This page is not support English. 

ひとりごと2009年11月

 ここは私の独り言のページです。展覧会や映画の感想から、日頃思ったこと、感じたことを不定期的にアップしていきたいと思います。お付き合い下さい。



 11/28(土)『ドラマティックな絵画展、終了』


 あ゛〜疲れた
 ドラマティックな絵画展は無事、終了しました。 それにしても疲れた。

 イオンの3階ということもあって、3日間での来場者は1,257人でした。まさか、ここまでの人が来るとは思いませんでした。その上、2日目には大和市長もいらして1時間ぐらい鑑賞してくださって、私ともデザインの発想法やイマジネーションについてのお話しができたこと、最終日には大和市と姉妹都市になった韓国の光明市のイ・ヒョソン市長も訪れた。せっかく私の作品に熱く語っていただいたのに、韓国人の通訳の日本語がわかりにくくて、ほとんど伝わらなかったのが残念だった(苦笑)。

 今回、私は作家としての出品だけでなく、主催したyamato50のメンバーでもあり、展覧会全般に当たってのサポート、お客さん対応のイベントの進行の手伝いもかねたために気が休まらず、ずっと立ち仕事だったため疲れてしまいました。もう年なんですね。本当。

 「ぴあ」の表紙を35年以上も描かれている及川正通先生や、エアブラシで描くスペース・アートの高部哲也先生と知り合えて、また深〜くお付き合いすることが出来てうれしかった。展覧会って、やってる時はしんどくても、人との出会いがあったり、成功したときの達成感があるので楽しいですね。しょっちゅう出来なくとも、3、4年に一度はやりたいものです。


会場入り口、市の支援を受けているので
市制50周年ののぼりが並ぶ。


及川先生の「ぴあ」の表紙コラージュ。
知っている表紙がたくさんあった。


会場の奧は市民映画を上映するスペース。
向かって左が私の展示スペース。


今回展示した作品。


普段、観たことがない作品世界に理解できなくて
絶句する人が多かった。


一番左が新作の「輪廻転生」完成作品。

絵画展についての詳細は「わが街・やまと」のホームページをご覧ください。

 

『幻想画廊・赤い花』『◆創作絵文・うらなか書房 堤花代』
『こやまけんいち』『オリエント工業』『キジメッカ』の
各ページをリンクしました。「LINK」ページをご覧下さい。

 11/20(金)『サイン入れて新作完成!』


 いよいよ、明日から絵画展がはじまります。
 そして、今日、搬入です。楽しみだ。ヤッホー\(^o^)/

 ところが、一昨日の晩、新作の仕上げでトラブルがあったのです。
 それは、新作がついに完成してサインを入れ、保護ニスを塗ったのですが、な、なんと、作品が溶けてしまったんです。ぎゃ〜

 白い絵の具をいつも使っているのとは別のメーカー(ホルベインのアーティスト・ガッシュ)を使ったんだけど、リキテックスの保護ニス(グロスバーニッシュ)と相性が悪くて塗った色が溶けて流れてしまったのです。もう大パニック! 急いでティッシュを丸めて叩いてふき取ったのですが、まわりも汚れたために周辺を含めて塗り直しですよ。オロロー

 ま、被害は最小限にとどまったのですが予想外の出来事でした。今はもう修復が済んで完成しました。

 ということで、明日からはじまる「ドラマティックな絵画展」で、その新作を展示します。

 23日(月曜祝日)の午後は情報誌「ぴあ」の表紙を35年間描いている及川先生も来ます。私は連日、午後には必ず顔出してます。ぜひ遊びに来てください。そして声をかけてください。期間が3日間しかありませんがよろしくお願いします。 <m(_ _)m>

 =開催イベントプログラム=

・大和市市制50周年記念映画「わが街・やまと」の上映
 (土曜と日曜の2日、午後2時と午後6時の2回上映します。上映時間約50分)

