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ひとりごと2016年8月

 ここは喜翔の独り言のページです。展覧会や映画の感想から、日頃思ったこと、感じたことを日記のようにアップしたいと思います。お付き合い下さい。


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 8/29(月)『感動をありがとう2016 リオ・オリンピック』

  4年に一度のオリンピック、今回はブラジルのリオデジャネイロ
  でした。オリンピック・ウォッチャーの私は毎朝5時に目が覚める
  と枕元のテレビをつける毎日。すると必ず日本人選手による
  決勝戦があって、そのままライブで見る生活をしていました。

  では、印象に残った場面をふりかえってみましょう。


 ・大会前にロシアのドーピング問題が発覚し、100名近くの
  選手が参加禁止処分となる。

 ・開会式でスタジアムからヒコーキが飛んで行ったのは本物か?

 ・太陽を模した聖火台が斬新で美しかった。

 ・女子重量挙げ三宅宏美の銅。彼女もすごいけど重さとタイミン
  グの駆け引きを制したお父とスタッフにあっぱれ。また、バーベ
  ルに“ありがとう”のナデナデがGood!

 ・水泳男子400mメドレー、萩野公介の金と瀬戸大也の銅。
  表彰台に二人の日本人があがるのは60年ぶり。

 ・柔道の大野将平。圧倒的な圧力をもって対戦相手はビビッて
  いた。強い、完全勝利の金。東京もまかせた!

 ・体操個人総合の内村航平の鉄棒。着地の差でベルニャエフを
  かわして逆転金に感動。ベルニャエフのスポーツマンシップ良。

 ・女子卓球個人の愛ちゃん残念。中国の壁は大きい。というか
  強すぎる。

 ・元女子サッカーの澤穂希選手に顔が似ている金藤の金。
  女子200m平泳ぎは強かった。

 ・波田陽区に似ている卓球男子シングルの水谷選手の銅メダル。
  卓球個人として初めてのメダルだった。カッコイイ

 ・女子柔道の田知本選手。怪我で出られなかった姉に金メダル
  をかける姿に涙。

 ・錦織圭、テニスで96年ぶりのメダル獲得。五輪で日本初のメダ
  ルってテニスなんだって。

 ・私の地元出身、体操床で期待の白井。どうした、残念の4位。
  でも、本人はプラス思考で、東京五輪でリベンジを願う。

 ・女子マラソン、福士加代子。途中、先頭集団に追いついたまで
  はよかったのに結果は14位。インタビューで「金メダル取れな
  かった〜」が明るくて好感持てた。逆にムカついた人も多い。

 ・卓球女子団体涙の銅獲得。
  すばらしい3人娘(福原、石川、伊藤)たち。

 ・女子レスリングはどれもハラハラドキドキ、負け越してて、
  ラスト数秒での逆転劇には興奮した。

 ・女子レスリング、1日に3種類で3つの金を獲得したのは初めて。

 ・羽根田、カヌーで初めてのメダル(銅)。
  単身外国で修業したのが実ったそうだ。あっぱれ

 ・4連覇を達成した伊調馨。これまた負けたかと思ったラストで
  逆転の金。 ほっとした。

 ・霊長類最強女子と言われた吉田沙保里は守りに入ったのか、
  硬さが見られて残念の銀。その後の号泣に、彼女も人の子
  だったんだね(泣)

 ・50K競歩、初の銅メダル。カナダのダンフィーと接触しても負け
  なかった。これまたダンフィーのスポーツマンシップに良し。

 ・バトミントン史上初めてのメダルが金。タカマツペアは期待され
  てそのまま実力を発揮した。すごいっ!

 ・バトミントン女子個人の奥原希望の銅。準々決勝では異例の
  山口茜との日本人対決になる。もったいない。

 ・陸上400mリレーで日本は驚きの銀メダル! スゲーよ。
  ウサイン・ボルトと握手なんかしてさ。ハンパねーよ。

 ・閉会式、特に日本紹介のパートはよかった!
  『君が代』が独特の和音アレンジにしてオリエンタルな美しい
  ハーモニー。

 ・アニメキャラと一緒に登場の安倍総理のマリオ。私はまあまあ
  だったけど賛否両論あり。これって、ロンドン大会でエリザベス
  女王が007ボンドとからんだのを参考にしたね。

 ・NHKのアナウンサーがBABYMETALのことを“ベイビーメタル”
  と発音した。のが気になった。


 ということで、メダルを獲れた選手、獲れなかった選手、みなさん
 お疲れさまでした。
 本当はもっと書きたいけれど、この辺にしておきます。


 関連記事 2014/03/01『2014夢と感動をありがとう冬季オリンピック』

        2012/08/15『ロンドン五輪終了』


カザフスタンに行った夢を見た。
風景とかすごいリアルなの。
乗り継ぎの空港で足止めされて
トイレに行きたいけどテロが危険で入れなかった。
どうして突然こんな夢を見たんだろう?


