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ひとりごと2013年2月

 ここは私の独り言のページです。展覧会や映画の感想から、日頃思ったこと、感じたことを不定期的にアップしていきたいと思います。お付き合い下さい。



 2/26(火)『フランス・デュービル展スタート』


   画廊のオーナーが亡くなくられて延期されたフランス展。
   会場を替えて再開されることになったのです。

      

   場所は、フランス北部のデュービルという街。
   噴水がある広場に面したカフェのとなりに画廊がある。
   上の写真、カフェの左となりに小さく写っている白いお店がヘアサロン、
   その地下がギャラリーになっている。

   一度は消えかかった展覧会を粘り強く場所を探して再開してくださった
   マユミインターナショナルのオーナーに感謝です。

   それともうひとつ・・・

    ・・・ポスターがね!

      

   現地フランスのスタッフが作った展覧会の公式ポスター。
   な、なんと、私の作品「HOPE」を使ってくれました。
   これには感謝感激、雨あられです。\(^o^)/

   だって、このポスターが期間中、デュービルの街にたくさん貼られる
   そうで、想像しただけでウキウキするじゃないですか。ルンルンo(^-^)o

   くわしい作品展の様子は、後日、写真が送られてくるそうなので、
   ここで報告します。


   関連記事 2012/10/15『フランス展スタート延期』


延期されていたフランス展がはじまりました。
北部フランスのデュービルという街で、
2月15日から7月中旬まで展示されます。
くわしくは「作品展案内」ページをご覧下さい。

 2/23(土)『ジャンバール2周年記念パーティー』


   15日、馴染みの地ビールバー『ジャンバール(JANBAR)』の開店2周年
   記念パーティーに参加した。

      

   常連さんが次々集まってきて、7時半には狭い店にすし詰め状態。
   8時をまわる頃は、後から来たお客さんが入れなくて帰ったそうだ。

      

   この日は、おいしい地ビール1杯、フード1皿、どれも500円均一。
   写真の1皿3点盛りも500円、\(^o^)/

      

   この日、気に入ったビールは(神奈川県)湘南ビールのビスケットヴァ
   イツェン。麦をロースとした感じの香ばしいビール。でも普通のロースト
   ビールよりも軽やかで、何杯飲んでも飽きが来ない。

      

   オーナーのチャコさんとバーテンダーの遠藤さん。
   いつも美味しいビールと食事を安く提供してくれてありがとうございます。


   関内 BIERE CAVE JAN BAR (ジャンバール)
   http://jan-bar.com/index.html

   関連記事 2012/2/23『ジャンバール1周年記念パーティー』


安部政権にかわって株が上がり円が安くなっている。
2年前からドルとユーロの現金をチェンジせずに
持っていたので、これを機に替えようと思う。

 2/20(水)『第67回毎日映画コンクールの授賞式』


   日曜日、TVK(テレビ神奈川)で第67回毎日映画コンクールの授賞式を
   放送していた。歴史あるコンクールの授賞式はどういう段取りでやってるん
   だろうという興味から何気なく見始めた。

   ところが、偶然、私と縁のある方が、しかもおふたりも受賞したので驚いた。

   吉永小百合主演の「北のカナリアたち」がスタッフ部門の録音賞を受賞した。
   録音を担当したのはベテランの志満順一さん。志満さんは4年前、大和市民で
   作った「わが街・やまと」の録音をしていただいた方なのである。撮影現場で
   はデンとミキサーチェアに座り、つたない私たちに数々のアドバイスをしてい
   ただいたものである。

   もうひとりは女性で撮影監督の芦澤明子さん。役所広司と樹木希林が出演した
   「わが母の記」のカメラマンで、撮影賞を受賞した。

   もう30年近く前(?)のこと、芦澤さんがカメラマンをはじめた時、社に出入
   りしていたベテランカメラマンから紹介されたのを今でもはっきり覚えている。
   というのは、当時はビデオカメラが無い時代で、16ミリのフィルムカメラで
   撮影していて、今と違って女性カメラマンはほとんどいなかった時代のこと。
   芦澤さんは当時からきゃしゃな体で、ハードなカメラマンはできるかな?
   って心配したからである。

   ともあれ、お二人ともご受賞おめでとうございます。


ロシアで隕石が落下して多くのけが人が出たそうだ。
1年間にそうとうの数の隕石が降ってきているそうで
今まで大きな被害がなかったのは
逆に奇跡的だったかも。

 2/17(日)『第3回大和ショートムービーコンテスト表彰式』


   ここのところ仕事以外のイベントやパーティーで忙しい。

   11日は神奈川県の大和市で行われているショートムービーコンテストの表彰式に
   出席した。私は特別審査員として参加し、表彰後の講評を担当した。

      

