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ひとりごと2005年4月


 4/27(水)『メルボルン記その3・三つの事』


 オーストラリアに行く前に、南半球に行ったら確かめようと思っていたことが3つある。

 その1.オーストラリアに着いたら花粉症は治るのだろうか?
 その2.南十字星は見られるか?
 その3.洗面台の排水口の渦は本当に左回りだろうか?

 さて、その結果は・・・、


 その1「オーストラリアに着いたら花粉症は治るのだろうか?」
 オーストラリアには杉の木が少なく、しかも今は季節が秋のため杉花粉は飛んでいない。よって鼻づまりもなく目のかゆみもなく楽に過ごせました。その後、日本に帰国した朝、極度の鼻づまりから口でしか呼吸できなくなったことを考えるとオーストラリアで花粉症は治ったと言えます。ただ、酒を飲んだ時に鼻づまりになったのは事実で、完治したとはいいがたい。でも私が滞在したのはたった3日なので、一度身体が覚えてしまったアレルギー反応がぬけきれなかったのかもしれません。もう2、3日いたら完治したでしょう。ということでオーストラリアで花粉症は治りました。\(^o^)/

 その2「南十字星は見られるか?」
 これも楽しみにしていたんだけど、初日はガラ・オープニングの喧騒と旅の疲れもあって夜空を見上げるのを忘れてしまいダメ。翌日はウェルカムパーティーで盛り上がり、お開きになったのが夜中の3時で、あわてて空を見上げたがさっぱりわからなかった。最後の日はホテルに帰った時間がはやくて夜空を見るのを忘れてしまった。ということで残念ながら見られませんでした。私より長く滞在していた仲間はペンギンツアーにでかけ、満天の星空の中に南十字星を見れたらしい。しかも天の川も見えて感動したそうでくやしい。でも私は過去に一度南十字星を見たことがあるので、それほどこだわらないのですが・・・。(やせ我慢)

 その3「洗面台の排水口の渦は本当に左回りだろうか?」(日本は右回り)
 地球の自転の影響(『コリオリの力』)で、北半球では台風の雲の渦や排水口にできる渦が右回りとなるが、南半球では左回りになるといわれている。本当にそうなのかこの目で確かめたかった。そこで、宿泊したホテルの洗面台に水をため、栓をぬいて一気に排水させてみたのだが・・・、

 意外なことに渦を巻いてくれなかったんです。何回やっても渦ができない。おかしいなと考えたら、洗面台の排水口の大きさが日本より大きくて渦が出来ない仕組みになっているんです。私が泊まった部屋にはバスタブがないため、結局、洗面台でしか確認することはできなかったのですが、10回トライして1回は弱いながらも左巻きができたものの、別の1回は右に巻いてしまい、残りの8回は渦ができなかったのです。ということで、南半球での左巻きは実証されませんでした。残念

 今にして思えば排水口の穴を小さくすればよかったのですが、まさかメルボルンに行って観光せずにホテルの一室にこもって実験しているのもねえ・・・変でしょ。 ということで、期待していた方には申し訳ありませんが、しょっぱい結果となってしまいました。またの機会にトライしてみたいと思います。 m(_ _)mペコリ


写真ではわかりにくいが排水口が大きいんですよ。なかなか渦ができないで苦労した。


5/4『メルボルン記その4・メルボルンの長い日』につづく

JR尼崎線で死者106人を出す未曾有の列車脱線事故が起こった。
その原因は何だろうか。

 4/22(金)『メルボルン記その2・雨にぬれても』


 国土が大きいオーストラリアですが、国の人口は2000万人だそうです。これは東京都と神奈川県の人口を足したのとほぼ同じで、意外と少ないんですね。オーストラリア人が少ないのか日本人が多いのかわかりませんが、そのためかメルボルンの街の繁華街は2キロ四方の範囲しかなく、ぶらぶら散歩していると簡単に回ることが出来ます。