 8/26(金)『霧門島会』

   高校時代に自主映画(当時は8ミリフィルム)を撮っていた
   仲間と久しぶりに会うことになり、新横浜駅前の居酒屋
   『千年の宴』に個室を予約した。(私が幹事なもんで)

   会の名は『霧門島会』。

    

   作品は、当時流行していた石坂浩二扮する金田一シリーズ
   の『犬神家の一族』のパロディーである。タイトルはなぜ
   か『霧門島』。

   今から38年ぶりに会う仲間もいて、“ご無沙汰”ではなく
   ほとんど“初めまして”状態

    

   「久しぶり」と声を掛けた女性に「誰このおじさん」的な顔を
   されてショック!! ガクッ

   みんなによると私が一番変わったらしい。
   そうかな?俺だけじゃないよ、お互いさまだよ。

   ところが不思議なもので、会った時は“あんた誰?”でも、
   話しているとすぐ思い出して高校時代に戻ってしまった。
   これぞ“同窓会マジック”

   考えてみれば、こうして仲のいい友だちと会う機会が
   あるって幸せなことかもしれない。集まって良かった。

    

   もちろん現在でもいろんな友達はいるけれど、
   同級生(幼馴染)ってそれとは違って、腹の底が温かく
   なるような、特別な安心感につつまれるものだ。
   心がホッコリした。 

   来年また会いましょう。 \(^o^)/


台風が一度に3つもやってきた。
今、外はどしゃぶりの雨。
オリンピックは閉会式をやっているらしい。
今日は会社からまっすぐ帰ろう。


 8/22(月)『今月の猫写真(その23)』

   毎月22日は猫の日。

   ネットからダウンロードした手持ちの猫写真からお気に
   入りを紹介するこのコーナー。今月も4つの写真を紹介します。


   今回のテーマは、そんなところに猫?!



 −−今月の1枚目

    

    ちょっと、そんなところで寝てちゃ使えないでしょ。

    まったく、“猫に小判”なんだから。



 −−今月の2枚目

    

   プランターにすっぽりとハマッてお昼寝中?

   ♪南無妙法蓮華経〜 縁起でもない。



 −−今月の3枚目

    

   猫のぬいぐるみ下さい。

   はい、一匹500円です。 値札ついてないけど・・・。



 −−今月の4枚目

    

   「何見てんだよ、バカヤロー」 by 荒井注

   アンテナが曲がったらテレビが映らなくなっちゃうよ。

   それよりも、この後、どうやって降りたのかな?



   関連記事 7/22(金)『今月の猫写真(その22)』


高校時代に自主映画を撮った仲間と集まることになった。
居酒屋の個室を借りてPCで作品を上映する。
ほとんどが38年ぶりの再会となる。
楽しみでしょうがない。 青春っ!


 8/19(金)『休みの言い訳看板シリーズ7』

   毎年恒例の居酒屋の『休みの言い訳看板』が出ていた。

    

   読んでみると・・・

    

   本文 「暑苦しい上司の顔や
       真夏の炭火焼きなど見たくもない
       という皆様のお察し申し上げ
       一週間の夏休みを頂くことと致しました。
       なお、暑苦しい上司のお顔に関しましては
       当店では、いかんともし難いことを御理解下さい」

   ついにお客さんを持ち出したね。
   でも、今回は面白かった。


   関連記事  1/3(日)『休みの言い訳シリーズ6』


4連覇を書けた吉田沙保里が
破れて銀メダル。
いつものようなキレのあるタックルが少なかった。
守りに入ってしまったのだろうか、残念


リオ・オリンピックの日本選手の活躍がめざましい!
連日のように獲得するメダルの数々。
すでに前回のロンドン五輪に達してしまった。
まだまだメダルが期待される競技が残っている!


