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ひとりごと2012年8月

 ここは私の独り言のページです。展覧会や映画の感想から、日頃思ったこと、感じたことを不定期的にアップしていきたいと思います。お付き合い下さい。



 8/31(金)『画廊のオーナー亡くなる』


   残念なことが起こりました。

   明日(9月1日)から予定していたフランス展の画廊のオーナーが亡くなられた
   そうです。

   肺癌の末期症状で、気がついた時はすでに手遅れだったそうだけど、日本のスタッ
   フに余計な心配をかけてはいけないと思って内緒にしていたようです。

   24日に日本人のスタッフが現地へ行ったところ、はじめて、その10日前に亡く
   なられたのを知らされたようです。

   そのため、展覧会はひと月遅らせることになり、10月1日から11月30日まで
   となりました。

   でも、そのオーナー、亡くなる前にフランス人のスタッフに
   『日本アート展は必ず開催する事』と言い残したそうです。

   ・・・う〜、ありがとうございます。(ToT)

   この場を借りてオーナーのご冥福をお祈りします。



 8/29(水)『那須高原ビール“愛”』


   8月10日のこと、馴染みのビア・バー「ジャンバール」へ行ったら、
   「今日開栓の“特別なビール”がありますが、どうです?」と聞かれた。
   当然、新しいもの、珍しいもの好きの私は、当然、もらうことにした。

   それは那須高原ビールが出した“愛”という名のビール。

      

   ホワイトビールのように、薄く白濁した清楚な感じのビール。
   飲むと、ミントのようなさわやかな香りが口の中にひろがり、スッキリした
   味わいの上品なビールだった。

   それにしてもよく、臆面もなく“愛”なんてネーミングにしたんだろう。と
   ネットで調べたら、

   『ビール“愛”は皇太子ご夫妻の長女愛子さまの誕生を記念して造られたもの』
   だった。那須に御用邸があるためだろう。

      

   そして8月10日に開栓したのは、ゴロ合わせから『ハートの日』だから。
   宮内庁御用達の“愛”をハートの日にいただく。ちょうラッキー

   何かいいことないかな?

   関内 BIERE CAVE JAN BAR -(ジャンバール)
    http://jan-bar.com/index.html
   トップページの右下にツイッター欄で、その日の開栓状況がわかります。

   関連記事  6/19『サイダーというビール』


今、スバルのCMでやっている緊急時自動停車装置
インサイトを体験した。
壁の10m手前で急ブレーキがかかって
30cm手前で停車した。すごい

 8/27(月)『ポンピドゥセンターその2(フランス旅行記20)』


   ポンピドゥセンターは、ルーブル、オルセーと並んで、パリ3大美術館のひとつに
   数えられているそうだ。けど、一般の知名度は落ちるため、平日は写真をご覧のとおり
   お客さんは少なく、ゆったり鑑賞できる。

      

   ポンピドゥセンターの5、6階にあるのが国立近代美術館。
   5階が1960年から今までの現代美術。階段をあがった6階が1906〜60年までの近代アートが
   展示されている。

      

   ピカソやシャガールは他でたっぷり見られるので、ここはシュルレアリスムと現代美術にしぼっ
   て鑑賞しよう。デュシャンのレディメイドや、ジャコメッティ、バルテュスなど、ちょっと
   変わったのを観てほしい。(好きかどうかは別だけど)

   おっと、通路に無造作に(ではないけれど)置いてある鉄の塊を発見!

