3/25（土）『毎年のことだけど…』

　3月、この時期になると仕事が忙しくて会社に泊まることも多くなり、土日も休めず働くばかり。先日のＷＢＣ（ワールド・ベースボール・クラシック）も、会社でチャンスになるたびに見る程度だった。毎年のことだけど、今年は例年になく体力、精神力共に疲労が激しい。いつもしないはずの忘れ物がでている。

　毎年、プロ野球セ・リーグの予想をしていたけれど、その元気もなく今回はパスします。

　4月のオーストラリア・メルボルン展の出品締め切りが4月5日!　う〜ん、まだできてない。間に合うのだろうか心配。絵ってキャンバスの前に立たないと作業ができないから、4月の1日2日の土・日にかけるしかない。

　関連記事　2005.3/26『住み込みで働く』

　3/21（火）『風邪の特効薬（ホットコーラ）』

　日本では昔から風邪をひいたときは「たまご酒」と決まっている。私も先日飲んだばかり。

　外国にも風邪の特効薬があるようで、フランスではワインと卵とハチミツを暖かくして飲んでいるし、“香港”では、コーラを温めて飲んでいるそうだ。

　そういえば、昔、うちの父がホットコーラが好きで、風邪をひくとよく作っていくれた。

　１．鍋にコーラを入れてスライスしたレモンをしぼってから上に浮かべます。

　２．すりおろした生姜を入れる。舌ざわりが気になるならしぼり汁にする。

　３．ぐつぐつ沸騰させて完成。熱々を飲んでください。

　これはコーラの持つカフェインと生姜が発汗作用に効き、レモンのビタミンＣが採れるそうだ。身体が暖まるのはわかるが、なぜ香港でコーラなんだろう？

　関連記事　2003.2/22『たまご酒のつくり方』

　3/15（水）『第２回　マイ・ラズベリー賞発表！』

　生涯見た映画でトホホな作品「マイ・ラズベリー賞」の結果を発表します。

　ドロドロドロ（イントロ）〜

　栄えある受賞は・・・

　東宝作品、「さよならジュピター」でした！　☆V(^_^)V☆パチパチ

　大映の「宇宙怪獣ガメラ」と最後まで争ったのですが、「宇宙怪獣ガメラ」は話題にしても盛り上がらないので、予算があってダメ度が高い「さよならジュピター」になりました。

　「さよならジュピター」は本格ＳＦ作品ということで、当時のＳＦ作家の最高峰のスタッフを結集して作られたはずだったが、何がどうしてこうなっちゃったんだろうかという、頭が痛くなってしまう作品に仕上がってしまったのです。特に困ったのは無重力状態でのラブシーン。

　「木星太陽化計画」を推進する三浦友和と「木星太陽化計画」に反対するジュピター教団の首謀者とが偶然出会う。が、その首謀者はあろうことか幼馴染みの女性・マリアだった。普通なら相反する物どうしてとして葛藤があるはずだろうが、急に「会いたかったわ」などと言われて三浦友和も鼻の下を伸ばしてメロメロになり、Ｈへ突入という安直な流れ。んなのありか？　しかも無重力状態でのＳＥＸシーンって、発想は面白いが、無重力なら力が入らんでしょうに。もしタイミングを誤ったら、お互いスッ飛んでって裸のまま壁に強打してしまうだろう。どう考えても無理がある。公開当時に一回しか見てないので忘れたが、ピアノ線か合成で、いかにもウソっぽい。ブルーバック前ですっ裸になって吊されている二人を想像すると恥ずかしい思いだった。観客にいらん想像をさせるな。

　それとジュピター教団。先の「木星太陽化計画」に反対する団体なんだけど、これが７０年代ヒッピーのような、うさんくさい衣装。ハナはじめのアッと驚くタメゴローなノリで全然未来を感じさせない。しかもシンボルとなるイルカもビニール使用のようで怪しいし。イルカがサメに喰われてみんな悲しむんだけど、そこから妙なフォークソングを歌い出すというお寒い場面の連続。これならゴジラ対ヘドラの「返せ太陽を！」の方がリアリティあってカッコイイ。まさに「金返せ！」という感じ。

