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ひとりごと2012年11月

 ここは私の独り言のページです。展覧会や映画の感想から、日頃思ったこと、感じたことを不定期的にアップしていきたいと思います。お付き合い下さい。



 11/30(金)『アート100円ショップ』


   ネットは便利で早い。

   新作3点「輪廻転生」「蜘蛛」「希望」のポストカードを作った。
   以前はポジ写真を東京の印刷会社に持って行き、手渡ししつつ担当者とイメー
   ジを打合せて作っていたが、今はネットですべて事足りる。

   デザイナーに絵のデータをメールで送って、作ってもらったデザインを確認し
   たら、そのまま印刷会社に入稿。2日で版下を送ってもらい。チェックしてOK
   を出したら4日目で完成品が宅急便で届いた。

      

   デザイナーにデーターを送ってからポストカードが届くまで15日!!
   しかも電車賃もかからない。

   今度の土曜と日曜に大和市のイオンモールでクリスマスカード展と『アート100円
   ショップ』をやっている。これは、以前、大和市で行ったイラストコンペの入賞者に
   よるポストカードの展示販売と、地元アーティストによる手作り小物を100円均一
   で販売するものだ。

   私のポストカードも扱うので、お近くの人(に限らず)時間がありましたら遊びに行っ
   て買ってください。

      

   YAMATO ART100「クリスマスポスカ展・アート100円ショップ」
   12/1(土)13:00-16:00
   12/2(日)10:00-16:00
   場所、イオンモール大和 ウォーターコート
   *販売された売上金額の一部は「芸術・文化による震災復興支援ファンド」に寄付されます。


いつもHPを見てくれている人から最近健康的ですね
と言われた。思えばインジケーターが『みどり』なのは
1年で何日あるんだろう。
めったにないので今のうち見ておいて下さい。(^_^)

 11/29(木)『ドキュメンタリー映画「流」』


   会社のOBでフリー・カメラマンが撮ったドキュメンタリー映画が公開された。
   場所は東中野の『ポレポレ東中野』。

   ポレポレ東中野はミニシアター(単館系)で、主にドキュメンタリーや新人監督の
   作品を中心に上映している。

      

   100席ほどの小さな劇場で、壁から天上までパーマネント・グリーン。シートの生地は
   黒で裏が赤という大胆なカラーリングだ。約100人程度の映画館にしてはスクリーン
   が大きくて迫力があった。それもそのはず、Wikipediaによると客席1席あたりのスク
   リーン面積が日本で最も広い映画館だと書いてあった。そんなデータがあるの初めて
   知った。

   さて、映画「流(ながれ)」は、神奈川県を流れる中津川に生息する絶滅危惧種の植物
   『カワラノギク』を残そうと個人で活動している吉江さんと、中津川に住んでいる
   水生昆虫を1960年から調査している地元学校教師、斉藤さんのふたりのおじいさんの
   10年間の活動を追ったドキュメンタリーである。

   この二人のおじいさんは誰に頼まれたわけでもなく、お金になるわけでもないのに毎年
   もくもくと作業を続けている。同じ事を毎年繰り返すその姿に感心するし頭が下がる。
   チラシに「この映画は日本の“木を植えた男”です」(作家 童門冬二)とあるように、
   まったくその通り。ひたすら二人のおじいさんは活動を続けるばかりだ。

   カワラノギクを移植するおじいさんの姿はやがて人の目に留まり、NPO法人の協力を
   得てラストでノギクの花畑が満開に咲くことになるのは、すがすがしい気持ちになった。

   惜しむは、作品がずっと河川敷(河原)だけで進行するため、周囲の山々の自然や風景
   が出てこない。映画として狭い印象しか残らなかった。年月は字幕で出るものの、
   四季の映像がないので、10年の時間を観客の体験として入ってこなかった。

   それと主人公2人のおじいさんばかりで周囲の住民が出てこない。もくもくと活動する
   ふたりを住民はどう感じているのか、2人の家族はどう思ってるとか、周囲を見せてく
   れた方が主人公の2人がもっと浮かんだんじゃないかと思う。

      
   ドキュメンタリー映画「流(ながれ)」〜11月30日まで
   ポレポレ東中野
   http://www.mmjp.or.jp/pole2/


ひさびさに休みがとれたので、
録画したまま観てなかった
映画「ジョニーは戦場へ行った」を観た。
・・・一気に憂鬱な気分になった。(_ _;)