      

   女子がタレントを見た時“キャーキャー”黄色い歓声をあげるけど、私がこのスクラップを
   見た時、同じようにキャーキャー叫びたくなった。 秀樹、感激! ←アート・バカ

   これはセザールという作家の「<圧縮>リカール」という作品。

   セザールは1958年頃に活躍したフランスの彫刻家で、このプレス機で圧縮した自動車の作品を
   発表して名を上げた。これは「圧縮(コンプレッション)彫刻」と呼び、それまでの彫刻の概念
   を変えた作品である。1960〜70年の大量生産・消費社会に対するアンチテーゼだろうか、社会
   に抑圧されたものの叫びも感じることができる。

      

   パリの美術館をめぐっていると、上の写真のような子供たちの勉強会(スクール)をよく
   見かける。これはピカソの絵を前に赤いベレー帽の先生が説明しているのだ。 ←フランス語の
   ため理解不能
   が、小学生たちは飽きちゃってブラブラ歩きだす子がいた。 ←子どもの反応は万国共通(笑)

   ピカソは理解できなくても、子どもの頃から本物のアートに接することができる環境がすば
   らしい。


   次に気になった作品は下の写真。
   部屋いっぱいの大きな作品で、火山のクレーターかフジツボを思わす突起で構成されている。

      

   素材がアルミのような軽量物質でできている。メモしなかったので、作者名も作品名も
   わからない。

   ・・・けど、

   これを見た瞬間、ウルトラマンに出てきた「四次元怪獣ブルトン」を思い出した。

   下が怪獣ブルトンの写真。

      

   『四次元怪獣ブルトン』。
   宇宙から来た生物で、クレーターのような突起の中からアンテナを出して四次元現象を起こ
   す。物体を別の空間へ移動させたり、時間を進めたりする能力を持っている。この、手足が
   なく得体の知れないシュールな怪獣にして、その名を『ブルトン』というのがイイ。

   シュルレアリスムを起こしたのが詩人のアンドレ・ブルトンで、それからとったかどうかは
   定かでないが、シュールな怪獣に『ブルトン』と名付けた円谷スタッフのセンスの良さを
   感じる。

   関連記事 7/26『ポンピドゥセンター(フランス旅行記19)』


オリンピックのメダリストのパレードが
銀座で行われた。50万人が集まったそうだ。
その影にメダルをとれなかったアスリートがいるのを
忘れてはいけない。

 8/25(土)『フランスへ向けて出発』


   締め切りギリギリ、いや、一度アウトになったのをオーナーにお願いして延長し、
   やっとできました。・・・それにしても今回は苦しんだな〜。

      

   今年のフランス展は上の2作品を出品。
   作品は2枚合わせてプチプチ(エアーバック)で梱包した。

      

   上に乗っている書類はFedEx(フェデックス)の送り状とコマーシャル・インボイス(税関
   書類)。書類はHPのオンラインで作ったけど、むずかしくてカスタマーセンターに電話しな
   がらようやく完成させた。

      

   22日、鶴見にある営業所に車で持ち込んだ。

   受付の人はとても親切で、外側が紙だと、飛行機の貨物室の湿気を吸ってヨレヨレになるので、
   この上にプチプチを巻いておきますと言われた。プチプチ代はサービスしてくれた。

   FedExはホームページで荷物の追跡調査ができる。
   22日中に成田に運ばれてフライトし、23日に上海を経由してデンマークへ輸送され、24日に
   フランスのパリ店へ到着している。こうして状況がわかるのがありがたい。それにしても上海と
   デンマークをまわるとは思わなかった。

   まるで心配で自分の子どもを旅させる気分。
   事故もなく画廊に着いて欲しい。

   関連記事 8/13(月)『修復完了〜』



 8/22(水)『特撮博物館−ミニチュアで見る昭和平成の技−』


   巨大綾波の逆で、今度はミニチュアの世界!
   東京都現代美術館でやっている『特撮博物館−ミニチュアで見る昭和平成の技−』に
   行って来た。

      

   近年、映画の特撮はVFXというCGが全盛。ゴジラで使われた東宝の巨大プールも
   壊されてミニチュア特撮で育った世代としては寂しい限りである。そんな、ミニチュ
   ア&着ぐるみ特撮という日本伝統の技術を紹介し、将来のために記憶にとどめておく
   意味ではじまったのが今回の企画。 ←だと思う