   コンテストは今年で3回目になり、1、2回に比べると作品数は減ってしまって残念
   だけど、1本1本の作品の質は格段にレベルアップしている。高校生が出演している
   ラジオ番組の聴取者を探すインタビューもの、イベントで作った花壇に置いたアクセ
   サリーが心無い人によって盗まれてしったドキュメント、阿波踊りの練習風景を記録
   した記録ビデオ、CGを駆使したドラマ・・・。どれも見る側の心を揺さぶる力作ば
   かりだった。

      

   グランプリは「シンボラーズ」。
   大和市内にある記念像を描いた絵(イラスト)が動き出すアニメーション作品。
   約700枚の写真をコマ撮りして作ったそうだ。準グランプリは「祈り」という作品で、
   ファーストカットが公園の池にプカリと浮かぶ死んだコイ!、鳥が空から降ってきたり、
   空を覆うように飛ぶ飛行機など、CGを使う巧みな技術は目を見張る出来だ。

      

   ショートムービーの他に、仮装してヒーローや映画の主人公に“なりきった”写真を
   コンテストする「あなたが主役☆なりきりフォトコンテスト」と、大和市のゆるキャラ
   “ヤマトン”のクラフトワークのコンテスト「手づくりマスコット、ヤマトン」の表彰も
   行った。会場のイコーザは立ち見が出て補助席を出すほどの入りだった。

   なお、ショートムービーと“なりきりフォトコン”の受賞作品は大和市イベント観光課の
   ホームページで見ることができます。 → http://www.yamato-kankou.com/

   ■タウンニュースの記事
    http://www.townnews.co.jp/0401/2013/02/15/176869.html


   関連記事 2012/2/12『ロケ地は大和第2回ショートムービーコンテスト上映会』


遠隔操作ウイルスを使った事件の容疑者が
猫カフェに通っていたと報道されて
何となく気分が悪い。

 2/14(木)『第2回 YAMATOイラストコンペ表彰式』


   2月10日、『第2回 YAMATOイラストレーションデザインコンペ』の入選
   作品展をイオンモール大和で行った。私が参加しているYamato50が主催である。

   「YAMATOイラストレーションデザインコンペ」は今年で2回目を迎え、
   『愛』をテーマにしたイラストを一般から公募し、イラストレーターを目指して
   いる若者たちの発表活動をサポートするとともに、大和市をイラストあふれる街
   に変えていくのを目的にしたものだ。

   会場には入賞作品6点(最優秀賞1点・優秀賞3点・特別賞2点)と、一次審査を
   通過した50点近い作品を展示した。

      

   入口正面には、応募された作品402点を並べた巨大パネルがお客さんをお出迎え。

      

   一次審査に落ちたものの中には、えっ? これが落ちたの? と驚くほど上手な
   作品も多い。“絵がうまい”というだけでは審査を通過しないことがわかる。
   次回、応募する方は参考にして。

      

   このコンペのエライところは(主催側が言うのもおこがましいが)、
   入賞した方々に、実際、市でイラストレーターとして活躍してもらう事である。
   上の写真は前回、最優秀賞を受賞した方の実績紹介パネル。「YAMATOダンスフェ
   スティバル」や「音楽フェスティバル」のポスター、ホームページに使われたキャ
   ラクター表が展示された。

      

   今年の最優秀賞は、お母さんと娘さんによる合作「あいがうまれる」だった。
   6歳の娘さんが大木市長から賞状を受け取りお辞儀。優秀賞に外国の方も受賞した。

   第2回 YAMATOイラストレーションデザインコンペ入選作品展
   イオンモール大和 3階 イオンホール  2/6〜10まで

   関連記事 2012/3/4『YAMATOイラストコンペの表彰式』


大阪のコンビニで「年齢確認ボタン」に腹を立てた
客がモニターをたたき壊した事件があった。
その気持ちわかる。でも、私はキレないから。

 2/10(日)『赤レンガ倉庫に坂本龍馬現る!』


   赤レンガ倉庫に誰かいるぞ。

      

   近寄ってみると、それは坂本龍馬の像。・・・で、でかい。

      

   今、横浜の赤レンガ倉庫では、高知県産の野菜のPR展「高知野菜の夜明けぜよin
   横浜赤レンガ倉庫」が行われている。龍馬像は、このイベントに参加するために運ば
   れた。

   像の高さは約5・3メートル、今回のイベントのために2日間かけて4トントラック
   で搬送されたそうだ。ちなみにこの像は、桂浜ではなくJR高知駅南側広場に展示され
   ているものらしい。

      

   特設テントでは高知産の野菜の販売や、しょうがのホットドリンクが試飲できる。

   寒風すさむ中、さすがの龍馬も「横浜は寒いぜよ」と言わんばかりだった。


   「高知野菜の夜明けぜよin横浜赤レンガ倉庫」
    2月7日〜10日まで


ぶらぶら美術館(BS日テレ)が楽しい。
興味のなかった白隠展(渋谷Bunkamura)に
行きたくなった。

 2/7(木)『20歳以上ですって・・』


   去年からコンビニで缶ビール(アルコール飲料)を買うと、レジのモニター
   に『20歳以上です』というボタンを客が押さないと買えないようになって
   いる。未成年にアルコールを売らない対策として考えられたのだろうけど、
   これって効果あるのだろうか?