 11/26(月)『ひさびさの3連休』


   ここ半年、連休のうち必ず1日は仕事でつぶれていたが、今回ようやく3連
   休をゆっくり休むことができた。

   金曜日はベイスターズのファン感謝デーの招待券をもらっていたが、あいに
   くの雨。もともと行く気はなかったので一日家で過ごすことにする。

   まず録画したけど時間が無くて観れなかった「ジョニーは戦場へ行った」を鑑賞。
   ・・・内容のあまりの暗さに気分が一気に落ち込んだ。(_ _;)

   で、カンフル剤として岡本喜八の「戦国野郎」を観る。こいつは痛快まるか
   じり!。さすが喜八っつぁん面白い!o(^o^)o
   オープニングの掴みはOKで、アクの強い俳優陣が楽しーし、編集の切れ味イーの
   星由里子はキリっとして美人だの(若大将シリーズより断然こっちのが好き)
   エンディングまで一気に見てしまった。これでテンション復活。

      

   土曜日は知人の自主ショートムービー「みーつけた!」が「横濱HAPPY MUSiC
   映画祭2012」のコンペティション優秀作品に選ばれ、関内の映画館『ジャック&
   ベティ』で上映したので行って来た。最近のショートムービーを観ると、その完
   成度の高さと映像へのこだわりに驚かされる。プロになると忘れてしまう“熱い
   想い”に改めて気づかされて反省。

   また、横浜市民ギャラリーで行われている第68回『ハマ展』も鑑賞。これまた大
   作で気合いの入った作品にアーティスト魂を刺激された。

   沸々とわき上がる闘志を胸にして、その晩、新作をスタートする。
   前回、フランスに出品した「ミューズ」は“描かされた”感が強く満足できなかっ
   たので、自分の中でのリベンジのつもり。8月末に作品を送ってから3ヶ月、よう
   やく自分の中から描きたい気持ちが強くなってきた。過去に描いたエスキース
   (下絵)から3つの作品をチョイスして、その中から「ビーナスの誕生」を50号の
   大作に描くことに決めた。

   日曜日は毎月1回楽しみにしているNHK、Eテレ「短歌 de 胸キュン」を観る。
   短歌作りを若者にやさしく楽しく勉強できる番組で、青春時代のトキメキを思い出
   す。この番組、大好き。

   午後から愛車フォレスターのワックスがけ。車のワックスがけって、私にとって
   “幸せの象徴作業”。厳しい仕事が終わった後の、この開放感をゆっくり満喫した。

   ということで、ひさしぶりに充実した3連休だった。

  ♪ピンポーン、追伸
   横浜シネマ『ジャック&ベティ』では12月15日〜21日までロバート・アルドリッチ
   監督の「合衆国最後の日」を上映する!!、これ、私が大好きな作品なんです。
   ひさびさにスクリーンで観ようかな。



 11/24(土)『モノ・プロセス』


   友人、太田実監督の芝居「モノ・プロセス」に行った。

   ひっそり亡くなった青年、薫(カオル、便宜上この漢字をあてます)から届いた
   招待状を手に集まった7人。亡くなって月日がたった今、誰が何のために集めたのか
   (集められたのか?)、彼の部屋に集まった7人による薫像をそれぞれ演じていく・・・。

   亡くなった薫(劇中、本人は出てこない)との出会いや思い出を回想するため、登場人
   物が薫の生前を演じるのは劇では当たり前のことである。けど、それを太田監督は
   “寸劇で演じて見せる”という行為で表現したのは、この芝居の特徴であり太田演出の
   勝利だと思う。

   「私にも(お芝居)できるかしら?」「大丈夫、やってみなよ」なんてセリフがある
   ように、薫の出会いを小芝居を演じて見せている(文章で伝わるかな?)。
   初め、かなり違和感あったが、観ているうちにその意味にだんだん気付いて来た。

   人は普段の生活で自分の本心のままに生きているわけではない。仕事に行けばサラリー
   マンの顔を持ち、家庭では妻の夫を演じることもあれば、子どもの親を演じることもある。
   デートの場合は、異性に好意をもたれるように本当の自分を隠して格好良く演じている
   自分に気づくことは多い。今回の芝居が単なる回想ではなく、それぞれの目線で見えた
   薫君を“演じる”という工程は、客観視ではなく、それぞれの主観で薫像を描きたかった
   と思う。

