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ここは私の独り言のページです。展覧会や映画の感想から、日頃思ったこと、感じたことを不定期的にアップしていきたいと思います。お付き合い下さい。 |
11/24(月)『新作メイキング4・下書きの下書き』 |
アモルフォファルスの花は縦構図の絵になるので、キャンバスはT10号にしようと思う。 まず、全体の構図を決めるため、映画の絵コンテのようにT10号を縮小した枠を8個並べたA4用紙を作り、自由に全体の構図を描く。筆記用具はシャープペンで、芯はB2を使っている。やわらかくて描きやすい。 下絵の下絵は、全体のフォルムを描くだけで良いのだが、描き始めると気分がのってきていろいろ描きたくなる。和風の人魚シリーズやダンスしているような感じなど。あれこれ思いつくまま描いていると楽しくて、つい細かく描いてしまうのだ。こうして、頭を空にしてデッサンするのが楽しい。 ![]() ![]() この中から3点選ぼうと思うが、どの作品にしようか迷ってしまう。 関連記事 11/06『新作の方針変更!』 |
11/14(金)『傘店で傘を買った』 | |||
傘って、電車に置き忘れることがあるから良い物を買わずに、駅やコンビニで500円(最近は300円?)のビニール傘で充分だと思っていた。ところが、先日仕事で、ある企業の社長さんと打ち合わせに伺った時のことである。その日は雨で、打合せを終えて帰るとき、玄関で傘を取ろうと傘立てを見たら、お洒落なブランド傘が並ぶ中に、1本だけ私のチープなビニール傘があった。そのビニール傘を取ると、社長の視線も一瞬、ビニール傘をとらえてニコリと微笑んだのである。というか微笑んだように見えた。 私も、もうアラウンド50なのに、しかもプロデューサーという肩書きを持って企業の社長と挨拶する身で、ビニール傘は格好悪いなあと初めて気が付いた。 で、帰り道、その足でさっそく買いに行った。私が行ったのは、新橋の「佐藤洋傘店」という老舗。 傘店に入って、何をどう選んだらいいかわからず店員に相談してみると、「ご予算はいくらですか? 大きさはどうします?」と聞かれたので、予算は3000円ぐらいで小さくてお洒落なデザインがほしいと伝えた。店員は「では65センチにしましょう」と言いながら選び始めた。傘店の常識からすると、65センチ(注)が標準サイズで、それより小さいと身体の一部が濡れてしまうのでオススメしないとのことだった。さすがは老舗。 ところで、傘界にもニューウェーブがあって、今の流行は「16本傘」だそうだ。 今回はじめて知ったけど、ふつうの傘の骨って8本なんですね。ただ、それだと強い風でオチョコになったり折れたりするので、骨の数を倍の16本にしたのが、今、人気らしいのです。そういわれてみると、ここに来る途中に通行人を見てて、やたら骨の多い傘をさしている人がいたが、この傘だったのかと納得した。「これだとビル風でも耐えられて丈夫ですよ」とオススメしてくれたが、あいにくいいデザインのものがなかった。さすがは傘店、柄を選ぶために、丁寧にいちいち開いて見せてくれる。 ・・・そして買ったのは、黒をベースに縁のところだけ緑のチェックが入った紳士的なものだ。(写真左) お金を払おうとしたら飾りヒモをオマケしてくれた。 あっ、『金玉ひも!』 これを読んでいる淑女には申し訳ないが、昔、会社の上司が傘にこの(写真中)飾りひもを付けていて、ふたつある玉の形が男性の玉々に似ているところから、私が勝手に『金玉ひも』と呼んでいたのだ。 で、この『金玉ひも』は、実は『タッセル』と言って、傘のファッション的なアクセントとして、また自分の傘を見つけるための目印として高級傘に付いているそうだ。このお店では昔から1個づつ小売りもしてて、このタッセルだけを買いに来るお客さんもいるそうだ。ちなみに1個350円。お店の人曰く、電車で本を読むときにタッセルの輪に指を通して持つことで置き忘れがなくなりますよ、とのことだった。 ひさびさに傘店に行ったけど、とても楽しかった。タッセルもおまけしてくれたし満足、満足。
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11/06(木)『新作の方針変更!』 |
この3連休、絵を描こうと何度も机に向かっていたが集中できないでいた。 そんな月曜日、いろんな画集をひっくりかえして気晴らしと発想の転換をはかっていたら、植物図鑑に血“アモルフォファルス”という熱帯アジアを原産とするコンニャクの花を見つけた。それが奇妙な格好で興味が湧いた。アモルフォファルスというその名はギリシャ語で「不格好な男性性器」という意味らしい。これは面白い。この奇妙な男性性器に似ている花を女性にしてみたらどうだろうと思って下描きを始めた。そしたらそのまま食事も忘れるくらい集中して、ある程度納得いく下絵ができた。 やはり私はフツーではなく、奇妙で奇天烈な造形が好きなんだと実感した。 作品づくりは、自分が描いていて『楽しい』とか『やめられない』と思えるものでなければダメだということだ。 |
11/1(土)『会社移転完了〜』 |
移転したのは横浜の関内。 引っ越す前の浜松町はビジネス街で、会社の窓からは車の通行とビジネスマンの姿が目立ったが、ここは窓を開けると、公園で遊ぶ子供たちの声やスタジアムで行われている野球のウグイス嬢のアナウンスが聞こえてくる。何だかとっても心地いい。 それ以上に通勤が楽になったこと。 さてさて、私としては夜の店を開拓しないといけません(義務?)。 何たって、会社を中心として徒歩約10分の距離に、伊勢佐木町、馬車道、山下公園、中華街と、観光スポットや歓楽街に囲まれているんですから。 時間はたっぷりあるし、暇を見つけては彷徨って港町横浜ならではのいいお店を見つけたいと思う。毎晩が楽しみだ。 |
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