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ひとりごと2012年5月

 ここは私の独り言のページです。展覧会や映画の感想から、日頃思ったこと、感じたことを不定期的にアップしていきたいと思います。お付き合い下さい。



 5/30(水)『できない、生みの苦しみ』


   うーん、できない。

   できない。できない。できない。できない。できない。できない。できない。

   GWにはじめたフランス展への新作。

      

   どうにか下絵を拡大してキャンバスに写し取るまで来たんだけど、
   そこで止まってしまった・・・。

   気分がのらない。まだ満足いってないんだ。
   こいつは まいった。

   作業は予定より1ヶ月遅れている・・・。 汗

   会社から帰って食事をすませて、そこから23時まで描いてる。
   さすがに連日続けてたら疲れがたまってきた。

   うーん、苦しいけど、ここで止まってはいられない。
   ゆっくりでも何とか進めなければ・・・。

   進めるうちに打開策なりアイデアが浮かぶはずだ。

   うーん。 それにしても困った。

   関連記事 5/12(土)『こもって作業』


今年も健康診断をした。
体重は増え、お腹周りは大きくなり、
目が霞んで血圧が高くなった。
もう、若くはないさと言い訳したい・・・。(^_^;)

 5/28(月)『鬼才、曽我蕭白はワイルドだぜぇ』.


   いい天気だぜぇ。 ←スギちゃん風

      

   こんな日は上野の国立博物館へ行かなきゃソンだぜ。
   今、「ボストン美術館 日本美術の至宝」特別展をやってて、ボストン美術館にコレクションされて
   いる日本の美術品92点が里帰りしているんだ。

   古〜い屏風やカビ臭い絵巻物、陰気くさい掛け軸がいっぱい展示されているんだぜ。ワイルドだろ。

   等伯、光琳、若冲と、日本のスーパースターが揃う中で、オレが注目したのは、曽我蕭白(そがしょ
   うはく)という画家。破天荒で不気味な蕭白の作品が見られるのはめったにないチャンスだぜ。

      
         ほう居士・霊昭女図屏風

   上は「ほう居士・霊昭女図屏風(ほうこじ・れいしょうじょずびょうぶ)」という、中国唐代の仙人、
   ほう居士(ほうこじ)を描いたもの。川で洗濯する女のチラリと覗いたふくらはぎに見とれて法力を
   失った場面を描いている。男の本性を露わにした仙人の好色な眼差しがワイルドだぜぇ〜。

      

   顔をアップすると、どうだい、キモいだろ!
   好色そうな目に、口を半開きにして今にもよだれを垂らしそうだ。よく見ると鼻毛が伸びてる。
   女もよく見ると美人ではなく、間の抜けた大阪のオカンみたいだ。

       

   上は「虎渓三笑図屏風(こけいさんしょうずびょうぶ)」。
   中国の賢者3人が集まって歓談した後、俗世間に通じるので渡らないと決めた橋を、話しに
   夢中になるあまりうっかり越えてしまい、みんなで大笑いしている図。何とも滑稽だろ。

   残念ながら3人のバカ面はネットになかったので、会場で直接見てくれ。
 

   私は若い頃、この醜くて汚い蕭白の絵が嫌いだった。

   蕭白が生きていた時代は狩野派や琳派が活躍した時代で、シンプルな中に斬新な構成美と写実的
   な描写力がウケていたから、デッサンがゆがんでキモイ蕭白はまったくウケなかったに違いない。
   だから海外に流れたんだろう。 ←勝手な推測

   美術館には年輩の方が多く来館していた。
   私のとなりで観賞していたご婦人3人は、上で紹介した「虎渓三笑図屏風」の絵を見て笑ってた。

   あれ、ウケてんじゃない。 蕭白、やるね。

   そう、そうなんだぜ。

   蕭白の作品は眉間にしわを寄せて考える作品ではなく、絵本を見るような感覚で軽い気持ちで
   見ればいいんだ。 ご婦人たちの様子を見てそう思った。

   中国に伝わる賢者をヒーローのように勇ましく描くのではなく、所詮、我々と同じ人間なんだと、
   女の足を見ては興奮するし、間違えて橋を笑って爆笑したり、風でゴロンと飛ばされたり・・・。
   そんな人間臭さを独自の視点で描ききった才人。作品を観ているうちに共感を持つようになった。

