
……待つ時間があまりにも長すぎて、いつしか忘れかけていたものが、ふと気が付くと、すでに発売されていたという、そんなお話。
発売日どころかサブタイトルさえ決まらぬうちに予約受付開始とな!? ――ええ、見た瞬間に予約しました。限定版の内容も気がかりですが、良いセンスのものを用意してくれると勝手に確信しております。
それにしても、キャラクターコレクションに続き、いい出費をさせてくれるじゃあないですか。あとはこのノリでOVA、そして第二期という流れが続いてくれれば最高ですね。
――怒涛の更新ラッシュがおいでなすった!
いやあ……早売りキャプなどで情報そのものは掴んでいましたが……なんとなんと。このどこかで見たことがあるようなお二人は、一体どういうサービス精神の現れでありましょうか!? さすがはTLSスタッフ、BGMのクラシックモードといい、俺たちの心をいちいち掴みすぎておられますよ。どの道一生ついていくつもりでしたが、さらにその先を目指せとでも?
まあ、まずはなによりもこの人、田中恵子さん(仮)。……あ、(仮)はつけなくていいんでしたっけ今回。ええ、俺と同じくTLSSに情熱やマグマを滾らせた経験のある人間ならば、この人に電動歯ブラシの話題を持ちかけ、なんともいえぬ興奮を味わった記憶が残っていることでしょう。いや、確かにTLSSのあの人は、名前がランダムという不定形な存在だったので、こういう形で出てきてくれるのも、アリっちゃあアリなんですよね。なんと素晴らしいことか……! ああ、門脇舞衣ボイスの彼女がまた聞ける……! そういやあの当時はまだ「門脇舞」だったような。時の流れを感じます。
そして、もう一方の新キャラ、伊藤香苗。こちらはさすがに、隠したんほどの同一人物っぷりではありませんが……しかしですよ。このツリ目、この表情、この髪止め……そしてCV:松岡由貴。ここまで揃っていて、俺たちの脳裏に、あの菜由様のお姿が浮かび上がらないはずがありません。……うおおおおスバラシイッ! いや、同一人物ではなく、あえて言うならば、プッチ神父が世界を一巡させた後のパラレル同一人物みたいなものなんでしょうけれど、しかしそれにしても、今の高山絵師の描いた彼女らの姿が見られるとは……!(やっこはTGのコラムでちょっと描いてくれてましたけれど)
それぞれ、ヒロインキャラの友人ということで、さすがに攻略キャラではないでしょうけれど、それはそれでTLSSで納めるべき範疇の事柄なのでむしろそれでOK。ああ、生きてて良かった!
さてさて、このリファインな二人のインパクトが強すぎて紹介が遅れてしまいましたが、大事な方がもう一人。――そう、ごく初期に公開されたCGに出てきていた、謎のポニーテール女性もとうとう設定が公開されたわけですよ!
先日も少し触れましたが、彼女の名前は塚原響。初期CGから察せられたとおり、はるか先輩の親友だったわけですが、まずは彼女のプロフィール欄に注目。「好きな事 はるかをからかう事」「苦手な事 はるかにからかわれる事・料理」……と。これはあれですか、るり姉イズムってヤツでしょうか? からかうのとからかわれるの、どっちが多いのかは不明ですが(どっちも強そうですし)、いずれにせよ、とてもスバラシイご関係であることだけは間違いありません。ボイスが浅川姉さんというのも雰囲気出ていてディモールトグー!(ファミ通記事だと誤植されてるようですが) また、この細目のクールな表情もツボすぎです。
それにしても、今回はヒロインの半分に親友キャラがついてきてるんですね。妹の美也が中多さんの親友、棚町さんの親友を主人公と認識すれば、実に賑やかなことになっていることが分かります。その分、まだ一人者な七咲のクールさや、仮面優等生のミステリアスっぷりもますます際立つわけですが……?
そうそう、美也たちのキャストも公開されてますね。美也ボイスは……阿澄佳奈! ゆのさんの声のお人じゃないですか! まだサンプルボイスは発表されてませんが、今日公開された中多さんムービー内にて確認できるので、即座にチェックすべし。
そして、最近なにか流行ってる気がする29歳先生・高橋麻耶と、親友梅原のキャストも公開され、これで主要なキャスティングは全て揃ったと見ていいでしょうね。恐らくは隠しキャラもいるのでしょうが……。もしかすると、塚原さんが攻略できるという可能性もありそうですね。TLSSからの転生組は難しいでしょうけど。あと、もちろん美也も。まさかこの阿澄佳奈のボイスまでつけて、攻略不可能などという残虐非道夢物語はありますまいて。
……さて。今回、このサブキャラ発表だけで、一気に燃え尽きてしまうほどに体内のマグマが昂ぶりきってしまったわけですが、今回の更新はまだ始まったばかりですよ。……そう、毎週恒例の、イベントムービー更新が!
まずは公式の方の中多さんムービーですが……この主人公のHENTAIっぷりは間違いなくこのシリーズ歴代屈指。いや、冷静に考えると、「いつもどおり」って表現すべきでしょうか。ちょ、このBGMにこの発想……! というか、この素敵すぎる指令にきちんと(しかもけっこうノリノリで)従う中多さんはなかなかの大物なのではないでしょうか。っていうか、可愛いなあ、従順で、素直で。大人しくて気弱ってだけじゃなくて、けっこう熱くてノリもいいみたいですよね。俺内部でもますます好感度倍増です。
そして美也ボイスも本邦初公開! ……ホホゥ、これはまた、主人公に劣らないぐらいの逸材である悪戯好きな美也にマッチした雰囲気ではないですか。……このHENTAI兄妹に挟まれた中多さんの将来が非常に気がかりです。
あと、主人公は中多さんのことを「さん」付けで呼ぶんですね。以前のプロモでは、七咲は「七咲」と呼び捨てだったので、この差がちょっぴり気がかりです。これはあれかな? 逢たんが自分で「さん付けはいいです」って言ったとか。
そして……ついに来ました。ラスボスこと森島はるか先輩の、デートムービー。さっそく拝見しましたが―― こ れ は ま ず い 。 本 気 で 危険(あぶな)い――! こ、この、年下の男の子を振り回す天真爛漫っぷり、年上らしからぬ女の子丸出しな可愛らしさ、そのくせ年上ぶりたがる様子と、それに有無を言わせないある種の迫力――それらだけでも心身が暴発しかねないのですが、それ以上にそれ以上に、後半部分の照れっぷりと、肝心なところに責めてこない主人公への拗ねっぷり――! 俺はこの人を一目見た瞬間、「あ、ラスボスだ」って確信したんですけれど、その認識がまったく誤りではなかったと改めて思いました。なんなんですかこの可愛らしさ兵器みたいな先輩は。
あと、背景の人物に紛れ込んだりと、今回はスクリプトも素晴らしく凝ってますね。ここだけでなく、あちこちのイベントでこういう楽しげな演出には期待できそうです。
……とまあ、今回の更新に関しては本当、インパクトがそれぞれに大きすぎて、書くのが大変なぐらいでした。しかしさすが、発売まで残り2ヶ月を切ったこの時期、出せるものはどんどん出してきてくれたって感じですね。今のうちからこんなにも燃え滾ってしまって、発売日まで色々と持つか心配です。いやまあ、発売したらしたで、その時点から修羅に入るわけですが。
<AA> 3月19日発売、『アマガミ ドラマCD & Amazon.co.jpオリジナル特製卓上カレンダー』
PSP-3000新色、予約受付開始(AA)
。初見ではちょっと派手すぎるかな、って感じたんですが、『Colorful Days』を聞いてたら、なんだか「みんなきれいだね、とてもきれいだね」って思えてきました。……やっぱこれ、アイマスSPとコラボすべきだった気がするなあ。もっともその場合、最悪だとソフト3つにそれぞでセットで、PSP本体3つを購入することになるという鬼畜状態になりかねなかったわけですけど。
【ニコニコ動画】 アイドルマスターSP PV PVの後半に、MA曲でのライブシーンを用いたアイドル紹介が! PSP版は歌ってる本人も新録なんですね。ホホウこれは……! 一通り見た限り、PSP版律子の「いっぱいいっぱい」はクリティカルですね。歌も振り付けも素晴らしすぎる! さすがに振り付けのモーションは360版には一歩劣りますが、いやあ、あのMA曲が本編で歌われてるってだけでも感動ものですよ。これはこれで。
おっ、来た来た来ましたよ! 昨日紹介したインタビューでも言われていた通り、実に春香らしい王道のアイドルソングって感じじゃあないですか。あと、春香の歌って、「わっほい!」などのアドリブ的表現がすごく面白かったりするのですが、そういうのも中村先生の発言を見る限り、今回の曲にも期待していいかもしれませんね。
<AA> 2月4日発売、『THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 01』
新DLC「ポップサウンドブラッサム」、これはなかなかイイなあ。カラーリング的にはやはり春香のが一番しっくり来ますね。うーむ、今のうちに、PSNでの課金システムについて慣れておかないと。
ストーリープロデュースモードでのイベント情報も出てきていますね。問題は、961プロ側アイドルとのこういう日常イベントが、どのぐらいのボリュームで用意されているかって点ですよね。もちろん、直接プロデュースができないことを埋めることはできないでしょうけど、それはそれとして、別事務所に所属しているがゆえの距離感を味わうことの出来る機会として、大いに期待しています。
<AA> 2月19日発売、PSP『アイドルマスターSP』シリーズ
あと3週間弱か……。ちなみに、「アイマスSPアクセサリーセット」の情報はこちら。
ファンの熱い要望に応え、キャラクターコレクション登場!! 本編ストーリーで関連深かったキャラ別に、5タイトルを一気に発売。各キャラクターのソロ曲(オリジナル)、収録キャラ全員参加のオリジナル曲(2曲予定)、 各キャラごとの「ブックマークア・ヘッド(リミックスver.)」、オリジナル・ドラマを収録。
描き下ろしジャケット仕様(※5タイトル全てのジャケットをつなぎ合わせると1枚の絵になります)。 全巻購入プレミアムグッズ応募抽選券封入予定。
良し! この内容ならば何の躊躇いがあろうか! あとはドラマパートの分量が多めであれば言うことなし。中の人たちには歌が上手い人が多いわけですけど、特にエイラの仲井さんボーカルには期待しています。
あと、CDそのものもさることながら、この5枚あわせて1枚絵になるというジャケットにも強烈に期待。股間督らのアニメスタッフが描くのか、それともフミカネ絵になるのか……どっちにしろ歓喜間違いなし。俺が。
<AA> 3月18日より発売、『ストライクウィッチーズ キャラクターコレクション』
トイレ! その存在を失念していた!!! トゥルー家ぐらいの規模になると、さすがにトイレは複数あるんじゃないかって気もするんですが(でないと、平日の朝とかシャレにならない事態に……)、そうか、トイレで体液交換が行われている可能性……いやいやいや(←いかにHENTAIを自覚していても、その方向性だけには走りたくないようです)。
しかしながら、「じゃあ僕が一緒に入ってあげよう」と思ったとして――反省する必要があると僕は思わないッ!(キリッ) というかそもそも、星花以下の子たちとはわりと日常的に一緒に入浴しているみたいですしね。
金曜日の女王・氷柱! ……いえね、いつもトゥルー日記を見ている諸兄ならば今更言うまでもありませんが、氷柱が日記を書くのが、かなりの勢いで金曜日に集中しているわけなんですよ。プロフィール欄に過去日記が出来たので、こういうとき一覧で見るのが非常に便利ですね。とまあ、ご覧の通りです。
それでも最近は、その法則も外れてきていたわけですが、今日はたまたまか、それともやはり週の最後の日というのが本質的に似合うのか、久方ぶりの金曜日登場であらせられます。
……この傾向って、金曜日が特別というよりも、もしかすると単に目立ちたがりで、いいタイミングにちゃっかり現れたいという自己アピールの表れなのかもしれませんね。ほら、去年最後のクリスマスもそうですし、後は全体的に、他の姉妹に生じた事件があると、真っ先に顔を出してくる傾向が見られます。これは姉妹思いで行動的って側面でもありますし、やはり目立ちたがり屋なんじゃないかなーという気も少々。
まあ、そういう分析は後にゆっくり行うとして、今日の日記を見ていきましょう。
今までだと、氷柱の金曜日更新だと、何か大きな事件があるorあったのでは、と身構えてしまいたくなるところがありましたが、今日はどうやらそこまで差し迫ったようなことではない模様で……?
風邪の――季節ね。
そうです。先日の吹雪の日記を受けてか、それともこの季節だからと自発的に思い立ったのかは分かりませんが、今日もまた日記のお題は、風邪について。先日から言ってるように、この家においては一大事ですからね。気をつけるには越したことが無いわけですが――氷柱的にはやはり、綿雪のことなどがあるので、この話題には人一倍敏感になるのでしょう。ほら、氷柱の最初の日記を思い出すと、トゥルー俺とてそれには頷かざるを得ませんとも。
しかしながら、今年の綿雪は今のところ健康を保っている状態。そういうことで、心配する対象をを見失ってしまった氷柱のはけ口として――ええ、まるで当然のようにトゥルー俺が選ばれた模様です。
相変わらず、バカバカ下僕と罵ってくれる氷柱ですが、風邪を引かない理論を真っ先に挙げてくるあたり、やっぱこの子の思考回路はコッテコテですね。実にいい意味で。このトゥルー家族内においても、決してお約束を裏切ってくれない子No.1だと思います。
そう。氷柱といえば、お約束の子なのです。上記のものは、いわゆるコメディ的部分におけるお約束ですが、それだけではなく――
アナタが風邪ひいて寝てたって、
きっと誰も同情なんてしてくれないし。
……ええ。内心で思うところがあって、ついつい思っていることと反対のことを口走ってしまうのも、まさにお約束と言えましょう。
いやあ――「きっと誰も同情なんてしてくれないし」――この台詞を聞くだけで、ニヤニヤが止まりません。この己の願望がちょっと歪んだ形で表に出てきてしまうところ、いつものことながら、可愛すぎるにも程がありますよね。
無粋なので、あえて説明しようとは思いませんが――もしトゥルー俺が風邪をひこうものなら、一家総動員体制で面倒を見てくれるであろうことは確定的に明らかなわけで。それをあえて、こんな風に言ってしまうのが氷柱なんですよ。
下僕として役立ててやろうっていう気が
みんなにもあって、
それでアナタのことあんなに――
チヤホヤしたりするんだと思うんだけど!
……まあ、あれですよね。氷柱にとっての「下僕」という言葉には、日本語に訳すると、「なんでも言うこと聞いてくれて、いくらでも甘えさせてくれる、ずっと傍にいて離れないお兄ちゃん」ぐらいの意味がありますよね。
確かにその解釈でいえば、他の姉妹みんなが、「それで」チヤホヤする、という文脈も、間違いというわけではないんですよね。少なくとも、氷柱の内面においてはそう説明できるわけで。
そういう前提をしっかり頭に刻み込んで、以下の言葉を聞いてみると――
でも、風邪ひいて何の役にも立たない
下僕なんて――
本当に本当に――
何の役にも立たないものね?
