ミク中心のクリスマス会

2011.12.25

 今年のクリスマス会もミクの家で行われました。
 久しぶりに会ったミクは、早速通知表を見せてくれました。毎度感心するのですが、機械的なランク的評価ではなくて、各教科において学級において先生が設定したいくつかの目標に関するミクの実現度・達成度をきめ細かくかいてあるので、それを読むことでミクの得意、不得意が浮かび上がってくるのです。のりこのブログでも書いてあるように、ミクは授業への参加意欲、与えられた課題を自分なりに何とかやりきろうという姿勢に関する項目に関ししてはおしなべて高い評価(評価は、◎○△-の4段階ですが、◎が多い)が与えられています。ミクが学校での生活に意欲を持って、楽しく参加していることがよく分かるのです。他方、抽象的思考・判断が求められる項目に関しては△が目立つ、という内容です。抽象的思考・判断というのは、具体的にはものの大小、後先というようなことなのですが、やはりいまのミクはまだそういうことを理解するというか、認識するということは苦手なようです。まあ、良いではありませんか。ミクがこのように中学生生活を楽しんでいてくれていること自体が、少なくとも私にとっては「考えられないほどの奇跡」なのです。
 長かった咳に悩まされる状態からも回復し、少し顔色が悪いように感じましたが、元気そうだったので安心しました。なによりも「どっしりと落ちついている」といった感じなのが印象的でした。また、食欲も旺盛で、好物のサラミ、フィレをもりもり食べていましたよ。こんなところは肉が大好物の私と同じです。9月にジム通いを始めて以来、体重が予想もしなかったほどに減ってきた(私は、骨太な体格で、大学生時代から大体66kgが私としての標準体重だったのですが、ジム通いを始めて2ヶ月でメタボ状態から解放され、3ヶ月を過ぎた今では66kgの線を割り込んで、朝の計量では64kg台に突入するようにまでなっており、私としてはどこまで体重が絞り込めるのかに興味が出てきて、ジム通いに精を出しています。)ことで、食べるもの、飲むものにもそのカロリー量が気になるようになっている私ですが、この日だけはミクと一緒にもりもり食べましたよ。体重を1kg減らすのには半月から1ヶ月かかりますが、増える方は1回暴飲暴食すればあっという間に増えてしまいますから、また11月始めの時点に逆戻りしてしまったかもしれません。でも、おいしそうに食べているミクを眺めていられるのは至福の極みであり、私も心置きなく痛飲し、かつ、お腹いっぱいになるまで心置きなく食べたのでした(食後のケーキ-私は昔から好物のシュークリーム-まで、普段は甘いものを口にしない私が手を出していました)。
 食事が終わると、いよいよミクが待ちかねていたプレゼントの交換。私の今年のミクへのプレゼントは、「パイレーツ・オブ・カリビア」(最新作。これまでの作品も全てプレゼントしています。)と嵐の大野君が主演の「怪物くん」のDVD。ミクが前からほしがっていたものです。ところが、私と一緒に観に行った「カーズ2」ですっかりはまってしまったミクは、次男が用意した前作の「カーズ」のDVDを見つけてもう夢中。私のプレゼントはとりあえずすっかり色あせてしまいました。以前はドラゴンボールのキャラクターがミクのお気に入りでしたが、今ではカーズに登場する車のキャラがお気に入りで、のりこが与えたキャラのミニ・カーをそばに置いています。「カーズ」のどこにはまったのか、私には理解不能ですし、どの車も似たようなもので見分けがつかないのですが、ミクにはしっかり区別がつくようです。食事後は早速次男からプレゼントされた作品をひとりご満悦でずっとみていました。ちなみに、ミクとのりこからの私へのプレゼントは革手袋。思いがけないものでしたが、今年は本当に寒い日々が続きますので、これからの外出には手放すことができなくなりそうです。
 前にのりこの家でみんなが集まった時、私は立ちくらみで倒れてしまい、目の下を強打して病院に急行する羽目になって、ミクに心配させてしまうことがありました。あの時は、ジムに行ったあとにビールを空きっ腹で飲んだことが原因だったのです。今回も同じ状況(ジムに行ったとにのりこの家に行きました)だったので、ビールを飲む前におつまみのチーズ乗せクラッカーをいくつか口にしてからビールを飲むように心掛けました。おかげで今回はみんなに迷惑をかけることにはならないですみました。しかし、やはり体の衰えをつくづく感じます。ミクといつまでこういう楽しい時間を過ごすことができるのだろう、と帰り道でぼんやりと考えている私がおりました。