   展示はいくつかのコーナーに分かれている。まず東宝映画で使われたミニチュアコーナー。
   ここでは轟天号のフォルムの美しさにしびれ、「日本沈没」の潜水艇「わだつみ」にご
   対面して感激。メカゴジラの着ぐるみと人工頭脳ありーの、壁には小松崎茂と成田亨の
   本物のイラストが展示されてーの。マイティ号はでかいし!「突撃!ヒューマン」の
   マスクまである。 ←めちゃマイナー(笑)

   ウルトラシリーズのコーナーや特撮美術倉庫(略して特美倉庫)のイメージ展示。
   円谷英二コーナーや着ぐるみ制作コーナー。そして本展のために制作した映画「巨神兵
   東京に現る」の上映など、どれも見ごたえ充分。展示作品に時々、庵野館長のコメントが
   そえられていて楽しい。

   そして、最後に、この博物館の目玉が待っていた!!
   特撮スタジオ・ミニチュアステージ!

      

   10m四方のミニチュアセットが作られていて、その中を歩くことができる。
   ここだけは撮影自由のため、みんなバシバシ撮っていた。子供のころの夢だった特撮
   ステージを体験することができる。夢のような場所だ。

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   特撮の基本はローアングルでしょ。地面すれすれから手前の戦車なめで奥の巨大
   人間を撮りましょう。

       クリックで拡大

   セットの中は巨神兵東京に現るで壊されたビルの残骸が。

      

   歩道の街灯とか消火栓など細かくて本物みたい。

      

   この博物館は特撮好きの庵野館長と樋口副館長がかかわっているため、サービス精神
   旺盛で『特撮愛』を感じる。子どもたちよりも、私ぐらいの特撮映画やテレビで
   育ったお父さんの方が熱くなること間違いなし!

   東宝特撮映画好き、ウルトラシリーズ好きは行くべし!!

      

   美術館を出たら、ビル間にスカイツリーが見えたのでパチリ。
   あ、上の写真は本物(実物)ですから、お間違いなく。

   7月10日−10月8日まで
   東京都現代美術館にて(月曜休)

   関連記事 8/17(金)『巨大綾波レイ・すべり台』

   関連記事 5/28『鬼才、曽我蕭白はワイルドだぜぇ』


修復は終わったけど、
ニス塗りが思うようにできない。
今回はニスを塗らずに送ろうかと思う。

 8/19(日)『お盆休みの言い訳』


   お盆休みのこと。

      

   関内の飲食店にこんな張り紙があった。

      

   これ、副店主が書いたようだけど、何もこんな内情を暴露することもなかろうに。(笑)
   よっぽど店主は休みたかったんだろうね。

   ・・・ところがですよ。

   実はこの店、去年は別の張り紙があった・・・

      

   こちらは店主が書いたんだろう。

   しかも嫁さんにそうとう怒られているようだ。

   このふたつの張り紙を見る限り、ユーモアではなく、かなり切羽詰まった感がある。

   来年はどうなるか楽しみだ。

   それまでつぶれないで頑張ってください。



 8/17(金)『巨大綾波レイ・すべり台』


   お盆休み、一日だけ美術館めぐりしようと家を飛び出して行ったのが、日本テレビの
   イベント「汐博2012」。いやいや、子供じゃないからイベントに遊びに行きたかった
   のではない。“巨大綾波レイ”があると聞いたからだ。 ←もっと“きしょい”だろ

   巨大綾波は日テレ前の広場にいた。

       クリックで拡大

   よく見ると「すべり台」!

   でも、無料なのにすべってる人は意外と少ない。

      

   全長18.5メートルで、綾波の腰にスタート台がある。
   いわば母親に抱かれている感じがあるかもしれない。 ←未体験なので想像より
   ひょっとすると「母さんの匂い」がするかもしれない。  ←未体験なので想像より

       クリックで拡大

   何でできてるかと思えば、ビニール製の空気人形。
   これならば、どこでもすぐに持って行かれるので経済的。それにしても造形が良く
   できている! 横に植えられた木もエヴァっぽい。

      

   でも、そもそも綾波が何で『すべり台』なのか?
   逆に考えると、なぜ『すべり台でないといけないのか?』疑問でならない。

   「あんたバカぁ〜? だったら、すべってみなさいよォ」とアスカにどつかれそうだ。

   アスカといえば、ちょうど手前のブースで、よしもと芸人の稲垣早希がトークショーを
   やっていた。

      

   彼女は、アスカ・ラングレー好きから声真似し、彼女の「一人エヴァンゲリオン」のネタは
   綾波とシンジを一人で演じ、好きである。私が知った頃は“エヴァ非公認”だったけど、
   今はどうなんだろう?

