私の娘と孫娘

私には、3人の子供(長男、長女、次男)がいますが、長女がのりこといいます。彼女の一人娘、つまり私の孫娘がミクといいます。1998年生まれです。ミクは、障害を持って生まれてきました。その障害は、世界でもとても珍しいケースのもので、原因不明な、背丈が伸びないというものです。珍しい障害のために、既存の福祉対策では対応できないことにもしばしばぶつかります。

しかし、補助椅子など背丈の不自由さをカバーする器具の助けを借りれば、自分で物事を処理する能力も着実に身につけています。また、知能の発達にも影響がありますが、確実に知能は発達しています。ミクはドラゴン・ボール大好き人間なのですが、登場するキャラクターの名前はほとんどそらんじています。また、数字関係は苦手なのですが、人間としての情感は私たちと変わるところはありません。

私は、非常に特殊な障害を抱えたミクが、3年後社会に直面するとき、大変な苦労と試練に直面するであろうと覚悟しています。母親であるのりこのこれからの苦労も、今までに増して大変なものになるだろうと思います。とくに、日本という国家における社会福祉の分野における未整備と立ち遅れ、社会の 受容度の低さ、そういったことを考えると、本当にのりことミクのことを不憫に思われてたまりません。

しかし、幸いなことに、のりこは、父親の私が言うのも変かもしれませんが、非常にけなげに、ミクとともにこれからの試練に正面から立ち向かっていく強さを持っています。ミクが少しでも日本社会で当たり前に受け入れられるようになるためには、のりことしては、自分から積極的に、ミクのことについて、社会に対して発信していかなければならないと考えています。私のウェブサイトを訪れてくださる方が、のりことミクの生活・成長の足取りを理解し、二人を応援してくださることを心からお願いします。

  • みく

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