  8/15(月)『アルジェント・ポスター展』

   イタリア映画の鬼才、ダリオ・アルジェント監督作品の
   ポスター展が元町でやっていると知って行ってきた。

   場所はJR石川町駅からほど近いギャラリー fu。

    

   元町商店街の裏の住宅地にあるため、場所を知らないと
   なかなか行くことが出来ない。
   このギャラリーには部屋が2つあり、広い方がギャラリーで、
   狭い方が喫茶とアートグッズの販売をしている。

    

   アルジェント監督のポスター展示は今回で2回目のようだ。
   サスペリア、インフェルノ、スリープレスから、最近作デスサイト、
   サスペリアテルザまでのイタリア版ポスターが展示されている。

    

   横長タイプのものは『fotobusta』とも別名『Key Art』という、海外で
   宣伝に使われるポスターである。

   このポスターをコレクションしているのはダリオ・アルジェント研
   究家として本を出している矢澤利弘氏。

    

   11日にはセミナー「犯人はなぜ人を殺すのか?アルジェント
   作品における罪の連鎖とトラウマ?」が行われ、お誘いを受け
   ていたけれど都合で行くことができなかった。残念


   第2回ダリオ・アルジェント映画ポスター展
   『INCUBI DI CARTA - PAPER NIGHTMARES 2016』
   8月9日(火)〜8月14日  元町ギャラリー fu


   関連記事  7/27(水)『銀座画廊めぐり』


昨日は(8/9)東京が37.7度で殺人的な暑さだった。
横浜も、空から太陽が照りつけ、下からはコンクリートの
照り返しが、そしてフェーン現象の熱気に包まれた!
まるでオーブン状態!!


 8/10(水)『映画「シン・ゴジラ」』

   映画の上映が終わって客電(観客席の照明)がついた途端、
   あちこちから溜息まじりの笑いが起こった。私もつられて
   笑ってしまった。でも、この笑いは馬鹿にしたような嘲笑では
   なく、“よくやるよ”とか“すげーよ”という意味の称賛と安堵に
   よる笑いだ。

   うん、面白かったね。

   ハハハハハ。

   面白えじゃないか。ちきしょー   ←ちきしょーは余計か


   これまでの怪獣映画にありがちな超能力を秘めた少女や、
   スーパーXのようなトンデモ兵器は出てこない。
   宇宙人も出なければ、シラケる恋愛ドラマもない。
   ただただ日本人(政府)とゴジラが闘うだけである。

   近年のゴジラシリーズを観るとき、まず今回の作品世界は
   過去にゴジラが現れたことがあるのかないのか、いつも
   困ってしまう。結果を言うと、今回の『シン・ゴジラ』は、過去
   にゴジラも巨大生物も現れたことが無い設定だった。これは
   ネタバレではなく、これから観る人に事前情報として知らせ
   ておいた方が鑑賞が楽になると思う。

   これまでの怪獣映画って、特撮セットのビルが壊されても、
   カッコイイとかよく出来てるなんて、純粋な映画作品とでは
   なく、“怪獣映画”という特別なジャンルの中で楽しんでい
   たけれど、今回は3.11の東日本大震災や熊本地震の影響
   か、街が壊された後、そこに住んでいた人を想像したり
   被災者の立場になって観ることができた。これは今までの
   怪獣映画になかった新しい感覚だ。つまり、それだけリアルな
   映画だったということだ。

   アメリカ版ゴジラがいくつか作られているが、どこか違う。
   やはりゴジラが現れるのは、原爆を落とされた国であり、
   敗戦国であり、現在でも多くの地震や台風で街が倒壊して
   いる日本じゃないといけないのである。

   『シン・ゴジラ』は万人にウケル映画ではないと思う。

   増村保増監督以上の早ゼリフ、岡本喜八ばりの群像劇。
   ゴジラ映画を知ってる人で自衛隊が好きで、ちょっとだけ政
   治に感心がある人。・・・しかも、エヴァや巨神兵が好きなら
   もうサイコーーーに楽しい映画である。



    採点 80点



   ***  以下 ネタバレあり ***


    



   怪獣が実際に現れたら政府はどのように対応するかをリアル
   に描いていると聞いたので、どんだけリアルかと思っていたら、

   オープニング、東京湾の羽田沖でアクアトンネルが崩落する
   事故が発生し、政府が「巨大生物なんてあり得ない」とか、
   怪獣が出現しても、ある学者の見解を鵜呑みにして「上陸は
   しないので安心してください」などと公式発表するけれど、
   そんなことは実際にあり得ないと思い、私は一気にどん引き
   してしまった。

   だって、日本の政府って、発表したことと結果が違うのを避け
   るものだから、というのは、結果が違っていたら発表した政治
   家は責任をとって辞任に追い込まれてしまうからだ。
   だから、憶測や推測は絶対公表しないので、奥歯に物が
   はさまったような会見しかできないのだ。