……
フフフ――
良かったわね、バカで。
たまにはいいこともあるものね?
……単純に、この部分だけを抜き出してみると、その本質を理解するにはなかなかに難度が高いとも言えるでしょうが……ねえ。ここはほら、一年以上の経験がありますから。この子の愛情に触れ続けてきた一年という濃厚な時間が。
具体的には、「本当に本当に――」と、「……」の部分の、間に込められた感情を想像してみること。あと、さっき述べた解釈での「下僕」という言葉を受け、その下僕が、「何の役にも立たない」という状況は、どういうことを意味するのか。そこまで深く考えてみると、その後に続く、「フフフ――良かったわね、バカで」というのが、実質的には嫌味でもなんでもなく、むしろ心からほっとしているんだということが分かります。氷柱にはそういう、素で天然なところがありますから。間違いなく。
……なんというか、「よくわかる! 初級氷柱語講座」の講義を行っている気分になってきましたが、実際には、一見すると分かりにくくとも、本当はわざわざ講義なんて必要ないぐらいに分かりやすい子なんですよね。もっとも、これを「ツンデレ」とだけ述べてしまうと、間違いではないものの、細かいニュアンスが伝わらないので、俺が教師なら減点の対象にしますけど。単純といえば単純だけど、深いといえば深いですからね。それが妹心っていうものです。
まあ、ソレは置いておいて。さっきの「風邪にネギ」話を受けて、それをチンパンジー相手に試してみたら効果があったという話を唐突に持ち出してこられました。
「チンパンジーの方がよっぽど高尚よね?」というからかいはさて置くとして、今、わざわざこの事例を持ち出したのが、後になって伏線になろうとは……氷柱という子のある意味恐ろしさを味わいました。詳しくは後に。
さて、やっぱりというか――風邪の話題を出した以上、綿雪の話が出てくるのは当然ですよね。俺たちですらまっさきに心配するぐらいですから、氷柱が神経質なぐらいに気を使うのも無理はありません。ほら、去年の今頃ぐらいはまだ結構辛そうでしたから。
トゥルー俺から感染ることを心配する氷柱ですが、さっきの「バカ風邪」理論では不十分、と注意を喚起します。……まあ、トゥルー俺自身が平気だったとしても、「体液の交換」や「粘膜の接触」で、菌に犯されてしまっている可能性は否定できませんからね。……いや、その……心当たりが、少々。
まあ、それはいいとして――
いい――わかった?
今年は――絶対に入院なんてさせないんだから!
……この一言に、改めて。
氷柱の中の、炎のように熱い愛情があるんだってことが伝わりました。愛情表現は不器用だけど、本当、心の優しい子ですよね。兄としても、誇りに思える妹ですよ氷柱は。
だから、ちょっとぐらい悪口みたいなことを言われても、その気持ちはしっかり汲んで、綿雪のために協力しあおう。……そう、心に誓おうと思ったのです。シリアスモードで。
……で。
そんな素晴らしいタイミングに、氷柱が恐らく、全 く の 無 意 識 に放った言葉が――
――ほら。
手を出して。
仕方がないから――念のため。
ネギを1本あげるわ――
…………………………。
…………素、ですね。これは。間違いなく。
間違っても、嫌味とか、狙ってやったとか、そういう類の言動じゃありません。
これは間違いなく――恐らくは、風邪のマスクとか、うがい薬を貸し与えるのと全く同じ気持ちで、この初音ミクが持ってるような一本ネギを、ダイレクトに手渡ししてくれたと。そういうことなのでしょう。
ちょっとその、氷柱がぶっといネギを大真面目に渡してくれた姿を、脳内でリアルに思い描いてみましたが……その。なんというか……「絶対に笑ってはいけない」シリーズばりの威力があるような気も、逆にあまりにもシュールすぎて硬直してしまうという気もします。……とにかく、リアクションに困る行動ということだけは間違いありません。……どうしろと!?
いや、そりゃあ、チンパンジーの例の通り、ネギを食べれば風邪予防の効果はあるでしょうけど。でもそれって、体の菌を退治するとかそういう類のことじゃない気もしますし、それより何より――直に渡されても。
この、頭がいいのは間違いなくても、実際の言動が実に、実に――アフォの気を濃厚に帯まくっていることこそ、氷柱の持つ最も強力な「お約束」なのかも知れませんね。
……まあ、とりあえず。ネギはきちんと美味しく頂くことにしましょう。氷柱の愛情であることは間違いないですし。ええ。ツインテールにネギって、相性いいんだろうか……。
ちょうど今朝SW限定版5巻(AA)
の発送通知が届き、テンションが上がると共に、DVDに関してはAmazonはなかなかいい仕事してくれるなあ、感心した次第。DVDだけでなくゲームもこんな風に届けてくれればいいのになあ。地方ゆえ、書籍類は仕方ないとしても。
まあそれはいいとして、待望の5巻ですよ5巻! ストーリー的には一気にシリアス入ってきますが、おっぱい的にはまさにこの巻こそが本番であり真骨頂であると断言いたしましょう。
単なるお色気シーンというだけでなく、隊のみんなの裸の付き合い、すなわち仲間としての絆を確認できるという意味においても非常に良いシーンだと思うのですよ。特に10話の、芳佳が謹慎を受けた後のお風呂シーンは、隊のみんなが芳佳のことを気にかけてくれていることがありありと伝わる、SW屈指の良シーンだと思います。もちろん、視覚的にも天国ですし。
<SW関連リンク> 角川書店の新年会 (闇文社電子出版局)、最強ウィッチについて (フミカネブログ)
司会が芳佳&サーニャの中の人とは! これはもう、角川の強力プッシュを得られたと認識して問題なさそうですね。第二期を期待する身としては、なんとも心強い限りです。
フミカネブログの方では、SW世界における、昼間エース、対地エース、夜戦エースの最強ウィッチがそれぞれに。一応元ネタのある世界ですから、そんなに極端なパワーインフレになる恐れは無かったのですけれど、それでもこういう設定がハッキリしていると、ファンとしても分かりやすくていいですね。昼間エースにハルトマンとマルセイユの二人があがっているのは、最激戦区である西部戦線とそれ以外で、ってことでしょうか。
あと、毎月10日には、ゲーム版サイトの更新が行われるとのことなので、まだ少し先ではありますが、楽しみにしていましょう。
もうじき発売のこの『MASTER SPECIAL 01』、すんごい楽しみなんですよ。やっぱほら、この一連のCDシリーズがあってこそのアイドルマスターじゃないですか。キャラ専の新曲があったり、カバー曲があったりで、アイマス関連の各種コンテンツの中でも、一番満足度が高いのがCDだなあ……というのが今までの散財を振り返ってみた感想です。
それはさておき、今回は春香&やよいということで、中村先生&にごにごへのインタビューなわけですが、相変わらずキャッキャウフフしてますねこの人たち。やよい新曲の「いままでのやよいの曲とは雰囲気が少し違う感じで、まだ大人ではないけれど甘えたような部分が少ない、元気な感じになりました」っていうのに注目です。
<AA> 2月4日発売、『THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 01』
おお、これはさすがに面白そう。一見わりとクラシカルなコマンド式RPGっぽいんだけど、戦闘の流れが単調にならないよう、カメラワークがやたら凝ってますね。FF4以来のアクティブタイムバトルの特徴を最大限に活かしてるって感じがします。
あと、今回はちゃんとCVに本職声優を起用しているっぽいですね。ムービー中にも浅川姉さんらしい声が確認できます。ライトニングさんは坂本真綾で確定しているようだし、今回は誰がキャスティングされるかって部分でも楽しめそうです。やっぱこういうのって、基本的には声優使って欲しいですよね。上手い人なら俳優でもいいけど。
PSPハルヒにも実装されていた機能だったと思いますが、とりあえずタイトルのハイテンションさに思わず同調。エエイッ発売日はまだか!
<AA> 4月30日発売、PSP『とらドラ・ポータブル! 超弩級プレミアムBOX』
(通常版
)
Wiiにはどういうわけか、この手のステキゲームの比率がやたら高い気がします。あのリモコン操作という新次元が、こういう「何か」を呼び寄せているのでしょうか。
北wwww村wwwwwwwww それはさておき、こういう独神ルートは大いにアリではないかと。っていうか、ネタ全開と見せかけて話の作りっぷりが秀逸すぎる。一体何者……かと思ったら、以前フネAVとかを書いた天才でしたか。納得。
マリー更新! なにげに二ヶ月近く間が空いてましたが、これはまあ、年末年始を挟んでという事で、この子に限った話ではないかもですが、それでもやはり、間が空けばあくほど、その子の日記が来たときのカタルシスは高まるというものです。
さて、今日の更新はというと、ここのところ色々な意味で精神力を使う内容が多かったので、ここはひとつマリーらしくkごく微笑ましいながらもマリーらしさにゾクゾクできる日記がいいなあ……と思ってたら、まさにそんな感じのが来てくれましたですよ!? さっそく拝見させていただきまして候。
真璃曰く、「マリーが世界一美味しいと思うものは――」と。
ええ、それはもう、彼女の日記を最初に読んだ瞬間、クグロフって単語をぐぐる先生に尋ねたことは記憶に新しく。それ以来、マリーのためにも自分のためにも、スィーツ関係の知識は割と貪欲にかき喰らう日々が続いてきましたから。
まあ、いっぱいあるんだけど、という前置きどおり、次から次へと横文字を並べてくれるその発言に、思わずリアル俺体内の血糖値も急上昇しそうな勢いでしたが――しかしまあ、俺の内部にある真璃データベースは、しっかりと去年の日記の内容も記憶しているわけでして、最後には当然、クグロフの名前が出てくるわけですねウフフ……と勝ち誇った気分になっていたら――
そうね、最近1番気に入っているもの
って言ったら――
キラキラの金色のラメがいーっぱい入った
フワフワキラキラのコットンキャンディ!
かな。
歯がイタくなるくらい
甘ーいやつっ♥
――君子は豹変す!? ……い、いやあ、まさにその言葉の意味を実感いたしました。なんという歯痛スィーツ!?
……と、どうやらトゥルー俺のほうも、そんな思いが表情に出てしまっていたようで、そんな愚民めいた俺たちに、マリーが乙女の嗜好について、ありがたい説明を賜ってくれました。
曰く――
やだ♥
んもう、バカね、フェルゼンたら――。
乙女心の流行は西風より早いのよ?
それに――
女王様はいつだって気まぐれなんだから!
乙女! 女王様! おおお、なんともマリーらしい……! そんな発言されたら、思わずグラ……もとい、ミスター・ブシドーばりのテンションで昂ぶらずにはいられないじゃあないですか! ああ、この小さくておしゃま、だけどどこか賢さを漂わす幼女(しかも妹)に弄ばれることの、なんという愉悦……! 「今日も好きとは限ら・な・い・の♥」なんて台詞で、一体幼稚園児何人分の嬉しションを催させることでしょうか。(単位:mre)
いいこと、フェルゼン?
それがマリーっていうも・の・よっ♥♥♥
ま、そんな風にドンカンなところも
かわいいけど――
――ほおおおおぉぉっぉぉぉっぉぉっ!!!
……しかしまあ、一年経った今でもなお、これだけこういう言葉使いで弄ばれてしまうトゥルー俺というのもどうかと思うのですが、それもひとえに、この子の纏ったオーラというのがそれだけ特別ってことなんでしょうね。本当、一番等身大な子供に見えるくせに、その等身大の中で一番おませ度が本格的な子っていうのは、すごいと思います。
まあとりあえず、「まだまだシュギョウが足りないわね――ウフフッ♥」のウフフ部分で悶え転げつつ、今後はより一層のシュギョウに励もうと思います。先回りの。
とまあ、そんな言葉の前戯――いやホント、「言葉の前戯」って表現がこれほど似つかわしい子も他にいないと思います――はさておき、そんなスィーツの話が出てきたのは、やはりというか、幼稚園でのお店屋さんごっこ絡みだった様子。
やはりマリーは、「幼稚園であって出来事」の比率が高いですよね。それだけ社交的だってことは前にも述べたとおり。
わたあめ屋さん――といっても、作り物のわたあめを用いた、ごっこ遊びの様子。観月とさくらと組めたってことは、幼稚園全体での催しだったんでしょうね。小規模ながら幼稚園での文化祭みたいなものだったんでしょうね。自分もそういうイベントにかすかに覚えがあります。
しかしながら、ごっこ遊びといっても――マリーが説明すると、なにやらずいぶんと本格的っぽく見えますね。いや、説明している工程自体は特別でもなんでもないはずなんですが。これも真璃の持つオーラの影響なのかも。
「幼稚園一の売り上げ女王を目指すのよっ!」なんてところは、子供らしくもあり、マリーらしいという感じもありますが――
さ、フェルゼンも手伝って――
よくできたらフェルゼンにも1つあげるからね♥
――いずれにせよ、そんなマリーを前にしては、トゥルー俺も忠実なフェルゼンでいざるを得ませんとも。愛の言葉、全てマリーに!(←戦術鬼のノリで)
(追記)今週のファミ通……アマガミ特集で色々ととんでもない情報が出てきているようなので、必見です。ゲスト……というか、ヒロインの友達キャラに、まさかの存在が。特に、TLSSをプレイしたことのある人間の琴線に触れることは間違いなし。……別人なのか、それとも同一人物なんだろうか……。
あとは、初期発表のCGにも出ていた、例のポニテ様の名前が「塚原 響」と、これまた武士っぽい名前であることが判明。
それと、余談ではありますが。スク水姿の新カットもありまして。それを見る限り……「棚町さん:やや貧弱」「仮面優等生:……なんだと!?」的なスペックであることが判明。あと、梨穂子はまさにぽっちゃり。舐めたら塩キャラメルの味がしそうなぐらい。
それはさておき、本当に衝撃的な情報があるので、発売と同時に接収すべし。クラシックモードといい、本当に今回は心憎い仕掛けが多すぎですよスタッフめ!
ところで、以前話題になった、ロシア制作の萌え風美少女アクション『X-Blades』について少々。
こちらのタイトル、すでに日本語の実績情報もあることから、国内発売が近いのではと噂されていましたが……なんと、ヒロイン・Ayumiのキャストが「釘宮理恵」で、4月30日国内発売決定との噂が!
……今までの紹介記事を見る限り、この作品を作った人はまず間違いなく、我が国の萌え文化が好きで好きで仕方がないという人々だと思われるので、そのCV情報が本当だとすると、これはむしろ、あちらの人たちの意向を受けてのキャストかも知れませんね。そう、釘宮病は世界に広まりつつのです! ……ってことだといいなあ。
デッドラ2&ロスプラ2を今年中に出すというカプコンからのメッセージに(ファミ通Xbox360より)、いきりたつものを押さえ切れません! 公式発表というわけではないので確報じゃあないんですけど、開発にGOサインが出たということは間違いなさそうなので。
特にデッドラ2には、尿が漏れるほどに期待。実はつい最近『ブレインデッド』を見て、ゾンビ熱が高まってきた身としては、日本発売が危ぶまれるクラスの表現にも期待せずにはいられません。限界ギリギリのところを是非!