   「 ってか、そんなこと、どーでもいいじゃない」 ←ミサト風


   「・・・それにしても、なぜ、綾波が・・すべり台に?」 ←シンジ風  ←いちいちうるさい

   よくわからないけど、そもそも、この企画自体が“すべってる”んじゃないの?

   ということで、お後がよろしいようで・・・。


   「汐博2012」日テレタワー前(入場無料)〜8/26まで


    関連記事 5/28『鬼才、曽我蕭白はワイルドだぜぇ』
  


ロンドンオリンピック閉会式、
クイーンもザ・フーもよかったけど
モンティパイソンのエリック・アイドルが登場!
ギャグかまして歌を歌った。観ててよかった。

 8/15(水)『ロンドン五輪終了』


  4年に一度のオリンピック、今回はイギリスのロンドンでした。
  オリンピック・ウォッチャーの私だが、今回は作品の締め切りがあってゆっくり観られない
  だろうと思っていたが、大会が始まると、日本人選手の活躍が気になって、結局、毎日観て
  しまった。閉会式を終えて、いつものように印象に残った場面をふりかえる。

 ・開会式前にサッカー『なでしこジャパン』と男子『侍JAPAN』も共に初戦を勝ち、さい先良
  いスタートではじまった。
 ・開会式はジェームスボンドやミスタービーンが登場して笑える楽しい式だった。(8/1
 ・女子重量挙げ48kg級、三宅宏美が悲願の銀メダル。親子でメダル獲得となった。アテネと
  ベキンの両方応援してきた私はテレビ東京深夜のライブ中継を観た。2大会ずっと応援して
  きたから超うれしい。メキシコ五輪、銅メダルの父義行さんの「でかしたよ」が微笑ましい。
 ・女子重量挙げの水落穂南選手も6位入賞はすばしい。何たって彼女の演技ぎは美しい。
 ・もうひとり、八木かなえちゃんの笑顔は金メダル級!
 ・男子60kg柔道、平岡拓晃はもつれて開始40秒で一瞬の判定でまさかの銀。引き手をつかん
  ではなさなかった相手のガルスチャン選手がよくがんばった。
 ・水泳男子400m個人メドレー荻野公介が銅メダルの快挙。終わった後のコメントで「最高の
  夏休みだった」は、さすがスーパー高校生。次回も期待。

 ・男子柔道、海老沼選手の判定で、韓国の選手が青三本で一度は勝ってしまったのが一転。
  ジュリー(審判委員で決定権がある)のビデオ判定によって白三本に変わって逆転で勝利
  何のための審判なのかという疑問が起こった。でも、シドニー五輪の篠原選手の誤審事件で
  誤審で涙をのんだのを切っ掛けにビデオ判定が持ち込まれたのだから『良し』としなきゃ。
 ・つづく男子体操団体でも抗議によって判定が変り、辛くも銀を獲得。うーん、日本で使って
  る体操器具と違って感触が違うらしい。金を期待してたので残念。それにしてもミスが続いた。
 ・内村航平、体操個人総合でやってくれました。28年ぶりとなる金。団体戦でのミスを払拭した。
  アナウンサーの実況で「世界のファンも、こんな内村が見たかった〜」の言葉がみんなの本音だ。

