の白い車が出ていくのを撮ってます。しかも、出るとすぐ、その空いたスペースに
   黒い車が駐車する。そのテクニックを見よ。おみごと!(拍手)

   関連記事 9/3(月)『パリの街並み(フランス旅行記21)』




 9/17(月)『飲み会でシンギングボール』


   ここのところ毎週土曜日に飲み会が続いてる。

   1日は昔の仕事仲間と上野で、8日がYamato50という市民アーティストグループと
   大和市で、そして、おととい15日はフランス展に出品した絵の仲間と目黒で飲んだ。
   いずれも気が置けない仲間なのでめっさ楽しい。

   帰国したオーナーから、まず10月1日からはじまるフランス展の説明があって、現地
   の日本人スタッフから『やはり大きな作品は良いですね、現地(フランス)の人達の
   反響はいいですよ』と報告がありテンション高まった。その上、開催前なのに、
   すでに売約済みになった作品があると言われたからお祭り騒ぎ。・・でもなかったけど。
   まあ期待に胸を弾ませて、(^◇^)カンパーイ!

   日頃、地ビールを味わう時は、ビールは冷やし過ぎない方がイイね。などとツーぶっ
   てるが居酒屋でのカンパイはキンキンに冷えてないとダメ。キーンと冷えたビールの
   のどごしを楽しむ。プハ〜、最高!

      *   *   *

   で、遅れてやってきた作家の“なべいぬ”さんがシンギングボールを持ってきた。
   桐の箱から布に包まれて出てきたのは、金色をしたボール(鉢)。

   さすが“なべいぬ”さん、手が汚れるから指を洗うボールを持ってきたんかい、と朗を
   ねぎらうと、ボケ、(。。 )☆\(--;)それはフィンガーボールだろ。というベタなボケ
   突っ込みはなかったけど、←なかったんかい!

   その黄金のボールをスティックで叩いて音色を聞かせてくれた。

      

   シンギングボールはチベットに伝わる仏教法具の一つで、音の響きが人や場を浄化し、
   気を活性化するといわれている。

   スティックで叩くと、コ〜ンという清らかな音が響き、スッと気分が落ち着いた。

   次にハーモニクスといってスティックをボールの縁にあててこすると、ウォ〜ンと
   音が反響して膨らんだ。

      

   こういう面白めずらしいのは自分で鳴らしてみたくなる。

   みんなひとりずつ手にとって鳴らしてみると、若い人は澄んだきれいな音が響くん
   だけど、なぜか(私を含めて)年輩3人組は音が消えて伸びが足りない。

   その中でも私なんか、スティックをあてるとスッと音が消えてしまってガックリ。

   何でやねん!

   どうやら、鳴らした人の心の清さと健康に関係するようだ。・・・やっぱ、おれって
   汚れてるんだろうか? それとも血管年齢78歳だから? 
   オレは余命幾ばくもない老人か!! (by 本浦千代吉)


   ちなみに今回は私が幹事で、お店は、3時間飲み放題・食べ放題で3,490円の「えこ
   ひいき」目黒駅前店でした。 副店長、お世話になりました。後でレシート見たら、
   ビール21杯、シークワーサーサワー14杯、ウーロンハイ8杯・・・。よう飲んだ。

   今週の土曜は横浜でバーベQだぜ。


   関連記事 8/4(土)『神奈川新聞花火大会』


家のリフォームをしている。
床板の色がサンプルと違って見えたり
ドア枠の色がイメージと違ったり、大変だ。

 9/14(金)『横浜スタジアムのレストラン』


   ひさしぶりに横浜スタジアムへ行った。

      

   まったくベイのピッチャーって蚤の心臓なんだから、ノーアウトでランナーを出すと
   ビビッてストライクが入らなくなり。ボールが続いてストライクを取りに行った球を強打
   されるという同じパターンで自滅する。まったく見てて腹が立つ! ← 超おかんむり

   頭にきたので途中で席を立ち、球場内のレストランで食事した。

      

   レストランには大型プロジェクターがあってテレビ中継を流している。
   せっかく野球球場に来たのに、これでは家でテレビ見ているのと同じじゃないか。
   当然、客はすいてるしクーラーは効いてるし、快適にテレビ観戦できる。

   食べたのは「冷やし担担麺」。汁なしで麺にタレをからめて食べるタイプだ。
   ゴマペーストのピリ辛で意外と美味しかった。これで650円は安い。

      

   レストランには、1960年の『○は』大洋ホエールズ時代のユニフォームから現在までの
   歴代ユニフォームが並んでいる。ちなみにオレンジ色は中塚選手のもので、一番古いのは
   近藤昭仁選手のものだった。

      

   私が子どもの頃夢中になったのがオレンジと緑の『湘南カラー』と呼ばれていた
   ユニフォーム。懐かしい。

   それと1998年に日本一になった時のチャンピオンフラッグも展示されていた。
   試合は負けたけど、チャンピオンフラッグを見られたので、ヨシとするか。

      

  関連記事 4/6(金)『地元開幕・寒いぜベイスターズ』



 9/12(水)『新入りの子猫』


   かつて「にゃんこ先生」がいた駐車場に新しい子猫がいるようになった。

   現れたのは数か月前のこと。

      