   チラシに載ってる襖絵の龍なんて(下)愛嬌があっていいじゃない。

      

   こうして蕭白の絵を見ているうちに、安らぎさえ感じて気が楽になってきた。


   そうか、曽我蕭白はワイルドじゃない、

         ・・・マイルドだぜぇ。 チャンチャン

   上野の国立博物館「ボストン美術館 日本美術の至宝」
     http://www.boston-nippon.jp/


   関連記事 5/14(月)『眞葛ミュージアム』

   ※お詫び※ 多くの人に絵画に興味をもってもらいたいため、ネットでダウンロードした画像を使っています。



 5/26(土)『消し消しにリムーバー』


   修正液のことを「白消し」と呼ぶ人がいるけど、私は昔から「消し消し」と呼んでいる。

   下絵を描くときにボールペンやプリントの線を消すときに使っているが、しばらく使って
   ないと先っぽが固まって出なくなることが多い。

   そんな時は本体をガチャガチャ振ったり先端をツツいたり、腹部を押したり引いたりする。
   ・・・引きはしないか。(^_^;)

   先日使おうと思ったら、やはり固まって出ない。 買ってから5、6年たってるので、
   さすがに今回は新しいのを買うしかないと諦めかけた。

   GWだったこともあって、ちょっと時間をかけて掃除してみようと思いたった。

   アクリル絵の具で固まった筆を溶かすための洗浄液に『リムーバー』というのがある。
   これで固まった液を溶かすことができるんじゃないか。そう思った。

      

   まず、修正液の突起を外そうとしたら、硬くて手で回らない。
   ペンチを使ったら逆ネジになっている。普通はキャップを左に回すとゆるむところが
   右に回してゆるめるようになっていた。

   キャップの中は白い修正液が固まって穴をふさぎ、ベトベトに詰まっていた。

   そこで、プラスチックの容器にリムーバーを入れ、突起を含むキャップとバネをしばらく
   漬けてみた。

   すると、♪何ということでしょう。 ←某リフォーム番組

   目詰まりしていた塊が溶け、キャップにきれいな穴が空いたのです。

   これぞ匠(たくみ)の技。 再び使えるように、なりました。

   5、6年たっても中の修正液はそのまま使えるので、たまには掃除して下さい。


ディスコの女王といわれた歌姫
ドナ・サマーが亡くなった。
私の青春時代の思い出ですよ。
享年63歳とは若すぎます・・・。

 5/24(木)『右も左も、カフェばかりじゃござんせんか(フランス旅行記18)』


  ひとりごとを読んでくれてる人からメールが来た。
  美術館ばかり紹介されるけど、食事はどうしたの? って。

  どうしたもこうしたもパリは食べるのにまったく困らない。
  それは、街中、いたるところにカフェがあるからだ。

      

  右を向いても左を見ても カフェ、カフェ、カフェ。
  パリは食事に関しては“真っ暗闇”ではござんせん。

      

  上の写真はカフェでみんなと食べたランチプレート。
  左手前が私でチキンを注文。サラダもポテトも大盛りで、こんなに食べられないよ。

  飲み物は当然ワインですよ。お天とうさんの出てる真っ昼間から、パリのカフェでワインなんぞ
  頂戴して、あっしゃぁ幸者じゃござんせんか。

  街には他に、手作りパンやサンドイッチ店も多く、公園のベンチでプチ・ピクニックもしました。
  紅茶の好きな人は『サロン・ド・テ』という、
  ♪ 紅茶の美味しい喫茶店〜、もある。 by 柏原芳恵でっす。