 私はメルボルンの中心「City(シティ)」という街のヴィクトリアホテルに泊まりました。メルボルンの街をひとことでいうと英国風です。レンガ積みのビルや風格あるゴシック建築の教会に現代的な(前衛的な)ビルが混在していて、それらが違和感なくマッチしているのが印象的でした。

街はレンガ建てのビルが並び英国風。奧に私が宿泊したヴィクトリアホテルの看板が見える

フリンダース・ストリート駅
このクラシカルな外観が魅力です

フリンダース駅の向かいにはユニークな外観の建物が並ぶフェデレーション・スクエアがある。

※各写真はクリックすると拡大します(もどる時はブラウザの「戻る」ボタンを使って下さい)

 新旧混合は建物だけでなく交通にもうかがえます。街にはトラムという路面電車が走り、観光用の馬車も闊歩しているし、かといえば未来の乗り物「セグウエイ」も走っています。新しい物と古い物がうまく同居していてとても活気ある街でした。おまけに歩道の幅が広く緑が豊富で、治安も良く、『世界でもっとも住みやすい街』と言われているのも納得です。

路面電車のトラム。
ちょうどメルボルンアートショーの看板を掲げている。

観光用の馬車
観光客がよく乗っていました。

「セグウエイ」の後ろ姿。発表前は「ジンジャー」という名で、未来を変える大発明というふれこみで発表された。

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 アートショーの会場となったエキシビジョン・センターのある公園には、夜になるとリスをひとまわり大きくしたような動物、ポッサム(私はずっとリスだと思っていた)が木から降りてきて、芝生の上を駆け回っています。ポッサムはカンガルーと同じお腹に袋がある「有袋類」という種類です。

 ○雨に濡れる人々。

 滞在二日目はあいにくの雨でした。雨だと外出するのもおっくうになります。リュックを背負って、左手に傘をさし、右手にカメラをもって歩くのはとても面倒。ところが驚いたことにオーストラリアの人って傘をささないんですよ。天気予報では朝から雨だと言っているにもかかわらず、ずぶ濡れで平気で歩いてます。マネージメント会社の人に聞いてみると、「そういえば傘なんてほとんど持たないね」などとのんきなことを言ってました。メルボルンは雨が多い気候らしいけど降ってもすぐやむという感覚があるらしく、傘をわざわざ持ち歩かないそうです。雨だから濡れてあたり前とでも思っているのでしょうか、この辺も英国的な感覚だと思います。日本人の私にはちょっと理解できませんでした。それとも日本人って神経質すぎるのでしょうかね。

4/27『メルボルン記その3・三つの事』につづく


 4/17(日)『メルボルン記・その1「アートショー」』


 「Melbourne Affordable Art Show2005」

 オーストラリアのメルボルンで行われる年一回のアートショーです。オーストラリア国内はもとより、ヨーロッパ、アメリカなど100以上の画廊や画商が参加し、専属のアーティストの展示販売を行います。今回、メルボルンに本社を持つマネージメント会社「マユミインターナショナル」を通じて私も参加してきました。

 会場はロイヤル・エキシビジョン・ビルディングという、去年、ユネスコの世界遺産に登録された場所です。この建物、もとは1880年に開催された万国博覧会のために建築されたもので、そんな歴史ある場所で今年のアートショーは行われたのです。

会場のロイヤル・エキシビジョン・ビルディング
ライトアップされた姿が美しい
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 アートショーの会期は14日から17日まで。開催の前日13日はガラ・プレビユー・イブニングといい、関係者、マスコミ、招待客のみの前夜祭が行われました。参加者はビール、ワインなど無料で飲み放題。グラスを片手に会場を歩き、各ブースに用意されたサンドイッチやつまみをいただきながら作品を鑑賞するというもの。会場は広いというのに予想以上に多くの人が来てところ狭しという感じでした。翌朝のチャンネル9のニュースでもこの様子が紹介されて、それだけ注目されているショーなんだとあらためて驚きました。

