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ひとりごと2021年3月

 ここは喜翔の独り言のページです。展覧会や映画の感想から、日頃思ったこと、感じたことを日記のようにアップしたいと思います。お付き合い下さい。


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 3/30(火)『31日は一粒万倍日!』

 明日31日水曜日は『一粒万倍日』
 と言われ、金運が最高の日だそう
 です。

 ところで
 『一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)』
 って知ってます?昔からあるそうです。

 一粒のモミが万倍に実る日という意味
 で、新しい財布を使い始めるのに良い
 日といわれている。他にも開業や宝くじ
 を買うのもいいようです。

 一年に数回あるそうで、
 今年は明日3月31日と6月15日らしい。

 ・・・と言われてもねえ。

 世の中みんなが同じぐらい幸福の日
 って信じられます?

 だって、みんなか宝くじを買っても、
 そのみんなが当たるわけないでしょ。

 なんて、否定的にならずに、

 この暗いご時世、明るいイベント事に
 は積極に便乗するが勝ち。


 ♪明る〜く、元気〜に
 
     イキましょう!(by 植木等)


14日、東京で桜の開花宣言が出た。
去年と並んで観測史上最も早い開花となった。
それもそのず連日、暖かいもの。
「碇くんとぽかぽかしたい」 by綾波


 3/23(火)『シン・エヴァンゲリオン劇場版』

 どうせまた難解な作品にして、いずれ
 リブート?リイマジネーション?
 するんじゃないかと疑っていたが、
 あらまあ完全に終わってしまったよ。

 相変わらずネオジェネシスだの
 死海文書だのキリスト教の概念が
 ズラズラ出てくるが、そういうことに
 疎い私は聞き流すことにして・・・

 シンジ君が父親と対峙して一人の
 人間として自立するという根本的な
 ドラマは納得できた。登場人物それ
 ぞれが抱えている問題も明らかに
 なり、観終わった時の印象はTV版
 の最終回に近い。

 極めて個人的な話になるが、
 自分が30代の頃、大嫌いだった父と
 の会話中に、突然、
 「あっ、この人(父)も自分と同じ人間
 なんだな」と気付いた時の、腑に落ち
 たことで様々なものが溶解し、心と
 身体が軽くなったのを思い出した。

 昔、エヴァのTVシリーズを観た後に
 友人と自分の身の上話しをしたくなる
 という現象があったっけ。

 さて、最先端のアニメ技術を駆使した
 バトルシーンは情報量が多すぎて
 還暦を迎えたおじさんは目が回って
 苦痛だが、それよりも、前半の、
 戦後の復興を思わす昭和時代に似た
 人々の生活風景に親近感がわく。

 満足で100点!という爽快感はなく、
 かといって不満で50点というでもない。
 今はフワフワ宙に浮いているような、
 心が宙ぶらりん状態だ。

 今の気持ちを素直に点数にすると、

 採点 ∞(Infinity)

 (今は点数がつけられないけど、今後
 の自分の理解度によって評価が無限
 大に広がるかもしれないという意味で)

 でも、私は満足している。



 * * * 以下、ネタバレあり * * *



 


 素直に良いところは、

 前半の昭和ノスタルジーな村にトウジ
 やケンスケ、委員長との出会いと日常
 は同窓会のようで楽しい。自然に囲ま
 れて生きるのは私の理想郷である。

 抜け殻のシンジはいつもの通りで、
 それよりも、何にでも好奇心を示す
 綾波の"そっくりさん"が可愛いかった。
 色々学んで人間らしさ(社会性)を身に
 つけるのは無垢な子供が育つ喜びを
 疑似体験できる。

 一方、気に入らないのは、

 クライマックスで決戦へと向かう時、
 シンジがエヴァに乗る乗らないで
 鈴原サクラと北上がシンジに銃口を
 向けて口論になり、盾になったミサト
 が撃たれるというのはどうもなあ。
 何だか使い古しの演出にシラケて
 しまった。何でこんな古典的な演出
 をしたんだろう。チープで赤面してし
 まう。

 それに、ミサトさんが妊娠していたな
 んてビッくらポンですよ。
 前作『Q』でのシンジに対するミサト
 の怒りは理解できたけど、取ってつけ
 たようで感心しない。

 これまでゲンドウは何でもわかって
 いて凄いことをはじめるようだったが、
 実は内向的な自分を理解してくれた
 妻のユイを取り戻したい、人と人の間
 に存在する壁(ATフィールト)をなくし
 て融合したいだけで人類を巻き込んだ
 殺戮計画を実行していたとは、なんた
 るエゴイスティックな奴!


 ひとつだけ、どうしてもひっかかった
 のがラストシーンのシンジとマリ。

 TVや旧劇場版を知ってると、
 綾波やアスカと一緒になるのはわかる
 けど、なぜマリなの!って。
 これまたビッくらポンですよ。

 その前に、
 マリがどうやらゲンドウとユイと同世
 代という設定はユニークで面白い
 アイデアだった。

 マリがシンジをずっと守り続けるとい
 う意味深なセリフが何度も語られる
 ので気になってネットの考察を探し
 てみた。

 冬月に「イスカリオテのマリア」と呼ば
 れたのがヒントのようで、マリは
 イエス=キリストを裏切ったユダという
 意味を含んでいるようだ。もしくは
 妻であるマグダラのマリアにかけてい
 るという人もいる。

 こうやって調べて理解するというのは
 個人的には好きではない。
 映画なら作品中ですべてを表現しきっ
 てほしいからだ。まあ、エヴァらしいと
 いえばそれまでだが。