  だから、マクドナルドなんかのバーガーショップは一回も入らなかった。
  …というか、あまり見かけなかったなあ。パリにファーストフード店は少ないんじゃないだろうか。

      

  上はポンピドゥセンターという美術館のカフェで食べたもの。

  アボカド、レタス、チーズ、生ハム、トマトの具材を『トルティーア』というトウモロコシの粉に
  小麦粉を加えたメキシコのパンで巻いてある。

  斜めに切ったロールを2つ並べて立てているのが変わってるでしょ。
  これはポンピドゥセンターのパイプのイメージじゃないだろうか。

      

  ポンピドゥセンターは現代アートを展示する美術館で、建物も斬新なデザインをしている。
  写真のような配管パイプが建物のまわりにたくさん配置されているんだ。
  どう、イメージあるでしょ。


  あと、夕飯は仲間とフレンチを食べました。その様子は別の時に紹介します。

  そうそう、パリの“まずいラーメン”も2店舗入ったので、それもいずれ紹介します。

  関連記事 5/6(日)『エッフェル塔は鉄のレース(フランス旅行記その17)』



 5/22(火)『金環日食』


  いやあ、本当に日食しましたね。

  横浜は厚い雲に覆われてたけど、ときおり、雲の切れ間から見ることが出来ました。o(^-^)o
  テレビで見るのと違って、肉眼で見ると、シルエットでありながら手前の月が立体的な『球』をし
  てるのに感動した。

  無限に広がる宇宙空間で、その誕生から百数十億年という時間からしたら、ほんのささいな、
  一瞬の出来事なんだろうけれど、

  今、自分の目の前で太陽と月が完全に重なるという偶然を、空間的なイメージで客観視してみると、
  神秘的を超えて“奇跡”を感じてしまう。

  日食に一喜一憂している間、絵のことも仕事のことも、社会のことも政治のことも
  一切 頭の中から消え、今、日本中の多くの人々が一緒に空を見上げているかと思うと、
  この素晴らしい一瞬を 何か別のことに利用できたらいいなあ、と、感慨深く思ってしまった。

  合掌


  *   *   *


  ところで、

  準備したビデオだけど、・・・ダメでした。
  サイズの違うフィルターを何枚も重ねたから、レンズ内で光が乱反射してピントが合わなくて

  ・・・ピンボケでした。(^_^;)


  *   *   *


  そうだ!

  みんな空見てたんだからさ、広告を載せた飛行船を飛ばしたら、みんなが見ただろうにね。
  宣伝効果バッチリだぜ。  バキッ(。。 )☆\(--;) もっと真面目なこと考えろ!

  チャンチャン


月曜日は一生に一度あるかないかの金環日食の日。
ひとりごとのためにビデオを撮ろうと思ってるが、
天気はどうなんでしょう?
曇りだとしても少しは顔をのぞかせてほしい。

 5/20(日)『金環日食の準備・・・』


  いよいよ月曜日に金環日食が見られる。

  でも・・・、横浜は『ベタ曇り』らしい。(_ _;)

  私は中学2、3年に自由研究で天体望遠鏡で太陽黒点の観測をしていたことがある。
  今、そのセットが残っていれば金環日食の写真をバッチリ撮ることが出来たが、
  はるか前にセットは壊れて捨ててしまった。

  でも、その時の名残として太陽を直接見られるサン・フィルターを持ってるので、
  濃いめのサングラスとサン・フィルターでお金をかけずに観測しようと思っていた。
  ところが、昨日、「ひとりごと」を書いてるので、写真でも撮ってみるかと思い立ち、
  急遽、ビデオカメラをセッティングすることにした。

  なにせ173年ぶりというのだから、こいつは記録しておかなきゃネ。

  カメラはSONYのTRV-10(1999年購入)。
  電源スイッチの接触不良で今は使っていないが、物置から引っ張り出してきた。
  それは、もし太陽を長時間撮影してカメラの撮像素子が焼き付けを起こして壊れてしまっ
  てもいいようにだ。

     

  まずカメラにサン・フィルターと、家中に残っているNDフィルター(光量を下げるもの)を
  かき集め、レンズの口径が合わないので重ねてテープで貼り付けて、2階の東側の窓に設置した。

     

  今朝(日曜日の)7時30分もテストしたが、横浜は曇りで、ぼんやりとした太陽だった。

  さて明日は

     ・・・・やっぱダメかな? 


