日本の歴史認識 > ヨーロッパが歩んだ道
日本が軍国主義への道を突っ走るにあたってモデルにしたヨーロッパはどのようにして「列強」の地位を獲得していったのか、古代ローマから冷戦まで、ヨーロッパが歩んだ道を振り返ることによって考えてみませんか?
スペイン・マドリードの王宮
ローマ人から“蛮族”と呼ばれた英仏独西などのヨーロッパ人たちは、日本と同様の封建制のもと発展を遂げ、15世紀末には大航海時代を迎えます。
そのころ、世界の超大国として君臨していたのはおそらく中華帝国(当時は明みん)でしょう。中華帝国が伸び悩む一方で、ヨーロッパは、世界の経済、政治、文化の中心となる道を歩みはじめましたが、その過程で多数の民族に大きな犠牲を強いることになりました。
なぜ、小さな国が乱立するヨーロッパが、巨大な中華帝国を抑えて世界に君臨することになったのか、様々な見方があるでしょうが、小国乱立がゆえの多様性が強味になったことは間違いないのではないでしょうか。
・章・節・項・目・段落
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