   (仏教で)お釈迦様の話しに動物の『ゾウの話し』があるのを思い出した。
   お釈迦様はゾウを知らない人たちを集めて目隠しをさせ、ゾウをさわらせた。
   ひとりの男はゾウの鼻をさわって、「ゾウってまるで蛇のように細くて長い動物ですね」
   と感想を言い、別の男は(耳をさわって)「ゾウって薄くて平べったくて布団のようです
   ね」と言い、別の男は足をさわって「ゾウって臼(うす)のように太くて丸いんですね」
   と言ったそうだ。人が目にしているのは物事の一面にしか過ぎなくて、誰も真実を見通し
   ているわけではないという話しである。

   すでに亡くなって存在のない薫を7人の目線で演じることで、人物を浮き上がらせるた
   めだ。だとしたら、欲を言えば、もっとそれぞれの目を通した印象がバラバラの薫を登場
   させて観客を惑わしてもよかったんじゃないかと思う。でも、女装癖があったり充分して
   いるんだけどね。

   もうひとつ、特筆すべきに当たるのは主演の由香里を演じた黒澤尚子さんである。
   彼女は女装する薫を好演している。彼女は「ひとりごと」でも紹介した大和市のビデオ
   「月見野で君に出会う」に出演してくれた真希役の女性である。
   彼女が演じた『女装した薫』にまず驚いた。難しい役を演じていて、特に中盤、薫の
   高校時代で、宝塚を受験する男装する女子(書いてて複雑だな・笑)の演技は痛快で、
   はつらつとしたその演技に拍手を送りたい。彼女の持つ演技の幅に感心した。

   劇場のSTスポットは、20人程度しか入らない小さな小屋で、それがかえって観客も薫の
   部屋に居るような共有感覚を持つ。置いてあるカラーBOXが夜景のビルに見せたりという
   セットと照明もよく考えられていて、1時間50分という長編なのに全然飽きさせなかった。
   私の嫌いな演出家の思いこみ的なアングラ芝居にならず、しっかりとしたストーリーに
   包まれる作品で面白かった。

      

   「モノ・プロセス」 〜11月26日(月)まで
   横浜STスポット 横浜駅西口、ホテルベイシュラトン裏。
   チケット予約は「初級教室ホームページ」より http://www.seed-class.com


   関連記事 11/16(金)『大和市クランクイン!』(上から3枚目の写真に黒澤さんの横顔が写ってます)



 11/20(火)『フランス展インタビュー完成!』


   フランスへ行って1年が経った。

   早いなあ、ついこの間行ったばかりだと思っていたのに。
   で、遅ればせながらフランス展で取材したインタビューがやっと完成した。

   ここまで時間がかかったのは仕事が忙しかったのとフランス語の翻訳。
   フランス語ができる知人にたのんだけど、結局、自信がないからと断られ、
   仕方なくプロの翻訳家にお願いしたからだ。

   インタビューを見てもらう前にひとつ報告しておくと、フランス展は、私が
   参加したファイン・アート部門と同時にゲイ・アート部門も展示されていた
   のである。フランス人の娘のインタビューにゲイ・アートの感想があるのは
   そのためだ。


      『フランス展・ショートバージョン』(3分41秒)
      
       http://youtu.be/FKZTTxHgaBw

     ショートバージョンは純粋にインタビューだけを集めたもの。
     まずこちらをご覧下さい。見やすいと思います。


      『フランス展・ロングバージョン』(5分26秒)
      
        http://youtu.be/CzQRW0nTWTw

     ロングバージョンはパリの街並みを撮ったオープニングと、マネージメント会社
     のオーナーの挨拶が入っているノーカットバージョンです。

   いずれもインタビューの最後が私の作品で、気に入ってくれたロマンチカンさん
   の感想は、何度見てもうれしいし今後の制作活動の励みになります。(^_^)

   さあ、撮影も終わったことだし、そろそろ新作をはじめるとするかな。

   関連記事 2011/11/1『2011アートコレクション in パリ展』


気をもんだ撮影が終わった。
天気は悪かったものの、スタッフの力で
何とか撮影を終えた。体重が1.5キロ減った(喜)

 11/18(日)『カマキリさん現る』


   昨日、大和市の民家園で撮影してたら、子役が「庭にカマキリがいっぱいいるよ」
   と教えてくれた。

   そう、今の季節、カマキリが現れる時期だ。

   うちの庭にも、この時期になると大きなカマキリが目立つようになってくる。
   太陽がのぼり始めた出勤時間になると、家の白い壁にはいあがってきて、日向ぼっこ
   をはじめるのだ。

