21世紀の日本と国際社会 浅井基文Webサイト

1から10まで

2005.07.04

6月30日と7月1日の夜は、ミクとたっぷり時間を過ごすことができました。ミクが寝付くまで見ていることができました。私と会っている間は元気に振る舞っていました。もっとも、のりこによれば、私に会うまでのミクは、睡魔に襲われて、自分で自分の頭をぶったり、顔を振ったりと眠らないよう必死に戦っていたんだそうです。 のりこによると、ミクは算数と国語で授業についていけないそうです。算数では1から10まで数えるところまでいっているようですが、ミクは、1、2の後は「ゴニョゴニョ」となってしまっているようです。しかもミクはそんな自分が気になってきたらしく、帰宅してから字を書くノートを取り出していたというのです。のりこは不憫に思って、「もう良いよ」と声をかけて止めさせたようですが、ミクがそんな複雑な心の働きを持つようになっていることを聞くのは、本当に感慨深いものがありました。

お風呂に一緒に入ったときに、「1、2、3を数えようか」と誘ってみたのですが、完全にシカトされました。やはりミクなりの自尊心があるんだな、と感じたことでした。

しばらくは上京する機会もないので、ミクに会うチャンスも当分はお預けです。次に会うまで元気でいてほしいと思い、ミクの寝顔を頭の中に刻みながら帰り道につきました。