元気、でも一抹の不安

2010.11.15

手帳でチェックすれば、約1ヶ月前に会っているのに、なんとなく長い間会っていない感じがしてならない今回のミクとの出会いでした。今回は2晩泊まることになっていたので、私としては嬉しい気持ちが半分と、迷惑をかけるので済まないという気持ちが半分。でも、ミクが笑顔で迎えてくれた(もっとも宿題をしている最中でしたが)ので、ホッとしました。とても元気だったのですが、お腹の風邪とかで、すこしお腹の調子が良くなく、のりこは少し警戒気味。その日の夜はミクのお腹の負担を考えて外食はやめ、出前専門のチラシが入っていたお寿司屋さんの味を試してみようと前から考えていたというのりこの提案で出前寿司を取ることになりました。次男の彼女も、その後会社帰りの次男も加わって「試食」となりましたが、まずまずの合格点。ミクもしっかり食べていましたよ。
 前回の上京の時はのりこの誕生日と重なっていたので、次男、彼女と一緒に一眼レフ(のりこはなかなかの腕前で、かなり前から一眼レフをほしがっていたのです)をプレゼントしたのですが、それに触発された次男(こちらはセミプロクラスの腕前)がやはり一眼レフが欲しくなったということで、今度はのりこと共同でプレゼント(クリスマスプレゼントの前倒し)しました。私としては、二人がじゃんじゃんミクを撮ってくれればお裾分けにあずかれるわけですから、悪い話ではありません。実は、私もオーストラリアや旧ソ連に勤務していた頃は写真撮影を趣味にしていたのですが、今はからきしダメ。来年3月末に退職した後は、「無芸無趣味ではすぐぼけるよ」と今回ものりこに脅されてギクッとしたこともあり、カメラいじりでもしようかな、とは思いかけているのですが、のりこと次男に先を越された感じもして、迷いを深めているところです。一眼レフは重いし、図体もでかいので、私では扱えないだろうと思うのですが、今年になって出てきたミラーレス一眼レフならば軽いし小さいので、ねらい目かなあと。もっとも、ミクを撮影すること以外にこれといった目標は浮かんでこないので(撮影旅行なんてとてもとても)、「まあ、買わなくても良いか」という結論になりそうです。
 土曜日のお昼ものりことミクはパスということで、次男と彼女との3人で武富ラーメンに。夕方はのりこが美容院に予約を入れていたので、ミクと二人でお留守番。のりこの緊張感が移って、私もかなり緊張しました。一時間おきに「ミク、トイレは?」と確認を入れるのですが、ミク自身は至って元気で、気を遣ってしまう私を邪険に無視。なんとか焼き肉屋まで行けました。そう、お肉大好きなミクなので、のりこも行くことにはOKを出したのです。ミクはタン塩3枚、カルビ2枚、そしてクッパといつもどおりの食欲を示してくれましたので私は素直に喜んでしまったのですが、のりこはやはり月曜日からのことをにらんで楽観していませんでしたっけ。
 ということで、少し気持ちの重い今回の上京となりました。
 そうそう、ミクには卒業文集の作文を作る作業が待ち受けています。のりこは、小学校6年間のまとめにして後々の記念にしてやりたいと思っており、1年生からのミクの成長の足取りをまとめて、その下書きをミクが自分で読んだのですが、のりこも「おう!」と歓声を上げるほど、しっかりと読んでいました。最近は絵本を読んでいませんが、これなら自分で理解しながら読めるようになっているかも知れません。ミクが自分で操作する電動車いすも完成したので、フットワークもよくなるでしょうし、今後のミクにはまた楽しみが増えています。