 ・女子平泳ぎ100m決勝の鈴木聡美さん、それまで5位だったのがラスト15mで驚異の追いあ
  げで3位にねじこんだ。ガッツポーズとはじける笑顔が輝いてた。スポーツ紙では夏目雅子
  似とあったが、私は小池栄子似と思う。さらに200mで銀。
 ・100m背泳ぎの寺川綾、入江陵介の銅メダル。笑顔が輝いてた。
 ・男女400mメドレーリレー。男子は銀、女子は銅、いずれもチーム力の勝利。観てて燃えたぜ!
 ・日本中から期待されてた北島康介、いずれも個人でのメダルは獲れなかった。残念
 ・男子400mメドレーリレーで、他の選出たちが「(北島)康介さん手ぶらで帰らすわけにいか
  ないぞ」
とないしょで誓って獲った銀メダル。目頭が熱くなる。

 ・柔道女子、松本薫がやっとの金。眼光するどい野獣の目が印象的。場外へ出た相手の選手の
  足を引っ張って場内へ引き戻す気迫が金メダルをもぎとった。
 ・柔道は一本勝ちを狙う日本選手と、もつれてポイントをためていく世界の『JUDO』との差に
  苦戦。期待されてた男子はひとつも金メダルを獲れなかった。背の高い外国選手の『背中の
  つり対策』と積極的に技を出さないと判定で負けるのと、この2つの対策が急務だ。
 ・柔道の中矢力が銀に終わったことに、お母さんが「帰ってきたらデコピンだ」の本音に拍手。
  このぐらい明るくて元気なお母さんが選手には必要だ。

 ・バトミントン女子ダブルスで、中国と韓国は決勝トーナメントで自国に有利になように、わざと
  負けをねらった無気力試合があった。IOCは、その4組8選手を失格とした。当然です。
 ・一方、バトミントン女子個人では、リードしていた佐藤冴香選手が試合途中でころんで足を負傷
  して歩けなくなりながら、なおも試合を続行を要求、足が動かずに悔し涙を流しながら闘う姿に
  会場の観客から感動の拍手。
中国と韓国に見せてやりたい。
 ・バトミントン女子ダブルスの藤垣ペア。中国と韓国失格のおこぼれで決勝進出。中国相手に無理
  かと思ってた2セット目、世界ランク2位の中国相手に互角の戦いだった。これはあっぱれ
 ・くやしいー。男子トランポリン決勝。かつてないハイレベルな闘いとなったため僅差で4位。

 ・女子マラソン惨敗。石畳の曲がり角が多く試合開始前に降った雨ですべりやすくなり、解説者は
  こぞって日本選手有利と言ってたのに。終わってみたらジャマイカ勢の予想通りの圧勝。しかも
  こんな悪条件にも関わらずオリンピック記録を出すなんてどういうこと? この実力の差は歴然だ。
 ・アーチェリー古川高晴くやしいかな銀メダル。延長までもつれこんで、ここぞという時に8点に
  なってしまった。メダルの重さについて「今まで肩にかかっていた(重さ)が、今、首にかかっ
  てます」
。アーチェリー女子団体も史上初の銅メダル獲得。

 ・フェンシング(フルーレ)。ドイツとの準決勝で、残り6秒を残すところで2点差で負けてたのを、
  最後に登場した太田雄貴選手が残り4秒で1点差に追いつき、残り2秒で同点にした。しかも、
  その後の延長戦では相打ちでビデオ判定にもつれこむ。一瞬の差で日本の勝利。解説者も興奮して
  「雄貴、雄貴〜」と名前を連呼。奇跡の逆転勝利だった!
 ・女子卓球団体の銀で日本卓球史上初のメダル獲得。準決勝のシンガポール戦に勝ったときの福原愛
  ちゃんの喜びは観ていてもらい泣き。子どもの頃から負けて悔し涙を見せていた愛ちゃんの喜びの
  涙。表彰台での3選手の笑顔は金メダル級。
 ・バレーボール準決勝の中国との戦いは、すべてフルセットでジュースの連続。すべてのセットが
  2点差なんてあまりないんじゃないだろうか。オリンピックで一度も勝ったこともない相手に大
  金星。24年ぶりの銅メダル。
 ・そして、真鍋JAPAN(火の鳥JAPANとも)28年ぶり銅メダル! 解説の大林さんの「みんなあり
  がとう」に涙。

