映画「崖の上のポニョ」

2008.08.12

ミクとのりこが今年も夏休みを広島で過ごすために来てくれました。私が8月8日に向かえに上京し、9日は次男と彼女も加わっての昼食(武富ラーメン)と夕食(あんとれ)を一緒にするといういまや定番コースで楽しい一時を過ごした後、10日に比較的涼しかった八王子から炎暑の広島駅に着いたのが午後3時頃でした。ミクの声が響き渡る我が家は本当に別世界の気がします。去年の夏にディズニー・チャンネルがあるからという理由で契約したことをミクはしっかり覚えていて、早速「ディズニー・チャンネル!」と要求しておりました。

今日12日は「崖の上のポニョ」を観に行きました。広島に来てから一緒に見るということになっていたのです。トトロに回帰した映画だとのりこが印象を述べていましたが、私も同感でした。環境破壊への宮崎駿監督のこだわりは健在でしたが、それ以上に人間存在への信頼と賛歌を感じました。また、ポニョという元々はお魚だったことをしっかり認識した上で、そのポニョを丸ごと受け入れるソウスケという5歳の男の子とその母親のリサを通じて、異質なものを排除する日本社会に対する問題提起という視線も伝わってきました。と言って決して複雑な物語ではなく、ミクも十分に楽しんでいました。 ポニョを見終わってから、ミクのお気に入りの広島カープの80cmサイズのユニフォームがあったので買い求めたのですが、かえって着せてみたらちょうどぴったり。これで、広島市民球場デビュー(8月終わりの対ヤクルト戦を観戦しに行くことになっている)のじゅんびもOK。

広島での滑り出しは快調です。