漫画版『とらドラ!』2巻特装版(AA)
入手ー! 本編の方はあとでじっくり読むとして、早速特典冊子の方に目を通しましたのですが……相変わらずというべきか、ロミオはイタい人間を書かせたら天才すぎですよ! なんなんですかこの超地球人め。
……とまあそれはそれとして、徹頭徹尾竜児以外の視点で描かれる亜美というのがこれまた新鮮で、非常に面白かったです。そうか……第三者、それも同じ学校の男子からは、亜美ってああいう風に見えてたわけか……。その一方で俺たち読者側は亜美の本質を知っているわけで、なんというか、地雷原を歩くみたいなスリルがあって、非常にゾクゾクものでした。あと、ロミオの文体がこれまたゆゆぽ文章に合うんだよなあ。文中のネタ満載具合もごくナチュラルに匹敵してるし。
なにはともあれ、やっぱ亜美は魅力的な女ですね、と改めて。竜児はもっとこのビューティービーストに目を向けるべき。
あなたが神か(←デスノートの魅上のような表情で)。
というわけで、色々と非常に興味深いインタビューなのですが、とりあえずの注目点は、表現規制の問題について。PS2時代の『GTA』はもとより、『ギアーズ2』の発売も現在進行形で遅れ中だったり、『Dead Space』に関してはそもそもパブリッシャー自体日本で出す気が毛ほども無かったりと、日本語しか使えないユーザーにとっては非常に悩ましいこの問題。もちろんこの『Fallout3』についても、例のメガトン爆破が出来なくなってたりと、その影響は及んでいるわけですが、それを考慮してもなお、「よくここまでやってくれた!」と思いたくなる素晴らしいローカライズだったことは、プレイした人にはおおむね頷いていただけると思います。
あとはまあ、やはり絶対的に市場が狭く、あまり数も出ないということが最大の問題だとは思うんですが、そんな中であえて「何も考えず」、全力で突き進むことを選んだ高橋氏だからこそ、神と呼ばざるを得ないわけで。
高橋 Rockstarもそうだし、戦うパブリッシャーっているじゃないですか。結構、戦えば意外になんとかなる。でも、みんな戦わないんだよね。
まさに至言。こういう闘志が国内パブリッシャーにある以上は、あえてアジア版には手を出さず、日本語版を待とうって気にもなるってものですよね。
ところで、『Fallout3』については、あの膨大なテキスト量をフルボイスでローカライズしているわけですが、あれって一説によると、ボイスの収録だけで、通常のエロゲ20本分の費用がかかっているという噂を耳にしたことがあります。さすがに実際には、それよりは少ないんじゃないかという気もするんですが(ワード数ではそのぐらいの分量でも、同じタイトル内であれば効率よく収録できるので)、聞いたら思わずビビる額になってることだけは間違いなさそうです。
今度出るDLCについても、ばっちり日本語ボイスになっているとのことなので、例の中国人台詞のステキ具合まで含め、大いに期待です。
<AA> Xbox360『Fallout 3』
、PS3『Fallout 3』
これはステキなSEGA。
実はこっそりD3信号などにも対応していて使い勝手の良かったRDT261WHに後継機種が! 今はMDT243WGなどのシリーズがあるので、ゲーム機やレコーダーなんかを接続するつもりなのだったらそっちのほうが色々都合も良いかもしれませんが、やはり25.5インチという大きさなど、こっちにも大いに魅力はありますよね。
チェーンソーアートすげえええええええ!! これは本気でナギ様が顕現してもいいレベルですよ。……しかし、いつまで経っても顕現してくれなかったので、なんと続きが。これまたスゴイ。
ゴッドが――
――いつものように
危険な球を――
――投げてきた!
……というわけで、警告させていただきました。い、いやいや。いつもと同じ、トゥルー姉妹――今日は吹雪――による、なにごともない日常の出来事を書いたハートフルな日記ですよ今日も。
ええ、そうです。今日の日記は吹雪です。昨日の綿雪とはうって変わって、この季節には実に活動しやすそうな印象のあるこの子なのですが――それでもやはり、この寒さのせいで、ちょっといつもと様子が変わってしまう……ようなことって、あるんでしょうかね?
いや、いやいやいや。それは風邪を引くとか、そういう話ではなく、もっと間接的な――たとえばたとえば。許容できる快適な寒さを超えてしまい、人のぬくもりを求めたくなってしまうとか、そういう方向に思考のベクトルが傾いて、いつもよりももっと、大胆なことを、意識してかそれとも無意識のうちに……その。「求めて」、……しまう、とか。そういう話の――
……少し落ち着きましょう俺。
興奮だけしていても話が続かないので、とりあえず、順を追って話を見ていきましょう。
大変な流行で――
今日から私たちの学年は
週末まで休みになりました。
そう――吹雪のそもそもの話は、インフルエンザ。この季節の風物詩ではありますが、深刻な脅威でもあり……こと、この小さい子供の多いトゥルー家族にとっては、そのリスクも通常家庭の比ではありません。
吹雪のクラスは学級閉鎖になってしまったようですが、トゥルー家はそもそもの人数がちょっとした学校のクラス並みの大所帯ですからね。それも小さい子ばかりの。
先日の虹子の日記を読む限り、家庭内における予防の躾けはしっかり行われているようですが――吹雪の言うとおり、それだけで100%防げるようなものでもありませんからね。
それになによりも。学級閉鎖までしてしまったクラスに所属している吹雪こそ心配です。吹雪自身も、「うがいや手洗い、加湿といった基本的な感染予防策はもちろんとっていますが」、とのことですが――
もしかしたら――
もうすでに
私も感染しているかもしれません。
あの小さくて強力な、
インフルエンザウィルスに――。
………………!!
(吹雪の体が――)(感染)(あの、小さいからだの)(隅々まで)(インフルウィルスに――)(蹂躙――)(可愛らしい咽も)(リンパも)(――そして)(入っては、イケナイところまで――)(情け容赦なく――)(好き放題!)(「犯されて」)(犯され――)(犯されてしまって――!!!)
……すいません。取り乱しました。
しかし。しかしですよ。今日の吹雪の発言は、なんだかこの時点で、なんといいましょうか……何か、いやに生々しい表現をいつもより多用していると感じたりはしないでしょうか。……俺が病気なんでしょうか。この表現を聞いただけで、「ちいさくなーれ」を使って吹雪の体内に潜入し、マクロファージを退治しなければ! って思ってしまうわけなんですが。
いやまあ、この時点でそこまで考えてしまうのは、さすがに病気の謗りを受けても仕方が無いとは思います。思います、が――
ウィルスとの濃厚接触があったら、
もう――
遅いかもしれません。
濃・厚・接・触――
……い、いや。これも別に、特別な言葉ってわけじゃないはずなんです。吹雪的には、家族の小さい子たちに感染させたりする自体を憂慮してるから、こうして神経質なぐらいに気にしているというだけで! ……きっと。
そんなわけで、吹雪はその知識を活かし、ウィルスの感染経路について詳しく説明してくれていますが――
ですからこのように家族として――
同じ家に暮らしていれば。
廊下を通りすがる時にでも――
唾液や鼻水といった体液の交換が
双方向に発生しうることや、
粘膜への接触が不可避である事は――
自明のことです。
体・液・交・換――!
――粘・膜・接・触!
……い、いや。いやいやいやいや! そ、そりゃあ確かに、当たり前に発生しうることではある……少なくとも、言葉の上ではありうることだっていうのは間違いないわけですが!
しかし、しかしそれにしても――「体液の交換」「粘膜への接触」という単語は……単語は……
そう、吹雪はその知識の豊かさと、クールな性格の弊害というべきか、本来日常的に使うのには躊躇いがもたれる単語を平気で口にしてしまうというところがあるのは、諸兄はご承知の通りでしょう。それはある意味、年齢不相応の知識を得た子供であるがゆえの、歳相応の可愛らしさなんじゃないかと思ったりすることもあります。あります……が……今日の単語は、ちょっとその余裕を持たせてくれないです。
いや、その「体液の交換」「粘膜への接触」という単語で思い出されるのは……どうも、性感染症とか、そんな類の症状なんかがどうしても浮かんできてしまうわけで。さらには、普通風邪とかインフルエンザの説明なんて、せいぜい「飛沫感染」ぐらいの単語しか使わないというのに!
……まあ、それでも。ここまでで話が終わるのでしたら、一部の単語に敏感に反応してしまうというだけですむ話ではあるんですが。吹雪さんのある意味幼さは、そんな容赦を与えてはくれなかったのです――!
ところで――
私はまだインフルエンザにかかったことがありません。
なるほど。吹雪はまだ、「体液の交換」「粘膜への接触」などは未経験、と。……あ、あ、当たり前じゃあないですか!(←何故かムキに)
しかし、潜伏期間を考慮して、それでもなお心配してしまう吹雪。そんなこの子が口にしたのは――
こんなことをしていたら――
キミにも――
やはりうつってしまうのでしょうか?
――「こんなこと」ってどんなこと!?
そ、そんな、「体液の交換」「粘膜への接触」が行われてしまうようなことって――俗に言う「ふぶふぶする」って行為以外考えられないんですけど!?
いや、ふぶふぶはさて置くとしても。それにしても何故、吹雪はあえて、「体液の交換」「粘膜への接触」なんて単語をわざわざ持ちているのか。
……先ほど、性感染症の感染経路に用いる言葉と言いましたが、かくいう吹雪自身にも、恐ろしいことに――そういった知識はバッチリ備わっているはずなんです。つまり吹雪は、性に関するカタログ知識は完全に備えている小学二年生なのであります。ソレに対して感じることは、さすがに二次性徴前というべきか、表向きは何もない……という感じなのですが……。
――仮に。寒さか何かのせいで、今日の吹雪がいつもよりちょっぴり大人な――具体的には二次性徴後のような――情操意識を抱いてしまっているのだとしたら?
いけません――
早く離れましょう。
こうしている間にも、私とキミの間に
体液の交換が成立してしまうとしたら――
「いけません――」
「私とキミの間で」 「体液の交換が成立してしまう――」
…………吹雪って子は。一体、どこまで「意識的に」発言してくれているんでしょうか…………。
少なくとも、カタログ上の性知識が身についてしまっている、ということが、俺の心の内から離れてくれません。
ただ、一つだけ言えることがあるとしたら。
女の子に、「ダメ」って言われることは、男をかえってその気にさせてしまうということまでは、吹雪は知らないってことでしょうか――
――いや。もし、 そ れ す ら も 知 っ た 上 で、「 あ え て 」そう言っているのだとしたら――
……ち、ちょっと、イソジンでうがいしてきます!(←体液および粘膜接触にそなえて)
『ハニカム』2巻(AA)
発売目前! DOUMIN=俺の手に渡るのはもう少し後でしょうけど、すでに発売されている地域にお住まいの諸兄は、心置きなく守時さん&鐘成さんとの超濃厚ラブコメ天国に浸りきるべし! もちろん、舞さんと王里さんとの大人なのか子供なのか分からないニヤニヤ関係を堪能するのも大いにアリです。 ……湧水さんのことは、もう……
……さて。ところでですね。このハニカム2巻に先んじて、先日発売された3巻で完結を迎えた、『花やしきの住人たち』(AA)
という作品はご存知でしょうか。
こちらは、女子寮に住むことになった主人公を巡るドタバタ恋愛もので、一見、ハニカムみたいなラブコメと、言えない事も無いのです、が……。
いや、でも、色々と欝になりそうな要素は多いのですが、この作品はこの作品で、ラブコメとしても実に面白いものになっているので、ハニカムを気に入った人にも、覚悟があるなら是非読んで欲しいですね。ちょうど、先日出た3巻で完結しましたし、純粋なラブコメ部分に関しては、ちゃんと悪くない形で結末を迎えられた……んじゃないかと思いますし。
いずれしっかりと内容を突き詰めてみたい作品ではありますが、今はとりあえず、ハニカム最新刊と一緒にいかがですか、ということで。
<関連リンク> 「幸せ」と言う名の虚構。「花やしきの住人たち」 (たまごまごごはん)
<AA> 桂明日香、『ハニカム』『花やしきの住人たち』
レバーやボタンにまでこだわるレベルの人なら、すでに手持ちのRAP.EXを部品交換して使っているような気もしますが(そういう換装が可能なのがRAPがRAPである所以、とのこと)、ともあれXbox360で格闘ゲームなどを堪能するなら、このバージョンにしろ無印RAP.EXにしろ、(この価格を考慮してもなお)あって損はないシロモノなので、特に2月のスト4を狙っている人などは、これを機に導入を検討してみてはいかがかと。
<関連AA> Xbox360用『ファイティングスティックEX2』
一般価格帯のスティックとしては、こちらがすでに一般販売されるようになってますね。RAPのほうが精度や安定感はあるでしょうけど、価格やサイズも控えめになっているので、こだわりが無ければこちらでも十分だと思います。……というか、RAPのサイズって、Xbox360本体よりも大きいという、ちょっと本気で保管場所に困るレベルなので。こっちもまあ、そこまでコンパクトなわけではないですけど。
とりあえず、従来のプリキュアと比べてまず胸のサイズが、「ぺったんこ→Good Bust!」という具合に変化しているところで、その「大人向け」という部分を感じてしまうわけですが、それだけじゃなくて、お話的な部分においても、それこそ「おジャ魔女どれみ」シリーズぐらいの勢いで、大人が見てもグッと来るエピソードを豊富に交えて欲しいな、と。
プリキュアにもそういう話がなかったわけじゃないんですけど、やっぱりかなり「子供向け」という部分を徹底していた感じはしますよね。見ていて十分楽しいんだけど、もう一歩踏み込んで欲しいような思いもしばしば。
でもまあ、そういう思いは思いとして、先日の最終回も含め、2年続いたプリキュア5シリーズも、実に良い作品だったなあ、と。いわゆる大人向け、な部分は、ブンビーさんを初めとする敵幹部の人たちが頑張ってくれていましたしね。ラストの新入社員には思わず吹きましたよ。そのうちギリンマ君やスコルプさんに似た人も入社してくるんじゃないかなあ、あの会社。
<関連リンク> 「ありがとう、ブンビーさん」 (たまごまごごはん) 今までは何度プリキュアの前に現れようと、組織名でしか呼ばれなかったブンビーさん。それだけに、あのシーンでののぞみの呼びかけは……キましたね。心に。この二年間のシリーズで一番心に残ったのは、間違いなく彼の存在ですよ。この勢いで春のオールスター劇場版にも是非参加して欲しいところ。観客席のポップコーン売りとかの役で。
確か以前のTGにも出ていたと思いますが、ヒロイン全員分の水着イラストが! ……やはり、紗江のふかふかボディは本物すぎる……!他の大物たちでさえ、高山師の絵の特徴そのままに、あまり胸のラインは強調されていない状態だというのに、彼女だけはこれでもかというほどに! 身長などの体格全般が小柄だということを考慮すると、これは本当にとんでもないボディですよ。
七咲(←苗字で呼ぶのがポイント)の競泳水着を見る限り、やはり彼女は水泳部なんでしょうね。「部活は好きで運動は得意、だけど歩くのは速くない」って設定からしても、妥当なところでしょう。
そして、一人だけ後姿で、正面からの体を見せてくれない仮面優等生……こういうところからも、謎のベールに包まれている感じを受けますね。ああ、一刻も早くこの仮面などをひん剥いてしまいたい……!