ここに来て仕事が重なってきた。
インタビューのロケはあるけど予算が無くて
仕方ないから自分がディレクターでカメラを回すことに…。

 5/18(金)『SONY ワイヤレスマイクUWP-V1』


   インタビューの仕事が多くなってきたので会社でワイヤレスマイクを購入した。
   送信機と受信機がセットになってる『SONY ワイヤレスマイクUWP-V1』。

   業務用にもかかわらずセットが充実してて、ピンマイクのウインドスクリーンは
   無くすことも考えて3個あったり、変換ケーブルも各種そろっていたりと親切。

   一番の便利くんは『シューマウントアダプター』。カメラのシュー部に付けられる。

      

   これを私のカメラ、CananXA10にセッティングしたら、ぴったしカンカン。

   このカメラには外部入力が2系統あるため、チャンネル1に外部マイクを、チャンネル2に
   ワイヤレスを付けられる。それぞれ同時録音できるため ちょー便利。

     

   レシーバー(受信機)には2本のアンテナがあって送信機からの電波を受信状態の
   良い方を選択でき、音切れやノイズは従来機より少ない。 ←SONY調べ

      

   送信機も以前より小型で軽量になって、ご覧の通り、手の大きさより小さい。
   インタビューはこれで完璧だ。


   関連記事 2011/6/1『キャノンXA10ビデオカメラ購入!』


行きつけの美容院で店長と絵について話してたら
締め切りまで時間がないことに気が付いた。
マジ やばい。

 5/14(月)『眞葛ミュージアム』


   横浜には『幻の焼きもの』と呼ばれている眞葛焼き(まくずやき)がある。

   京都生まれで明治時代を代表する陶芸家、宮川香山(みやがわこうざん)が、明治3年に
   横浜(南区)に移り住み窯場を造って「真葛焼」をはじめた。明治9年、フィラデルフィア万国
   博覧会に出品するや銅賞を受賞。つづく明治11年(1878年)のパリ万博では金賞を受賞した。
   それからというもの日本国内よりも海外での評価が高まり、作った作品のほとんどが海外に
   流出してしまったという。

   真葛焼は二代、三代と受け継がれたが横浜大空襲で窯場と住居が焼失し、四代目で廃業した。

   そんな世界が絶賛した真葛焼の博物館が横浜にある。
   横浜ベイクォーターの裏、ポートサイド地区のビルの1階にひっそりとあった。

      

   ここは私設博物館なので平日はやってなく 開いているのは土日のみ。
   GWに開いてるのをネットで知ったので行ってみた。

      

   私が入館した11時に、ちょうど解説員によるガイドツアー(鑑賞会)がはじまったので
   参加した。

      

   館内の展示ルーム。
   各作品はガラスケースに入って、360度ぐるりと見ることができる。
   私設ミュージアムなので展示場はそれほど広くない。むしろ規模としては小さい方だ。

   真葛焼は日本にほとんど残ってないため、世界に現存する作品を探して買い戻しているそうだ。

   ※写真は許可を得て撮影してます。

      
        鷹ガ巣細工花瓶

   宮川香山は、当時、金粉を使って人気だった薩摩焼に対抗して、精密な彫刻を掘り込んだ
   『高浮彫(たかうきぼり)』という技法を生み出した。その立体彫刻は精巧にできていて、
   思わず感嘆の声をあげてしまう。狭い展示ルームに鑑賞者の驚きの声があちこちで聞こえた。