・体験・体感アート「小型プラネタリウムを作っちゃおう!」
 小学生でも作れる小型プラネタリウムのワークショップ。
 小型でも本格的なプラネタリウムで完成作品はお持ち帰りできます。(参加希望者は当日、会場受付に申し出てください)

・絵画コンテストの入賞者発表会&表彰式
 一般公募作品の展示と表彰式を行います。
 来場者による一般投票に審査員票を加算して各賞を決定します。(発表会は最終日23日(月曜祝日)午後3時より)

・及川正通イラスト絵画教室
 雑誌「ぴあ」の表紙を描くイラストレーターの及川先生が、イラストの描き方デザインについて教えるワークショップです。将来、イラストレーターになりたいと思っている人はぜひ参加してください。

 日 時:11月23日(月曜祝日) 午後1時より開始 (午後3時まで)
 場 所:「わが街・やまと」ドラマティックな絵画展 会場
 持ち物:画用紙とえんぴつは用意しますが、普段使っているスケッチブックと筆記具があれば持参してください。

  
完成した新作「輪廻転生」ひさびさに満足の作品です。(右)最後にサインを入れて完成。
ところが、この後にトラブルが起こる!



 11/12(木)『新作「輪廻」追い込み』


 ドラマティックな絵画展まであと10日!

 新作ができなくてあせっている。というのも、この期に及んで仕事が多忙になり、平日は夜遅いので描けないから次の土日が勝負だ。もう泣きそう。 (T_T)

 新作は「輪廻」。いつものように女性が真ん中にいて、生命の誕生と繰り返しのイメージを具象化したもの。

 バリ島の踊り子たちの華麗な衣装を参考にしているため鮮やかな色彩を保つようにしている。使っているアクリル絵の具は混色すると濁る性質があるので、混ぜたり塗り重ねたりしないようにしているため普段より手間がかかる。例えば一度塗った色が気に入らないとすれば、まず白を2回塗り重ねて基の色を完全に消してから新しい色を塗る。しかも色を鮮やかに出すため2度塗りしているのだ。そういうことをしてるから時間ばかりかかってなかなかはかどらない。時間はないし進まないしイライラする。

 現在70%ぐらいまできただろうか、展示ぎりぎりまでねばって頑張らないと・・・。


バリの踊り子たちの衣装、あの神々しい装飾衣装をイメージして彩色。

  関連記事 9/24『新作塗り始め』


はるな愛さんがタイのニューハーフ世界コンテストで
優勝した。各局の民放ニュースで報道されたが、
NHKのニュースでは取り上げてくれなかった。
仕方ないか?

 11/8(日)『ミー子の検査結果 (T_T)』


 ミー子の血液検査と細胞検査の結果が出た。

 以前、膀胱炎と思っていたのは正しくは腎不全(じんふぜん)で、治療には通院と食事療法が必要のようだ。それよりも困ったのが線維肉腫(せんいにくしゅ)で、皮膚に出来たものであれば腫瘍(しゅよう)とその周囲を含めて手術で切除することができるが、ミー子の場合、肩の骨の中に出来ているようで、切除するには肩から先、右足全部を切断するしかないようです。ショック(゚O゚;。 手術をしないのなら、肩の腫瘍を抱えたまま余生を過ごしていくしかない。 いずれにしても完治は難しいようです。

