ミクと娘が来広しました

2008.04.03

のりことミクが広島に来て早くも1週間以上がたち、この6日(日)にはもう八王子に戻ることになってしまいました。二人がいる間は年休を取って一緒に過ごしてきましたが、それでも大学の行事で抜けられないもの(卒業式、辞令交付式、入学式)もあり、じっくりまとまった時間を取って旅行するということもできず、基本的には広島で過ごしています。そんな中で昨日は、桜百選にも選ばれているという尾道の千光寺まで出かけてきました。帰ってからのニュースで広島の桜が満開になったと聞きましたが、千光寺の桜はまだせいぜい3分咲といったところで、がっかりしました。満開だったらさぞや美しいだろうと想像できる瀬戸内海の眺望を恣にする千光寺公園でした。尾道でのそのほかの収穫といえば、尾道駅前のホテルの2階で見つけたハーブを売るお店。軽食もできて、とても落ち着いた雰囲気で、3人とも大気に入りでした(上さんは、彼女の姉が病気ということで、3月30日に上京して、そのまま東京に滞在しています)。

ミクは、風邪も引かず、八王子では苦しめられていたという花粉症からも解放されたようで、食欲も旺盛で、元気いっぱいです。ずっと一緒にいると、その時は「ああ、こんな事もできるようになったんだ」と嬉しい思いをさせられることにしばしばぶつかるのですが、すぐ書き留めておけばいいものを、横着しているうちに忘れてしまいます。そんな中で覚えていることといえば、ものの大小についてしっかりした認識ができるようになったことがありました。あるいは、朝起こしに来たミクに脱いだパジャマを渡し、「お洗濯に持っていってね」と頼みましたら、「ハイ、分かりました」とお手伝いをしてくれたのにも軽い感動を覚えました。そのことを知ったのりこもとても喜んでいました。食事時に箸やお皿を運ぶようなお手伝いはもう当たり前にこなしますが、洗濯物を運ぶということ(私のパジャマですから、小さいミクにとってはかなりの重労働なのです)は新しいお手伝いの部類に属することなのでしょう。

二人が広島にいる間は、できるだけのりこに家事をさせず、休ませてやりたいので、いろいろなレストランを訪れるのですが、今回は前にも書いたように私がチョコチョコ出かけなければならないので、なかなかレストラン巡りもできていません。ベトナム料理、地ビールを出すお店、そして尾道のハーブのお店ぐらいでしょうか。今日の午後は、広島に住んでいるのりこのお友達に招待されて2人は出かけましたので、私は家で留守番。こうして書き込みに時間を過ごしているところです。残る金曜日、土曜日には、三滝寺の桜を観がてら、ミニ懐石を出すという食事処に連れて行くこと(その時には満開の桜を愛でることができるかもしれません)、広島での恒例となりつつあるタイ料理屋に行くことぐらいでしょうか。

そうそう、尾道に車で出かけた帰りに、のりこの携帯に八王子市教育委員会から電話が入り(自宅にかかってきた電話を携帯に知らせるように設定してあるらしい)、早速電話を返すと、のりこが粘って交渉してきたミクの付き添い者(のりこはその分ミクの付き添いをしなくてすむようになる)が、これまで1人・35週だったのが、新年度から3人・35週ということになったとの嬉しい知らせでした。1年35週ですから、まるまる1年ということではないのですが、それでも夏休み・冬休み・春休みをのぞいて、5月から翌年3月中旬まで、のりこは週3日間ミクの独り立ちを促すよう、ミクの付き添いをしなくてすむことになります。

新年度からも二人にはいろいろ厳しい試練が待ち構えているでしょうが、私としては、何とか二人の支えになってやりたいと気持ちを新たにしています。まあ、その前に残りの2日間を有意義に過ごしたいものです。