      
        猫ニ花細工花瓶

   猫さまもあった。
   目が鋭くてちょっと怖いが、ふっくらとした体は撫でたくなる。

   よく見ると、猫の複雑な耳の中まで忠実に作られているのがわかる。
   正直、何もここまでやらなくてもと思ってしまう。

      
        琅扞釉蟹付花瓶(おうかんゆうかにつきかびん)

   これが香山の遺作となった「琅扞釉蟹付花瓶」。

   眞葛焼きは西欧受けするために派手な装飾と彫刻が多いが、香山が本当にやりたかったのは
   日本のわびさびに高浮彫りを融合させたものだったらしい。これが眞葛焼きの到達点だと思う。
   これが遺作とは残念で、もっともっと作って欲しかった。

   そうそう、細工が細かいので、鑑賞用に老眼鏡が必要です。(^_^) 

   眞葛ミュージアム 開館 : 土日のみ 入館料 : 大人500円
   ホームページ http://kozan-makuzu.com

   関連記事 1/13(金)『松井冬子展』


仕事で栃木県の益子へ行って来た。
益子にも竜巻による被害があり、住宅がメチャメチャ、
神社の杉の木がバキバキ折れていた。でも、すぐ隣の家は
まったくの無傷でベランダに洗濯を干していた。(-_-;)

 5/12(土)『こもって作業』


   GWは遠出をせずに部屋にこもって絵に集中した。

      

   まずはキャンバスにジェッソを塗って下地づくり。

   50号の大きさは疲れる。塗って紙やすりかけるのだけで重労働。
   少しはメタボ対策の運動になっただろう。

   で、乾かしている間はエスキース(下絵)を描く。・・・そのくりかえし。

   17時になると、自分にお疲れさまの缶ビールする。
   夕方からビールが飲めるって、しゃーせ。

   これで絵がバンバン売れて生活できるといいんだけど。

   人生、そんなに甘くないです。 ←お気に入りのフレーズ

      

   描くのは決まってるのにデザインができない。

   あれこれ描いて・・・納得いかず。

   ・・・ビールに逃げる。 バキッ(。。 )☆\(--;) こら、

   逃げちゃダメだ。 by シンジ

   関連記事 4/23(月)『今年のフランス展決まる!』
  



 5/9(水)『センベロ居酒屋「立半」』


   千円でベロンベロンに酔っぱらってしまうほど安い店のことを『センベロ居酒屋』という。
   そんな店が会社の近くにある。

      

   立ち飲みの『立半』(たてはん)。
   ビルの1階にあるが、入り口が階段の下にあるためわかりづらい。
   最近になって大きな電飾『営業』がついたので目立つようになった。

      

   店には大型テレビがありニュース番組が流れてるので、仕事帰りのサラリーマンが、
   ちょっと立ち寄ってその日のニュースを見ながら一杯飲むことができる。
   しかも安いので、お財布にやさしい庶民的なところです。

   (注意)写真のしょぼくれた男性は私ではありません。 ←念のため

      

   この店のウリは、店内にあるこの自動販売機。
   これ、焼酎の自販機で、1杯100円!

      

    焼酎の種類は6種類+1。
    こく紫(芋)、白波(芋)、雲海(蕎麦)、よかいち(芋)、くろうま(麦)、高千穂(麦)、
    ホッピー用(甲類)。すべて1杯100円だから、仮に10杯飲んでも1,000円にしか
    ならない。だからセンベロだ。

      

    買い方は、まず100円を投入。

      

   注ぎ口に自分でグラスを置いて、ボタンを押とチョロチョロ焼酎が落ちてくる。
   100円分で自動的に止まり、後はとなりに置いてあるポットや氷で、好きなように
   割って飲むというもの。 面倒だけど、慣れると案外楽しくなる。

   おつまみは、焼き物1串が100円。どうして安いかというと、焼き物は共同の鉄板で
   自分で焼かないといけないから。他にも、ソーセージの天ぷら200円、
   手羽先の唐揚200円(2個) ←オススメ

