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ひとりごと2002年1月


 1/1(火)『年始のご挨拶』


 新年、明けましておめでとうございます。
 2002年、今年はワールドカップの年、また冬季オリンピックの年です。

 本年も徳富ギャラリーホームページをよろしくお願いします。

 Macintoshのパソコンは三が日の間だけ起動画面に謹賀新年が表示されるようになっている。うちのPerforma630は「あけましておめでとうございます」(OS7.5)が、G4は「謹賀新年」(OS8.6)が表示されている。さてWindows機は…、まったく遊び心がないんだから。



 1/3(木)『今年は厄年(やくどし)』


 新年早々憂鬱です。
 今年は私にとって厄年に当たります。しかも人生に一度の最悪の『大厄』。

 厄年とは、人生の中での転機、身体の衰える年齢とされ、何事においても慎み深く振る舞わなければならないとされている。その歳は男性が二十五歳と四十二歳、女性が十九歳と三十三歳といわれ、中でも男の四十二歳を42=し・にといい、「死に」に通じ、女の三十三歳が 「散々」に通じるという語呂合わせから生涯の大厄とされています。私はその42の大厄にあたり、憂鬱しちゃているわけである。

 厄年は数え年で判断します。数え年とは、年が変わり、誕生日が来るまでは満年齢に2歳を加え、誕生日が過ぎれば満年齢に1歳を加えて計算するそうだ。ちょっとややこしい。そこで簡単に自分の厄年がわかる判定プログラムが佐野厄除け大使のホームページにあるので、わからない人は下記のURLへ行って自己診断してください。

 厄年についての科学的根拠がないため迷信だと無視している人も多いが、でもいったん知ってしまうと何となく気味悪くて落ち着かないものだ。厄祓いでもしていやな気持ちを吹っ切って、今年一年をのりきるとしますか。

佐野厄除け大師ホームページ・平成14年自動計算早見表 
http://www.sanoyakuyokedaishi.or.jp/


 1/5(土)『モモマニア・リカご紹介』


 昨年12月24日にキャラクターショップm.i.x !より「モモマニア・リカちゃん」が発売された。これはSo-netのポストペットと(株)タカラのリカちゃんとが提携してつくられたモモリカシリーズの第三弾です。

 初代『モモリカ』(1998年販売)はリカちゃんがモモの着ぐるみを着ているという設定で、めちゃ可愛いできになっている。第二弾の『モモガール・リカ』(1999年販売)は、ポストペットのイベントでモモの衣装を着たキャンペーンガールのリカちゃんというもの。そして今回の第三弾は、モモマニアのリカちゃんで、モモマニアとは、ポストペットのモモ(ピンクのクマ)が好きでたまらない女の子のことです。

 モモマニアということで、リカちゃん人形の他に数々のモモグッズが入っている。サンバイザー(モモの耳付き)、モモ抱きまくら、ビニールバッグ、ケータイ、使い捨てカメラ、時計、めがね、口紅(色は付かないダミーもの)、モモ生写真・モモ手帳・モモ(兄)サイン色紙・7インチのレコードジャケット、などなど。

 デザイナーの真鍋さんが一番こだわったのは『モモちらし柄』のホットパンツとソックスということで、この商品で目立って可愛い。ただ残念なことに私にとって熱くなるような魅力はとぼしかった、これで19800円(税別)は高すぎる! どうも回を重ねるたびにドールの魅力は落ちていると思うのは私だけだろうか。残念

モモマニア・リカを見るモモマイアリカ

  関連記事12/16「私の娘、リビング・デッド・ドール」



 1/7(月)『写真集ねこねんね』


 今に始まったことではないけれど犬猫本ブーム。昨年末からネコめくりカレンダーとか頭でっかちの犬猫写真などでいっぱい。その中でも特にオススメなのが写真集『ねこねんね』である。その名の通り、寝ている子猫の写真を集めたものだ。

 子ネコそのものも可愛いが、寝ている姿はもっといい。
 プックリとしたお腹を上に向けて寝ていたり、伸びをしていたり、ぐったりしていたりと無防備な寝姿に思わず頬ずりしたくなる。そんな姿を見ていると、ついついこっちも気持ちがリラックスしてしまう。動物による癒しのことをアロマテラピーならぬアニマルテラピーというそうだが、まさにその効果あり。“猫はココロのツボに効く!”