 先日までTVKで放送していたファー
 ストガンダムを全て見直したが、ガン
 ダムって、偶然、ガンダムを動かした
 アムロが戦争に巻き込まれてニュータ
 イプとして覚醒し、仲間とともに成長し
 ていくドラマだった。庵野監督も自分
 流のガンダム(もしくはイデオン)を
 やりたかったんじゃないだろうか。

 親父と対峙することでシンジは大人
 になれた。『Neon Genesis(新世紀)』
 が具現化し、シンジ君はめでたくサラ
 リーマンとなってマリと手をとり明日
 へ向かって走るのだった。

 めでたし。

 これまでのエヴァらしからぬ明解な
 ハッピーエンド。エンドロールが終わっ
 た後に、いつもの『予告』がテーマ曲
 とともに出ないかと一縷の期待(?)
 をしたけど、・・・出なかった。

 あーあ、

 みごと完結しましたとさ。


 「おめでとう」(拍手)






 3/18(木)『お休み』

 年度末に向けて仕事が忙くなり

 ひとりごとをしばらく

 お休みします。

 





 3/15(月)『3月の降水量の記録更新』

 13日土曜日はスタジオ録音の仕事で
 新宿へ行くことになった。
 ところがこの日、横浜では朝から雨。

       

 しかも午後には雷が鳴り始め
 この時期にはめずらしく土砂降りに
 なった。幸い私は土砂降りになる前
 に帰宅することができた。

 その晩、TBSの『情報7daysニュース
 キャスター』という番組の冒頭で、
 横浜市港北区では3月の観測史上
 最大となる35.5ミリの激しい雨が降っ
 たと伝えられたからビックリ。

 わが港北区が全国に名前が流れた。

 

 大雨はその日の夕方(17時半)に
 やみ、夕日がさした。

 そのため東の空にはっきりした虹が
 出た。

 

 しかも、途中で切れない半円形のきれ
 いな虹を見たのははじめてかもしれない。

 

 普段見えにくい紫色もはっきり見ること
 ができた。

 めでたし





 3/12(金)『東日本大震災から10年』

 昨日の14時46分、手があいたので
 テレビをつけて黙祷をした。

 今でも10年前の記憶は鮮明に残って
 いる。社内にいた私は、大きな揺れを
 感じてまず入り口のドアを開けた後、
 暴れるビデオラックと本棚を両手で支
 えた。経験上、30秒もすれば治まる
 と思っていたからだ。 ところが、
 治まるどころか、更に大きく揺れはじ
 め、恐怖した。こんなの初めてだ。
 揺れが収まると目の前の横浜公園
 に非難したのである。

 

 当時の生々しい体験は、ひとりごとの
 2011/03/12『東日本巨大地震発生!!』
 に書いてある。


 今晩(3/12)の金曜ロードショーで
 映画『Fukushima50』が放送される。

 この作品の最後、エンドロールで流れ
 る福島第一原子力発電所の建設記
 録は、うちの会社が撮影したもので、
 中でも縦にストライプのペイントをした
 外観のカットは、私がカメラマンと二人
 で撮影したものである。(写真)
 放送時間の都合でカットされるかも
 しれないが。

 

 震災の復興はまだ終わってない。
 災害の記憶が消えないように
 毎年振り返ることにしよう。


 関連記事

  2011/03/12『東日本巨大地震発生!!』

  2020/03/13『Fukushima50エンドロール』


東日本大震災から10年が経つ。
あの時の防災意識は薄れてしまっている。
今、巨大地震が来たらどうなるんだろう。
 (-_-;) うーん。


 3/8(月)『レンズ越しの被災地、横浜』

 東日本大震災が起きて10年になる。

 横浜開港資料館では今、
 『レンズ越しの被災地、横浜』という
 企画展が行われている。

 これは、大正12年の関東大震災の
 被災写真を集めて展示しているもの
 だ。その中に3年前に鎌倉で発見さ
 れたガラス乾板の写真も含まれて
 いる。(初公開)

 現代ならスマホで撮ってSNSで世界
 中に発信できるけど、100年前は
 写真機も珍しい時代である。
 関内にあった写真館の技師たちが、
 自らも被災しながらもカメラをかつい
 で街のいたるところを記録したの
 である。

 横浜は当時、地震で建物が崩れ、
 その後に起こった火災で街は焼け
 野原になってしまった。途方に暮れ
 て瓦礫の山でたたずむ人たちの姿
 が生々しく写っている。

  

 『レンズ越しの被災地、横浜』
  横浜開港資料館
  4月18日まで


新型コロナのワクチン接種がはじまった。
が、私ができるのはいつになるだろう。
 (-_-;)


 3/2(火)『還暦になってしまった・・・』

 本日3月2日の誕生日で私も60歳の
 還暦を迎えることとなりました。

 ヒデキかんれき! ←お約束。

 実感はまったくありません。
 自分ではまだ若いと思っているし、
 感覚としては30歳後半の気持ちでい
 ます。

 振り返ってみると、仕事では普通の
 人が経験できないことを体験したり、
 夢だった絵を描いてフランスに展示
 に行ったりと満足の人生でした。

 こうして無事、還暦を迎えることがで
 きたのもひとえに皆様のおかげと
 感謝しております。 ←真面目に

 あと5年、定年までの間、もう少し
 頑張って働くのと、近い将来の個展に
 向けて作家活動に励みたいと思います。

 今後ともよろしくお願いします。




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ここに書かれている内容は個人的な感想によるものです。
特に悪意はありませんし下心もございません。


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