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ひとりごと2009年3月

 ここは私の独り言のページです。展覧会や映画の感想から、日頃思ったこと、感じたことを不定期的にアップしていきたいと思います。お付き合い下さい。



 3/29(日)『プロ野球予想結果!』


 W.B.C(ワールド・ベースボール・クラシック)は、やきもきさせたイチローの決勝打でみごと2大会連続優勝を果たした。あっぱれです。その影には横浜出身の村田と内川の大活躍があったことを忘れないで欲しい。

 ところで、毎年、年末にしていたプロ野球の順位予想結果ですが、去年は忙しくてなかなかひとりごとが書けなくて年を越えてしまいました。今年のペナントレースも、来週末からはじまるので、ここでけじめをつけておこうと思います。

 <試合結果> 1.巨人 2.阪神 3.中日 4.広島 5.ヤクルト 6.横浜

 <去年4月の予想> 1位中日、2位巨人、3位阪神、4位ヤクルト、5位広島、6位横浜

 ということで、6位の横浜だけ当たって後はハズレでした。でも、1位と2位と3位、4位と5位は順が逆なだけで、チーム力の分析は当たっていたんです。(自慢するほどでもないか)

 私は子供の頃からのプロ野球ファンだけれども、去年のテレビ界での野球の扱いが変わってがっかり。放送時間の延長が少なくなったし、巨人がセ・リーグで優勝しても、それほどニュースで大きく扱わなくなったし。かつては年末年始の特番では、必ず優勝した野球選手が何度もテレビに出ていたのだけれど、ゴルフやバドミントンなど、他のスポーツ選手がクローズアップしてきて野球選手は少なくなってきた。これじゃプロ野球ファンもますます人気がなくなってくるでしょう。

 さて、順位の話しにもどすと、横浜に関してはまったくお話にならない。春に予想した「優勝どころかダントツの最下位でしょう」という私の予想通り、まったくいいとこなしでした。野球離れで弱小球団はますます金銭面から選手を獲得できなくて弱っていく、勝てないからファンは減るという負のスパイラルから脱出できない。TBSさん何か考えて。世の中も不景気だし球団経営むずかしくなるんではないだろうか。その点、広島球団を見習わなければ。

 チャンチャン

 関連記事、2008.4/3『プロ野球セ順位予想!』


春眠暁を覚えず。
朝起きるのが辛くなってきた。
ゆっくり寝ていたい。 ZZZZZ

 3/20(金)『2008年のTVCMを振り返る』


 今日、「第38回広告大賞」をテレビで放送していた。

 私の趣味のひとつにTVCM収集がある。面白CMなど個人的に気に入ったのを録画しておくのだ(実はテレビCMモニターという仕事もしているが)。
 そこで、去年放送されたCMの中からお気に入りをピックアップして、第2回TVCMマイ・ベスト5を選んでみた。


 ■第1位 サントリーBOSSレインボーマウンテン(宇宙人ジョーンズ・シリーズ)

 去年に引き続きトミーリー・ジョーンズが宇宙人役になって地球を調査しに来たという設定の連続CM(もう3年続いている)。去年は「農家の後継ぎ篇」「大工の見習い篇」「映画の脇役篇」など、記憶に残る作品が多くて、どれも完成度が高い。中でもNHKの人気番組「プロジェクトX」のパロディーを思わす「光を繋いだ男たち篇」は最高。「地上の星」の挿入歌が流れ、大杉漣の現場監督とぶつかりながらも、岩崩れ、出水などの事故から作業員を助けて工事を成し遂げてきたのは宇宙人ジョーンズがいてのことだ。そして、ついにトンネルが地上とつながる貫通式の日、現場監督は爆破ボタンを押す大役を、それまでの功績からジョーンズを指名する。その時の『発破(ハッパ)!』の声が印象的であり感動的だ。この作品の良さは15秒や30秒ではなく1分バージョンを見ないとわからない。CMの最後に「この、ろくでもない、すばらしき世界」のコピーも効果あり。 完璧です!
 ★第38回フジサンケーグループ広告大賞 テレビ最優秀賞
 ユーチューブ → 
http://www.youtube.com/watch?v=W-7fzrIJRjM&NR=1


 ■第2位 江崎グリコ OTONA GLICO(サザエさんシリーズ)

 クレーンショットの導入部、懐かしい昭和を思わせる瓦屋根の下では法事が行われている。字幕スーパーには「ワカメ34歳」「カツオ36歳」…と登場人物の紹介。よく聞くとBGMがサザエさんのテーマ曲。そうか、漫画サザエさんの25年後を描いているのかと気が付くと、塀の上には「タマ3代目」と出る。ということはこの法事…、ひょっとして? と、よからぬ想像をするとゾクっとするブラック・テイストな設定。でも、それが、ビターな味につながる『大人グリコ』の商品イメージと重なってくる。
 別バージョンのワカメとカツオのテスト篇は、ふと笑いをさそわれる場面があって面白い。作品のアイデアと配役のうまさが光る作品だ。
  第一話 http://www.youtube.com/watch?v=UXK4N7K20kU
  テスト編 http://www.youtube.com/watch?v=ktTFfOYRJTU&feature=related