ののワさん大人気すぎるwwwwwww 更にはMUGENにも参戦か?
一連の事件も無事に幕を下ろし、心機一転となった今日の日記――書き手は、この季節には何かと心配な子・綿雪でした。
そういえば、先日のヒカルお誕生日は本来なら、綿雪が準備の担当だったみたいですね。たぶん、それほど肉体的に大変な仕事ではないのでしょうけれど、そういうことをきちんと行えているということは、この季節であっても、綿雪の体調が崩れたりしているということはなさそうです。なによりも、こうして元気に日記を書いてくれていますしね。それの事実だけで、何か安心というか――嬉しくなってしまいます。この綿雪という女の子に関しては。
そう。トゥルー俺が来てからの綿雪は、基本的に、かつてないほど元気なのです。
それが何故か、ということに関しては、G's本誌で語られた、辛かった頃の綿雪の話を思い出せば、なんとなくながらも分かる気がするわけですが――この子の背負ってきたものの重さと共に。
そういう経緯があるからか、綿雪が日記で語る言葉も、その多くは、どこか人の心を打つようなものばかりでして……今日の日記についても、その例外ではないようです。
今日の日記の内容は。
綿雪の、夢について――
小さい頃の夢は――
病院のお外に出て、
みんなと一緒に遊んだり、
お勉強したり――
ふつうの子みたいに
なることでした。
「ふつう」――であること。病気に苦しんでいた頃の綿雪が願った夢、なりたかった自分の姿。
……この発言について、いかに家族とはいえ、その当時――病気がひどかった時代の綿雪のことを直接には知らないトゥルー俺が、その心境を、どのぐらい理解できてあげられるというのでしょうか。
概ね平和な日本に住むリアル俺たちにとって、水と安全は無料、という揶揄の意味がほんとうには理解できないのと同じように、こんな願いを夢に思っていた綿雪の辛さや苦しみは、きっと本当の意味では理解できないことなのだと思います。
ただ一つ、救いというか、なんというか……そのことで今のトゥルー俺が苦しまないですむのは、それがすでに、過去形で語られていること。他ならぬ、綿雪自身の口から。もし仮に、この言葉が、今現在の綿雪の口から放たれていたものだとしたら、それは――まあ、あえて考える必要の無いifですけれどね。
ともあれ、今。綿雪という子の体は、元気になりつつあるのです。だからこそ、今、こんなことも語れている、と。つまり、幸せなのだと。幸せを掴み取ろうとしている最中なのだと。……そう思うことにしましょう。
ただ、それでも……小さい頃に、「あれもダメ、これもダメ」と言われ続けてきた頃の綿雪を思うと、たまらない気持ちが湧き出て押さえられなさそうです。
いや、なにがたまらないかって――
きっと――お姉ちゃん達は
ユキのことわがままな子だって
思ったかな――
だってユキ、おビョウキは他の誰でもない、
ユキのお体のことなのに――
なんでユキだけお外に出られないの?
なんでユキだけおさしみが食べられないの?
なんでユキだけお家に帰れないのって――
そんなことばかり言っていた気がするから。
…………………………いや、あの。
ちょっと、すいません。(←YU-SHOWさんがいたたまらなくなって、思わず席を外しました)
……失礼しました。
その、まあ。昔の話、なわけですから。今、トゥルー俺に対して、言われた言葉というわけではないですから。だから、だいじょうぶ、平気。
俺という人間にとって、辛くて耐えられないことの中に、妹が苦しんでいるのに何もしてあげられない、という事がその筆頭として存在しているのですが、そんな俺にとって、この言葉は――
ただ、それとは別に、どうしてこんな綿雪が苦しんでいるときに、トゥルー俺が傍にいてあげられなかったのかという思いも同時にあって、なかなか複雑でもあります。
とりあえず、おさしみがダメだったというのは、まあ、医学的な問題なので詳しい理由は分かりませんが、なんというか……あまりにも生々しく具体的で、辛いです。……いや、聞くだけで辛いなんていってたら綿雪に失礼ですが。ちゃんと全部真正面から聞きますとも。
でも。そういう思いを小さい頃からしてきたおかげで、今のユキが、これほどまでにいい子になってくれたのだと思えば、それすらも、やがては感謝できることになるのかも――知れませんね。少なくとも、綿雪本人には、そういう傾向が出てきそうな気がします。
だって、この「おビョウキは他の誰でもない、ユキのお体のことなのに――」なんて発言。老成した大人だって、ここまで成熟されたものの考え方はそうできませんから。それがはたして、綿雪本人にとっていいことなのかどうかは分かりませんが――大人になりすぎるというのは時として不幸でもあるので――少なくとも、家族としては、その立派さを誇りに思ってあげたいですよね。
「こうしてお家にいられるようになって。ユキはそんなわがままな子じゃなくなりました♥」という言葉も、心を打ちます――この子にいずれ、いい意味での「わがまま」というものを教えてあげたい、と思った瞬間です。
――さて。そんな小さい頃の夢のお話がなぜ出てきたのかというと、今日の授業で、将来の夢の作文を書いたからのようです。
その内容を「ちょっぴり恥かしいけど」と恥かしそう、かつ嬉しそうに語ってくれるユキの可愛らしさに思わず正気を失いそうにもなりましたが、それはさておき、綿雪の将来の夢とは――お話を書く人になること。
「世界中のビョウキの女の子が元気になれるような、そんなステキなお話を作る人になりたいです」――という言葉を聞くまでもなく、そういう夢を持つに至った経緯は想像できるわけですが……
そして――
優しいお姉ちゃんやカッコイイお兄ちゃん、
それに可愛い妹たち――
ユキの大切な大切な家族のことをステキなお話に書いて、
世界中の人に読んでもらいたいです。
ケンカをしてもイタズラしてもいつだって仲良しで――
しあわせしあわせなユキの家族。
この気持ちを世界中の人に伝えられたらいいなと
ユキは思います――
この、聞いてるだけで、感極まってしまいそうなユキのお言葉。
これを聞いてふと、俺たちが今、直面しているトゥルー世界のお話とは、もしかすると――すっかり元気に、そして大人になった綿雪が書いた物語の中のことなのかも――という風にも思えてしまいました。
ちょいとファンタジックすぎる思いではありますが――でも、そうであればいいなあ、という気持ちも強くあります。なぜならそれは、綿雪の夢がきちんと叶ったって事ですからね。この、しあわせしあわせなトゥルー家族は、未来の綿雪が思い出している回想の1シーンなのかも……と。その中にいる俺たちには知る由も無いことですが……
――できあがったら、お兄ちゃんに
1番に見てほしいな♥
もし、そうだとするなら。その願いは、真っ先に叶ったということですよね。
G's2月号のべびプリ人気投票、応募締め切りが迫ってきておりますので(29日消印有効)、まだ出していない諸兄はお早めに。個人的には、姉妹の順位がどうのこうのというよりも、応募総数を是非増やしましょう的な意味で。
あと、雑誌『電撃G'sマガジン 03月号』(AA)
は30日発売。新展開はまだまだ始まったばかりということで、連載の内容はもちろん、書籍やモバイル版なんかの情報も気がかりです。
ちょ、PSP-2000シリーズと比べて色がどぎついのばかりじゃないですか! ……と、ふと色的にはアイドルマスターSPの3色(AA)
とあわせられないこともないな、と思い至りはしましたが、それだと緑が余ってしまうわけで……って、そちらは美希専用カラー?
ただ、どの色にせよ、やはりちょっと色が濃い目すぎるかな、と。普通に使うにしろ、アイマスSPに合わせるにしろ。やはり2000のときの色が良かったなあ。
<関連リンク> PSP-3000の新色、『真・三國無双MULTI RAID』との同梱版が (ファミ通.com)
……OK!(←人間女とエスパーガールの胸をガン見しつつ)
しかしとりあえず、キャラの種類は今のところオリジナルと同じものが紹介されてますが、追加されてる種族もあったりするんでしょうかね。モンスターの種類としてなら間違いなく増えているとは思うんですが……ちょっと気になるところ。
そうそう、もうじき100万台に届きそうとはいえ、この控えめなインストールベースに比して、出てくるソフトの質・量ともに充実しすぎているというのは、ソフト売上にもいくらか影響してると思いますね。いくらなんでも、気になるソフトの情報を全部押さえることなんてできなくなってしまいましたし。……いや、そりゃあ当たり前の事ではあるんですが、初期のXbox360市場というのは、それをやろうと思えばできた時代だったので。
あと、やはり自分も、アイマス発売決定&デッドラ発売時の頃の、「このマイナーだけどステキなXbox360というハードの魅力を、せめて自分の周囲ぐらいには知らしめねば!」と思っていた頃に比べれば、いくらか情熱が衰えてきた部分はあると思いますね。国内の普及台数こそまだまだ少ないものの、今はもうXbox360といえば、知る人には知られているようにもなっていますし。自分の知人関係における普及率なんか、もう8割を超えてるでしょうし。
だからまあ、自分にできる限りの布教は完了したかなあ……という思いも、最近では少々。もちろん、個人的にはまだまだ思う存分楽しませてもらうつもりですが。
<AA> Amazon Xbox360プラチナコレクション
個人的には、別に後からプラチナが出たからって、発売日に買って遊びつくしたソフトなら、損した気分にはならないんですが、買ったまま積んでいたソフトが次々とプラチナ化、という状況が多くなってきたら、さすがにちょっとテンション下がる気持ちも分からなくはないですね。なるべくそういう状態に陥らないよう努めてはいますが。
最近のアニメのエロ乳首もよいのですが、やはり少年時代に視聴したアニメの乳首のほうが、思い出補正もあって輝いて見えるなあ……と心底思うようになってしまいました。これが加齢というものか……。
……予定通り、実に予定通りです。
いやまあ、あそこまで素直に――といっても、無記名でしたが――ごめんなさい、ありがとう……って言えた以上は、もう何も心配することなんてなかったですけどね。
ずっと待ってた――というほどの時間ではありませんでしたが(二ヶ月近く更新がない子が出ることもしばしばですし)、やはりああいう雰囲気のままというのは、家族的には実によろしくないことなわけで。
ですから、今日の日記を「あの子」……改めて名乗るまでも無く麗ですが、この子が書いてくれたことを、大いに喜ぶことにいたしましょう。
さて、そんな復帰直後という、色々と気まずい思いもあるであろう日に、麗が一体何を書いたかというと――
週末は――
ヒカル姉様の
誕生日パーティー。
すごく寒かったけど――
楽しんでもらえたみたいで
良かったわ。
そうです。先の土曜日は、ヒカルの誕生日だったんですよね。
ここの日記ではおおむねそうなんですけど、金曜日にヒカル自身が書いた日記では、おくびも触れられていなかったわけですけれど、トゥルー家族内においては当然、大イベントになるわけで。
家族みんなが顔をあわせて、誕生日を迎えた子をにっこり笑って祝福すべき日――そこに、気まずい空気を持ち込むべきではないってことを、ヒカル自身が逆手にとって、あえてあの日に日記を買って出たのかも知れません。そういうところ、ヒカルは本当、人間的には大きいですよね。
事実、自分に対してとてもいいことを言ってくれたヒカルの誕生日ということで、麗も気合を入れて、パーティの準備に打ち込むことができたようです。集中すべきことがあれば、気まずさも紛れますからね。それに、
今回は企画のメインはユキちゃんだったんだけど――
私――頼んで。
ちょっとだけ――
手伝いさせて
もらったから――
……麗は、感情表現が不器用です。でも、不器用だからこそ、かえって、その真心が伝わるという部分もあるんですよね。それを見て、ヒカルはもちろん、姉妹のみんなが、麗の気持ちをちゃんと理解してくれたことは間違いなさそうです。
――ところで。
当のヒカルは、もちろん大いに喜んでくれたようですが、それはひとまずいいとして――「アナタと並んで――ロウソクを吹き消して――」という部分。きちんと明言された表現でこそありませんが、これは素直に考えると、トゥルー俺とヒカルが一緒にバースデーケーキのロウソクを吹き消した、ってことなんでしょうかね。
つまり、ヒカルとトゥルー俺の誕生日は同じ1月24日。すなわち――
……まあ、同学年のきょうだいということであれば、むしろそうでなければ不自然なぐらいなんですが、これは恐らく、各トゥルー諸兄の中で、特別に別の誕生日を設定している(したい)という人以外には、ヒカルと同じ日を、トゥルー俺の誕生日にすべし、ということを示唆しているんでしょうね。
とりあえず、YU-SHOW的には、とりたてて他の設定が望みというわけでもないので、「なんとなく」なレベルではありますが、この1月24日をこそ、トゥルー俺の誕生日として考えておこうかな、と思います。あくまで「なんとなく」ですが。
まあ、そんな風につつがなく楽しげに行われたであろう誕生日については以上として。
口下手な麗が――きちんと、向き合おうとしてくれています。トゥルー兄としては、心から傾聴しなければ。
あんまり――
いろんなこと言うの苦手なの。
ありがとう、とか――
ごめんなさい、とか――。
……まあ、確かに。
麗自身が言っているように、そのこと自体は、本人に言われるまでも無く、知っていること……ではありますよね。間違いなく。
そういう意味では、「そんなこと、言わなくても――わかってるでしょ? って――つい。思っちゃう。」と思う麗の気持ちも、よく分かるんですよ。
ただし。仮に、それらが言うまでも無く通じていることだからといって――それを直接口にすることの大切さは、変わらないわけですよね。
心がちゃんと大人になれば、それはきちんと理解できること。でも、それはある意味、大人にとってでも……面倒くさかったり、恥かしかったり。あるいは、気まずかったりで、大変なことではあります。間違いなく。ましてや、小さい子にとってはなおさらのことで――
なんで言えないのか自分でもわからない。
なんでか――
その、「なんで」を乗り越えられるなら。もういつでも立派な大人になれるんだ――って言えると思います。人の心の、一番大切な部分においては。
だから、少なくとも。
今日ここで、「なんで言えないのか」という言葉を言うことの出来た麗は、その分だけ、大人に近づくことが出来たのだと思います。そして――
さみしい、なんて
そんなことも――。
口に出して言うことじゃないと――
思ってた。
……本来なら、それはとても悲しい言葉です。でも、麗の場合は――この、あまりにも優しさに溢れすぎている家族の中で過ごしてきたがゆえに、そういう風に思うようになってしまったのだと思います。だから、この言葉はきっと、幸せの贅沢病……みたいなものなのかも知れませんね。そう、子供の心にだけかかる、幸せの贅沢病。
はしかや水ぼうそうを、小さなうちにかかって抵抗をつけるように、心を少しずつ大人にしていくことで、こういう気持ちにかからない強さを身につけていく……と。今日の麗を見ていると、そういう風に思えてきます。
そして、麗の心に、強くなるきっかけを与えてくれたのは、もちろん――
優しい人って――強い人ね。
…………そう。まさに、そうですよね。
そして、もう一つ言うなら――そういう理解にたどり着けた麗という子も、間違いなく、優しくて、強い子になれるってことです。それが理解できたのならば、やがてはそこに、たどり着けるはず。
――向かう方向が、はっきりと分かったわけですからね。
ヒカル姉様は
まるで――鉄道みたい。
強くて真っ直ぐで――
ちょっぴりN700系に似ている気がする。
私もいつか――
あんな風になれるといいな。
「なれるといいな」。……そういう思いは、可能性という意味で――「そうである」ことすら超えるものだと、俺は思うんですよ。
大好きな鉄道にすら例えられるんだから、ヒカルの背中は、どこまでだって追いかけることができるでしょうね。
俺にはあいにく、誰かを鉄道で例えるというだけの知識がありませんが――きっと、今の麗に相当する未来の鉄道みたいなものが、この世のどこかにあるに違いありません。近い将来、立派に走ってくれるであろう、麗の憧れる鉄道みたいに。


律・子・覚・醒 ッッ !! い、いや、前からそのポテンシャルは随所に滲み出てきていることも多かったのですが、今回のジャケット絵は……律っちゃんの本気をこれでもかというほどに表現していますね。
亜美真美のロリータ服のインパクトも相当なものではありますが(超似合ってる! 双子なのがますますコンセプトを際立たせてますね)、とにかくこれはもうジャケットの時点で勝利って感じです。
収録内容のほうも、リクエスト曲以外は公開されていますね。亜美真美の「黎明スターライン」は、やはりスタ→トスター的な雰囲気がありますが、律子の「livE」……タイトルからして、961プロもびっくりのセクシー系カッコよさが漂っています。今までは「いっぱいいっぱい」「魔法をかけて!」などのガチ乙女系の曲が多かった律子ですが、今回のCDからは、そこからさらに一歩踏み込んだものが期待できるんじゃないかなって思っております。本当、アイドルマスターはCD展開が素晴らしすぎですよ。
<AA> 3月4日発売、『THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL 02』
01
は2月4日発売ともうすぐ。
新規MSの豊富さがハンパじゃないですね今回。Ζ-MSVあたりの機体も網羅しようかって勢いです。公式サイトの開発部17でも、デルタガンダムなんかがすでに紹介されてますし、今までは開発できる機体が少なくて寂しかったエゥーゴなんかも、今回のVからは相当忙しく開発が楽しめそうですね。
難易度very easyのいきなりケンプファーとかも、初心者は勿論、慣れたプレイヤーにとっても、気軽な無双プレイをしてみたくなったときなんかには楽しそうですね。ダメージ二倍、コスト半分のSPECIALモードも、どんなものになるか楽しみです。もしかすると、今までは紙装甲すぎて使う気になれなかったジムライトアーマーあたりにも光が当たるかも?