 私はこの写真集を枕元に置いて寝る前に眺めています。すると気持ちが楽になって…、むにゃむにゃ。 (-_-)zzzz…。

 『ねこねんね』 人類文化社 桜桃書房 2000円 ねこねんね


 1/9(水)『ちょろぎ(朝露葱)』


 正月、5才の姪っ子がおせちの黒豆を見て驚いた! 驚いたのは黒豆ではなく、その上に添え物として載っている真っ赤な『ちょろぎ』を見て虫だと思ったのだ。これは食べ物だと説明しても口をつむって首を横に振るばかり。姪っ子が嫌がるのも無理はない、『ちょろぎ』は巻き貝のような奇妙奇天烈な形をしているから、それが食べ物は思えないんだろう。私はこの形はてっきり人がつくったものだと思っていたら、これって自然にできあがった形なんですね。

 そもそも『ちょろぎ』は江戸時代に中国から伝わったシソ科の植物で、秋にうす紫色の花が咲くそうです。写真を見るとシソにそっくりで、奇妙な形をした『ちょろぎ』は根っこの先端にできるそうです。店に売っている赤いのは食紅や梅酢で赤く色付けしてあるそうだ。

 『ちょろぎ』という名前は中国語の「朝露葱」を日本語読みにしたものらしい。辞書をひくと漢字は「草石蚕」と書くが「千代呂木」や「長老喜」という字を当てて長寿を表すおめでたい食べ物とされ、おせちなどに使われるようになったそうです。

 左の赤い巻き貝に見えるのが『ちょろぎ』。

 食べると紅しょうがのような味がする。

(ちなみに左は大根の葉のお新香とちょろぎ)



 1/11(金)『正月映画第一弾は「ゴジラ」』


 新年を飾る映画鑑賞1作目として「ゴジラ・モスラ・キングギドラ-大怪獣総攻撃-」(タイトル長い!)を観ました。

 この作品は昭和29年公開の1作目『ゴジラ』の続編という設定で、ゴジラが二度目の上陸をしたというもの。街を破壊するゴジラから日本を守るのがモスラ、キングギドラ、バラゴンの「護国三聖獣」、はたして三聖獣はゴジラを倒すことが出来るだろうかという話しだ。

 ゴジラの正体が「太平洋戦争で怨みを飲んで死んだ人々の残留思念の集合体」、だからミサイルで攻撃してもなかなか死なないという設定で、それまでの怪獣映画のお約束事に新解釈を加えて正当化するなど平成ガメラシリーズの金子監督らしい配慮だと思った。映画の冒頭でアメリカ版ゴジラに対して「アメリカじゃゴジラと名付けたが、日本の学者は認めてない」というセリフには笑ってしまった。

 本作は怪獣映画のお祭り的娯楽大作と私は解釈した。祭りの出し物よろしく怪獣が4体登場するが、中でもクリクリしたお目目(まるでパグ犬)のバラゴンが可愛いくて良い。番犬のようにゴジラに食らい付き、健気に頑張る姿には目尻が下がった。しかしあれだけ頑張っていながらタイトルに入れてもらえないのは可哀想だゾ。
 あと、キングギドラの首が太く短くなったのが気になった。今回のギドラは首を吊らず腕を入れて動かしているので、まるで東京コミック・ショーの「レッド・スネーク・カモン!」じゃないか。

 さて、この映画のお祭り気分を更に盛り上げているのが役者陣だ。特に脇役にマニアっぽいキャスティングがされている。その昔、東宝映画には専属俳優がいてお決まりの役を演じていた。何事に置いても真っ先に被害を受けて半狂乱する大村千吉や、教授役の小泉博、博士役の志村喬などだ。現在は大村千吉の役処を笹野高史さんが担当ということだが、ユニークさに大村千吉に遠く及ばない。他にも松尾貴史、螢雪次郎、篠原ともえ、佐伯日菜子、かとうかずこなど、どこに誰が登場するのか探しているだけでも結構楽しかった。他に防衛軍には『仮面ライダークウガ』の一条刑事や『ダイナ』のサブリーダー(?)が出演しているし、前田姉妹もザ・ピーナッツを思わすように登場している。

 あとスタッフのお遊びとして、新山千春が演ずる主人公の名が由里(ゆり)で、彼女に想いを寄せているAD(アシスタント・ディレクター)が淳となっている、これはその昔の「ウルトラQ」の主人公の二人と同じ名前だ(ちなみにウルQでは由利子だが)。放送局名が「BSデジタルQ」だから間違いない。

 ということでストーリー的には無理なところも多少あるが、お祭り映画としての楽しさにスパイスの利いた科学考証(?)が加わり、総じて「よろしいんじゃないでしょうか」というのが私の感想です。(大らか)

 本日の映画 70点、
 闘う怪獣をロングショットでとらえたり、小学校の窓から原爆のようなキノコ雲が見えたりと画面づくりが良い。主人公を演じた新山千春が演技していたのにビックリ!



