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2/27(日)『映画タイトルバック・デザイン』 |
私がはじめてタイトルデザインを意識したのは007シリーズである。オープニングのアクションが終わると、主題歌のイントロとともに現れるセクシーな女性のシルエット。そのタイトルを作っていたのがモーリス・ビンダーである。 その後、私をタイトルコレクターにまでした決定的な作品がある。それはスティーブ・マックイーン主演の「ブリット」だ。スタッフ・キャスト名に次の画面がオプチカル合成され、トラックアップとともに画面が切り替わるという当時としては手の込んだ作業でつくられたものだ。マフィアをとらえたカメラアングルとラロ・シフリンの音楽と相まってスタイリッシュでカッコいいタイトルになっている。後にこのタイトルをデザインしたのはパブロ・フェロだと知る。それからというもの、お洒落なタイトルがあるとデザイナーは誰かチェックするようになり、やがて好きなタイトルだけをテープにつないでコレクションするようになった(現在3時間分ある)。 私が好きな作品は、ソウル・バスの「黄金の腕」「北北西に進路を取れ」「めまい」「サイコ」「悲しみよこんにちは」。モーリス・ビンダーの「007シリーズ」「バーバレラ」「シャレード」「ラストエンペラー」「ゴールド」。パブロ・フェロの「ブリット」「博士の異常な愛情」「華麗なる賭け」。最近、若手で注目のカイル・クーパー(若いといっても私よりふたつ上だが)の「セブン」「D・N・A」「ドーン・オブ・ザ・デッド」「ゴジラ ファイナル・ウォーズ」。その他には「アメリ」「名探偵登場」「オリエント急行殺人事件」「ミクロの決死圏」「ピンクパンサー」シリーズなど。 ![]() |
2/14(月)『デュシャンとコレクション展』 |
まずはマルセル・デュシャン。 他にもコート掛けのフックを床に置いて「罠」とタイトルを付けたものがあるが、それが壁にあれば単なるフックにしかすぎないのだが、床に置くことによって、上に向かって並ぶ突起物がいかにも何かの罠のように見えるから面白い。その作品には自分のサインと6/8(8個作ったうちの6番目の意)の作品数も書かれてあり、美術をおちょくっているとしか思えない。(それが楽しい) 会場に来ている人たちは眉間にしわを寄せて真顔で鑑賞していて、ニコニコ笑いながら見ていたのは私だけだったのではないだろうか。本展を見て、想像力を刺激されたというか、自分も何かをやってみようという気持ちにさせる魅力がある。現に、瀧口修造、森村泰昌や横尾忠則など多くのアーティストがデュシャンのオマージュ作品を作っているのにも驚いた。(本展はデュシャンの作品75点の他に影響された芸術家34人の作品78点も展示されている) もうひとつは横浜美術館が所有する作品のコレクション展である。
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2/9(水)『第1回 マイ・ラズベリー賞(ノミネート作品発表)』 |
『がんばれベアーズ3 日本遠征』 『スーパーマン3 電子の要塞』 『ツインピークス ローラ・パーマ最後の7日間』 『幻の湖』(邦画) 『噂の二人』(ウィリアム・ワイラー監督 ヘプバーン&シャーリー・マクレーン) 『コックと泥棒その妻と愛人』
栄えある(?)マイ・ラズベリー賞はどの作品になるでしょうか。結果は本家ラズベリー賞の発表後に行います。お楽しみに。(って、楽しいか?) |
2/5(土)『くじら料理2「百壷」』 |
前回、渋谷の店を紹介したが、私の職場、浜松町にも一軒ある。 JR浜松町駅南口から品川にもどる階段がある。降りてすぐの通りを芝公園に向かって1分も行かない左側にこじんまりとした店、「百壺(ひゃっこ)」。 まずは生ビールのお供として『くじらベーコン』を注文する。くじらの肉を薄くスライスしたものをカラシ醤油でたべる。ここのベーコンは脂身の大きさといい味といい昔のまま、少し厚いかもしれない。昔は当たり前のとしてそう味わって食べたことが無くて、高価になった今、よくよくかみしめると、がっしりとした歯ごたえの部分に、脂身はとろけ、1枚肉に様々な食感のコラボレーションがあるのを知った。くじらベーコンが大衆の食べ物、おじさんの酒のおともだったのに、簡単に食べられなくなって悲しい。これでホッピーがあれば気分は「三丁目の夕日」だ。 ここの名物は「くじらの竜田揚げ」。表面の衣はしっかり揚げてあるのに中身は赤いレア状態。これがやわらかくて美味。前にも書いたとおり、くじらの肉はコレステロールがないので、いくら食べてもヘルシーときている。これまたお腹の出たおじさんには好都合というわけですよ。 寒くなってきたこの頃は、くじらをつまみにお湯割り、これがたまらない。 関連記事 2004/6/19『クジラの空揚げ定食』 |
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