   まあ、総理や政府が発言した言葉が次々に覆されるのは、
   冒頭でダメな政府を描きたいがための手段だろうし、
   それによって主人公矢口を売りたいための意図なんだろ
   うけどね。


   さて、最初に現れた怪獣が、死んだ目をした深海アナゴの
   ようなヘタレ怪獣だった。
   「何だこいつは? 観客をバカにしとんのかい!」って突っ
   込みたくなった。

   でもそれはエヴァンゲリオンの“使徒”のような恐怖と笑い
   をミックスさせた演出であるし、しかもCGで描いてるのにも
   かかわらず、リアルな生物としてではなく、あきらかに昭和の
   ウルトラシリーズに出てきたような“ぬいぐるみ怪獣”を思わ
   すディテールをしている。これは庵野監督の狙いだ。


   登場人物が出ると、肩書と名前のテロップが次々と出てくる
   が、これは作品にリアリティを与えるのもさることながら、
   フツーの映画のようにオープニングの30分をかけて登場
   人物の過去とか家族とか生い立ちを紹介するのをやらな
   いための手段なのだ。そういうまどろっこしい時間を排除
   したいためだと思う。

   日本の社会は個人ではなく組織で成り立っているように、
   作品も“個”ではなく“集団(= 日本)”として描きたいのだ。
   だから個人的なヒューマンエピソードは一切はぶき、いきなり
   ゴジラ対日本(政府)という構図にして際立たせたいのだ。

   最近『天空の蜂』という映画を観たが、作品の冒頭で主人
   公がママと息子との関係がうまくいってないのを、説明
   ゼリフと軽い演出で見せられて嫌気がさしていたところだった。
   だから、シン・ゴジラの展開はすっきりしてとってもイイ。

   と、

   オープニングでちょっと引いてしまった私だが、エヴァのBGM
   が流れてオタクや落ちこぼれの集団『巨災対』が設置される
   ところからがぜん面白くなった。

   自衛隊が国内で武器を使用していいかどうかを迷ったり、
   逃げ遅れた人を発見しただけで攻撃命令を中止したり、
   映画『ID:4』のような『目前の脅威に立ち向かうのが男であり
   ヒーローだ』というアメリカ的なヒーロー像とは違って、『対応を
   誤って責任をとらされたくない』という消極的な発想にイライラ
   させられるが、これが“ザ・日本”なのだ。ここが社会批判と
   なっていて面白い。

   自衛隊単独で対処できなくなると同盟国や多国籍軍と連携
   して助けてもらうなど、憲法や自衛隊の在り方について考え
   させられてしまう場面も多い。「日本を守るのは日本人だ」の
   ような鷹派的な考えになってしまうのは怪獣映画としては
   仕方ないが、戦争オタク的な女性防衛大臣になった現在、
   映画の向こうに自民党の陰を感じてしまうのだった。
   作品も防衛大臣が女性だったしね。


   私はずっと前から思っていたのが、戦車や飛行機から撃っ
   た弾があさっての方向へ飛んだり、ゴジラに当たらず周囲
   のビルを破壊してしまうのが気に入らなかった。だって実際
   はもっと命中率いいはずなのにって。今回は対戦ヘリから
   も10式(ひとまるしき)戦車からも全弾、すべて命中する。
   これは爽快だ。ずっとこれを待ってたんだぜベイビー。

   そうそう、ゴジラが米軍の爆雷を受けて細胞が飛び散って
   悲鳴を上げる場面で、なぜかウルッときてしまった。
   “負けるなゴジラ!”って。俺はゴジラに感情移入していた
   のだ。(笑) だから、その後の巨神兵ばりの反撃には
   拍手で、思わず薬師丸ひろ子した。 “カイ・カン!

   クライマックスで爆弾を積み込んだ新幹線やJRの在来線
   が突っ込んでいくのは大笑い。バカバカしいというか
   ムチャクチャで楽しい! やれやれ、もっとやれって!


   ということで、マイナスの20点は、冒頭の政府のやりとりに
   引いたことと、石原さとみの存在。うーん、どうしてもネイティ
   ブな日系アメリカ人には見えなかったこと。『進撃の巨人』
   の突き抜けた演技はよかったんだけどね。

   それともうひとつ気になったのが音楽。
   伊福部昭に敬意を表するのはいいけれど、昔の音源をその
   まま使うのは考えものだ。映像はCGできれいなのに、なぜ
   モノラルでノイズのある音楽を聞かないといけないのか? 
   庵野監督のこだわりらしいけど、私としては同じ曲でもオーケ
   ストラで新録してほしかった。それよりか音楽担当の鷺巣詩郎
   の曲でよかったのではないだろうか?

