1ヶ月ぶりの再会

2006.01.15

ほぼ1ヶ月ぶりの再会で、とても懐かしく感じられたミクでした。広島駅のショッピングの場所で買い求めたキティのはんこ・セットとアンパンマンのポーチもとても気に入ってくれたので、私も喜びが増しました。定番になったお風呂でもすっかりエンジョイして、いつまでも遊んでいました。

気になったことといえば、私がミクの言葉が聞き取れなくて、「エッ?」と聞き直そうとすると、ミクは明らかにわざと私の反応を無視しようとしていたことでした。繰り返して分からせようとするのではなく、「もういい」という感じなのです。何回もあって、ミクの反応の仕方が決まっていたので、私も気がつきました。すごく意思表示はできるようになっているのですが、あごの発達具合が遅れているのか、発音が明瞭でない部分があるのです。おそらく、いろいろな場面で私のような反応に出会っていて、ミクなりに自尊心が傷つけられているのに違いありませんし、それ故に意思疎通に努力することを面倒くさい気持ちが起こっているのでしょう。そんな気持ちにさせてしまっていることに気がつかされて、内心焦ってしまいました。ミクの中にも一人の人間としての自尊心・プライドが芽生えているのは間違いないことで、そういうミクの心を周りの何気ない気持ちが傷つけてしまうことは本当に恐ろしいことだと認識させられました。ミクは確実に一人の人間としての意識を養っているのです。「ミクはまだ小さいから」と決めつけて不用意な対応をすることは慎まなければいけない、と反省しきりでした。

のりこも最悪のコンディションでした。鼻炎対策でカプセルを飲んでいる上に寝不足が重なって、もうろうとした感じです。これでは、ミクに優しく相手できない(のりこの日記にあるように)のも無理はありません。私も鼻炎カプセルのご厄介になっていた経験があるので、あの副作用としてのだるさ、眠気についてはよく知っています。1日2錠と書いてあるから、とその通りに服用しているとのりこがいうので、「1日1回にする方がいい」とあわてて言うのがやっとでした。とにかくのりこが元気でいてくれないことには世の中始まらないので、のりこを襲うアレルギーを根治する方法はないものかと願わずにはいられませんでした。