 ・女子レスリング伊調馨、あっぱれの3連覇。完璧な金メダルだと思ったら、本人は「まだまだ」と。
 ・女子レスリング小原日登美、悲願の金。世界選手権に8回出場して8回優勝していながらオリンピッ
  クには51キロ級がなくて出場できなかった。『オリンピックに見放された女王』とも『悲運の女王』
  とも呼ばれたが、妹の引退で48キロ枠があいたのを機に引退から復帰。体重を減らしての出場。
  この人ほどの苦労人はないでしょう。アナウンサーの「レスリング人生の金メダル!」はまさしく
  その通り。感動です。
 ・吉田沙保里、完全で安心の金メダル。さすがALSOK。盤石の3連覇だった!
  優勝した直後の爆転と、監督を投げ飛ばし、父を肩車して「重たかった」に笑い。
 ・浜口京子は毎回同じ。待って狙ってるだけで攻めない。進歩なし。メダル無しの結果は、ちょつとき
  びしいけど彼女の実力です。親離れできなかったのがいけなかった。
 ・なでしこジャパン銀メダル。アメリカにもう一歩でくやし涙。でも、表彰式での笑顔ですくわれた。
  ジェンカを踊るような登場シーンとシンクロのようにひとりずつお辞儀するなど遊び心あるパフォー
  マンスに、チームの仲の良さがうかがえた。

 ・やり投げ、ディーン元気、残念。次回、リオに期待しよう。
 ・男子ミドル級ボクシング村田諒太、48年ぶりの金。重いボディパンチを武器にポイントで勝利。
  彼の試合前の笑顔がすがすがしい。奥さんもきれい。
 ・男子レスリング米満建弘は24年ぶりの金メダル。準々決勝で、となりコートから聞こえた試合終了の
  ブザーが自分のことかと間違えて途中でやめちゃったチョンボもあったが、決勝戦では抱え込んで
  落とす大技をくり出しての完全勝利。日本としての400個目の記念メダルとなった。
 ・イスラム諸国から女性アスリートが初参加。100m予選ではベールをかぶって腕と足を隠した女性が
  出場して観客から拍手を受ける。

 ・閉会式ではジョージ・マイケル、スパイスガールズ、クイーンやザ・フーの演奏とあったが、私が
  驚喜したのはモンティパイソンのエリック・アイドルが大砲の中から登場してギャグをかませて
  歌を歌って会場をわかせていた。NHKのアナウンサーは情報を持って無かったらしく、ただ名前を
  紹介するだけだった。生で観ててよかった。

 ・金メダル7個、銀メダル14個、銅メダル17個。あわせて38個はアテネ五輪をぬいて過去最多となった。

 ・東京オリンピック誘致に今まで反対してたけど、これが今の日本で行われたら、日本中が元気になる
  だろうな。ちょっと賛成に心が揺らぐ。

  ということで、メダルを獲れた選手、獲れなかった選手、みなさんお疲れさまでした。


  関連記事 2008/8/26『北京オリンピック終了』(4年前のオリンピック)


最終日、男子レスリングとボクシングが金メダルを
とって、総メダル数38個をとって、アテネをこえて
日本史上過去最多となった。、
みなさんお疲れさま。そして勇気をありがとう。

 8/13(月)『修復完了〜』


   修復できました。

   ニスを溶かすためのシンナーを布に含ませて、慎重に拭きとることにした。

      

   強く拭くと下の絵の具も溶けてしまうので、さっと軽く、時間をおいて回数を重ねて
   ふき取ることにした。

      