   と、いつもより長くなってしまった。


   ・・・ところで、冒頭で消息不明になった博士はどうなったの?
      ゴジラの尻尾にくっついてたのがそれ?

      ↑こども電話相談室に聞いてみよう。

        チャンチャン


   関連記事 1/22(金)『映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」』


2020年、東京オリンピックで5種類の。
協議が新たに加わった。
野球とソフトボールの会場が横浜スタジアム
になりそうだ。これはぜひ行かねば!


 8/5(金)『4522敗の記憶』

   俺は 今、もうれつに感動しているゥ〜!

   ・・・またかと思われるけど、今度は本当。

   前回(5/20)のはウケねらいでした。m(_ _;)m ペコリ


   何に感動したかと言うと、『4522敗の記憶』という本。

    

   これは大洋ホエールズから横浜ベイスターズまでの選手を
   はじめとする球団関係者 30名をこえる証言集である。

   どうしてベイスターズは弱いのか、なぜドラフトで有力な新人
   を獲得しても育たないのか。なぜ監督や選手ががかわっても、
   そのダメな血は変わらないのか。これを読むと、ファンが心配し
   ていたことがズバリ書いてある。

   1997年(H9)には、ふがいない試合に外野スタンドのファンが
   グラウンドへメガホンを投げ入れた事件があった。ベイスターズ
   の選手がそれを拾って試合を続けたという、ニュースも取り上げ
   られた事件で、その時の選手側の裏エピソードも書かれている。
   これは貴重だ。

   この本に書かれている選手やエピソードをほとんど知っている
   私は、通勤の間に読んでて何度もウルウルしてしまった。

   優勝メンバーだった谷繁(中日)や石井琢朗(広島)は、他の
   チームへ移籍してもなお、今でも横浜のことを想ってくれている
   のがわかり、安堵からまた涙してしまった。


   この本は何度も読み返すものではない。ダメダメベイスターズ
   のふがいない歴史を一冊にまとめて、ここに封印するための
   ものだ。親会社がDeNAとかわった今、新星ベイスターズとして
   気持ちを新たに前を向くべきだろう。

   読む前は球団に対する暴露本かと思っていたら、著作者の
   村瀬さんの文章には“ベイスターズへの愛”が感じられる。


   なお、後から発売された文庫本には村田修一のインタビュー
   が追記されているので、これから読みたい方は文庫本をオス
   スメします。


東京都知事選、小池百合子が当選を果たした。
私の予想と違って驚いた。
問題はこれから。どのように都政を動かしていくか
その手腕が問われる。


 8/1(月)『額作りは楽しい』

   去年イギリス展に出品した作品に額を付けようと画材店
   Toolsへ行った。

   作品は『慕情』。

    

   私はToolsの会員になっていて、30%オフのハガキが届い
   たからというのもあるが、以前、ここで額を作ったことがあ
   るので信頼しているのもある。

   まず、「どのような額をご希望ですか?」と聞かれたので、
   黒かいぶし銀の枠に明るいマットを付けた和風をイメージして
   いると言った。

    

   左上のサンプルが私のイメージ。

   オーソドックスで間違いがない。
   けど、店員とあれこれ話していると、いろんなタイプを見せて
   くれた。


    

   例えば、人魚の尻尾の紺色をマットに利用した額(上写真)や、
   人魚のオレンジ色のドットを模して、黒とオレンジ色の額の組み
   合わせにしたり・・・

   目からウロコではないけれど、なるほどと感心するばかり。

    

   決めたのは、黒縁に海草状のシルバーの模様が付いた上の額。
   海洋生物のイメージがして幻想的な作品になるからだ。

   私が思うに、額装は絵の作者が決めるよりも、額装のプロが、
   作品をパッと観たインスピレーションで決めてもらう方がいいと
   思う。客観視できるからね。

   ということで、完成したらここでご披露します。


   関連記事 2015/09/2『ロンドン出品作の完成\(^o^)/』

相模原市の障害者施設で26日未明、19人が死亡、
26人が重軽傷を負った殺傷事件が発生した。
犯人は元職員で内部事情に詳しく計画的な犯行だった。
痛ましくてやりきれない。


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ここに書かれている内容は個人的な感想によるものです。
特に悪意はありませんし下心もありません。


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