3日間の上京

2006.09.17

2006.9.17

今回の上京は、金、土、日の三日間とも東京で約束や仕事が入った比較的タイトな日程でしたが、金曜の夜はのりことミクと、そして土曜の夜と日曜の昼は二人に加え次男及び彼の彼女も加わった食事と、賑やかに過ごすことができました。三度の食事におけるミクの食欲の旺盛さには、最近では今や慣れっこですが、しかし、やはり本当に安心感に満たされます。夏休みに広島の家に滞在したときにミクの当番としたみんなへの箸配りが身についたのか、毎回みんなに箸配りをするミクの姿は愛らしいものです。

土曜日は、仕事を終えて家に戻った私のところへ二人がやってきたのですが、のりこは明らかに睡眠不足ありありの表情だったので、早速休ませて、ミクと二人でオセロのまねごとをして過ごしました。ミクは、オセロのルールは分かっていないのですが、磁力がついている駒(?)の特性を活かして様々な遊びを編み出して、のりこが起きてくるまでの30分強の時間を飽きもしないで過ごして、私を驚かせました。のりこもいうように、字を覚えたり、数字を覚えたり、時間の観念を身につけたりすることについては遅れが目立つミクですが、私たちとの意思疎通という点では、相手の表情や気持ちにも反応するという健常の子とそれほど変わらない頭の回転も見せるのです。

のりこの報告によれば、金曜日の学校のお泊まり会では、担任の先生がみんなと一緒にミクもお風呂に入れてくださり、頭まで洗ってくださったとか。ミクもすっかりみんなとの時間を楽しんで帰ってこられたとのことでした。こんなところでも去年の時よりも確実な進歩が見られるわけで、のりこと素直に喜びを分かち合うことができました。

日曜日の昼食は、豊田にあるミクのお気に入りの武富ラーメンでしたが、私が11時41分の電車に乗らないと、午後の約束の集会に間に合わないということで、ミクがまだラーメンを食べている最中に私が席を立つことになってしまい、ミクがかなりパニクってしまう姿をそのままにしてバイバイせざるを得なかったのは可哀想なことで、電車に乗ってもしばらくの間悔いが残りました。

台風13号が九州沖合を北上ということで、広島―博多間は運休という情報が流れる中、なんとなく落ち着かない気持ちのまま、新幹線に乗り込みました。