   どうやら誰かがエサをあげているようだ。

   夕方の同じ時間になると現れる。

      

   でも、エサをあげるなら、責任を持って毎日かかさずあげてほしい。

   それができる人ならいいんだけど・・・。


   関連記事 6/28(木)『蛇口から水を飲むネコ』


朝晩いくぶん涼しくなった。
でも日中はまだまだ暑い。
みなさん体調を崩さないように。

 9/10(月)『昭和の記憶展に神奈川ニュース』


   私は横浜生まれの横浜育ち、バリバリの『ハマっ子』。

   中学、高校と映画はほとんど横浜西口の相鉄ムービルを使っていた。
   当時、本編がはじまる前に必ず流れていたのが『神奈川ニュース』!

   神奈川県の地図にテーマ曲が流れ、おばさんのナレーションではじまった。
   子どもの頃は古くさくて嫌いだったが、次第にファンになり、『神奈川ニュース』の
   上映がなくなった時は寂しく感じるようになっていた。あのテーマ曲は今でもハミング
   できる。

   今(といっても今日で終わるが)横浜高島屋で行われている『ヨコハマかながわ昭和
   の記憶展』をしている。チケットを貰ったので行ってきた。

      

   今年は神奈川新聞70周年記念の年、新聞社が所蔵する横浜の歴史を象徴する約200点の
   写真が展示され、昔を懐かしむ年輩の人たち(自分も含めて)でいっぱいだった。
   (上の写真は閉館後に撮影したので人がいないけど)

   一番のポイントは昔の横浜駅の写真。
   現在はダイヤモンド地下街のある西口がメインだが、1950、60年頃は東口(海側)が正面
   玄関で、西口は小さいロータリーがあるだけでほとんど砂利置き場の荒れ地だった。
   空き地とわずかな住宅地しかない横浜の空撮写真は驚きで、何度も見てしまった。

   高島屋も最初は1階建てで看板に「高島屋ストア」とあり、まるで地方の駅前スーパーの様。
   横浜駅と高島屋の間、相鉄ジョイナスの所はアーケード街で「横浜名品街」。懐かしくも
   新鮮な一枚一枚を、現在と比較しながら観ることができた。

   他にも、東神奈川駅近く、今の神奈川スケートリンク前の広い公園には横浜市役所があり、
   伊勢佐木モールの正面に建っているゲート(ウエルカム・ゲート)は1964年に建てられ
   たもので、今のまんまのデザインに驚いた。64年にして現代感覚のデザインが造られていた
   のは驚きだ。

      

   写真の他に『映像コーナー』があって、先に紹介した『神奈川ニュース』が上映されていた。
   これを観るの何年ぶりだろうか。

   ・・・『神奈川ニュース』には特別な思い出がある。

   映像業界に入って、あのニュースを撮っていたスタッフ(神奈川ニュース映画協会)と知り
   合い、いっしょに仕事をする関係にもなった。でも、テレビが主流になってニュース映画は
   なくなり、その制作会社もなくなってしまった。

   今回上映していたニュース映画、DVDで売ってくれないかな。
   思い出としてとっておきたい。

   『ヨコハマかながわ昭和の記憶展』
    2012年9月5日〜10日、横浜高島屋ギャラリー(8階)最終日は午後6時閉場


   関連記事 8/4(土)『神奈川新聞花火大会』



 9/7(金)『スバルのアイサイト体験記』


   スバルのディーラーで馴染みの営業と話してたら『アイサイト(EyeSight)』
   の話題になった。今、TOKIOが出演しているCMで、壁に激突しそうになった
   車が自動的にブレーキをかけて止まる実験やってるでしょ。あのシステムだ。

   「もし時間があるなら、乗ってみます?」

   と、突然誘われて、ちょっと戸惑いながらも、こいつはブログのネタになるぞ
   と思ってOKした。 

   試乗したのはレガシー。

      

   写真だとわかりにくいけど、ルームミラーの両端にカメラが付いていて、ふたつの
   カメラが作り出す立体画像をもとに距離を測ってブレーキをかける仕組みだ。

   ディーラー内の直線通路にレガシィーの絵が描いてあるパネルを立ててテストが
   はじまった。

      

   パネルまでの距離は約15メートル。
   距離が短いのでアクセルを踏んだままのテストではなく、一度アクセルを踏んで
   車がスタートしたらペダルから足を離して、そのままの速度(惰行運転)で進んで
   くださいと言われた。

   「ブレーキは踏まないで下さいね」

   CMを何度も見ているのでわかってたけど、やっぱり不安。
   車を長く運転してるとブレーキを踏むのが体にしみついてるため、踏まないことが
   できるか、そっちの方が心配だった。

   私はビビリーなので緊張のため、アクセルを一度踏んでも思ったほどスピードが出ず、
   やや遅い速度で走り出した。

   ・・・それでもパネルの壁はどんどんせまってくる。

   そろそろブレーキがかかるだろうと思ったところで、・・かからず、危険を知らせる
   警報がピピッと鳴りだした。

   ・・でも止まらず、「あれ?」と心の中で叫びだし

   “やばい”と思って体を硬直させた瞬間、ギリリッと歯車を絞るような音とともに
   キーッと緊急停止した!!

