ミクとの夏休み

2012.09.03

長い間ミク日記を更新することがありませんでした。その間、まったくミクに会えなかったということではありません。5月6日、6月8日、7月14日(焼き肉)、7月31日(アニメ映画「オオカミ子どもの雪と雨」)、8月16日(のりこが買い物のためミクと留守番)にミクの笑顔を見ることができていました(手帳記載の記録から)。とは言え、とにかくミクの日々はいろいろ予定が入っていて「忙しい」のです。のりことミクの生活のペースを乱してはいけないので、のりこから声がかからない限りは自粛を心掛けているのです。
 昨日(9月2日)は、のりこと次男がもんじゃ焼きを食べようという話になり、私にもジョインしないかと声をかけてくれたので、二人が買い出しに出かける間ミクと留守番をするということで、午後1時過ぎから夜8時ごろまでずっとミクと一緒に過ごすことができました。8月16日の時もミクと夏休みの宿題をするのを見守りながら留守番をしたのですが、この日もミクが宿題(8月30日から9月1日までの3日間の60字日記)をするのを手伝って過ごして、ミクがかなりの数の漢字を書けるようになっていること、カタカナの使いどころ、「何々は」という「は」の使い方もしっかりわきまえていることなどに感心しきりでした。
 漢字は小学2年生までの分はマスターして、今は3年生で習うものに挑戦中なんだそうです(のりこの話)が、とにかく習ったことがあるものは何とか自分で書こうとする意欲が十分なのです。買い出しから帰って来たのりこに聞きましたら、ミクをずっと見てきてくれている訓練士の言として、ミクの知的レベルからすると、これだけの漢字を我がものにしているというのはミクの頑張りの賜物なのだとか。さもありなん、と大いに納得。
 算数はどうしても数の概念が頭の中に入らないようですが、そんなミクを見ていると、逆に「数」という概念の抽象性について改めて考え込まされる自分がいて、むしろ自分が数という概念にかかわりなく、「そういうものだ」という既成観念でやり過ごしていることに気づかされたりもしたのでした。
 「ドラゴンボール」好きはまったく変わりなく、8月16日の時も昨日も、宿題が終わった後は、気に入ったマンガ本を持ってきてそれこそ飽きることなく何時間も見入っているのです。しかも特に気に入ったページがあるらしく、1時間でも2時間でもそのページから他のページに移ることもありません。しかも時々ニヤリと表情を崩すのですから、恐らくミクの頭の中ではソンゴハンとか、ピッコロだとか、ソンゴクウとかのお気に入りが大活躍する姿が入り乱れているのでしょう。この集中力も、毎度のことながら、感心するばかりです。
 私は7月16日に、頭の体操の意味もこめて、携帯をそれまでの在来型(?)iPhone4Sに乗り替えたのですが、最近では大体使い方も頭に入っており、特にiPhoneのカメラ機能には重宝しているのですが、ミクの百面相を撮るのにも威力をフルに発揮してくれています。昨日だけでも40枚近くミクのいろいろな表情を記録することができました。これでまた、私のPCのスクリーンセーバー画面(何百枚もの写真がスライドショーを展開するようになっています)も一段と豊かになりそうです。
 夏休みも終わって、ミクの中学2年生活も早半分近く。これからも、二人の邪魔にならないように心掛けながら、ミクが元気で日々を過ごすことができるように見守っていきたいものです。