   この日はマカロニサラダをおつまみに、生ビール(中ジョッキ)1杯、焼酎お湯割り2杯
   飲んで気持ちよく酔って 750円。 ごっつぁんです。

   ところで、『立半』(たてはん)の名の由来を聞いてみたら、

   “立って半畳、寝て一畳、天下をとっても二合半”
    織田信長が残した名句からとったそうです。 

    以外と奥深かった。(汗)


とうとうゴールデンウィークが終わった。
絵を中心に生活したけれど、
納得するものはできてない。
うーん、・・・あせる。

 5/6(日)『エッフェル塔は鉄のレース(フランス旅行記その17)』


   「パリといえば?」と聞くと、凱旋門とルーブルの次に答えるエッフェル塔。 ←自分調べ

   そういえば肝心のエッフェル塔についてまだ書いてなかった。

   本当は展望台へ登りたかったんだけど、ゴンドラに並ぶ観光客の列がハンパなく、
   時間も限られいたのであきらめて登らなかった。

      

   どうですか このフォルム。 美しいでしょ。トレビアン!

   足下が広くどっしりしてて、上にいくにしたがってカーブを描きながら細くすぼまっている。
   このラインがセクシー 

   しかも遠近法がかかるため、下から見ると高く感じる。
   エッフェル塔は324m、東京タワーが333mで東京タワーの方が高いんだけど、
   見た目は全〜然逆。 まわりに高い建物もないため本当に高く見える。


      

   下から見上げた時の鉄骨の組み合わせ。

   『鉄のレース』とも『鉄の刺繍』とも言われるだけあって、本当にレースのカーテンのように
   編み込まれてるように見える。東京タワーは単純だけど、エッフェル塔は見てて飽きない。
   これは芸術ですよ!

      

   だけど、嫌いなのは色。

   エッフェル塔の色はてっきり黒か焦げ茶色だと思っていたけど、実は白を混ぜた茶色。
   チョコレート色といわれているが、薄い茶色で 何だかボケた印象がした。

      YouTube動画
      
        http://youtu.be/Z7F99onu7FU

   いつものようにYouTubeに動画をアップした。
   今回は散歩している感じを出したかったので手持ちでブラブラ歩きながら撮影してみた。

   私といっしょにエッフェル塔の下を散歩しましょう。

   レースを編んだような細かいデテールを動画で見てください。
   黄色のゴンドラが鉄の編み物の中へ吸い込まれていく様子がわかります。

   関連記事 4/21『アール・ヌーヴォー(フランス旅行記その16)』


4月にスカパーの日本映画専門チャンネルで
『日の当たらない名作シリーズ』を放映している。
先日、何気に観た
「結婚の夜」という作品に驚いた。(*o*)
お涙頂戴かと思ったら、あに図らんや、ちょ〜恐い恐怖映画だった。
5月7日に最後の再放送があるので見たい人は予約録画すべし!
ただし、映画がはじまる直前に『あらすじ』が流れるけど、
それは絶対、見ちゃダメ。 要注意!

 5/4(金)『実は、ムンクは叫んでない!』


   昨日、ニューヨークのサザビーズでムンクの『叫び』がオークションにかかり、
   1億1992万ドル(96億円)の史上最高額で落札した。

   ムンクの『叫び』という作品は、テンペラ画、油絵、パステル画など、同じタイトルの作品が
   世界中に4枚ある。今回オークションに出品されたのは1895年のパステル画のもの。
   世界中で誰もが知る作品で、めったにオークションにかからないため高値がついたんだろう。

      

     ところで、

     この有名なムンクの叫びですが、


      実は・・・

      叫んでません!! m(_ _;)m ペコリ

 

   平成10年にNHK-BS「史上最強、これぞ夢の美術館」というスペシャル番組があり、
   当時、ムンクの日記が発見されたことと、その日記の中に『叫び』を描くきっかけとなった
   出来事が記されていたというニュースでした。 以下がその文です。

   「(その日)二人の友人と道を歩いていた。
    太陽が沈み、空が血のように赤くなった。友人達は歩み去って行くが、
    私は恐怖におののいてその場に立ちすくんだ。
    そして聞いたのだ。
    大きな果てしない叫びが自然を貫いていくのを」