 ■第3位 リクルート リクナビ (山田悠子の就職活動篇)

 就職活動(略して「就活」)している女の子・山田悠子を応援するサポーターが、スポーツ・バーでプロジェクターから投影された中継画面を見ながら声援を送っている。リクルートスーツを買ってから面接を受けるまでをコミカルに描いている。何度もトライしても落ちる山田悠子をサポーターといっしょに視聴者は見ることになる。そして、最後の1社…、それまでの努力が実り、やっと合格の連絡を受けた瞬間はサポーターたちと一緒になって喜んでしまう自分がいた。笑いながら感動してしまうCMだ。

 前半 http://www.youtube.com/watch?v=Kkh83NgHRmQ&playnext=1&list=PLCFE692E1FAD7E36E&index=14
 後半 http://www.youtube.com/watch?v=S9gZ0FbdbFA&playnext=1&list=PLCFE692E1FAD7E36E&index=19

 ※ちょっと長いけど観て損はありません。ラストは感動でうるうるしちゃいます。すばらしい!


 ■第4位 東芝 企業広告 (電球への思い篇)

 薄暗い画面にひとつの裸電球がゆっくり点る…。それはフィラメントが長いエジソン型の初期の電球である。そこにナレーション「1890年、日本初の電球を東芝が作りました。…(中略)…東芝は、2010年を目途に一般白熱電球の製造を中止いたします」というもの。エコの観点からネオボールとかLEDとか省エネタイプに生産を切り替えるという未来への社内テーマを宣伝したものだった。静かな音楽と電球の温もり、そして信頼すべく企業理念がマッチしたすぐれた作品である。私がこのCMを見たのがつい最近なので2009年の第一位としようと思っていたが、今日見た広告大賞で昨年のグランプリとなったことから急遽ここに入れることにした。CMというと視聴者をひきつけるために誇張した物が多いが、このCMのように嘘偽り無くストレートに表現されると他のCMが霞んで見えてしまう。すばらしい。
 ★第38回フジサンケーグループ広告大賞 メディアミクス部門 グランプリ


 ■第5位

 = SoftBank(ホワイト家シリーズ)「お父さんの同窓会篇」

 一昨年に続き面白いシリーズだが、さすがに作りすぎたのか観る方が慣れたのか、ちょっとマンネリを感じてしまう。2007年ほどオチがさえないので残念だが第5位。
 去年放送された中でも「同窓会篇」は年老いて集まった人たちの「それにしてもみんな変わったな」のひとことが犬になったお父さんの心を痛める。「お父さん楽しかった?」と心配そうに聞く上戸彩の表情と仕草に演技賞! http://www.youtube.com/watch?v=K1fCJZy23H8&playnext=1&list=PL76351F274DF7E1F4&index=1

  = SoftBank(キャメロン・ディアスシリーズ)

 SoftBankにはもうひとつキャメロン・ディアスのシリーズがある。ここにも面白いのがあった。いつもは懐メロソングに合わせてダンスするパターンが多かったが、右写真のCMは、ペンキ塗りたてのベンチに座ったディアスが、立ち上がると、お尻に2本のベンチの木の跡がついてしまうというもの。しかも、それがソフトバンクのマークになっているという二段オチ。すばらしい。



 ■特別賞 「NON-BLINKING WOMAN」(森永のカレ・ド・ショコラ)

 これは森永のチョコレートのCMだけど日本で見たことがないので、おそらく海外向けだと思う。昨年のカンヌで行われた国際コンクールで賞をとったもの。まばたきをしない時間の世界記録を狙う日本人主婦にマスコミが注目している。誰もが記録達成かと安心した一瞬、テーブルにあったチョコレートをひと口食べたとたんにその記録が止まってしまう。最後まで何のCMかわからないが、チョコレートのアップになって、成る程と謎が解ける。私は「CM INDEX」という番組で録画することができたけれど、このCM、日本で見られないので特別賞としました。下記ユーチューブで見ることができます。

  http://www.youtube.com/watch?v=haVljmK21-4


 ★カンヌ国際広告祭のTV-CM部門で銅賞受賞


 その他に好きなのは、

 ・藤原紀香の「ユニクロ」。
  紀香の脚線美がすごいっっっ! ウエストから下が細てきれいなの。
 ・アップルの「マックブック・エア」。
  封筒の中からパソコンが出てくる。何も語らなくてもビジュアル一発で表現している。すごい
 ・キリン 「キリンレモン」
  アニメ「巨人の星」のパロディで、数ある懐かしアニメのCMの中でも大笑いしてしまう作品。海で泳ごうと大リーグ養正ギプスを外した
  飛雄馬だが、ギプスの日焼けの跡が恥しいとなげいたら、父ちゃんは土方焼けで、もっと恥ずかしかったというオチ。
 ・資生堂 「インテグレート」。
  アメリカで舞台のオーディションを受ける主人公を、その頃、飛ぶ鳥を落とす勢いで現れた真木よう子さんが熱演。彼女の美貌と共に
  好きなCMだったが、突然の出来ちゃった結婚でビックリ。ヒットパレードを歌うのは夏木マリ。

