21世紀の日本と国際社会 浅井基文Webサイト

明治大学国際学部の卒業式

2005.03.25

今日は明学国際学部の卒業式だったので、広島からいったん戻ってきた私ですが、卒業式以外の行事は失礼して、ミクとの時間を最大限に優先しました。夕食をのりこ、ミクと一緒に近くの中華(ひなびたところに位置するのに、抜群においしい)で取り、その後は、ちょうど最終回だった「金八先生」を見ながら(ミクも見入っていたことがステキでした)、楽しい時間でした。のりこが台所で「数よりも密度だ」とつぶやいているのをしっかりと胸に刻みながら、私のひざに当然のように座り込んでいるミクを抱きしめている私でした。時が前後しますが、私に会ったミクは、いつもは嫌がる頬ずりを自分からしたり、キスまでしてくれたのでした。そしてのりこは、突然のプレゼントも用意してくれました。「ミクをお風呂に入れてくれる?」という言葉でした。長い間ミクをお風呂に入れていなかったので、瞬時とまどった私ですが、のりこの気持ちを有り難く受けとめ、ミクと30分近く(それ以上だったかも)ミクと楽しい時間を過ごさせてもらいました。10時頃にタクシーを呼んで家に帰ったのですが、のりことミクがタクシーが見えなくなるまで見送ってくれていたのが泣きたくなるほどに心に残りました。そんな私の気持ちが分かるはずもないタクシーの運転手さんが、「お孫さんとご一緒でしたか?」と声をかけてくれたのに感動してしまい、「これから広島なんですよ。切ないですね」と答えている自分がいました。

のりこは、けなげにも広島での仕事はミクのことを気にしながら勤まるような簡単なことではないから、仕事に専心してほしい、そんなパパが誇りでもあり、憧れでもある、という言葉を寄せてくれました。のりことミクの声援を裏切らないように、広島で精一杯のことをしてみようと思います。