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ひとりごと2006年2月

荒川静香選手オリンピック金メダルおめでとう。
・早朝からテレビを見ていてよかった。
村主選手もよかったのに点がのびなかったのは残念


 2/26(日)『第2回マイ・ラズベリー賞(ノミネート作品発表)』


 世の中には見てがっかりして金返せ!と思う映画がある。生涯の中で「これはないだろう」と思う作品をピックアップして、アメリカのゴールデン・ラズベリー賞(ラジー賞)にあやかって(?)マイ・ラジー賞をあげようと思う。

 <今回のノミネート作品>

「さよならジュピター」(1984年年制作 東宝)
 火星で「ナスカの地上絵」が発見された。木星を第2の太陽にする木星太陽化計画を進めている最中、突然現れたたブラックホールによって人類は滅亡の危機に襲われる。助かる道はただ一つ。木星を爆破してブラックホールの軌道を変えることだった…。
 ちょっと古い映画だけど、これほど期待を裏切られた作品はない。小松左京の原作に感動し、これぞ映画だと思っていたのに、出来てみれば感動もカタルシスもない疲れだけが残る映画だった。日本のSF特撮映画はアメリカに遠く及ばないというのが歴然とした。トホホ度満点

「首都消失」(1987年制作 東宝作品)
 東京が霧の壁によって閉ざされ、すべての交通・通信網が遮断されてしまう。“首都”を失った日本はどうなるのか…。
 これまた小松左京原作である。小松ものは読んでて映像が浮かんできやすい。だから映画化しやすいと思うが、逆に誰もが想像してしまうので実際の映画との落差にがっかりしてしまうのかもしれない。主役が「霧」というのも今一捕らえどころがないし、出演した俳優陣も若くテレビレベルで迫力に欠けていた。誰がどういう意図で使ったんだろうか、モーリス・ジャールの音楽は軽く、画面と全然合ってない。SFパニックものでサスペンスフルな作品であるはずなのに緊迫感ゼロの作品。

「宇宙怪獣ガメラ」(1980年制作 大映)
 去年スカパーで見たばかりなのに内容も映像もほとんど記憶に残ってない。マッハ文朱のコスチュームも古くさいし、出演する役者の容姿も演技力も悪い。それはいいとして肝心の怪獣の対決は過去の戦闘シーンのぶつ切り状態、おまけに「銀河鉄道999」や「宇宙戦艦ヤマト」、三角形のスターウォーズばりの宇宙船が飛んでいたような気もするし…、制作者側はパロディのつもりだろうが、まったく無意味。作品の内容が薄から人気作品を登場させてお茶を濁した感じを受ける。ダメダメぶりでは一位かも。

「北の零年」(2004年制作 配給東映)
 明治維新初期。新政府の命により北海道へ移住した淡路の稲田家は、新しい国を築くことを夢見て開墾に励む。中でも村人たちを引っ張ったのが小松原(渡辺兼)と妻、志乃(吉永小百合)。だが自然の厳しさや人間関係に翻弄され、小松原は北の地で育つ稲を求め札幌へ旅立つが、半年を過ぎても帰ってこなかった…。
 吉永小百合、渡辺兼主演で巨額の制作費をかけて作った作品がこんなに面白くなかったとは…唖然。物語を振り返ると感動すべき要素は何度もある。だが登場人物に感情移入できないために傍観しているだけでのめりこめない。主人公と思われていた渡辺兼が途中から開拓作業をやめて村からいなくなってしまうんだから、しかももどってきて大団円というわけでもないし、がっかり。時間と予算と役者をそろえても失敗することもあるんだなとしみじみ思ってしまった。この作品、身体を張って頑張っている吉永小百合のみ。上映時間168分は長すぎる!  聞いた話だとチーフ助監督が仕事が辛くて逃げてしまったとか。オイオイ

 ということで、今回は邦画4作品です。栄えある(?)マイ・ラズベリー賞はどの作品になるでしょうか。結果は本家ラズベリー賞の発表後に行います。お楽しみに。(って、楽しいか?)