 ・UHA味覚糖「ぷっちょ」  ・ビダミンウォーター「いまいち似顔絵」 ・ニッサン「NOTE」のローズとマリーのアニメ。

  ※上記に書いた「○○篇」というタイトルには個人的につけたものもあり、正式の物ではありませんのでご注意。

  関連記事  2008年1/5『去年(2007)のTVCMを振り返る』


横浜は暖かくなってきた。
春だねえ。

 3/17(火)『超立体マスク』


 花粉症になって20年がたつ。もうベテランの粋に達している。

 でも、今年初めてマスクをした。これが最高。\(^o^)/

 それまではマスク姿が格好悪いと思っていたが、最近は着けている人も多くなったし、カラス天狗がしているような「立体マスク」をしている女性(yamato50のメンバー)を見て、これならイイと思った。

 ある時、駅のホームで突然くしゃみが出て止まらなくなったので、急遽キオスクで買ったのがユニチャームの「超立体マスク」。マスクをしてから外でくしゃみをすることがなくなった。マスクがこんなに効果があるとは思ってなかった。それに立体だから圧迫感が無くて呼吸がしやすい。

 実を言うと、それよりも具合がいいのは…、私って、ひとりごとを言うくせがある。外にいるときは声には出さないけれど、電車で考え事をしている時に知らずのうちに口をパクパク小さく動いてしまうことがあるのだ。すぐに気が付いてやめるけど、マスクをしていると誰も気が付かないんだ。これがいい。

 ただ、ひとつ難点があって、自分の口臭を感じるのがイヤだ…。(-_-;)


天気がおかしい。
ずっと雨ばかり、異常気象だよ。

 3/7(土)『映画「007慰めの報酬」がっかり』

 
 何だいこりゃ。

 ストーリーはわかるんだけれど、見終わって満足できなかった。

 オープニングからカーチェイスではじまるが、アクション場面ってスリリングでハラハラするところに面白さがあるんだけど、アップが多くてカットが短くて、真俯瞰(真上から撮影した映像)とか、あおり(真下からの映像)が入って視点がクルクル変わるから、目まぐるしくてよくわからない。ハラハラもドキドキもする間がない。

 その上、グリーンそのものの存在もあいまいで弱っちいし、がっかり。(-_-;)

 ここのところ007シリーズは監督が変わりすぎる。
 今回は人間を描くことをテーマにおいているから「チョコレート」の監督を起用したというが、ああいうドラマと007のようなアクション映画とは違うと思う。作品事に監督を変えるのは考え直した方がいい。やはりアクション映画を理解している監督にもどしてほしい。今回のボンドはユーモアも少ないし、キリッとした粋も感じられない。こうなると「ボーンアイデンティティー」みたいで、何も007でなくてもいいんじゃないかと思われる。まだ、前作の方がボンドらしかったよ。

 

  50点 (以下ネタばれあり)

 

 007作品ではじめて『面白くない』と言える作品になってしまった。

 ただ、ひとつ好きなのは、ボンドが単独行動になってから、前作品で味方なのか敵なのかわからなかったマティスを頼るところだ。MI6を離れて頼る当てがないという状況も感じるし、当のマティスはスパイを引退して恋人と平穏無事に暮らしていけるのに、あえてボンドと共に危険に身をさらす。男の友情ドラマって数あれど、こんなにドライな関係はない。私の友達づきあいも似ている。いっしょに遊びに行ったり家族づきあいはせず、年に1、2度一杯やって、でも、困った時には一生懸命やってあげる。こんなつきあいが理想だ。ボンドとマティスは互いのことを何も知らない。カジノロワイアルで仕事を共にしただけ。けど、ボンドを敵に売ったという負い目をマティスは感じている。その自分を訪ねてきたという事、最後に彼は言う。「お互いを許そう」と。結局、ボンドはマティスを死なせてしまうが、ボンドの胸で息を引き取る場面はジーンと心にしみた。しかも、その彼をゴミ箱に捨ててしまう。パートナーの女性が「友人をそんなところに…」と。「彼は気にしない」、ボンドは金を抜いて去ってしまう。スパイという非情な世界のにある友情に感動した。私にとってはこの作品のすべての良さはここだけだった。

 ところでラストの砂漠のホテルは何? あんな危険きわまりないホテルって、ありか?  従業員もいないし。

 関連記事 2007.8/11『映画「ダイハード4.0」ご都合主義のオンパレード』




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ここに書かれている内容は徳富の個人的な感想によるものです。
特に悪意はありませんし下心もありませんので、なにとぞご了承下さい。


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