　映画のクライマックスの木星の大爆破だが、シミュレーションＣＧを見ているようで迫力がない。えっ、これで終わり？　と問いただしたくなるほどお粗末くんでした。

　次回をお楽しみに。

　関連記事　2/26『第2回マイ・ラズベリー賞（ノミネート作品）』

　3/9（木）『BOSEのヘッドフォンが金メダルをとった！』

　会社のパソコンのメンテナンスをしに来たＮさんがBOSEのヘッドフォンをしていた。　あ、それ。

　トリノオリンピックのフィギアスケートで、金メダルを取った荒川静香選手が競技前に使っていた物と同じである。ＴＶのワイドショーでは「他の演技者を見ないためにヘッドフォンをして集中力を高めていた」としか放送していないが、あのBOSEのヘッドフォンにはすごい仕掛けがあるのは語ってない。

　随分前、知人のＭＯＭＯさんが、これすごいよ、と教えてくれたのが、そのヘッドフォン、BOSE（ノイズキャンセリングヘッドホン）QuietComfortだった。どこがすごいかと言うと、周囲の雑音を消す装置が付いている。くわしく言うと、ヘッドフォンにマイクが付いていて、そのマイクが周囲の音をひろって、その音と逆位相の音を流すことで、周囲の雑音を打ち消してしまうというものだ。すばらしい発想だ

　これは飛行機や電車に乗っているときに有効で、特に電車のガタンゴトンを消してくれるので、車内なのにリスニングルームで聞いている感じを受けるそうだ。

　フィギアスケートの選手は、前に演技した人の客の反応、歓声や喝采を聞いただけで動揺してしまうらしい。BOSEのヘッドフォンをつけた荒川選手が後のインタビューで「（他の選手の演技に）まったく知りませんでした。気になりませんでした」と言っていたのは、まさにBOSEのヘッドフォンのおかげだったのです。

　チャンチャン

　BOSE（ノイズキャンセリングヘッドホン）
　QuietComfort2 　クワイアットコンフォート2

　3/2（木）『貸し家探し3・続どうせなら家を買っちゃえ』

　2/21の続き>

　５ＤＫ（６畳の洋間が２部屋、８畳・６畳・６畳の三つの和室、８畳相当のダイニングキッチン）で、風呂トイレ別、駐車場ありの土地付き一戸建てが310万円で買えた！（すでに売れました）

　常識では考えられないこの物件には、ちょっと理由（ワケ）があるんです。

　これは地方裁判所の競売物件（けいばいぶっけん）というもので、破産や事件で裁判所に差し押さえられた家を競売にかけて落札者に売るものなんです。だから不動産屋を通さなくて純粋に土地と建物の価格だけなので安いんです。このような競売物件は日本全国の裁判所で毎月１、２回行っています。

　一見、安いんですが競売物件なので入札（価格）競争をしなければなりません。大都市に近かったり、家が新しくて立派だと競争相手が多く、スタート価格の２倍や３倍になることが多いのですが、それでも土地代を含めると地価の１０分の１の値段で落札しているので絶対お得です。

　先に挙げた５ＤＫの土地付き一戸建て310万円の場合は、スタート価格が300万円で、入札に参加したのが一人、その人が入れたのが310万円でした。ただし、この物件は九州の宮崎県のはずれにあるので、都会に住みたい人は無理かもしれません。けど、地方でのんびり暮らしたいと思う私にとっては最高の物件だと思ってます。将来、定年退職した後、田舎の格安物件を買って、絵を描きながらのんびりと暮らしたいですね。

　競売物件は誰でも参加できますが、はじめに参加費を裁判所に納めなければなりません。それと支払いはローン（分割）はできないので、落札したら全額を一気に払わなければならないのです。ただ、前回も書いたとおり、一気に買ってしまうことができるので、その後、月々の支払いがないのでかえって楽だと思いますが、どうでしょうか。

　家賃を払わずに少ない予算で家を買う、　調べてみると、あるんですね。

　おわり

　ピンポン、競売物件には前の所有者が住んでいる場合もあるので、その辺、やってみたい人はよく勉強してください。

　関連記事　2/21『貸し家探し2・どうせなら家を買っちゃえ』