あとは、既存MSの数値にもけっこう変化が見られますね。攻撃力がアップされている武器がけっこう見受けられますが、特に格闘攻撃に関しては、機体を問わずにテコ入れされているようです。あと、限界値も。時代を考えると明らかに弱かったアーガマが大幅強化。ハンブラビなどのエース機復帰も嬉しいですね。なんであれ、無印脅威では三機編成だったんだろう……。
しかしまあ、今回一番気になっているのは、CPUの知能強化。以前のAIは、川を渡れずに立ち往生とか、ひどい思考が目立っていたのですが、今回からは、CPU側も場合によっては撤退するなど、根本的な強化が施されているようです。まあ、あまり多大な期待は出来ないかもしれませんが、川などを回避するのと、補給線をちゃんと通るぐらいにはなっていて欲しいですよね。
【ニコニコ動画】 【CM】 機動戦士ガンダム ギレンの野望 アクシズの脅威V 【PSP】 いきなりテムレイ注意。テレビでこのCM見るたびに吹くんですけどwwwww 初期PVの綺麗なバージョンはこちら。
<AA> 2月12日発売、PSP『ギレンの野望 アクシズの脅威V 諜報部機密ファイル 兵器情報集付き』
(PS2版
)
ちょ、なにこのアフロのおっさんwwwwww なんかえらく面白げで魅力的なんですけど!? 今まではどうも無機質でつかみ所のない感じだったライトニングさん相手にも全力で絡んできているあたり、この人のみならず、FF13全体になんとなく血が通ったという印象すら受けるようになったのは俺だけでしょうか。いいなあ、こういうノリのキャラ。ロストオデッセイにおけるヤンセンみたいな感じですよね。
なんだか更新頻度がすごいことに! この勢いで更新してくれるぐらいなら、スレで言われていた週刊『世界の航空歩兵』みたいなものを本気で刊行してくれるというのもアリなんじゃないでしょうか。以前のコラム時代のものをさらに膨らませるような感じで。
それはさておき、今回の人はナイトウィッチ! メガネおっぱい! どんな性格の子なのかは明言されてませんが、「幼少時の生活環境の反動からか、同世代の友人を求める気持ちが非常に強く、特にナイトウィッチに対してその傾向が顕著」という部分を読むと、明らかにサーニャはそれに該当するわけで、すなわち――エイラのライバルになる可能性が大、と。ホホウそれはそれは……。SWのウィッチとしてはけっこう重めの過去を持っている子でもあるので、芳佳と絡むというのも王道的で面白そうですけどね。カールスラント最年少の戦闘航空団司令ということで、501に直接参入することはなさそうですけど、二隊による共同作戦なんかは期待できるかも?
うおおおおおお完成していた!!!! 最初、サイトの方の動画gif見たときには、チャチャEDの動きだと分からなかったんですよね。リアルタイム視聴世代だというのに、なんという不覚ッ……!
しかしそれにしてもこの完成度……芳佳の淫獣っっぷりもさることながら、この細やかな動き、仕事量、そして愛情量……全力でリスペクトいたします。チャチャ世代じゃない人でも必ず見るべし!
実は、とらドラ!のドラマCDシリーズ
が、凄まじい勢いで独神(30)祭りな件。いやあ、とりあえず、Amazonにある視聴部分を聞いてみてくださいよ!(1巻)(2巻) 両巻ともに、タイトルの時点で三十路乱舞なわけですが、これはあれですか。独神好きな俺ホイホイというか、買わずに済ますなってことなんでしょうか。
とにかく、アニメでは(というか原作でも)なかなかまとまった出番が得られないゆりちゃん分を、まとめて摂取するには現時点で最適な媒体であることは間違いなさそうです。一応、三十路ルートの存在が示唆されているゲーム版もありますが、その発売日までは正直、間がありすぎるわけで。4月30日は、遠い……あまりにも遠い……!
<AA> 『とらドラ! ドラマCD』シリーズ (1〜2巻は好評発売中)
発売前だというのに、発売前だというのに……ッ!! 様子見どころか、この一月の時点で悶えさせる気マンマンすぎですよ両者とも。残り二ヶ月をどう過ごせと!?
先日のキスのふり→誤爆のムービーで、単なる悪友どころか、両者の関係を進展させる気マンマンであることが明らかになった薫ですが、今回のこの下校デートもまた、悪友という関係を最大限に活用しつつ、そのくせその領域を踏み越える気全開という素敵っぷりを発揮してくれておりますよ。どうしろと!?(←興奮のし過ぎで逆ギレ)
ファミ通の七咲のほうは……もうね。サムネの時点で興奮せざるを得ませんが、このシーンはあれですね、以前のPVで一部紹介されていたところのフルバージョン、と。なるほど、こういう展開でしたか。これもまた可愛い……! 猫舌なくせに、主人公のまねをして、「んんっ……んっ!」「あはぁ……」ってなってしまったんですね。……この台詞だけを引用すると、嗚呼、なんという淫靡な雰囲気に!
それはそうと、吐く息の白さとか、映像演出もなにげにすごく凝ってていいですね。システム部分といい、すごく嬉しい進歩です。
あと、主人公はこの子のことを「七咲」って苗字で呼ぶんですね。まあ、先輩後輩ですから、不自然ではないんですが……これはあれですね。「七咲じゃなくって、“逢”って呼んで下さい」的なイベントがあるとか? いや、ある。(←願望)
<AA> 3月19日発売、『アマガミ ドラマCD & Amazon.co.jpオリジナル特製卓上カレンダー』
アクアプラス作品=BDという図式は当然のように健在! ……ということで、未放送地域に住む俺でありますが、いずれリリースされるPS3版ホワイトアルバムを前に、PS3ともどもBD版を買ってしまおうかと画策中です。全4巻というのも手を出しやすい感じですしね。
<AA> BD『WHITE ALBUM』シリーズ (Vol.1は3月25日発売)
ああ、まだ昨晩からの余韻が冷め切らない……。このトゥルー家族の優しさや暖かさを、これでもかというほどに味わうことができた一週間でした。
とまあ、その幸せな気持ちは、月曜日のあの子の日記を読んでからじっくり語るとして、この一連の流れによって、べびプリ日記の存在が、メディアとして更に進歩したというお話です。
このトゥルーブログは、日記のようで日記にできない表現があったり(ほぼリアルタイム的な描写がある等)、まさにこの日記の特殊性そのものが、トゥルー世界の特徴を端的に示しているかのようだったのですが、その特殊な部分が、今回の一連の流れによって、さらに一歩進化したわけですね。
言葉を借りさせていただくと、「メディアそのものが人情を帯びたドラマになりうる」――と。この、ブログの形を借りた日記という、極めて特殊で、そのくせ制限も多い特性を、想像を超えた形で活かし続けてくれていますよね。
本当、このブログがあるおかげで、俺はもう、このべびプリという企画作品を、単なる読み物とかそういうレベルでは認識できなくなってしまいました。ええ、もうね、どこまででも連れて行ってくださいよ。トゥルーの彼方まででも。
――おかえりなさい、と。今はただ、それだけで。
もうね。これを書いてるときの「あの子」の様子を想像するだけで、幸せがこみ上げてくるかのようですが。
月曜日まで、待ってます。
『MASTER SPECIAL 03』(AA、4月1日発売)
、予約受付開始! 千早&響という、初の765&961によるコンビ盤ということで、非常に楽しみな一枚ですが、こちらのリクエスト・スペシャルが26日までとなっていますので、応募するつもりのある方はご注意を。
<AA> 『THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL』シリーズ
よっしゃあ北都南ボイス来た! これで勝利! ……といっても、タカヒロ作品でこれだけのキャラが集まっていれば、むしろこの人がいないと考える方が不自然ともいえますが。
でもでも、今回はロリ系ボイスですよロリ系!? いや、小雪は電波系のキャラではありますが、ここまで幼女っぽくなるとは想定外。しかし、これはこれで俺が幸せになれるので良し。
男二人もまた例によって豪華すぎるにも程があるというか、いつもながら聞くだけで濡れますよねこの男前ボイス。
スグルの方はスグルの方で、これはある意味予測の範囲内というか、たとえばサンプルボイス4なんか、最初は比良坂先生系かと見せかけて、いきなり某プッツンNT的な台詞に繋がるという離れ業で俺たちを喜ばせてくれておりますよ! 何度言ったかもう覚えてませんが、どんだけ豪華に攻めて来る気ですか今回!
エド・ゲインなどの快楽殺人犯の名前をぐぐると、偶に惨い死体画像に遭遇してしまうことがあるので、興味を持ってしまった方はご注意を。
サクラ大戦4のEDは多分、生涯忘れられないと思います。ラストの「君よ花よ」と、米田中将のあの後姿……シリーズを通してプレイしてきた身としては、心に染み入りました。
30秒wwwwwww
結婚するのにいい日など――――――死ぬまでないッッ!!
いつだって――――――独り身を生きるしかないッッッ!!
とはいえ、スピンオフ2巻の独身22歳エピソードを読んで以来、ゆりちゃんならばたとえ生涯独身だろうと花山薫のごとく雄雄しく生きてくれるに違いないと思いました。かっこいいよ、ゆりちゃん一人の大人として超かっこいいよ。俺もふんばって生きよう。
ちょwwwww歌詞wwwwwwwww とまあ、この替え歌バージョンもさることながら、元曲の歌詞もなにげにすごく良く練られてますよね。最初に聞いたときは使ってる単語の電波っぽさにばかり気を取られてましたけど、とらドラ!というアニメに相応しい曲だと思います。もうじき新しいのに変わるようですけど、そちらにも期待を。
……
もう――
わかっただろ?
