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ここは私の独り言のページです。展覧会や映画の感想から、日頃思ったこと、感じたことを不定期的にアップしていきたいと思います。お付き合い下さい。 |
7/25(土)『神奈川大和阿波おどり』 |
阿波踊りは「連(れん)」という団体で参加するもの。私ら素人は「にわか連」に参加して、簡単な踊りの練習を受けて街を踊り歩いた。 ところが(私も含めて)おじさんおばさんばかりだから、30分ほど踊るともうバテバテ。最後まで踊るのをあきらめて、みんなでビールを飲みに屋台へ直行し、その後は童心に返ったように飲んだり食べたりお祭りを楽しんだ。 メンバーの社長さんが用意してくれた縁石に並べたイスに座って阿波踊りを鑑賞した。 楽しい一日でした。めでたし ![]() 女踊りは美しい。ヤットサー、それヤット、ヤット〜。 |
7/19(日)映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版 : 破』 |
前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版 : 序』はテレビ版の完全な焼き直しでガッカリして50点しか出さなかったけど(関連記事参照)、今回はほとんど新作。いや、厳密にはテレビ版をベースにして再構築してるだけなんだけど、それがすべて新作と思うような展開で先が予測できず、しかもスケールアップした使徒が次々現れて闘う主人公たちと一緒に熱くなってしまった。 音楽を含めた演出が全体を通して直球すぎるきらいはあるけれど、ストーリーがわかりやすいし観やすくてエンターテイメントとして一級品。日本のアニメは技術もストーリー展開も世界一だと思ってならない。この前に「劔岳 点の記」を観て「演出とはなんぞや」と考えてモヤモヤしていた憂さ晴らしになったんじゃないだろうか。ひょっとして、エヴァがこれほど気持ちよく楽しく感じたのも「劔岳」のせいかもしれない? とにかく、この作品は4部作のうちの2作目という位置づけなのに、これで完結と言われても納得するくらい完成度が高く満足している。
98点 /100
(※以下、ちょっちネタバレありよ)
まあ、違和感あるといえば、レイ、アスカ、シンジ、更にゲンドウに至るまで、みんな「良い人すぎる」って感じ。みんなで食事しようなんて、こそばゆいというか赤面しちゃうほど『良い子』じゃない。エヴァって常にネガティブな空気が貫いている作品だったのに、鳥肌たっちゃうよ。 そうそう、未だ嘗て綾波に何も感じなかった俺が、ゲンドウとシンジのために指に怪我してまで料理の練習するなんて、おじさんのハートにグッときちゃう。こういうピュアな女の子に弱いんだから。(*^_^*;)ポッ ま、この喜びは、続くエヴァの暴走からアスカを潰しちゃう悲劇に通じる布石なんだけどね。これってシナリオ創りの鉄則で、『幸せの絶頂期の後に悲劇で落とす』というセオリー通り。いやあきっちり演出してるなあと感心する。こういうのが「劔岳」には無かったんだ…。 ←また劔岳 演出といえば全編に流れる昭和歌謡曲。おじさんとしては親近感がわいてうれしい。しかも激戦、残虐シーンにメロウな歌謡曲をぶつけて悲劇を二乗する演出もにくい。しか〜し、こういうアナクロな演出(アナクロが古い? では際物演出)はクライマックスに1回に限る。後半で2度使うとくどいね。そもそもオープニングの新キャラ・真希波マリが、♪幸せは歩いて来こない、だから歩いていくんだね〜♪という『365歩のマーチ』の鼻歌もあったから同じ手を3回使うことになる。さすがに3度はやりすぎだ。 秋葉系萌え好きする新人マリっぺだが、メガネっ娘は個人的に好きなんだけど存在意義が感じられなくていまいち。今後の展開で彼女の意味が出てくるんだろうけど私はまだ受け入れないからね。他の搭乗者と違って闘うことに前向きなところに何かあると思うので今後に期待しましょう。 さて、100点に至らない -2点は、すべて俺の嫌いなペンペン出すぎっていうこと。ウザイ! それと、カヲルくんはまたも顔見せだけか…。残念 次回に期待しましょ。 |