    お〜っ

   思わず安堵の声をもらしちゃった。(笑)

   「本当に止まったよ」
   もう、これが本音。

   なぜか笑いがこみあげてきた。 僕笑っちゃいます状態。

      

   写真のように車とパネルの間は30センチぐらい。
   本当にピタッと止まった。

   停止中の感覚は、走行中にサイドブレーキをいっぱいかけられた感じ。
   実際そんな経験ないのであくまで私の感覚ではあるが。そう言うと営業もニコニコ
   とうなづいた。本当、テストが終わった後はニコニコ状態です。

   アイサイトは車や壁だけではなく、電柱や人、バイクにも有効らしい。仲がいい
   営業なので本音を聞くと、ベージュ色の壁など『のっぺりしててカメラが距離を判断
   しにくい色や模様』があるようだ。それはカメラのAF(オートフォーカス)と同じ。
   だから、必ず止まると思わず、あくまでも緊急時の対策、補助だと考えるべきだろう。

   アイサイトは緊急停止の他に、センターラインをとらえて、車が蛇行した時に警報を
   鳴らせて居眠り運転を知らせたり、前の車との車間距離を捕えて一定の車間をたもち
   ながら追随するモードもある。

   このシステムがスバル車なら10万円でつけられるのは画期的なことだ。
   安心安全を買うには安い金額だと思う。 ← しっかり宣伝。これマジです。



 9/5(水)『懐かしTV番組7「ディックトレーシー」』


   大和市のマネックさんが、昔の海外アニメで探偵が主人公のやつ知ら
   ない?って聞かれて、ディックトレーシーを思い出した。

   オープニングは街の俯瞰で(下の写真)、パトカーがサイレンを鳴らして
   やってきて黒ゴマのような人だかりが整列する。叫んでいる女性の顔のアッ
   プとか断片的な記憶がよみがえってきた。

   さすがの私も録画したのは持ってなくYouTubeで探した。ただし、日本
   語版が無かったのが残念だ。

   ディックトレーシーの話しはいつも同じパターンで、
   まずボスであるディック・トレーシーが事件の通報を受けると、腕時計の
   通信機で部下に連絡する。若山弦蔵の渋い声で「ディックトレーシーより
   ジョー・ヤマダ警部へ、トレーシーより山田警部へ・・・」と。
   そして担当した部下が事件を解決してトレーシーに報告して終わる。
   放送時間は短くて1話が約5分。

   個性的な部下には、日系人のジョー・ヤマダ警部。眼鏡をかけて出っ歯と
   いう典型的な東洋人姿。ブル巡査部長はブルドックのキャラクターで、周
   りが全部人間なのにひとり動物キャラクターで、子供ながら違和感があっ
   た。あとメキシコ人のゴメス警部もいた。

      『アニメ「ディックトレーシー」OP』
      
          http://youtu.be/ywa5t_g6Bcs

   関連記事 6/22『懐かしTV番組6「チンパン探偵」と「ラムジーちゃん」』


フランス展の画廊のオーナーが亡くなられた。
そのため展覧会はひと月遅れて
開催することになりました。

 9/3(月)『パリの街並み(フランス旅行記21)』


   パリの街並みは美しい。
   大きな窓とバルコニーの黒い手すり、街全体が同じ建物で統一されてるからだ。

   そこがポイント。

      

   日本はビルのデザインがひとつひとつ違ってるでしょ。言い換えればバラバラで
   統一感がない。だからパリへ来ると、まず、その街並みに感動する。

      

   これらの建物は『オスマン様式』と呼ばれている。

   19世紀後半、パリを美しい街にしようとナポレオン三世がオスマン男爵に言って
   街の大改造がはじまった。それまで迷路のようにぐちゃぐちゃだった路地を整理して
   真っ直ぐにし、でこぼこだった建物の高さや形をそろえ、日光が部屋の奥まで差し込
   むように高い窓にしてバルコニーを設けたのである。

      
   バルコニーにゼラニウムの赤い花を飾っている家が多く、植物の緑と赤がクリーム色の
   建物に映えていた。

   下の写真はVHB(ベー・アッシュ・ベーと読む)という画材と工具のデパートで、
   ちょうど日本の東急ハンズと同じ。もとはホテルだったらしい。

      

   改装中のこんな建物を見つけた。

       クリックで拡大

   バルコニーの手すりが銀色のステンレス(?)でつくられ、アールヌーヴォの流れる
   曲線が石造りの建物を覆っている。めっさオシャレ!

   グループ展に来たフランス人に「パリは街がきれいでうらやましい」と話したら、
   両手を軽くあげて「そうかな?」って格好をした。

   その人は日本に来たことがあって、「日本の街の方が、建物がひとつひとつ異なってて
   個性的で面白いよ」と言っていた。

   なるほど、日本に住んでるとバラバラに感じるけど、パリの人からしたら“個性的”
   に見えるんですね。

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