 1/15(火)『考える日々』


 みんなあ哲学してるかい? イエーイ\(^o^)/

 「哲学」って言葉すごく堅いよね、まじめくさくってさあ。「哲学」って言葉を聞くと、急に肩がこってきて頭痛がして吐き気を催して寝込みたくなる。それは今まで偉い先生や学者さんたちが「哲学する人は頭がイイんだぞ」とか「俺はいろんなこと知ってるぞ」と思わせて『哲学することの自由』を人々から奪ってきたからではないだろうか。

 そもそも哲学なんて、貧乏人でも勉強ができなくても関係なく誰でもできるはずだ。人間が生きるために哲学・思想があるわけで、哲学・思想するために人間が選ばれるのではない。

 「男はつらいよ」の寅さんだって哲学してるし、ムーミン谷のジャコウネズミさんだって、バカボンのパパだって思想を持っている。もちろんこれを読んでいるみなさんにも自分なりの哲学を持っているはずだ。

 「考える日々」(池田晶子著)という本がある。羽に衣着せぬストレートな語り口(文章)がとてもわかりやすい。哲学を啖呵でも切るようにポンポンかみくだいてくれて読んでてすこぶる気持ちいいんだ。

 例えば「哲学」と「思想」の違いについてこう書かれている。『「哲学」と「思想」の違いは「哲学」とは考えることであり「行為」である。それによって導き出された言葉なり文章なりの結果が「思想」である。だから「哲学する」とは言うけれど「思想する」とは言わない』と、こんなように。当たり前なことなんだけど、こう簡潔に書いた本があまりなかった。
 池田さんは「ソフィーの世界」(本)はまっかなウソものだと怒っている。どうでしょうか? ご興味のある方はどうぞ。

「考える日々」池田晶子著 毎日新聞社


 1/15(火)『晴れ着』


 去年は荒れた成人式がニュースになり怒っていたけれど(昨年1/14の記事)、今年は沖縄でいざこざがあつたものの全国的に大きな混乱もなくてホッとしている。

 昨日街へ出ると晴れ着姿の新成人が目立った。晴れ着、というのは『晴れの日』に着るもので、では雨の日に着てはいけないのか? いやいや『晴れの日』といっても天気のことではない。『晴れ』というのは「特別な日」という意味だ。『晴れ』に対するのが『褻(け)』で、改まったことではない普段のことをいう。『晴れ着』は特別な日に着る物のことをいうのだ。

 去年は暴れた成人が多くて成人式はいらないと思ったけれど、この暗い話題しかない世の中において数少ない『晴れの日』、自然発生的に始まった日本の文化なので残ってほしいと思うが、今年を見る限りどうやら大丈夫そうだ。



 1/17(木)『ああ勘違い』


 話しをしていたらまったく違うことを言っていた自分に気がついて恥ずかしい思いをしたことはありませんか?

 ある家でのこと、母親が町内会の温泉旅行に行ってきたそうな。娘がどうだったと聞くと、さもうれしそうに、よかったよ、いろんなお風呂があって気持ちよかったよ、ほら、アメリカ映画によく出てくるブクブク泡が出るのあったろう、何て言ったっけ・・・、そうそう『ジグソーパズル』!

 間違った名前でも当たり前のように言われると、すぐに違いを指摘できないんだよね。「ジグソーパズル」と「ジャグジー風呂」とは全然違うものだし、名前も「ジ」しか合ってないのに、なぜか納得してしまうんだ。でも言いたいことは伝わるんだけどね。

 こんなことがあった。

 千葉県出身の友人がいて、千葉の名産は何があるかとの話しになった。みんな考え込んでしまう中、ひとりが「千葉ってさ、ほら、あったじゃない、あれよ、『落下傘(らっかさん)!』」。 一同は「???」 しかも本人はしきりに「落下傘」を連呼する。私は千葉に昔、予科練があって落下傘の訓練でも行われていたのかと思っていた。けど、何か釈然としない。そしたらひとりが「それ、もしかして『らっかせい』のことじゃない?」と言うなり一同大爆笑! 言った本人はらっかせいをイメージしていたのに口では落下傘と言っていたそうだ。

 これを読んでいる方で他に面白い例があったらメールください。お待ちしてまーす。



 1/19(土)『中華料理三昧』


 正月休みに弟家族が帰郷したため家族全員で中華料理を食べることになった。このようにみんなで外食するのははじめてだ。その日はJR新横浜駅に隣接する桃天(たおよう)に行きました。