      

   写真を撮ったのは金曜日。
   その日は3匹いた。

      

   カマキリは自分で体温調整ができないから、こうして日を浴びて体を温めるのだ。
   これからバッタとか虫をたくさん食べてお腹を膨らまし、卵を産む準備をする。

      

   毎年毎年、決まって繰り返される自然の摂理。
   私にとって庭のカマキリたちは家族のようなものだ。
   たくさん食べて丈夫なややを生んでおくれ。

      

   虫が嫌いな人のために、近所で採れたカラスウリの写真を。


   関連記事 6/28『蛇口から水を飲むネコ』


フジテレビで「アイアンシェフ」がはじまった。
これは昔好きだった「料理の鉄人」の現代バージョン
である。 楽しみが増えた。

 11/16(金)『大和市クランクイン!』


   先日紹介した大和市のドラマ「月見野で君に出会う」。
   11日(日曜日)いよいよ撮影がはじまった。
   まず、作品のオープニング、主人公酒井が田園都市線の「つきみ野駅」に降り
   立つ場面からクランクイン!

      

   酒井にとって「つきみ野」は、45年前の学生の頃、発掘調査のために来た思い
   出の地。駅前には路上ライブも再現し、駅のにぎわいを出しました。

      

   午後は下鶴間の「ふるさと館」での撮影。
   やってきた酒井が縁側で話しているママと子どもにあいさつします。

      

   ここ「ふるさと館」には、江戸時代の商家を復元し、当時の日用品や、当時売られ
   ていた薬が展示されています。

      

   2日目は泉の森の民家園でミニクレーンを使っての撮影。
   軒先につるされた網目の籠(地元では“メカゴ”と呼ぶ)ごしに、見上げる登場人
   物を撮影した。

   11月にすべての撮影を終えて編集に入ります。

   関連記事 11/3(土)『大和市ビデオ出演者発表会』


キューピーちゃんこと石川進さんが亡くなられた。
石川進さんと言えば「おはようこどもショー」。
ご冥福をお祈りします

 11/13(火)『パリのまずいラーメン(フランス旅行記25)』


   “パリのラーメンは悲惨だ”とどこかのブログに乗っていた。

   そう聞くと、どれほど悲惨なんだろうと興味がわいてくる。

   フランスに行って3日目にラーメンが食べたくなったので探してみた。
   まずはルーヴル美術館近くの路地にあった『サッポロラーメン』。
   白い喫茶店のような外観に赤いのぼりが目印。3軒右隣に麻布のうなぎ料理『野田岩』
   がある。よくガイドブックに野田岩が紹介されているのでそこを目印に行こう。

      

    店内はテーブル席がいくつかとカウンター、2階もあるらしく、後から来たフランス人
   があがって行く。注文をとっているおばさんは日本人のようだった。

   私が注文したのは味噌ラーメン。

   まわりの視線が気になってどんぶりの写真を撮らなかったが、今思うと撮っとけば
   よかったと後悔する。

   で、ラーメンの味は・・・、

   食べて うっ と感じたのは“麺”。

   何だろう、ボソボソしててラーメンのツルッとした食感がない。
   スープは、味噌は入ってるもののダシが物足りない、というか、ダシに入ってるはず
   の決定的な何かが抜けているって感じ。う〜ん、“悲惨だ”とまではいかないけど、
   やはりウマイと言えるものではなかった。

      

   (上の写真)面白くなって翌日行ったのは『ラーメン ひぐまHIGUMA』
   アンドレ・マルロー広場に面したモダンなレストランになっていて観光客でにぎわっ
   ていた。

   注文したのは同じく味噌ラーメン。
   麺はツルッとした感じがあってサッポロよりイイ。こちらも多少スープに物足りなさは
   あるけど、挽肉がトッピングしてあって全体の印象としてまあまあだった。

   注文して届く間にお客の反応をながめてたら、フランス人はラーメンよりも焼きそばが
   好きなようだ。でも「ヤキソバ」とは言えずに「ヤギソバ」と「キ」を濁って発音して
   て、まるで「山羊(やぎ)そば」と言ってるように聞こえて、ひとり笑っていた。

   *  *  *

   さて、もう一軒、見つけた。

   ポンピドゥセンターの噴水前に見つけたんだけど、

   看板を見て入るのをやめてしまった・・・。

   ・・・それは・・『パンダヌードル』。

 