   つまり、ムンクの「叫び」は、画面の真ん中で頬に手を当てている人(ムンク)が声をあげて
   叫んでいるのではなく、自然を貫いて聞こえた叫び(のような感覚)に、恐怖のあまり耳をふさ
   いでいる様子を描いたものだった。もう一度、絵を見てください。耳に手をあてているでしょ。

   関連記事 1/13『松井冬子展』

    (注*1)紹介した画像は参考用にネットでダウンロードしたもので、今回のオークションの作品とは違います。



 5/2(水)『懐かしTV番組5「アダムスのお化け一家」と「マンスターズ」』


   どうやら私はテレビおたくのようだ。 ←お約束

   子どもの日特集として、私が子どもの頃観ていた懐かしい2つの教育番組(笑)を紹介します。

      『アダムスのお化け一家_マンスターズ日本語OP』
      
      URL http://youtu.be/UhLjs46LaIU

  「アダムスのお化け一家」
   「アダムスのお化け一家」は映画「アダムスファミリー」のもととなったTVシリーズ。
   原作はチャールズ・アダムスの一コマ漫画である。

   小学生の頃、まんが雑誌の巻頭に載っていたアダムスの一コマ漫画を見て衝撃を受けたのを
   今でも覚えている。それは、老城の中で魔女と吸血鬼が窓外の嵐を見て、
   「今日は何ていい天気なのかしら」「そうだね」という簡単なもの。
   でも、その絵が日本離れしてて暗く不気味で、ひと目見て虜になった。
   そのまんがを切りとって宝物にし、それから西洋怪奇ものが好きになり、中学生で映画
   「エクソシスト」と「ヘルハウス」を観てオカルトブームにハマり現在に至る。←プロフィールか?

   アダムスの漫画はただ不気味なだけでなく社会批判や風刺を含んでいた。
   人間の社会には表と裏があることや、ものごとを鵜呑みにしないで疑ってかかることなど、
   子どもの私にとって社会勉強の教科書だった。(^_^)

   TVに話しをもどすと、画面に「白黒」と出るのは、テレビ番組がすべてカラーになって
   しばらくたった頃、色が無いのはカラーテレビの故障ではないと親切心で局がつけたもの。
   この「白黒」って字幕、もうお目にかかれないので貴重な映像だ。

  「マンスターズ」
   正直「アダムスの-」よりも面白さは「マンスターズ」の方が上。
   フランケンシュタインの父がハーマン・マンスターという名前で主人公。その妻が魔女のリリー、
   おじいちゃんが吸血鬼で息子が狼少年のエドワード、そして、大学に通っているブロンド美人の
   マリリンがいる。

   面白いのはマリリンの設定。彼女はブロンドヘアの美人だけど、それは視聴者が人間の美的感覚
   として見た場合のこと。マンスター家では彼女は醜く生まれたと慰めていた。つまり美の価値観が
   逆転しているという事。彼女は自分だけ(外見が)普通の人として生まれたことにコンプレックスを
   持っている。

   「アダムスのお化け一家」はほとんど家の中や庭での出来事だったけど、「マンスターズ」は外へ
   出ることが多く、母リリーが魔女の格好のままPTAに出席したり、息子の運動会に家族揃って
   応援に出たり、そのたびに周りの人間と価値観のすれ違いにトラブルになってしまうのだ。
   笑ってるだけでは流れてしまうけど、そこには価値観の差や物事の本質を問うものを含んでいた。
   ・・・ちょっと誉め過ぎ? (^_^)

   「マンスターズ」は後にカーレースに出場する映画版「怪奇家族大暴れ」がある。

   関連記事 4/16『懐かしTVその4「スーパーマンとターザン」』


ゴールデンウィークに入った。
初夏のような気温で、庭の花にはアゲハチョウが、
木々の中ではウグイスがきれいな声で鳴いている。


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