 <本日のメニュー>
 冷菜盛り合わせ(鶏のバンバンジー)
 地鶏の山椒炒め
 フカヒレの姿煮
 ペキンダック
 鶏の肉団子と蒸し餃子
 芝海老のチリソース
 生麩とじゃがいものオイスターソース煮
 アワビ入りおこげごはんのあんかけ
 野沢菜とレタスのチャーハン
 コーンスープ
 ココナッツミルクの寒天

 中華料理には広東、北京、四川と大きく四つに別れている。四川料理は辛いのが特徴で、広東は薄味、北京は揚げ物、炒め物が多く味噌がおいしいことで有名、上海はしょうゆ味という特徴がある。ここ桃天は北京・上海料理とのことだ。

 フカヒレは昔から不老長寿の料理として「ツバメの巣」に次いでご馳走とされていた。それもそのはず、最近女性の間で人気の、肌に良い「コラーゲン」「コンドロイチン」を多く含んでいるからだ。私はフカヒレが大好物で、死ぬ前に何を食べたいかと聞かれたらフカヒレ!と迷わず答えたい。さて桃天のフカヒレだが、とろーりと口の中でとろけるほどのやわらかさで思わずうっとり、幸せになる気分。ソースはとろみが強く普通よりも醤油味が前に出ている感じがした。フカヒレそのものがもう少しプリプリとした歯ごたえがある方が私は好きだな。

 お次はペキンダック。中華料理の代表的メニューなんだけど、私はそれほど食べたいとは思わないんだ。というか、なぜこんなに人気があるのかが不思議なくらい。たぶんペキンダックがアヒル1羽を使う料理なのに、表面の皮だけ食べて中身の肉は食べないという贅沢料理で値段が高いからお美味しいと思いこんでいるのではないか?
 アメを塗って日光にさらしたアヒルをかまどで表面をこんがりと茶褐色になるまであぶり焼きし、焼き上がった皮をネギとキュウリを添え甘味噌をつけて小麦粉のかわに包んで食べるというものである。桃天のは今までで一番お美味しかった。それは中に添える「みそ」が濃厚ながら甘すぎず、鶏の皮の甘みと歯ごたえもばつぐんで、さすが北京料理店というところか。

 紹興酒はお燗してもらい、ざらめではなくレモンスライスを入れて飲んだ。この方がさっぱりとして飲みやすい。辛党の貴兄にオススメです。

 本日の料理 98点
 普通のひとなら大満足の100点満点の料理だと思う。ここはサービスも良いし、私も月2ぐらいで食べに来る贔屓(ひいき)の店だ。でも、フカヒレとエビチリは100点をあげられなかった。各−1点づつということで98点ですね。だってもっとお美味しい店があるんだもの。自称フカヒレの鬼。



 1/21(月)『薄くなった冬物スーツ』


 昨年末スーツを買いに紳士服の量販店に行った。いいのがあるなと、ひょいとハンガーを持ち上げたら驚くほど軽かった。袖口や襟元をさわってみると夏物のように薄い生地でできているので店員に尋ねてみると、最近のビジネススーツは冬物でも薄く軽くつくられるようになったのだと言う。というのは今は電車の中もデパートもどこでも暖房が入ってて、外に出る時もカシミアコートだのダウンジャケットだのと暖かいコートを着る。だから昔のように厚い生地でつくる必要がなくなってきたというのだ。

 確かにそうだ。私も今年からカシミアコートにして流行のマフラーをしていると、車内に暖房が入ってると暑くて汗かいてしまうことがある。ましてや満員電車などに乗ったらサウナ地獄だ。それに以前の冬物スーツだと重くて肩がこってしまうこともあり、薄く軽くなったと聞いて納得した。この不況の折り、生地が薄くなった分、より安く作れて安く売ることができるわけだ。うまく考えたものだ。

 先日、地下鉄銀座線に乗ったら冬なのにクーラー(冷房)が入ってた。乗った人は気が付いたかと思うけどコートを着ていたので軽く冷房してて調度よかった。冬にクーラー?時代とともに世の中変化するものだと感じた。



 1/24(木)『とっくんの、ちょっと小技3「カップ麺のふた」』


 とっくんの、ちょっと小技〜。(エコーかけて)

 カップ麺にお湯を注いだ後、何かでふたを押さえてないと紙のふたがペロンとめくれてしまう、みなさんはどのようにしてますか?