一連の麗騒動に、とうとう締めモードが! ……いや、まだその後の話なんかはあるんじゃないかと思うんですが、とりあえず今日は事件発生二週目の金曜日ということで、落しどころとしてはまさにちょうどいいタイミングでもありますよね。こういう近しいもの同士の言い争いって、落しどころのタイミングこそが一番大事って気がします。
――で。
そんな大事なタイミングに、満を持して登場してくれたのが――トゥルー俺が来るまでは、ずっと家族の「お兄ちゃん」役だったであろう、ヒカルでありました。
いやあ……今日のヒカルは、なんというか……カッコイイですよね。
ヒカルって子は、別に特別大人びているってわけじゃありません。ボーイッシュで、ちょっと男女の距離に関しては鈍なところはありますが、高校一年生という歳相応のメンタリティを持った女の子だと思います。すなわち、子供といえば子供ですが――お姉さんといえば、お姉さん――って感じの。自分の身の丈にあった、責任感とか、気配りを備えている子だと思うんですよ。
今までは、トゥルー俺の存在と、その存在による彼女の揺らぎや、ハプニングなんかを見る機会のほうが多かった気がするので、ついつい「乙女な部分」にばかり注目してしまっていたのですが、それだけじゃありませんよね。
ヒカルの今までの日記を改めて読むと――確かに、プロレスごっこや制服取替えっこなんかのインパクトが強いわけですが、それとは別にもう一つ、「家族のことを、よく見ている」という部分にも気が付くと思います。この間の夕凪の件なんて、典型的ですよね。
海晴姉さんみたいに、ほぼ全面的に責任のある保護者というわけではなく、だけど、みんなを見つめる上の立場――特に、男手がいなかった家族の中で、「お兄ちゃん」としての役割を意識してきた彼女にとっては、そういう身の振り方というか、自分が家族の中でで何をなすべきかということに関して、なにげなく敏感なんじゃないでしょうか。そう、なにげなく。
……とまあ、何が言いたいのかというと。
今日のこの、海晴姉さんと麗との間を取り持つヒカルは、とても頼もしく見えるなあ……ということです。
そんなヒカルの頼れる様子、具体的に見ていきましょう。
「この日記はきっと――ダレカさんも読んでると思うから」なんて、書き出しからして、優しいというか、空気を良くしてくれているというか。そんな、日記を読んでくれるあの子の存在を前提としつつ、ヒカルが口にしたのは――
あの2人はさ、似てるんだよ、すごく。
……と。
これは今までも、海晴姉さん本人がそう言っていましたし、何よりもトゥルー俺たち自身が何度も何度も指摘してきたことですが……改めて、他の姉妹の口から言われると、その重さが全然違ってきますよね。思い込みや主観の要素がなく、そのうえ誰よりも二人を見てくれている人の意見ですから。
姉妹だから、似ていて当然、だけどその中でも特別に近い二人。だからこそ、仲直りにも時間がかかる――と。本当……すごく良く、そして優しく、二人のことを見てくれてるんですねヒカルって。
自分たちだったら、きっと海晴姉さんみたいには叱らなかった……とありますが、この中で、あえて叱る役に適しているのは誰かと言われたら、それはやはりヒカルなんですよね。ホタは優しすぎるし、心の中には歳相応に幼いところもあるといえばあります。霙姉さんは、大きな父性ともいえるもので、みんなを包み込んではくれますが、どっちかというと、さりげなく救い舟を出してくれるタイプです。
では、ヒカルはというと――これはきっと、頭ごなしに叱ったりせず、かなり適切に人を諭すことが出来る子なんじゃないかと思うわけですよ。今日の日記を読んで、それを確信しました。
考えてみれば、ヒカルは体育系の部活をこなしているので、そういう部分は家の外でも磨かれているんでしょうね。中庸というか、人と人との距離のとり方、人の気持ちの見極め方――そういうのを、運動部などの中で、きちんと身に着けてきたのでしょう。
そんなヒカルだからこそ。
今日の日記の最後に――今、一番必要とされている言葉を、あんなにも優しく口にできたのではないでしょうか。
……それはまあ、最後に見るとして。
先日からずっと、たこやきのようなほっぺでむくれているであろう、「あの子」について、フォローを入れてくれるその言葉も、ヒカルの「上手な」優しさが伝わってきますよね。
日記を書きたくないのは、本心なんかじゃない、と。……これは、その書きたくない原因であるトゥルー俺には、そうだと察していても、なかなか口には出せないことなんですよね。あの子のお兄ちゃんであるけれど、なかなか手が届かないところ――そんな部分に、今までずっと「お兄ちゃん」をしてきてくれたヒカルが、手を差し伸べてくれたわけですよ。これは、嬉しいのと同時に、トゥルー俺だって、まだまだお兄ちゃんレベルが足りないなあ……と思わされてもしまいますね。
そして、さらに嬉しいこんな言葉――
大切なたった1人の「お兄ちゃん」を――
あの子が大切に思ってないわけがないじゃないか。
……この一言で、ヒカルがトゥルー俺を、救ってくれました。
いや、誇張でもなんでもなく、これはきっと、トゥルー俺的に、誰かに言ってもらいたかった言葉なわけで――ちょっとね、ほろりときてしまいました。わりと本気で。
そりゃあね。いくらトゥルー俺が、この家族にとって無条件に受け入れてもらえる存在だって前提があっても。麗みたいに、反撥してくる子に対して、どう接したらいいのか――そりゃ、悩むのは当然なんですよ。踏み込めない部分だってあるし、察しようとしたって、それが行き届かないところだって出てきてしまうわけです。
トゥルー俺と同じ年の「お兄ちゃん」で、姉妹たちをよく見てきてくれていたヒカルが、それを補ってくれた――今の言葉は、そういうことです。
「きっとまだ、(男嫌いのせいで)慣れないだけ――」と。鉄道ネタの問題もあるんでしょうけれど、一番根本的なことは、きっと、それなんでしょうね。いくらもう一年も一緒に暮らしてきたとはいえ、見に染み付いたことが、そうそう簡単に消えるわけも無いんです。
俺なんかは、色々と理屈を述べて、うまい解決策を――なんて思ってしまっていたわけですが、これに関しては、もっとゆっくり時間をかけて、少しずつ慣れてもらう、というのが一番なんでしょうね。
さて、もう一方の問題である、海晴姉さんについて。
姉妹の中でも比較的年長で、海晴姉さんの小さい頃も見知っているヒカルが、一つ教えてくれました。
それは――
海晴姉はさ――まだ麗くらいの頃。
まるで今の麗が鉄道を好きみたいに――
お天気情報が大好きな子だったんだ。
……あ。そうか、それで、「鉄道好きもいいけれど、もっと他にも好きなこといっぱい作らなきゃ」……だったんですね。
これに関しては……その。俺の方が、幼稚な反撥だったというか……麗のことを笑えませんね。いや、それはまあ、ある意味では海晴姉さんもなんですが。でも、海晴姉さんは、そういう反撥心を分かった上で、言ってくれていたことだったわけですよ。
にしても、そんな勢いでお天気好きだったとは……。確かにそういうきかっけのエピソードは本人自ら話してくれてましたけど、小さい頃の海晴姉さんって、きっと今とはだいぶ違う印象の子だったのかも知れませんね。今では普段はかなり悠揚な雰囲気ですけど、小学生ぐらいのころには、もっとカリカリしていた部分もあったのかも。いじめっ子のエピソードからも、そんな姿がなんとなく想像できます。
ともあれ、そんな鑑写しな二人であることが、ヒカルのおかげで良く分かりました。
……で、問題は。
そんな二人に対して、どうするかなんですが……
……
早く戻っておいで、麗。
海晴姉はもう怒ってなんかないから。
麗が抜けて、みんなが――
さみしい思いをしているよ――
……これは。
なんというか……もう、トゥルー俺の出番なんか、ないかもですね。
ヒカル――お兄ちゃんです。
すごく立派に、お兄ちゃんしてくれています。
思わず、こちらまでじわりと来てしまいそうな、愛情に溢れた言葉――そしてきっと、今の麗が一番欲していたであろう、包み込むような優しさ。
ヒカルという女の子の魅力が、これでもかというほど理解できたのと同時に、同い年であるトゥルー俺に、この家族のお兄ちゃんとしてあるべき姿というのを、教えてくれたという思いがわいてきます。
いつもは、ちょっとドキドキしてしまうことなんかの多いヒカルの姿ですが。今日のこの姿は――見習うべき先輩の背中、って感じですね。
まさかのジュゼッピーニが! まさかいらん子中隊のウィッチまで紹介されるとは……というか、先日の黒江さんといい、この更新の勢いは何事ですか。何かの動きを期待して良いのでしょうか? 良いのでしょう(反語)。
それにしても、いらん子3巻で出てきたときには、ちょっと諸事情あって(具体的には読むべし)、キャラが掴みにくかったのですが、こうして見ると、なるほど、実にエロかわいらしい……! これなら智子が陥落(おち)るに十分ですよね。そして手にしたパスタはあれですか、やっぱロマーニャ娘の嗜みのうちのひとつ、と? 当然、もうひとつの嗜みとしては、アレとかナニがあるのでしょうですけど。「舌があんなふうに動くなんて」的な。
あと、先日紹介された黒江さんも、この横乳天国な貫頭衣に目を奪われるのは勿論のこと、キャラ的にも、もっさんの更にアッパーバージョン的な雰囲気があって魅力的ですね。さらにこの設定だと、いずれ今後の展開の中でも出番が期待できるかも……?
<AA> ノベル『ストライクウィッチーズ スオムスいらん子中隊』シリーズ
通し番号がありませんが、1巻『がんばる』、2巻『恋する』、3巻『はじける』という順番になっております。この春には最終巻となる4巻も出るとアナウンスされているのですが、まだかなあ。
まさに濫用! だがもっとやってください是非。
ええい、アキバblogの人は中出し言えば注目されると思って!(←本編コンプ済みでまだインストールされているにも関わらずサムネ全部クリックした俺が言うのですから間違いなく効果バツグンです)
それはひとまず置いといて、たけまさ絵のむっちりエロス度に関してはもっと評価されるべきというのが俺の昔からの持論ですので、是非、多くの人にこの魅力を知ってもらいたいなあと。
<AA> 1月22日発売、『てとてトライオン! ビジュアルファンブック』
今回も例によって、スタッフ座談会や声優インタビューなど、充実したVFBとなっているようです。ここのVFBシリーズは充実度に定評がありますからね。今回も楽しみにさせていただきます――早くHOKKAIDOに入荷を!
来たッッ!! 今か今かと待ちわびていた、海晴姉さん直々の日記がついに来られましたですよッ!!
ええ、なんだかんだで、この今生じている事件の当事者であり原因そのものでもあるこの人がちゃんとお話をしてくれないことには、どうにも解決のしようがないですからね。
もちろん、あまり極端に急いで解決することはない――と以前には言いましたが、それはある一面では正しくとも、それはそれとして、やっぱり、家族の中に不和なものが残っているまま過ごすというのは、精神安定上よろしくありませんからね。
他の姉妹たちもきっと相当気を使っていたことでしょう……と思ったら、今日の日記を読んでみると、案の定。詳しくは後で触れますが、やはり実質的に家長である海晴姉さんが頑ななままだと、他の家族は不安で仕方ないですよね。
――とはいえ。今、実質的に家長、という表現をしましたが、確かに海晴姉さんは普段、そのぐらいしっかりしたお姉ちゃんであることも事実ですが、それでもまだ実質的には社会に出たばかりの女の子でもあるんですよ。常に大人らしい大人な態度を求めることも、それはそれで無理があるわけで――
だーかーらー!
もう――
私は悪くないんだってば!!
ほら。この怒り方……というか、言い方からしても、海晴姉さんだってまだまだ、ほんの少し前に大人になったばかりの人ってことがよく分かりますよね。海晴姉さんは時としてやたらと稚気めいたお茶目っぷりを発揮することもありますが、それは「あえて」やっているという部分があるのと同時に、「素」な部分もまたあると思うんですよ。
海晴姉さんの実年齢がいくつなのか――それは、0歳の誕生日以上のタブーである気がするので追求はできませんが、ともすると、この人の精神年齢は、実年齢よりも低いのかも――って、今回の件で思うようにもなりました。そう、18人も妹がいる分、凄くしっかりしているところがあるのも間違いないんですが、その「しっかりしている」のと、「精神面が成熟している」というのは、必ずしも比例しないのではないか、とも思うわけですよ。なまじしっかりしたところがある分、かえって見えなくなるところだってあるでしょうしね。
それに、海晴姉さんの場合――18人も妹がいても、自分自身には姉が1人もいないわけですよ。それはつまり、妹による理不尽はたくさん味わってきても、お姉ちゃんから受ける理不尽みたいなものには、思いが至らないんじゃないかと。そういう部分で近視眼になってるところは、どこかにあるんじゃないかな、と。
もちろん、海晴姉さんにそういう大人気ないところがあるからといって、責めたり欠点だと思ったりはしませんけどね。これっぽっちも。
ただ、何が言いたいのかというと――やっぱり海晴姉さんって、麗と似ているんじゃないかなあ、って。ほらこの「私は悪くないんだってば!!」なんて言い方、麗に通じるところがあると思いませんか?
麗は麗で、実年齢より押さないところがある――と、今日の日記で海晴姉さんが直々に言っているわけですが、それに関しては、海晴姉さんも案外どっこいどっこいなんじゃないかなあ、とも。
……とまあ、思うところは後で思う存分語るとして。待ち望んでいた海晴姉さんのお話に目を通させていただきましょう。
どうやら、麗の一件があって以来、海晴姉さんは麗に対して、頑なな態度をとったままのようです。多分、先週の金曜に「もうそんなにオウチャクするならやめちゃいなさいっ!」って怒鳴って以来、そんな感じなんでしょうね。
あれから、みんなが心配そうな顔で
「まだおこってる?」って聞きに来たり、
むやみに明るく振る舞って
私のご機嫌を取ろうとしたり、
大事な大事なナケナシの自分の分のオヤツまで
ちょっぴり分けてくれようとしたりして――
……と、姉妹のリアクションもさまざまのようですが、みんな程度の差はあれ、息苦しく思っていること、気を使っていることは間違いなさそうですね。
「まだおこってる?」って聞きに来たのは、ひらがななことから、虹子あたりでしょうかね。むやみに明るく振舞ってるのは多分、星花とかヒカルでしょう。ナケナシの自分の分のオヤツを分けてくれようとするのは、霙姉さん――ではなさそうですね。いや、色々な要素からそう推測を。案外、立夏あたりじゃないでしょうか。あるいは夕凪。
ともあれ、そんな優しい姉妹達に、愛情を再確認して身悶えしてしまう海晴姉さんですが――
これじゃあ私が鬼姉みたいじゃない?
でも――チ、ガーウの!