クラシカルな館内に100近くの
ブースが並ぶ

会場の熱気と作品のエネルギーにクラクラ

 参加して驚いたのは、まず人々の関心度の高さと各作品の持つエネルギー。オーストラリアの作家って、大らかで、細かいディテールよりもハートを大切にしている作家が多いと思います。また、原色を使うような色彩激しい作品が目立ち、オーストラリアの先住民族、アボリジニ・アートをとても大切にしている様子がうかがえました。

会場内ではビール・ワインが飲み放題
テーブル上に並ぶグラスの数の多いこと

マユミギャラリーのブース内
子供にせがまれて絵を購入する家族もあるらしい
※各写真はクリックすると拡大します(もどる時はブラウザの「戻る」ボタンを使って下さい)

 今回のアートショーに参加して受けた感動、旅行して感じた体験を生かして、次の制作に励もうと思います。よろしくお願いします。

4/22『メルボルン記その2・雨にぬれても』につづく

ネプチューンの名倉と渡辺満里奈さんが結婚発表、
毎週見ていた番組「銭形金太郎」の二人なので、
他人事ながら驚きとともにうれしい。

 4/7(木)『春の庭』


 ここのところ忙しくて気が付かなかったが、庭はすっかり春の花で満開だ。

 うちの庭の名物、シロバナタンポポ(白いたんぽぽ)が満開。そのまわりには小さくて青いイヌノフグリの花が咲き、シロバナをひきたてている。他にもカスミソウ、ヒヤシンス、スイセン、シバザクラ、ムスカリ…。

 時間と気持ちに余裕が出来たので、出社前に庭にしゃがみ込んでそんな花々をながめていると、蟻が一生懸命働いているのが見えてきた。チョコマカ歩いているのもいれば、早々と獲物を運んでいるものもいる。その健気な姿を見ていると、自分も頑張って働かないといけないな、と思うのだった。

 関連記事 2003.4/1『アロエの花咲いた』


ここのところの多忙で体重が4キロ減ってしまった。
でも、うれしい。


 4/1(金)『セ・リーグ順位予想』


 プロ野球改革元年といわれている今年、いよいよセ・リーグが今日、開幕する。

 楽天イーグルスが開幕戦で歴史的1勝をあげたかと思えば翌日は26点とられて大敗する。ダイエーもソフトバンクにかわり、新庄人気の北海道日ハムなどパ・リーグは楽しくて目が離せない。それにひきかえセ・リーグの人気は今一つの感がある。


 (順位予想)

 1.中日 2.巨人 3.ヤクルト 4.阪神 5.広島 6.横浜

 さて、毎年注目されている巨人はオープン戦を見る限りピッチャーの弱さが目立つ。桑田、工藤は確実に成績は下がるだろうし、おさえの外国人ミセリは決め球が無く三振がとれそうにない。ストッパー不在は今年も解消されてない。一方、万年最下位の横浜は、先発のセドリックとクルーンの押さえの活躍が楽しみだが、それだけでは苦しいし、復活を期待する斉藤隆、吉井があいかわらずランナーをためては大きいのを打たれて期待できない。そんな中、中日は欠けていた長打力に横浜からウッズをとり、補強を成功させている。

 今年から『飛ばないボール』が使われるそうで、それが勝敗の鍵を握るだろう。現にパ・リーグの開幕試合において、ホームラン数、得点ともに例年の1/3に減ったというから間違いない。『飛ばないボール』を苦手としないチーム、足を使ってチャンスに強く、ヒットをつなぐチームが有利ではないだろうか。

 ということで、秋に結果が出たところでまた反省会を開きましょう。



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ここに書かれている内容は徳富の個人的な感想によるものです。
特に悪意はありませんし下心もありませんので、なにとぞご了承下さい。


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