7/12(日)『映画「劔岳 点の記」』 |
物語は、明治40年、陸軍陸地測量部の柴崎(浅野忠信)が日本地図最後の空白地点を埋めるために案内人の長次郎(香川照久)と前人未踏の劔岳(つるぎだけ)にいどむという話し、そこに創立間もない日本山岳会の小島(中村トオル)も初登頂を目指していた。という話し。 この作品を木村大作氏は、撮影期間2年間をかけて、実際に登山して(時には9時間をかけて登って)撮りあげたそうだ。私も映画撮影に携わる者としてヘリコプターを使わずにすべて登って撮影するという、妥協を許さない姿勢に、ただただ頭が下がる。 浅野忠信、香川照久など、俳優が実際にその危険な山を登る姿は近年のCG合成映画とは違ってリアリティがあり、こと映像に関しては何も言うことはない。ただ、私はディレクター出身なので演出という観点(編集も含めて)もう少しこうすればいいのになあと残念に思う箇所が気になった。 作品は一定のレベルを達成してそこそこの出来ではある。が、何か物足りない印象が残る。それは期待していた山の自然や絶景が意外にも心に残らなかったからだ。いや、素晴らしい情景描写はもちろんあるんだけど、なぜか印象として強く残らない。どうもドラマづくりにこだわりすぎて、自然描写はカットが短く、パーンをしても早いパーンになってしまい、雄大な自然をゆっくり観客に見せる(魅せる)時間が少なかったように思えたのだ。例えば予告編に写っていた主人公の柴崎(浅野忠信)と長次郎(香川照之)が雲海をながめているシーンも、予告編では心に残り、本編ではさぞ美しいんだろうなあ、と期待していたが、実際、印象が薄くて作品を見終わると忘れてしまうほどだった。 ではドラマはどうだったかというと、ストーリーを振り返ってみるとドラマチックな展開は多いものの、ひとつひとつのエピソードがサラッと流れてしまい、これまた記憶として残りにくい。また、感動する場面もあるのに、その感動の余韻に浸りたくてもカット尻が短く、すぐ次の場面に変わってしまうため感傷にひたっている間がないのが残念だ。 おそらく、撮影した映像はいいのだけど、その見せ方(編集)と演出が違うために魅力が減ってしまったんじゃないだろうか。
65点 /100 (以下超ネタばれあり)
この作品を観た人みんなに聞いてみたいことがある。 まだまだいっぱい思うところはあるが、私が疑問に思うのはことごとく演出(監督)に関わる部分である。 (木村大作さんには失礼だけれど)この作品は、映画とは何か、演出とは何かを考えるいい教材になるんじゃないかと思った。 ともあれ制作スタッフのみなさま本当にお疲れさまでした。 |
7/5(日)『マイ・ビニール傘』 |
昼食に中華料理を食べに行ったとき、偶然、傘立てにビニール傘が何本も並んでしまった。 まったく同じ傘なので、帰るときに誰かが間違って私のビニール傘を持っていってしまわないか心配だった。 そんなある日、ある大学生が発明したアイデア商品を紹介していた。ビニール傘のビニールを止めているポッチにカラーポッチを作って販売したところ飛ぶように売れたというニュースを見た。おう、その手があったか! それにヒントを得て、カラーポッチを買わなくても色を塗れば良いんだと気が付いた。そこで持っていた「POSCA(ポスカ)」というマジックで塗ったところ、これが大正解。 ポスカは水性のマジック。簡単に塗れて、一度乾いたら耐水性となり、つや消しのため光らず、しかもポップなパステルカラーなど色が豊富でおシャレ。カラーポッチだと傘を置き忘れて新しい傘を買ったらまた買わなくてはいけないが、このアイデアだと塗ればいいので経済的。簡単にマイ・ビニール傘ができておススメです。 ![]() ![]() 水色のポスカで塗っているところ、他のビニール傘に混じってもすぐわかる。 |
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