      

   この看板を見たらラーメンにこだわりを持つ日本人のプライドがゆるさんでしょ。

   ・・・だって『パンダ・ヌードル』だよ。

   何が気に入らないって、メチャ陽気そうなパンダの顔が気に入らない。(^_^;)


   関連記事 10/12(金)『ギメ美術館(フランス旅行記24)』



 11/10(土)『キューピーちゃん亡くなる』


   歌手の石川進さんが10月29日に亡くなられた。

   石川進さんといえば「おはよう!こどもショー」(1965-80、日テレ)の『キュー
   ピーちゃん』。おでこが広い特徴ある顔で、滑舌明朗で明るく元気で好きだった。
   「土びん、花びん、茶びんのビンちゃんでーす」の楠トシエさんとのコンビが楽し
   く、愛川欽也のロバ君とともに朝の顔だった。

   キューピーちゃんはもともと歌手だったようで、『ダニー飯田とパラダイス・キング』
   に参加していたそうだ。でも、私が知ってるのは子ども番組とアニメソングの人。

   アニメの主題歌で真っ先に思い出すのは「オバケのQ太郎」の歌。
   これで日本レコード大賞童謡賞を受賞したそうだ。他には「ウメ星デンカ」「パー
   マン」「ど根性ガエル」「クレクレタコラ」かな。タイトルを上げただけでキューピー
   ちゃんの歌声が思い浮かぶ。「スーパースリー」ではフリー役の声優として活躍した。

   “ラリホ〜”

   アニメ以外に思い出すのは、「ウルトラQ」の第10話「地底超特急西へ」。
   運転司令室の主任ははまり役で、新聞記者に威厳を保とうとするが、どうしても
   ボロが出てしまうというズッコケ役だった。地底超特急『いなづま号』の新システム
   を紹介する時、「J.F.O.M.E.と呼ばれる装置でありまして・・、いや失礼、
   J.O.F.M.E・・、いや違う、J.F・・(もごもご)装置がぁ〜」という場面は
   何度見ても笑ってしまう。

   亡くなられた事を偶然ブログで見つけたが、もっとワイドショーやニュースで
   とりあげてもいい人だと思う。

   お悔やみ申し上げます。


BS日テレの「ぶらぶら美術館」は面白い。
山田五郎の知識の幅がすばらしい。
いい番組だ。

 11/7(水)『拷問博物館』


   仕事でお茶の水の明治大学博物館へ行った。
   目的は考古学の資料についての打合せだったが、

      

   ここ明大博物館には、知る人ぞ知る、もうひとつの顔を持っている。

   それは・・・

   拷問博物館』でもある。  キャ〜 (゚O゚;

   江戸の捕者や牢問と裁きについて、また日本や諸外国の拷問・処刑具の歴史を語り
   伝えるために実物資料を展示している。

      

   上の写真は、時代劇で知っている人がいるかもしれないが、ムチ打ちで自白が
   得られなかった場合に使われた拷問具。

   「石抱拷具(いしだきごうぐ)」と呼ばれ、のこぎり状にカットしたそろばん板の上に
   正座させられて、膝の上に重しの石を乗せられるもの。
   黒い人形が観ていて痛々しい。別名「算盤責め(そろばんぜめ)」

      

   西洋のものもあって、手前はフランス製のギロチン台。
   学芸員の説明によると、ギロチンは1981年まで使われていたそうだ。

      

   上はドイツの「ニュルンベルクの鉄の処女」。
   中世ドイツの拷問・処刑道具で、人形の内側に針が何本も出ていて、この中に
   人を閉じ込めたそうだ。

   こうして拷問と死刑の歴史を見てくると、ギロチン台がいかに優れているのが
   よくわかった。やっぱ、苦痛を伴うよりも、ギロチンでスパッと殺されてしまう方が
   マシだね。

   ちなみに、ギロチンの刃が斜めになったのは後に改良されたもので、当初、
   刃は水平で、そのため首がきれいに切れなかったそうだ。

   この日は天気も悪く憂鬱だったけど、拷問博物館を見て気が晴れた。

   これでイイのだ。



 11/5(月)『夢庵のしゃぶしゃぶ食べ放題』


   仕事の帰りに食事処『夢庵』によったら、「しゃぶしゃぶ食べ放題1人1,980円」
   の看板が目にとまった。

   その日は大和市のドラマの衣装合わせとリハーサルを終えたので、自分へのご褒美
   と思い入ってみた。私は大の“しゃぶ好き”。 ←語感がちょっと危険?