……とりあえず、青空の口癖(「あ、まーいの!」など)はどこから来たのかが分かりましたね。いやいやいや、海晴姉さん、そのノリノリお姉さんを通り越して、ちょっと子供っぽくすらあるこの口調……なんだか可愛いですよね。素で。ある程度まで自覚して、分かってやっているという部分はあるでしょうけど、それ以上に「素」で子供っぽいところがあるというのは、多分間違いないです。そんなところが海晴姉さんの魅力なんですよね。
――ただ。今回の一件がこれだけこじれてしまったのも、そのあたりに原因があるんじゃないかとも思ってしまうわけですが。
もちろん、海晴姉さんにも、麗のお姉ちゃんとして、彼女より人生経験の長い大人として、そう怒るだけの立派な理由はあるわけです。それに関しては、確かに間違いなく、麗のためということが切に伝わってきます。とりあえずはそれに触れましょう。
それは――海晴姉さんには、小さい頃、クラスの男の子にいじめられたことがあるってお話。
とりあえず……そのお話については、本文を読んでもらうということで、ここでは置いておきましょう。――そうでもしないと、また青龍刀を持ってきたくなってしまうので。もし今、俺の体にタイムリープの回数が残っているなら、間違いなくそれを手にして高いところから跳躍していることでしょう。そして無双乱舞。有象無象の区別なく、私の青龍刀は容赦しないわ。
とはいえ、そのお話については、一応男の子でもある俺にとっては、痛いほど良く分かるお話でもあります。
「引っ越したら手紙ちょーだい」――と。海晴姉さんは、意地は強いところはあるでしょうけど(もちろん黙って引き下がりはしなかったけれど、とか、きっと相当派手なことをしてくれたに違いありませんよ)、優しい心根の人であることも言うまでもないので、もしかしたら……一度か二度ぐらいは、手紙を書いてあげたんじゃないかな、とも。
……とまあ、そんなお話をふまえたうえで、海晴姉さんが麗にいわんとしていること。それは、世界を狭くしないで、もっと広い視点をもつこと。……要するに、そういうことなのでしょう。
ただ、俺としては……なんというか。
何より大切な趣味を持って、頑なになってる子に、「他にも好きなこといっぱい作らなきゃ♥」なんていうのは、かえって逆効果なんじゃないかなあ……とも思うわけですよ。
というのも、多分俺自身が、そういう言われ方をされたら、きっと反撥するだろうなあ、って気がするので。たとえ、そんなつもりがないと分かっていてもなお、その言い方はちょっと「刺さる」というか――それを好きでいることにケチをつけられた気分になるんですよね。たとえ、直接的に否定されておらず、続く言葉で肯定さえされていたとしても。
もちろん、そういう言い方をする海晴姉さんを責めたいわけじゃありません。そういう子に対して向けるものとしてはごくごく当たり前の、愛情に満ちた言葉ですからね。
ただ、それこそ海晴姉さんが言うように、「愛情表現って難しいわよね?」――と。
でも――
今あの子に必要なのは
もっと素直になる事。
そして素直な愛情表現を学ばなきゃ――
伝わるものも伝わらないんだから――
……というのは、確かに麗には絶対に必要なことだというのは間違いないんですけれど。ただ、それと同時に、海晴姉さんにも、もしかしたら必要なんじゃないかなあ――とも。
俺が思うに、海晴姉さんは、麗のことが好き過ぎて、そして同時に、あの子の保護者でいなくちゃ、ちゃんと導いてあげなくちゃ――という思いが先に出すぎて、適切な愛情表現ができていないのかも……って気がするんですよ。
だから、そういう意味では今回、こうして海晴姉さん自身の怒っている気持ちが表に出てきているのは、ある意味いいことなのかもしれません。麗は麗で、海晴姉さんに甘えすぎていて(あの学習能力のなさは、実のところ、海晴姉さんに対する屈折した甘え方なんですよね)、互いの正しい気持ちの伝え方ができにくくなってしまっているわけで。
もしかしたら、程度の差はあれ、麗にとっては海晴姉さんが、子供の頃の海晴姉さんをいじめていた男の子と対して変わらないように思えているのかも――。もちろん、余所の子と、家族同士の絆があるこの二人とでは、事情が全然異なるわけですけれど、たとえそれが分かっていても、いざ怒りや思い込みに心を捕らわれてしまうと、そういうことさえ見えなくなってしまうこともあるんじゃないかなあ、と。
麗に、日記を書いて欲しい。麗の描いた日記が、読みたい――
――多分、今の麗に対して一番適しているのは、こういう言葉なんじゃないでしょうか。それも、うわべだけではなく、心からの願いとしての。
麗が反撥を感じているのは多分、苦手なことを義務として押し付けられている、という思いがあるからなんですよ。そして海晴姉さんは今回たぶん、それを「家族の義務だから」ということを発端に、そこから麗の本質的なところにまで踏み込んで叱ろうとしてしまっているわけですよ。それが悪いわけではないんですが、それはそれとして、きっともっと麗には、必要としている言葉や思いがあるはずです。それこそ、「素直な愛情表現」ってやつなんじゃないでしょうか。
『ストロベリーシェイクSWEET』2巻(AA)
、ようやく入手して絶賛貪り読み中なのですがー……部屋中を転げまわらざるを得ません、今。うおおおおおああああああ!? 本・懐・達・成!? しかしそれでも尚ヘタレ状態現在進行形!?
兎に角。大変なことになっていました。なってしまっていました! ……いや、とりあえずあの展開でハッピーエンドを迎えられたということは、結局のところ、そういうことなわけですが……うあああああああっ、薄々とは分かってはいたものの、改めて生々しく(まして本人の口から)語られた、「樹里亜完受け説」……しかし、だからといって、あの天然可愛い蘭ちゃんが攻めというわけでも勿論なく、そんな二人が――まあ、その、ゴールイン――してしまうことによってもたらされる、あの「お前らそろそろアレっていうかナニを」的身悶え展開が! 樹里亜の言葉をそのまま借りますが――俺を殺す気か!(鼻血とかで)
お話の流れ的にも、実に美しい展開で楽しめたわけですが、その随所随所に強烈すぎるインパクトをもって現れるスーパーカリスマレズビアンズ・ZLAYがまた。あと、いよいよ諦めの境地に入った、この作品で唯一のノンケなマネージャーさんの心境、お察しいたします……。
いやもう、今は興奮しすぎて冷静に語ることが不可能な状態なので、いずれ改めて感想やご紹介などを。この2巻で完結なので、まだ読んだことのない人はコレを機に是非手を出してみるべし。直球百合モノではありますが、思い切りアフォなラブコメのノリも貫かれていて、本格的な重い雰囲気の百合が苦手な人でも、抵抗無く楽しめると思います。是非読むべし。
<AA> 林家 志弦『ストロベリーシェイクSWEET』全2巻
うp主ご立派様好きすぎwwwwwww 個人的にはやはり、ノクターンの不完全マーラ様こそが印象深いですね。造形がかつてないほどの卑猥っぷりというのもありますし、RPG的にもけっこう強烈な初見殺しという点でもインパクトでかいです。倒し方が分かったら分かったで、実に爽快な思いをさせてくれますし。
……ところで、ご立派様が出ておられるかは分からないのですが、DSのデビルサバイバーが、ゲームの内容的にもおっぱい的にも非常によろしいという評判をよく目にするので、手を出してみようかと思います。それ以前に、ライドウやP4なんかも押さえておかなくてはならないんですが。
このタイミングであさひさん更新ご到来ッッ!!
いやあ、以前から思っていたのですが、こういうすぐには解決しない事件が生じているときって、あさひや青空たち、幼児組の日記が入って、いい感じのワンクッション&情報統制の役割を果たしていることが多いですよね。
ああいう小さい子たちの限られた視点で語られることにより、出てくる情報が断片的になり、焦らされるとともに、適度な間を作り出しつつ、さらにはそこで語られる断片的な情報が非常に印象的になる、という効果もあります。さらには、小さい子たちによる癒し効果もありますよね。つくづく、良く出来た構成――ならぬ、トゥルーの運命率、とでも表現すべきでしょうか。
まあとにかく、トゥルー内部のことを知ることの出来るのが、日記内という、極めた限られた範囲内だというのは、リアル俺たち的にはもどかしいのと同時に、それがまた味にもなっているのだなあ、と改めて思いました。
……と、それはさておき。
今日のあさひ日記でありますが……今日のは何か、部分的にですが、なんとなく分かりますよね。ちょいと全文引用しますが――
うーたん、ぺっぺ――
あっぱっぱ♥
あーまん、ぷっぷ――
あっぱっぱ♥
あーたん、ぺっぺ――
あぱぱぱぱぁ〜♥
……ああ、なにやら歌っていらっしゃる。
とまあ、それよりもなによりも。冒頭の「うーたん」という部分――これに関しては、なんとなくですがこれは多分、「麗」のことだと分かりますよね。
むむむ、なるほど、「あーたん」……これはヘタをすると、霙姉さんの「ツララとウララ」よりも遥かに挑発効果が大きい呼び方かも知れませんね。いやまあ、今日に関しては、発言者があさひなので、さすがの麗も怒ったりはしないでしょうが、これが立夏あたりが、「うーらら、ウララ♥」なんて面白おかしく歌っていようものなら、きっと怒髪天を突くこと間違いないでしょう。もっとも、立夏はいたずら好きでも、あの性格のせいか、あまり他の姉妹に本気で起こられるようなことは少なそうな気はしますけどね。海晴姉さんあたりは教育的立場上、わりと叱ることも多そうですけれど。
ともあれ、麗が立夏を本気で怒ったりするのは、あまり考え難い光景だったりします。麗に対しては、彼女の繊細な部分を承知しているせいか、立夏もひそかに気をつかうところがあるように思えるんですよ。それも、露骨にじゃなくて、さりげなく。
……と、話が逸れました。
ともあれ、麗のことを歌っているんだというのは分かりましたが、やはりそのほかの部分は、歌であることが分かる以外にはお手上げなので、いつものTRANSLATION先生お願いします。
うららのほっぺ
たこやきさん♥
あかーくぷっくり
たこやきさん♥
おいしそうだからあさひが
たべちゃおうっと〜 ♥
……ああ、なるほど。
やはり、麗のことを言っておられました――と同時に、案の定というべきか、大変おかんむりなご様子であることも発覚しました。ああ……霙姉さんの日記を読んで怒っているのか、それとも今日再び海晴姉さんに何かを言われたのか、それともあの日以来ずーっとこんな感じなのか……情報が断片的過ぎて、妄想が多岐に広らざるを得ません。
あるいは、表面的には「もう日記なんて絶対書かないから!」なんて主張していても、無意識では、「なによ、日記に戻って来いって言わないわけ……?」って、トゥルー俺に怒りの念をぶつけておられるのかも知れません! いや、自意識過剰かなとも思いつつ、その可能性はけっこう高いかも知れませんよ? いずれにせよ、怒りの矛先がトゥルー俺にも向けられてるであろうことは間違いありませんね。麗が怒るのは、ある意味甘えの裏返しみたいなものでもありますから――
もちろんトゥルー俺的には、今すぐ何とかしてあげたいという気持ちもあるんですが、今回の件は、少し頭を冷やす期間があってもいいかなって感じの状況でもあるのと、それと同時に、海晴姉さんの問題にもなっている点があるので、事件発生後、ただちに解決に向かう――というよりも、やはりこうやって間を置いた方が、なにかといい方向に向くんじゃないかなと思っていたりするわけです。いや、トゥルー俺の思考なのか、リアル俺の思考なのか、ちょっとこんがらかりそうですが、まあ、リアル俺とトゥルー俺は、生き写しのパーソナルインカネーションみたいなものなので。
まあとりあえず、麗の様子はわかったので、それは置いておきましょう。
それよりも、麗のふくらませたほっぺを見て即座にたこ焼きを連想し、食欲をもよおされるあさひさん……! 赤ん坊の食欲(=なんでも口に含みたい欲)はそれこそ無尽蔵であるとはいえ、「よし、食べれ!」も記憶に新しいこの子が言うと(翻訳にせよ)、なにやらある種の迫力すら感じてしまいます。
しかしまあ、あれですよ。いかに麗とはいえ、あさひの前で怒りをあらわにするのはさすがに躊躇うでしょうから(ここんちの子はみんな良いお姉さん、甘えん坊な麗も例外ではなく)、こういう風に怒りに打ち震えているときには、あさひ達に接せさせるのが一番かもしれませんね。
よおし、あさひさん。そのまま麗のぷっくりほっぺを食べてあげるんだ! ……の、残った片方は、俺が処理しても――(仮)
おおお……このトップのBGM! 最近のこの手のリメイク作品とめぐり合うたびに、俺たちの子供時代はスクウェアとともにあったんだなあ……としみじみ思い知らされますね。曲を聴くだけで心が震えるんですから。
まだ作品情報は何もありませんが、ひとつだけ公開されている、『SAGA生誕 20周年』というコンテンツが、これまた懐古心をくすぐりまくり。いずれはSAGA1や、ロマサガ2、3あたりもリメイクして欲しいですよね。特にロマサガ3は、リメイクしたら絶対に素晴らしい作品になると思うんですよ。2もいいんですが、あれはバグ関係さえ修正すれば、あの時点でもう完成している作品って気がするので。
【ニコニコ動画】 SaGa2秘宝伝説 LV11モンスター4匹VSぼうえいシステム ……イトケン&植松はいつの時代も神ですが、特にこのGB時代、SAGAや聖剣伝説の曲は……なんなんでしょうね。この貧弱なピコピコ音で、どうしてここまで人の心を奮わせられるのか。このSAGA2ラスボス、ラストBGMに入ったときの曲を、何度も何度も聞き返した子供時代。今でもこの曲をはじめて聴いたときの戦慄、興奮は忘れられません。
これはいい感じにキモシュールwwwwwwwwって、人まで喰っておられる!? 塊魂を作った人の作品ということで、気になってはいましたが、色々な意味で想像以上のものになっていそうですね。うーむ、スペランカーといい、PS3のダウンロードタイトルにはかなり心惹かれるものが。
ところで、C・ヴァイパーとさくらのCVがそれぞれ園崎未恵と福圓美里であることについて、ちょっぴりパンツ的な何かを連想してしまうのは俺だけでしょうか。いやまあ、髪型が素敵すぎるヴァイパーはさておき、さくらと芳佳には出で立ち的にはわりと通じるものがありますしね。
リアルバトルオンフィルム再び――!
任天堂のその強さは下記事のランキングを見るだけで一目瞭然ではありますが、そもそもこの年末の売上って、過去最高の記録になるらしいですね。あの不景気の中で。
もちろん、PS3&Xbox360の人気ソフトも順調に売上を出してはいますが、Wiiの初期タイトルどころか、未だにDSのマリオカートまでランキングに顔を出してるという状況を見ると、任天堂の存在感はもはや別格かな、と。
自分もこの音には反応せざるを得ない世代です。もうかれこれ15年前ぐらいになるんでしょうか。ああ、今思い出しても恥かしい、あの黒歴史的日々……! いやまあ、冷静に考えれば、今も対してやってること自体は変わってないんですけどね。
てをあらおー! ……と、ちょっと昔のあずまんがポスターを思い出してしまいましたが、今日の日記は、虹子のおてあらい日記のようです。
――と、その前に。
先週から続く、麗の日記外れ事件について。ええ、さすがに今はそちらが気がかりですので、一応先に。
昨日の麗姉さんこそ、あの人ならではの巧みな撒き餌的な日記で、麗のことをカバーしてくれておりましたが、さすがにまだ二歳の虹子にはそこまでは無理なのか、今日の日記は、とりたてて麗に触れられていない、いつもどおりのもののようです。とりあえず、俺が読んだ限りでは。
リアル俺の心境としては、麗との交流をほぼ断絶された状態に近いので、この状況はいてもたってもいられないわけですが――しかしながら、トゥルー内部においては、麗自身が日記を書かないだけで、そのほかの面では全くいつもと変わらない日常を過ごしてもいるんですよね。そりゃあまあ、海晴姉さんと麗の間はやや険悪になってる可能性もありますけれど、表向きはそれだけのことで。
もちろん、姉妹はみんな、麗が日記を書かないと宣言したことを気にしているとは思いますが――でも、その他の生活では、ごく普通に接して暮らしているんですよね。
そのあたり、リアルとトゥルーの壁ってやつを感じずにはいられませんが――まあ、この一軒については、すぐにどうにかするというよりも、麗も海晴姉さんも少し頭を冷やす時間が必要なんじゃないかな、と思うわけですよ。だからまあ、今日明日と麗のことにかかりきりっていう必要もないんじゃないかな、と改めて思った次第なのです。……というか、そうやって自分を納得させるように務めました。
いや、気にはなるんですけどね。もちろん。家の施錠を忘れたまま外出してしまったときの心境ぐらいには。
でもまあ、こうやっていつもどおりの日記を楽しく書いているというのも、それはそれで、麗に再び戻ってきてもらう効果はあるんじゃないかと思うわけですよ。
麗が先日言ったように、もう当初のトゥルー日記の目的は果たされてしまっているわけですけれど。でも、それは今では、もっと別の意味――そう、家族みんなが楽しく暮らすために、この日記が具体的に役立っているのだ――と。そして、それは他の姉妹だけではなく、麗が書く内容によっても、さらに楽しさが増してくれるのだ――と。
そういうことを麗には、なるべく近いうちに、ちゃんとわかって欲しいなと思うわけですよ。もちろん、急いで教えられるならそれに越したことはないわけですけれど、いっしょに暮らしているんですから(トゥルー内部では)、焦る必要だってないわけですよね。いずれにせよこの日記、本来なら一人が一度書いたら、次まで1ヵ月ぐらいは間が空いてしまうわけですから。もちろん、あと1ヵ月もあのまま音沙汰なしの状態が続くというのは、リアル俺的には辛すぎるのを通り越しているので、そういう意味では急いで欲しいんですけどね。
とまあ、麗のことに関しては、ひとまずそういうことで――
――ということで、改めて虹子の日記を見ていきましょう。いやはや、こういう心配ごとで気疲れしてしまっているときには、虹子たち小さい子に癒されるに限るのかもしれませんね。
ごしごしごしごし――
てをあらお♥
……と、歌う姿が頭に浮かべるだけで、幸福感と満足感みたいなものが心に満ちていくのがわかります。「あらいのこすとイタイメみるぞ!」という部分に、うっかりある種の反応を起こしてしまった自分は、ちょっと特殊なMなんじゃないかと自覚してしまうわけですが、それはさておき。
「えへへ♥」と、自慢げにうがい&おてあらいを見せてくれた虹子。……これって、歌ってるだけじゃなくて、実際にトゥルー兄の前で見せてくれていたんですね。ううむ、なんと可愛い。
この歌を教えてくれたのは、ホタのようです。虹子はまだ幼稚園にも行ってませんしね。ホタから多くのことを学んでいるのでしょう。……うーむ、なんという実質的お母さん。
しかしながら、この季節にうがいてあらいが重要なのは、小さい虹子に限らず、全人類共通のこと。以前、観月が水ぼうそうをやったときにも大騒ぎになりましたが、これがもしインフルエンザなんかが入ってきた日には、もっと大変なことになりますからね。そういう意味でも、この家ではそうした予防は重要です。
そんな重要なことをきちんと身につけさせるためには、ホカホカココアが用いられているとのこと。そりゃあホタのホタホタココア(←意図的に書き間違えました)が飲めるならば、俺だっていくらでもうがいてあらいしますとも。イソジン&ミューズで念入りに!(必要以上にうがい薬などを使いすぎると、かえって喉の無害な菌まで殺してしまい、風邪にかかりやすくなるようですご注意) 虹子自身も、「きゃーあったか」と、なんだか可愛らしい喜び方を。
ともあれ、見事に手を洗うことが出来たのを見て欲しいようで、虹子が――
せっけんのいーい匂いするでしょ?