 年齢を考えると手術は負担がかかりすぎるように思え、かといって、もう寿命が来たと思って割り切ろうと思うんだけど、なかなかできない。(T_T)オロロ〜

 ネコを8匹飼っている友人に相談したら、「どれだけ長く生きたか」ではなく「どれだけ愛してあげられたか」が大事ではないか。というメールをもらった。

 そうか(*o*)!、「どれだけ長く生きたか」ではなく「どれだけ愛してあげられたか」か。

 それなら ミー子を愛する気持ちは誰にも負けないし自信がある。

 このまま様子を見つつ、できるだけ長くミー子とスキンシップして、抱いたり、じゃれ合ったりして遊んであげようと思う。

 いっしょに頑張ろうね。


写真ではわかりにくいけど、右手前足の肩に丸いコブがある。

  関連記事 10/25(日)『ミー子お医者に行く』



 11/1(日)「映画『エスター』」


 恐〜い、恐い。

 仕事の打合せが終わった18時半、駅までの帰り道に映画館があって、そこに貼ってあるポスターに目が止まった(下写真)。映画は「エスター」。正面を向いた少女の顔に『この娘、どこかが変だ』という意味深なキャッチコピーが書かれていた。 ううっ、今日は早く帰って絵を描こうと思っていたが、気になってしょうがなくて1800円も出して当日券を買ってしまった。 この映画、聞いたこともなく、まるで知らない映画なんだけど、ポスターの魅力から突然飛び込んで観てしまった。初めてかもしれない。

 ストーリーは、3人目の子供を死産して苦しんでいた夫婦が、悩んだ末に出した結論が孤児院から養子をもらうこと。そして夫婦ともに喜んで選んだのが写真の少女エスターである。ポスターは恐いけれど、彼女は孤児院では礼儀正しくて独創的で、ピアノの先生をしている婦人も気に入っていた。しかし、エスターを迎えてからというもの、謎の殺人事件や事故が次々と起こりはじめる…。というオーメンのような話し。

 私はスリラー・ホラー映画が好きで何本も観ている。その中でも1956年制作の白黒映画「悪い種子」という映画があって、私の生涯の恐い映画に3本に入るのだが、実は、エスターのポスターを見てまず感じたのは、この「悪い種子」だった。おそらく、そのリメイクなんじゃないかと思ったのだ。「悪い種子」の主人公も小学生の女の子(ただし養子ではないが)で、成績優秀で礼儀正しく、彼女を知る人はみんな天使のような少女と思っているが、実は殺人鬼で、友人や親戚を次々と殺してしまうという話しだ。子供の2面性って恐いでしょ。かわいらしい顔と残酷さとが同居しているというか。それを垣間見たときにゾっとする事がある。エスターもこの「悪い種子」と途中までほとんど同じである。ただ違うのは、ラストにエスターの予想外の正体が明らかになって、 それあり?!って感じでイスから転げ落ちそうになる(笑)。

 

 評価 80点

 

 ちょっと高得点すぎるかも知れないが、私は満足した。
 B級スリラー映画ではあるが実によく出来ている。エスターを迎える夫妻の日常が自然に描かれていて、安いオカルト映画と違って子供を抱える夫婦の生活にリアリティを感じた。無駄なセリフもなく、シナリオと演出がうまくいってると思う。 作品としての出来がいいんだ。だからと言ってDVDを買って何度も見る作品ではないけれど。

 どんでん返しとも言うべき衝撃の正体がラストで明らかになるが、それからのクライマックスはジェイソンのような殺人アクション映画となるのである。

 でも、その正体がわかった後で作品を振り返ってみると、それまで違和感を覚えていた箇所がちゃんと複線になって全て納得してしまうのだ。

 さて、その想像を超えた衝撃の正体は…、  それは 言えません。

    
エスターのポスター。「この娘、どこかが変だ。」とは何か?!
映画を観る前と観た後では、このポスターが違って見えてくる。本当

  関連記事 7/19映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版 : 破』




過去のひとりごとを見たい人は下記の月別ボタンをクリックして下さい。

2000

7月

 

9月

10月

11月

12月

2001

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

2002

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

2003

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

2004

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

2005

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

2006

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

2007

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

2008

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

2009

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

ここに書かれている内容は徳富の個人的な感想によるものです。
特に悪意はありませんし下心もありませんので、なにとぞご了承下さい。



[HOME] [GALLERY] [PROFILE] [PHOTO] [個展情報] [LINK]
Copyright 2009 by TOKUTOMI

ご意見・ご感想・リンクについては下記のアドレスにメールして下さい。

 E-mail tokutomi@yokohama.email.ne.jp