 関連記事 去年のラジー賞2005.3/3『第1回 マイ・ラズベリー賞発表!』


「ゴジラ」の音楽などで知られる作曲家
・伊福部昭(いふくべ・あきら)先生が亡くなられた。合掌

 2/21(火)『貸し家探し2・どうせなら家を買っちゃえ』


 2/17の続き>

 考えてみると家賃ってもったいないよね。

 満期になって戻ってくるわけではなく自分の財産になるわけでもない。言いかえてみれば毎月金を捨ててるようなものだ。仮に月35,000円払ったとして、12ケ月で¥420,000、10年暮らしたら¥4,200,000.-! どひゃー、金がないないと思っていても、一人暮らしをしたら420万円の大金を捨てることになる。

 この無駄とも言える家賃を払わない方法はないかと考えてみたら二つみつかった。

 ひとつは実家に居候する(今の私がそうだ)。もうひとつは即金で家を買ってしまえばいい。ローンを組まずに即金でポンと買うことができれば毎月他人に金を払わずにすむわけだ。(^◇^)ワッハハハ 

 家なんて買えるわけねーだろ、とツッ込まれるかもしれないが、どっこいそこは常識外れの私だから、ネットで物件を探してみた。条件は前回と同じく3K(三つの部屋とキッチン)に風呂・トイレが別で駐車場付き、予算はさっき計算した420万円以内。

 で、全国を調べてみると・・・。

 ありませんでした。m(_ _)m

 青森県と九州の宮崎県に450万と650万円の物件があるだけで、それ以外は1000万円を軽く越えていた。 でも、でもですよ、探しているうちに、ある方法で格安の家が土地付きで買えるということを発見したのです。

 その方法ならば、地方ではあるけれど、5DKの土地付き一戸建てが310万円!他にも2階建ての4LDKの一戸建てが(土地付き)350万円からと、常識では考えられない値段なのです。しかも全国に何件もあるんですよこれが。この方法なら、さっき条件とした420万円あればお釣りがきてしまいます。でもちょっと理由(わけ)ありなんだけど。

 それはどういう物件かというと・・・、

 つづく


トリノオリンピックで日本人はまだメダルをとっていない。
選手たちは頑張っているんだろうけど
実力がなかなか発揮されないようだ。うーん

 2/17(金)『貸し家探し1・月¥35,000なり!』


 ここのところ夜遅くまで残業して家には寝に帰るだけ、翌朝、また通勤電車に乗って出社する。こんな生活のくりかえし。何だか虚しくなってくる。満員電車の中、吊革につかまって思いにふけっていると、今の生活を一変させたい気分になってきた。ここらでドカンと引っ越しでもして暮らしを変えてもいいかと思いつく。

 けど引っ越しするとなると、私はビデオ機器や画集・本、DVDなど物が多く、絵を描く作業部屋も必要なので、部屋は三つぐらいほしいものだ。その上、キッチンと風呂、トイレは別がいいし駐車場もあった方がいい。こんなわがままな条件で一番安いのはいくらなんだろうと、遊びのつもりでネットで探してみると・・・、あるんだね、これが。

 関東地方でもちょっと都心からはずれると、上の条件を満たした貸し家(一戸建てですよ)が月35,000円であった。\(^o^)/ウヒャー

 7.5畳の洋室、6畳と4.5畳の和室にキッチンがあって、風呂、トイレ別、駐車場を含んだ一戸建ての貸し家が月¥35,000。「即入居可」のマークがあり、明日にでも出たくなってしまった。

 つづく


いよいよトリノオリンピックがはじまった。
私の予想は(日本は)メダル4個、
日本人の活躍に期待しよう。

 2/11(土)『DVD「タイタニック」の別エンディングに感動!』


 今更、タイタニックかよと思うかもしれないけれど、先日発売されたDVDアルティメット・エディションの特典映像には公開当時カットされていた未使用映像が45分も入っている。しかも特筆すべきは別バージョンのエンディング。別エンディングを持つ映画は過去に山ほどあるが、今回ほど興奮したのは無い。ヽ(^o^)ノ フォーッ!

 その別エンディングとは・・・

 公開版ではローズ婆さんはダイヤ『碧洋のハート』を誰にも見せずに、ひとりだけの思い出としてタイタニックが沈んでいる海に投げ入れてしまうが、別エンディグでは、何と、調査隊員にダイヤを見せ、しかもリーダーにさわらせてあげるという驚きの展開なのだ。(公開版とはまるで逆の展開!)

 くわしくはこうだ。

 エンディング近く、ローズ婆さんはダイヤとともに思い出を葬ろうと調査船の後部デッキの手すりによじのぼる。それを偶然見た彼女の孫娘と調査隊リーダーのブロック(ビル・パクストン)は彼女が身投げすると勘違いして駆けつける。必死に止める二人に向かって婆さんは身を投げようとしたのではないのを証明するために持っていたダイヤ『碧洋のハート』を二人に見せるのだった。これはコートに入っていたのをずっと今まで持ちつづけていたのを告白する(ここで救出された船上でローズがポケットに入っているダイヤを見つける回想シーンが入る)。
 ここ3年間タイタニックのことばかりを考え、『碧洋のハート』を手にするのを夢見ていたブロックは『碧洋のハート』を目の当たりにして驚くのだった。が、そのあせる気持ちを抑え、何とかローズ婆さんからダイヤを受け取らねばと手をさしのべる「せめて、この手に一度だけ」と。ローズはその手の平にそっとダイヤを乗せてさわらせてあげるのだった。ところが…、

