ここは私の独り言のページです。展覧会や映画の感想から、日頃思ったこと、感じたことを不定期的にアップしていきたいと思います。お付き合い下さい。

　6/26（木）『風邪引いた』

　いやあ、ひさしぶりに風邪引いて熱が出た。

　前日の夕方までピンピンしていたのに、名酒センターで軽く飲んで、帰りの電車でだるくなり、家に着くと、寒気がして身体の節々が痛くなった。こりゃ、更年期障害にでもなったかなあと思っていた。はらたいら氏が亡くなる前に男性にも更年期障害があると言っていたのを思い出す。

　でも、のどが痛くて関節がきしむような感じ。これは風邪だなと。　いやあ、油断したな。おそらく通勤電車のクーラーが寒かったのが原因じゃないだろうか。

　熱があると、まぶたが重く熱くて、目のくまの部分がジンジンする。腕、足の関節が油切れしたようにギシギシ音を立てているような感じで、スムーズに曲がらない。時々、頭痛がする。こめかみが痛むんですね。指の先がジンジンしびれています。身体がだるくて横になりたい。

　大事な打合せを終え、通常の退社時間に帰り、早めのパブロンを飲んで寝ました。

　6/23（月）『好きなことをやって食べるなんておこがましい』

　映像の仕事をしていると、「好きな仕事ができてうらやましい」と、よく言われる。でも、実は映像の仕事をしてても、私はディレクター志望なので、今、担当しているプロデューサー業は大嫌いな仕事なのである。顔にはあまり出さないが、いつも、イヤだ、イヤだと思いながら仕事をしているんだ。（何だかぐちっぽくなってしまった）

　昨日、「ボクらの時代」（毎日曜朝7:00）という番組で、秋野不矩（あきのふく）さんという日本画家の言葉に「好きな事をやって食べていこうなどとはおこがましいですよ」ということを聞いて気持ちが楽になった。そうだよね。考えてみると、そうやって生きている人なんて、日本中でほんのひとにぎりの人たちではないだろうか。しかも、仕事がイヤだイヤだと思ってしていたらいい仕事なんてできやしない。仕事は食べるため。好きなことは休日に趣味として思いっきり楽しめばいい。そう割り切ってしまえば、案外楽なことなんだ。

　スピリチュアル何とかの江原啓之さん（だけではないが、今ふと思いついた）も言っていたが、生きるためには食べなきゃいけないんです。食べるためには仕事をしなければならない。生きるということは仕事をするということだ。　ただでさえ仕事のない時代、好きだの嫌いだので仕事を選んでいてはいけないかもしれない。そう自分に言い聞かせて、頑張るとしますか。

　話しは変わるが、一時期、テレビ番組がみな同じでつまらなくてニュースばかり見ていたが、最近はイヤな事件が多くてニュースが見たくない。しばらくテレビを見るのをやめようかな、そうすれば、少しは地球温暖化対策に貢献できるものしね。好きで見ていたアラウンド40も終わったことだし。

　　関連記事　2006.10/12『物思いに耽るとき』

　6/14（土）『インドカレー専門店マハラジャ』

　アラフォーの特権のひとつ、お美味しい料理をひとりでゆっくりと食べられる。
　カレーが食べたくなったので、新横浜に新しくできたキュービックプラザにインドカレー専門店の「マハラジャ」に行って来た。

　「マハラジャ」は、かつて銀座4丁目の交差点近くにあり、私のお気に入りの店だったが、いつの間にか閉店しており残念に思っていた。それが、まさか自分の最寄り駅にできるなんて驚いて、もう3度ぐらい行っている。

　本日たべたのは写真にある通り、レモンライスにアル・チョリーという豆カレーだ。

　レモンライスは黄色いサフランライスに爽やかなレモンの香りのするお美味しいご飯。もちろん、米は細長くて食感の軽いタイ米を使っているが、インド専門店独特の香辛料とピスタッチオが入っててお美味しい。写真でもわかるかな、ライスの皿に小皿が乗っているのは付け合わせ。この中身を聞くのを忘れたけど、食べた感じは、ココナッツミルクの香りがするオカラ（そう、豆をしぼってできるオカラ）である（と思う）。レモンライスに、このこの付け合わせだけでも満足してしまう。ここマハラジャは、ナンももちろんお美味しくて人気あるけれど、手間のかかったライス（全部で6種類ある）を試すのが好きなんだ。ちなみに前回はバスティマライスといい、独特なハーブの香りと甘みのするものでした。

　さて、肝心のアル・チョリーだが、メニューの説明によると、南インドのパンジャビ地方の有名な料理だそうで、ヒヨコ豆とポテトを使ったカレーである。私は辛いのが苦手なので、マイルドを注文したが、それでも辛かった。でも、お美味しいので大満足。味は、チリビーンズってあるでしょ、あれのカレー風味です。

　インドカレー専門店にレジに置いてある「フェンネル」って知ってますか?　見た目は雑穀というか鳥のエサのようなもの。カレーの口臭を防ぐというか、口をさっぱりとする役目の香辛料なんだけれど、私はあれが苦手でね。でも、お店の人に、よ〜〜く噛んでください。と進められて、再挑戦してみた。はじめはボソボソして触感が悪く吐き出しそうだったが、それを超えると、唾液と混ざって甘みが増してきて、粒も細かくなり、ミントのさわやかな香りが口の中を覆い、楽しくなってきた。いつも、途中で耐えきれなくなって吐き出していたのがいけなかったのだ。それを超えて、よく噛めば、爽快な気分になれたんですね。苦手な方は、諦めずに最後までよく噛むことです。

お店で写真を撮るのは嫌いだけど、美味しかったので恥を忍んでパチリ
後で気づいたけど、カレーを手前に配置するべきだった。不慣れなもので。