   背景の凸凹したところは拭き取れないので、後で上から塗ることにした。

   締め切りも2週間伸ばしてもらったので、これで何とか2作品とも送ることができます。

   いやあ、心配かけました。


サッカー女子、なでしこジャパンは強い。
最後は銀メダルに終わったけど、
大したものだ。

 8/11(土)『最後の最後でニス塗り失敗』


   うわ〜、最後の最後で失敗してしまった。

   仕上げ用のニスを塗って乾燥させたら、まだら模様に白濁してしまった。
   ザ・ショックで、落ち込んだ。

   被害は新作よりも「覚醒」の方が大きく、
   全体写真だと分かりにくいけど、

      

   腰の黒い模様をアップにすると、ほら白い斑点があるでしょ。
   この白いポツポツが画面全体にくっついてしまった。

      

   花びらにも・・・

      

   原因は、買い置きして数年使ってなかったニスを使ってしまったこと。
   フランスへ発送する締め切り間際だったので、つい、余っていたニスを
   そのまま使ってしまった。後悔

   どうしてプツプツの斑点状になったかというと、その理由は・・・、

   私は以前、ハケでニスを塗った時に、絵の具が生乾きだったところが溶けて、ハケの
   塗り跡が黒く濁ってしまったことがあり、それを防ぐために、ハケ塗する前に一度、ニス
   の水溶液を作って霧吹きで吹くことにしている。今回も水溶液を作ったが、買い置きし
   ていたニスの濃度が濃くなっていたのか、劣化して固まりやすくなっていたのか、通常
   なら乾くと透明になるはずが水滴がそのまま白く濁ってしまったということだ。

   もう大ショック!
   まさか、最後の最後にこんなことになろうとは・・・。

   ショックで仕事も手につかず、2日間、絵を見ることもできない状態だった。

   つづく

   関連記事 7/30(月)『ミューズ、途中経過その3』


今回のオリンピックは面白い。
金メダルこそ少ないが、毎日メダルが複数
とれているんだから。

 8/8(水)『こころが折れそうになったとき 上原隆』


   以前、ひとりごとで紹介した「『自死という生き方』をめぐって」が載った本が出版
   された。『こころが折れそうになったとき』上原隆著。

   心が折れそうになった時、人はどのようにしてそれを克服し、自分を支えて生きている
   のか? というのが著者の出発点である。

   身障者の子供を持った小説家、認知症の母親を介護している女性、性同一性障害を持
   つ55歳の男性など、市井の人々の話しを聞きに著者は東奔西走する。現代社会の問題
   に通じる話しが多く、とかく重く、暗くなりそうな話しだけど、他の本と違って重くなく、読ん
   でて苦にならない。それが私にはありがたい。

   身障者の子供を持つ小説家は、「(将来という遠い未来は考えずに)昨日かわいければ、
   この子は今日もかわいいだろうし、今日かわいければ、明日もかわいいだろう」という
   小さな歩みを紹介し、認知症の母親を介護している女性は、母親のくりかえすダジャレに
   若い頃の陽気な母を思いだしていることなど、本人が他愛もないと思っている事を拾い
   あげ、憂鬱で押しつぶされずにいる人たちの術(すべ)をつみ採っているのだ。
   感動して泣かせるとか、人の生き方に元気をもらおうなんて大それた感じはない。

   そんな人たちの『折れそうになった心の小さなつっかえ棒』を著者は探している。


   どうやらこの本は“フツーの人の思想(哲学?)”を探しているようだ。

   思想は態度に現れる。生活の中から生まれ、その人の生活や行動を支えている。
   ならばその人の態度の中に思想をうかがい知ることがあると著者は考えているのではな
   いだろうか。

   ひとつひとつの話しは短くて文章も洗礼されて、とっても読みやすい。

   通勤電車の片道で一遍がさらっと読めてしまう。そして、その中に、他者を見ることで
   自分を見つめなおすきっかけとなる作品ばかりだ。

      
      『こころが折れそうになったとき』上原隆著(NHK出版)