 

 

※もしここまで読んで見たいと思った人、DVDを買ってもいいと思いはじめた人は
ここから先はネタバレになるので読まないで下さい。
ご自身で見た方がいいと思います。

 

 

 ところが…、
 ローズ婆さんは茶目っ気ある笑顔とともにダイヤを海に投げ捨ててしまう。何てことするんだと怒る隊員たちだが、婆さんは知らんぷり。ブロックは伝説のダイヤにさわることができた感激と同時に無くした失意から、ただ笑うしかなかった。

 財産や形のある物はいつかは壊れたり無くなるもの、それより大切なのは限りある命を1日1日しっかり生きて経験を積むことだとローズは語る。ブロックは何かから目が覚めたように、それまでこだわっていた自分から解放され新たな人生を進み始めるのだった。


 この削除シーンが入ることで、空振りに終わって途中から尻つぼみになっていた調査隊が作品中にしっかりと意味づけられたこと。特にリーダー、ブロックの気持ちの変化が理解できて感動する。それだけでなく、碧洋のハートをさわらせた後に捨てることで作品のテーマである『物にこだわらない、大切なのは財産ではなく生きることなんだ』というテーマがより明快になった。パクストンの演技も良く、公開版とは違った”さらやかな感動”が得られる。

 ではなぜカットしたかというと、監督自身も解説で語っているが、作品のテーマをセリフで語りすぎて説明的すぎること。ラストに感動の山がふたつできてしまい観客が混乱してしまうためだ。確かに未使用場面のさわやかな感動を見てしまうと、その後にやってくる本来のエンディングである天国に召されたローズがジャックと出会う感動が薄まってしまうのだ。やはり公開したバージョンが結果的には正しかったんだと言わざるを得ない。それにしてもよく思いきって切ったもんだと感心してしまう。やはりジェームズ・キャメロン監督はただものではない。

 カットされたのはエンディングの他にも、ベッドの上で心中する老夫婦の登場場面や、ローズがジッャクを訪ねて三等船室に来る場面(貴族と貧民との格差が浮き彫りになる)、流れ星を見て「流れ星は人が死んだことを意味する」という意味深なセリフ、他の船が氷山に遭遇して発信した警戒信号を無視してしまう重要な場面など・・・、カッとされたところに後の展開の複線やキャラクターの性格をより深くする場面ばかりだった。

 映画「タイタニツク」ファンなら是非、見てもらいたいと思う。

 ※別エンディングはdisc2の映像特典に入っている。まずはキャメロンの解説『off』でご覧下さい。


2月になり、いよいよ年度末に近づいてきた。
1年で一番忙しい時期、身体に注意して頑張りましょう。

 2/4(土)『四十肩に点温膏(てんうんこう)』


 最近、肩こりが激しい。
 仕事の疲れかストレスか、首筋から両肩が張って首がまわらなくなることがある。
 これがよく言われている『四十肩』という症状なんだろうか。それにしても苦〜い。

 昔は肩こりをしない体質だったのに40歳をこえてからするようになり、ビップエレキバンやサロンパス、バンテリンなどいろいろ試してきたが、全然効かない。以前、NHKの「試してガッテン」で、貼る湿布薬は、スースー気持ちがよいだけで効果はないというショッキングな放送をしていたが、それを見てやっぱりと頷いたものだ。

 ところが最近、社員に勧められて使った『点温膏(てんうんこう)』が気に入っている。

 四角い小さな湿布薬だが、貼ったとたんに熱いというかツーンとした刺激が走り、しかも、他の薬とは違って持続性がある。朝、出社前に貼って一日仕事をしていたが、肩はこらなかった。これって効いてるんじゃないだろうか。すごい

 『点温膏(てんうんこう)』は血液の循環をよくする酢酸トコフェケールを配合した温湿布で、初めてつけると、その刺激に痛くてかゆくなるが、しばらくすると慣れます。うん、これは違う。


『点温膏(てんうんこう)』温感貼付薬 カネボウ薬品

 ※注意、この薬、威力が強すぎて、初めて使う人は痛くてシビレるかもしれません。だから、他の湿布薬が
     効かなくて困るという人にだけススメます。本当に慣れるまで痛いから。


吾妻ひでおの漫画「失踪日記」がまわってきたので読んだ。
人はなんとでも生きていけるんだなあ。
ただアル中だけには気をつけよう。


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特に悪意はありませんし下心もありませんので、なにとぞご了承下さい。


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