期間の短い春休み

2009.03.21

今年もミクとのりこが広島に来てくれました。19日に迎えに上京し、20日に一緒に広島に帰りました。でも、春休みに広島に来られるのは今年が最後のようです。この4月から5年生になるミクは、来年の卒業式には見送る側の5年生として出席しなくてはならないので、広島に来る時間がなくなりそうだ、とのりこから伝えられました。また、今年の春休みはあまりゆっくりしていられないようです。もっとも、私の方も研究所の人事異動などが控えており、また、これまでにふんだんに有給休暇を消費ししてしまい、あとわずかしか残っていないこともあって、二人とゆっくり過ごす時間は限られています。そういう意味でも本当に貴重な時間となりそうです。
それなのに、初っぱなから私はミスをしてしまいました。実は上京する朝から何となく身体の調子がおかしいと感じていたのです。いつも診てもらっているかかりつけの医者からは、3月所から始めたジム通いの成果(2キロ減量)を公認されたまでは良かったのですが、どうも体の具合がイマイチ(腹痛)という感じで新幹線に乗り込んだのです。ビール好きなのりことわたしのことですからロング缶を2本ずつ買い込んで車中で楽しむのは恒例なのですが、私はすごく酔いが回ってしまった感じで、ついつい寝入ってしまっていました。眠りがさめてからも何となく体のだるさがあり、ミクのお相手をするコンディションは戻りませんでした。しかし、ミクは一人でお絵かきしたり、なにやら文字を書いたりと、車中の4時間を本当におとなしく過ごしたのです。感心の極みでしたし、それだけに余計に悪いことをしてしまったと慚愧の至りでした。
ところがそのミクが、家に着き、みんなに持ち上げられるようになると、毎度のことですが、がぜん居丈高になるのです。のりこにも公然と高飛車な口調に変身。誰かが自分の味方をしてくれるという安心感がそうさせることが分かっているだけに、本当におかしくておかしくて。
ところが、今回お土産に持っていったDVD「ゲゲゲの鬼太郎」をミクは大事に広島まで持ってきて見ようとしたのですが、私がプレーヤーに挿入していじっているうちにフリーズしてしまい、結局見れずじまい。ミクの怒ること、怒ること。本人としては、フリーズの意味も分かりませんから、私のパソコンで見ればいいと主張。約束したんだから、という正当論で、これにはのりこも私も脱帽しました。

帰ってから、「ひょっとして風邪かな」と思って風邪薬を飲んだら、ずいぶんと気分が良くなりました。やはりそうだったか、と安心しました。

今日は朝一番でDVD修理の予約を入れたのは当然ですが、修理の人が来るのは12時から午後5時までの間ということなので、私が留守番をし、上さんが二人を連れて市内へ出かけました。二人のお気に入りの一つである「タイ料理を食べさせてやってね」と上さんに言付けてあります。まあ、私も上さんが用事が入っている水曜日と金曜日、そしてその次の月曜日には最後の有給休暇を使おうと思っています。高速代金が安くなったしまなみ海道を桜見物と行くのも良いかもしれません(もっとも安くなるのは休日だけだったでしたっけ)。写真もしっかり撮って楽しい春休みにしたいと思っています。