   関連記事 2011/12/25『自死という生き方』須原一秀著


いよいよ作品の締め切りが迫ってきた。
でも、満足できないでいる。、
スランプ

 8/4(土)『神奈川新聞花火大会』


   毎年8月1日に行われている“ハマの夏の風物詩”神奈川新聞花火大会に行ってきた。
   場所はMM21の臨港パーク。

      

   私が座ったのは協賛者招待席で、会場入口で新聞形式のプログラムと、スナック菓子の
   詰め合わせセットにドリンク券が2枚ついてて、即、ビールに交換。これだけでテンション
   あがる。

      

   今年は神奈川新聞70周年記念ともあって、花火は2部構成。
   全部で約15,000発の花火があがった。

      

   第2部は居酒屋・飲食チェーン「コロワイド」によるグランドフィナーレ。
   音楽と花火のシンフォニーとして20分間、これでもかと花火が連発された。

   デジカメに付いてるムービーを初めて使ってみた。音がモノラルだったのね。

   フィナーレを飾るドボルザークの「新世界より」に合わせたど派手な花火を
   YouTubeにアップしたのでご覧ください。(約1分半)

      
       http://youtu.be/FnT0ZM52Sws


   
関連記事 


ここにきてやっとセミが鳴き始めた。
今年は遅いな。、
梅雨が明けた後に寒い日が続いたからかな?

 8/1(水)『女王陛下がダイブした!』


  7月27日は暑くて寝苦しいのもあって朝4時半に目が覚めてしまい、オリンピック
  の開会式やってるかな?と、枕元のテレビをつけて、そのまま見入ってしまった。

  開会式は、スタジアムに造られた農村風景からはじまった。
  牛や馬、アヒルが飼われていて、それが一変、産業革命時代になると芝生はなくなり、
  煙突がそそり立って工場になり、溶鉱炉から流れた鉄を鍛えて五輪の輪ができた。
  こういう一連の流れがドラマのように演出されてるのは初めてじゃないだろうか。映画
  監督ならではの演出だった。

  それに今回はジェームズ・ボンドが登場し、女王陛下をエスコートするとヘリに乗っ
  て会場に行き、スタジアムの上空で女王陛下がヘリからダイブするという驚きの展開!
  これには大爆笑! ← 私が

  で、パラシュートが開くとユニオンジャックが表れるというのは007「私を愛した
  スパイ」の再現だ。拍手。

  さらにはロンドン交響楽団が映画『炎のランナー』のテーマ曲を演奏すると、なぜか
  オーケストラの中にMr.ビーンが紛れ込んでいて、数々のギャグで笑わせてくれた。
  ハリーポッターやメリーポピンズ、ピーターパンなど数々のキャラクターが登場する
  など、サービス精神旺盛で、近年の開会式にはない面白さだった。

  開会式で笑いをとるなんて今までなかったからね。

  音楽でいうと、イギリスを象徴する“ブリティッシュ・ミュージック”のオン・パレード。
  全部あげるほど知ってるわけではないが、気が付いたところで、ビートルズは当然なが
  ら、ストーンズやピンク・フロイド、クイーン、ユーリズミックス・・・。
  これ知ってる、聞いたことあるものばかりで楽しめた。

  で、私ひとりウケていたのが第二部。

  NHS(英国民皆保険医療制度)やGOSH(グレートオーモンド小児病院)を称賛(?)する
  場面では、病院のベッドに乗った子どもたちと看護師さんたちが大勢登場したが、
  その時のBGMがマイク・オールドフィールドの『チューブラーベルズ』!、
  “ベッドと子どもとチューブラーベルズ”は、まるっきり映画「エクソシスト」だから。
  それやばいでしょ、悪魔がついちゃうよ。日本でこんなことしたら抗議の嵐になっちゃう。
  さすがモンティーパイソンの国、ブラックだねえ。(残念ながらこの場面、民放の再放送
  では全面カットされていた)

  ということで、ベッカムは出るし、ポールも歌うしサービス精神旺盛でウイットに富んだ
  開会式。観てて楽しかったです。

  できれば“マーガレット人形王女”がいてほしかった。 ←モンティーパイソンネタです

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