   ある時、アルコール0%の『キリンフリー』を買いに行くと、
   いつものように「20歳以上です」というボタンがモニターに現れた。

   「何?!」 ちょっとムカついたので店員に聞いた。

   「アルコール入ってないのにボタンを押さないといけないの?」

   店員「そういう決まりなんです」と、申し訳なさそうに答えた。

   日本らしいなあ。


仕事で一日、パソコンでビデオの編集をしている。
細かいところに集中するので、つい姿勢が悪くなり
夜になると首こり・肩こりでチョー苦しい〜

 2/3(日)『会田誠は大バカで天才!』


   六本木の森美術館で行われている「会田誠展 天才でごめんなさい」を観た。

   意外なことに会田誠の本格的な個展は今回がはじめてだそうで、しかもスケールの大き
   さはハンパでない。後にも先にも、これ以上の規模の個展はないだろう。これを見てお
   けば、もう、会田の展覧会は一生見なくてもいいというくらいのものだ。

      

   会田作品は日本古来の美術史の延長にあり、同時に現代を映す鏡だと思っている。
   一見、おバカアートのように見えるけど、政治や歴史に鋭い批評性を含んでいる。
   さらに“アートとは何か”“日本人とは何か”を常に問いかけている。

   新宿ホームレスの段ボールが撤去されたニュースを見て、ニューヨークでの9.11
   テロを見て、3.11の原発事故を見て、彼はすぐに作品を作る。現代美術作家(近年)
   はデザイン系のアーティスト(村上隆や奈良美智など)が多い中、“表現するアーティ
   スト”として日本のトップにいる存在だと思う。

   ただ、“アニメ”や“女子高生”をモチーフにしたエログロナンセンスな作品が多い
   ので、当然、嫌いな人はいるだろう。特に古い価値観で美術をくくる人は嫌悪感を持つ
   に違いない。でも、それが現代であるから仕方ない。会田の持つ稚拙性も多義性も
   現代日本の縮図なんだから。

   展示作品の一部を紹介すると、

   「鶯谷図」は、ふすま絵のごとく大きな桜の木が描かれてるが、その背景は金箔では
   なく1980年当時の山手線の鶯谷駅の電話ボックスに貼られていたピンクチラ
   シで作られている。

   「みにまる(戦争画Returns)」は銀紙(銀箔ではない)に、鳥居(おそらく靖国神社)
   が描かれ、「天皇陛下万歳」の文字は血で書かれている。

   会場には“18禁コーナー”があり、目立たないのでうっかりすると通り過ぎてしまう
   ので要注意。紫色の短冊状に切られたビニールの暖簾(のれん)が目印。

   ここには彼が世に知られるきっかけとなった「巨大フジ隊員vsキングギドラ」がある。
   これは葛飾北斎の「蛸と海女」にインスパイアされた作品で、我々1960年生まれ世代
   の細胞の源であるウルトラマンと東宝怪獣をモチーフにした作品である。しかも幅4m
   の大きさの巨大セルにアニメ塗りで描かれている。

   そのとなりに「イデア I-DE-A」(=観念という意味)というビデオが流れている。
   それは『美少女』という文字を見ながらオナニーする会田誠が写っている。バカだね。
   それも、いつ発射するんだろうと私はその瞬間をしばらく待ってたが、←俺もバカ
   なかなか発射しない(できない)でいた。そのひっしさに笑ってしまったが、解説を
   読むと、撮影中なかなか勃起できなくて1時間以上かかったそうだ。・・大バカです。

     *  *  *

   第二次世界大戦後の作品を『現代美術』ととらえる考えがあるが、社会の急変、急速
   な成長で人々の生活が一新している。日本は偶然、『昭和』と『平成』で時代が分かれ
   ているので、平成を主に活動している1960年生まれ以降の作家を“現代美術”とし、
   戦後から昭和までを“準現代美術”と区別したらどうか。レンタルビデオ店で“新作”
   と“準新作”と分かれるように。(笑)


   会田誠展は、美術を勉強している若い世代に見てほしい。
   美術の必須にするべきだと私は思う。 行くべし。

    

    会田 誠《考えない人》

この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示・非営利 - 改変禁止 2.1 日本」
ライセンスでライセンスされてます。

   上の写真「おにぎり仮面」は私は嫌いだけど、唯一、撮影がゆるされていたので
   仕方なく載せた。会田自身はこのキャラクターをもっと売り出したいと思ってい
   るそうだが・・・。

   「会田誠展 天才でごめんなさい」
   2012年11月17日(土)−2013年3月31日(日)
   六本木、森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
   http://www.mori.art.museum/contents/aidamakoto_main/index.html


   関連記事 2007/6/10『アートで候。会田誠・山口晃展』

   関連記事 2012/11/7『拷問博物館』


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