   店員に「ひとりでもいいですか?」と聞くと、快く「はい」と答えてくれたので
   胸を張って入店。(^_^) 店はすいてたので4人席にひとりで座らせてもらった。

   「しゃぶしゃぶ食べ放題」は、中国の火鍋のように半分に仕切られた鍋が出てきて、
   基本の昆布だしの他にもうひとつ好きなだしを4種類の中から選べるようになって
   いる。私は赤色の「ぴり辛だし」をチョイス。

   まず基本セットが運ばれてきた。

      

   牛肉、豚ロース、野菜の盛り合わせ・・・。
   あれっと目を見張ったのは写真右奧のウインナーと鶏肉、つみれ団子のプレート。
   “しゃぶ好き”の私としては絶対注文しないメニューだ。
   さてはこれで腹を膨らませて肉を減らす店側の作戦か? と勘繰る。ま、いいか。

      

   ひとりなのにテーブルいっぱいになってしまった。

   お味の方は、まあまあ。

   残念なのは、牛肉がいまいち。味も感じなくて元気がない肉だった。でも、三元豚は
   さっぱりとして癖がなく美味しかった。私は牛肉よりも“豚しゃぶ派”なので、
   これには満足。

   結局、豚ロースを2皿とご飯、野菜の盛り合わせを1セット追加して満腹になった。

   1人1,980円というのは税別で、込みだと2,079円。
   ひとり2,000円で食べ放題っていうのは他にないだろうし、素直に嬉しい。
   家族で行ったりする場合は、最後に雑炊をするのをおすすめします。


   夢庵 しゃぶしゃぶ食べ放題 1人1,980円(税込2,079円)制限時間100分


作家の藤本義一氏が亡くなられた。
藤本氏といえば11PM。“大阪イレブン”の司会が記憶に残る。
知的で穏和でユーモアがあってダンディーで、
あこがれの方だった。ご冥福をお祈りします。

 11/3(土)『大和市ビデオ出演者発表会』


   大和市では、文化遺産を活かした観光振興・地域活性化事業のひとつとして
   市内3つの文化財・歴史施設を広報するためのPRビデオ(ドラマ)を制作して
   いる。その仕事を担当しているが、これがなかなか大変。

   ドラマの出演者を市民から公募したが、苦労したのは主役の定年退職したサラリー
   マンの男性役。出演者を募ったのに、結局、応募者ゼロ。
   仕方なく、主役だけは市民にこだわらずプロの役者さんにお願いすることにした。

      

   公募で集まった推薦人を含めた45人の中から、23名が決まったので
   先月記者発表した。

      

   この様子を10月25日の「リベルタ大和・相模原南部版」に記事が載った。

       『リベルタ(大和・相模原版)』

   これからリハーサルや衣装合わせを経て、来週、撮影に入ります。
   ぎょー界用語で“クランク・イン!”です。 (^_^;)

   関連記事 3/4『YAMATOイラストコンペの表彰式』



 11/01(木)『夜間にカラフルな光の木漏れ日が』


   仕事帰りに日本大通りを歩いてたら、街がライトアップされて輝いていた。
   これは昨日から始まった「スマートイルミネーション横浜2012」というイベント。

      

   イチョウ並木を照らしているはLEDライト。
   これは高橋匡太氏の「夜の木陰」というインスタレーション。
   夜間にカラフルな照明をつけて“木陰”を作り出している。

      

   旧関東財務局にはポップでカラフルな「moon flower dream」という作品が展示してある。

      

   これは、顔料や砂糖など身近な素材でつくられたファンタジックなオブジェ。
   まるで“光るこんぺいとう”のようでカワイイ。

      

   街ゆくほとんどの女性がオブジェの前に立ち止まっては“カワイイ”と言って
   写メを撮っていた。

   「スマートイルミネーション横浜2012」は、関内に限らず、横浜駅東口、MM21の
   汽車道、象の鼻パーク、山下公園・大さん橋で行われている。


   「スマートイルミネーション横浜2012」
    http://www.smart-illumination.jp/
    10月31日〜11月4日(日) 毎晩17時から22時まで点灯

   関連記事 10/24『野毛のアートマニア・カフェ・ギャラリー』


デパートのコンコースに来年のカレンダーが
並びはじめた。ついこの間まで夏だったのに、
もう1年が終わってしまうとは・・・

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