 日清のカップヌードルにはビニール包みの底に、開け口と同時にふたおさえになるシールがついている。これで口の部分をペタリと貼ればよい(これ以外と知らない人が多い)。

 日清のようにシールがついてればいいけれど、ほとんどのメーカーにはそのような配慮がない。ただベロ紙をカップの縁にそって折り曲げているだけでは、しばらくすると湯気で反り返ってしまい、いつの間にか開いてしまうんだ。後から液体スープを入れるタイプなら、そのスープを暖める意味もふくめて上に乗せておくのが良い。しかし、液体スープのないカップ麺は、ふたの上に小皿や箸を乗せたりしていちいち乗せるものを探すのが面倒だ。

 そこで、一番簡単な方法があります。それは、コンビニとかで買ったときに付いてくる割り箸を使うのです。割り箸を割らずにフタのベロの部分にクリップのようにはさんで止めておくと(写真参照)いちいち何を乗せるか考えることもなくてすむんだ。

 どうでしょう、伊東家の食卓に出したら取り上げてくれるかな?

割り箸を使った写真を見る


 1/28(月)『新型iMac登場!』


 いつも斬新なデザインで驚かされるMacintoshが新製品を発表した。その名も『新iMac』、半球状の本体の上から金属製のアームがのびて15インチ液晶がとりつけてある。一見した印象は『電気スタンド』。今回もまた今までのパソコンにない斬新なアイデアとデザインだが、残念ながら旧iMacで感じたわくわくするような印象はちと少ない。

 新iMacの特徴は何かというと角度を変えられるモニターにある。普段、モニターは動かないものと決めつけているけれど、それは今まで動かなかったから考えなかっただけで、自由に動くようになればかなり便利かもしれない。例えばとなりの席の人に「これでいいかな?」などとモニタの首を振って見せることも出来るし、画面の部分を注目したい時にクイッと手元に引きよせることもできるんだ。

 販売はまだだが、現在、有楽町のソフマップに1台展示している。白くてキュートなデザインは訪れた客がめずらしそうにながめているが、その印象の多くは「かわいい!」と「案外大きいんだね」とのこと、電気スタンドの本体に当たる部分が全体のバランスからして大きく感じるのだ。キーボードが麻雀パイの表面のようにツルツルしたホワイトで感触良さそうなのではやくさわってみたい。ただ、スピーカーやフロッピーディスクなど周辺機器が外付けなのでUSBコードや電源コードで配線がごちゃごちゃしそうな気がする。

新iMacの写真を見る。


 1/31(木)『政治家不信続く』


 俺は怒っているー。\(>o<)/

 今までくだらないなと横目でながめていたけれど、とうとう黙っていられなくなった。29日の深夜、NHKにチャンネルを合わすと、田中真紀子外相と野上事務次官が更迭(こうてつ)されたとのこと。一報を聞いた時に、えっ、という驚きと、やっぱりそういう結末に落ち着いたかという諦めの気持ちを感じた。

 事の発端は鈴木宗男議院がアフガニスタン復興支援会議へNGO(非政府組織)参加に圧力をかけて排除させたかどうかということからはじまっている。ところが肝心の圧力をかけたかどうかの審議を問わず、言ったか言わないかという意味のないところに論点がすりかわられ、結果何の解決もなく、ただ当事者らが退任させられるというのは、今までとまったく同じ解決法で何も体質は変わってないじゃないか。野党もこれで終わらせるようではダメだ!

 報道を見ている限り、鈴木議院がNGOに圧力をかけたのは事実のようで、それがまず悪い。次にそれを隠そうとした野上事務次官もウソを言っているのは明白でこれまた悪い。一方、真紀子外相はそれを正そうとしたのにナゼか辞めさせられてしまった。彼女は今回悪いところはないのに、まったく理不尽だ。

 言った言わない論争は子供の喧嘩のようで馬鹿馬鹿しく、大橋巨泉が辞職する気持ちもわかるが、このまま終わらせては何の解決にもならないでしょ、予算委員会で反発した野党が欠席のまま第2次補正予算案が強行採決されたけれど、欠席してしまっては「肯定」したことと結果は同じじゃないか、もっと抵抗してくれなきゃ。もう誰か何とかしてくれー、明日の日本に未来はないゾ。(今に始まったことではないが…)

 ああ、これで外務省を変えて政治不信を払しょくするすべを失ったわけだ。残念 (_ _;)ウウッ

 関連記事 2001.7/13『参院選「非拘束名簿式」』



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ここに書かれている内容は徳富の個人的な感想によるものです。
特に悪意はありませんし、下心もありませんので、ご了承下さい。



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