お兄ちゃんがチューってしちゃっても
だいじょうぶなんだから♥
ウフフ♥
――気を抜いたところにこの誘惑ですよ!
や、やられた――! いや、今日は、麗のことが気がかりだったのと、この季節的にはとても大事なことでもあったので、ついついこの子の「いつものあれ」について気が逸れてしまっていました。そう、この虹子さんは、二歳児にして、いつでも大の男をドキリとさせてしまう幼児型小悪魔なのでした……! ああもう! この最後の「ウフフ♥」の間が!
とまあ、そんなことを言われてしまったら――ねえ? お、おててにチューとかであれば、べ、べべべ、別に、とりたててやましいことなどないわけですし、ちょっとぐらいなら――(←その態度自体こそがやましいです)
も、もしくは、まだうまくできないというぶくぶくうがいの方法について、より具体的な実演方法で直接的に教えてあげるというのも――と。
ふと思ったのですが、こういう兄として相応しくないHENTAI的なことばかりを書くことで、麗を怒らせて日記に戻らせるって方法は駄目でしょうか? ……駄目どころか、二度と戻ってきてくれなさそうな気がすごくするので、自重します。ハイ。
DVD『とらドラ! Scene1(初回限定版)』(AA)
、いよいよ発売日(21日)が間近に。単にクオリティが高いだけでなく、「好きだった原作モノのアニメ化」という行為に絶望していた俺をかなりの部分で救ってくれた作品ゆえ、DVD版も是非接収させていただこうかと。
>独身(30)ルート
――ハハッ、俺がそんな見え見えの釣り餌にかかるわけが――ありました。とても。ええ、この文字列見た瞬間注文余裕でした
。思い切り背中を押されてしまった次第です。
いや! いや、いや! こちらに関しては、衝動的に思わず吼えてしまうぐらい興奮しつつも、いずれにせよ釣り餌の領域を出ないというか、それなりにゆりちゃんも出番のあるお話があるって程度だろうと思ってはおりますよ! そのぐらいの分別はあるつもりです。……まあ。もし、本格的独身(30)ルートがあるなら、その時点で喜死しますが――
なんだかんだで、一番俺の背中を押しまくっているのはやはり――亜美ルートの存在に他なりません。
……も、もちろんっ、みのりんルートもいいんです! いいんですけど! でもですよ、みのりんに関しては、それなりに原作で色々と、その……まああれですよ。満足できるところが多かったわけで。その点、原作における亜美の扱いときたら……アニメ版で思い知りましたよ。竜児は亜美のことを見ていないにも程があると。そんなわけでアニメ放送中の今、俺内部における亜美熱はマグマ状態にまで昂ぶっているわけです。そんなところに、こんな美味しい設定のゲーム版が出てきてしまったら――ねえ。それはもうそれはもう!
そう。今回情報が出てきた、ゲーム版の設定――これが極めて大きなポイントなのです。
● 原作『とらドラ7!』と『とらドラ8!』の間の冬休みが舞台で、
● そう、「あの」イブの夜に、竜児が――記憶喪失!
――さあ、とんでもないことになってきました。
いや……まさか、そんなピンポイントに絶妙極まるところが舞台になっていたとは――! もっとこう、ゲーム版ってことで、もっとファジーな設定なのかと思っていたんですが、原作読者ならお分かりの通り、そのタイミングって、思いっ切り――土壇場じゃあないですか。少なくとも、なんで竜児が記憶喪失になったかについては、もはや何の説明も無く納得できるあの場面ですよ。
いやまあ、確かに、タイミング的には、こういうマルチルートなギャルゲー風に展開していくのには都合がいい時期――かどうかはちょっと気軽に結論を出せないのですが。少なくとも、みのりんルートに関しては……ひぎぃ! って気持ちにしかならないわけですよ。い、いや、いかに竜児の方が「まかいてんせい」したからって、肝心の彼女の方は……と。
ただまあ、周囲の状況がどうあれ、一番肝心な、恋心に頑固極まる竜児をどうやって動かすか、ということに関してならば、確かにこのタイミングとこの設定でなければ……という部分は間違いなくあると思います。だってあの男、平常時なら、大河&みのりんルート(←同一ルート扱いです)以外を選ぶことなんてありえなさそうですし。
で、この混乱したタイミングが、誰にとって一番のチャンスかといえば――それはもう、大河とみのりん以外全員という言い方もできるわけですが――亜美ですよね。そりゃあ。もっとも、そんな火事場泥棒的なことを喜ばなさそうなのも亜美であり、そこがまた魅力的でもあるんですが――それを考慮してもなお、奇跡の大逆転的なことを起こしうるタイミングとして、今の半分亜美派に転じつつある俺は、半ば祈りにさえ似た興味を抱かざるを得ません。
まあ実際、ゲーム本編でどのぐらいまでつっこんだシナリオが展開されるかは分からないのですが――監修の竹宮ゆゆこがちゃんと関わっているということで、けっこうなところまで踏み込んでくれるのでは、と思うわけですよ。期待せざるを得ないわけですよ。
タイミング的には、アニメもちょうど完結した余韻に浸れる時期でしょうか(もしかしたら原作も)。それはすなわち、全てにケリがついてしまった公算が大な頃でもあるわけで、そんなタイミングで、こういうifを楽しめるというのは、もうそれだけで見逃せない作品と言えるんじゃないでしょうか。自分としても、この設定を知って一気に、気になって仕方ないタイトルになりました。
<AA> 4月30日発売、PSP『とらドラ・ポータブル! 超弩級プレミアムBOX』
(通常版
)
おおっ、いよいよ961プロ側のアイドルも登場、しかも765側とのタッグとは! この二人の組合せはちょうど72……ってすいません忘れます。
とまあそれはさておき、こういうコンビでCDが出るとなると、響や貴音たちも、ライバルという以上の存在、すなわちアイマスメンバーとしていよいよ本格的に馴染み始めてきたという感じがしますよね。この第3弾は4月1日とのことですが、その頃になればPSP版もおおむねプレイされた頃でしょうし、そういう雰囲気はますます高まっていると思います。先の特典CDで、一気に彼女たちの魅力に虜にされてしまった身としては、非常に嬉しい流れを感じます。
<AA> 『THE IDOLM@STER MASTER SPECIAL』シリーズ
まだ03は未登録です。『01』
は2月4日、『02』
は3月4日発売。
961プロ側の衣装3種類が、エクステンド衣装として765プロ側も使用可能とのこと。3種類とも、デザインそのままに着用できるようですが……あの、かなり胸のサイズが強調される衣装を、千早に着せられるとは……生地が厚いor胸パッド?
ずっと――言いたかったことがある。
……と、なにやら一行目にシリアスな雰囲気を漂わせた今日の日記――それを書くのは、あの霙姉さん。
むむ、と思わず身構えたくなってしまうこの空気――ほら、親に叱られる前に、一言いいかと訪ねられたかのような張り詰めた雰囲気――みたいなものを感じてしまいますよね。
霙姉さんという人は、かなり深い人です。
この特殊な家族の次女であること。終末思想を持っていること。すごい大人な人な風にも見えて、すごくお茶目で抜けたところもあるような――と。どこかとらえどころのない人であり、そういうところが深いなあ、と思わせる魅力のある人なわけです。
そんな人に、改まって「言いたかったことがある」――なんて前口上を言われた日には、それは身構えてしまうのも無理ないですよね。まして今は、麗の日記抜けという大きな事件があるわけですから。
だから、次に放たれる言葉はきっと、麗に関わる、何か重要な事柄。現状の報告か、それとも何かの助言か。あるいはお叱りか――恐らくはそのいずれかが言葉として続くであろう。そんな風に誰もが思うはずです。
しかし――霙姉さんは、俺たちが思っている以上に、「大きな人」だったのです。
……色々な意味で。
あろうことか、続く言葉が――
あの、さ。
ウララ、
と
ツララって――
……
似ているよな?
……………………。
……………………………………………………………………どう、リアクションしろと?
そのあらゆる意味での唐突っぷりに、思わず膝カックンを受けたかのような脱力っぷりに襲われてしまったわけですが……霙姉さんはまだ止まりません。
フフフフフ♥
昔から――思っていたんだ。
まるで――
まるで――
ダジャレみたいだ!
って――。
………………………………( ゚д゚)ポカーン
……ちょ、ちょちょちょ、霙姉さんが何かおかしく! いや、なんか唐突過ぎて面白いという以前に可愛いんですけど!? なんなんですかこの唐突なはしゃぎっぷりは。端が転んでもおかしい年頃の女の子というにはややギリギリの年齢じゃないですか……って、それ以前に普段とのギャップが! ギャップが……って、いや、確かにこの人は、底知れぬ大人のように見えて、こういう稚気めいた部分が確実に見え隠れしている素敵人でもあったわけですけれど、それにしたってこの勢いは! トゥルー俺を困惑させるためにやってるのだとしたら、それは凄まじすぎる小悪魔っぷりなわけですが――
いやまあ、確かに、ツララとウララで、そう思ったことが無いわけじゃないですけれど! しかし、それを単純に指摘しておおはしゃぎするのが許されるのは、せいぜい夕凪さんぐらいの年齢ぐらいまでだと思うんですよ。立夏は例外的にそこに含まれるとして。
いやまったく、恐ろしい人ですよ。唐突にこんな稚気めいてトゥルー俺を困惑させ、なんとなく可愛く思わせることで魅了する――そうしたことを多分無意識の内にやってのけてしまっているわけですよこの人は。ああもう、この人見てたら確かに、面倒見てあげたくなるというか、包み込まれつつお世話をしてあげたいって気持ちにもなろうってものです。
そして――そしてそして。ここまで盛り上がっておきながら、その直後に、「私はダジャレは――嫌いだ」などと発言するその胆力! もうね、勝てません。色々な意味で勝とうと思えなくなります。
それはもちろん、この霙姉さんの天衣無縫な発言のノリに負けたというのもあるのですが――それ以上に。
この「あなたは一体何を言ってるんだ」的論旨の奥に秘められた、実に大人らしい目論見を薄々感じてしまったからであり――まあ、この発言だけを見ていても混乱するだけなので、先のことを見ていきましょう。
世に言う最低クラスの冗談を口にして「くすっ」と笑いつつ、それらを「宇宙の塵、いや隕石の燃えかすほどの価値もない」と断ずる霙姉さん。
ただその部分だけを見れば、もはや悩乱の域に達せられたかと思わざるを得ないわけですが――いやいやいや。霙姉さんは、そういう稚気めいた部分がたとえ本当にあったにしても、その奥にはちゃんと、さらに深い部分をお持ちのすごい器の人なんだなあ、と。
妹たちの名前は大事なものだから、ダジャレなんかに使うべきではない――と。なるほど、小雨の例を見ても、ここんちの子たちはみんな、自分の名前に強いこだわりを持っていますからね。まあ、それを実際に使ってしまったわけですが――
誤解されても困るし、な。
私の頭の中がまさかそんなことに
侵されているなんて――
……
……………………。い、いや、特に何も言いませんよ!?
まあ、それはさておき。じゃあなんで、そんな冗談を言ったかというと。――麗がもう、日記を書くのを止めてしまったから……と。
とはいえ、それは当然、言葉どおりの意味ではなくて――
氷柱はそういうことに怒らない子、という霙姉さんの指摘は、確かに正しいですよね。氷柱はあれでけっこう茶目っ気マンマンなところがありますし(例)。自分に自信があるというの確かでしょうし、単にそれだけの精神年齢も備わっているということでしょう。「は? この美しい名前がそんなワケないでしょ?」とか、まさに言いそうな台詞ですよね。もし仮にトゥルー俺が弟だったら、高貴な姉だから姉貴と呼びなさい、ぐらいの理論はかざしそうなところがありますし。……この、一見アフォともとれるおおらかさがが氷柱の性格の特徴であり魅力です。
では、麗のほうはというと――
でも麗は――まだまだ子供だからな。
くすくす♥
きっとすごく怒るんじゃないか?
怒って日記に書き込まずには
いられないくらいに――
…………いやあ。まあ、なんといいましょうか。
――おみそれしました。
大人……いや、本当に大人ですよね。霙姉さん。この家の精神的な大黒柱は、やっぱり間違いなく霙姉さんだと思うんですよ。この策士――というよりは、しっかりとみんなの様子を的確に見ている大きさが。
いや、自分も麗に対して、こういう系等の方法を考えなくはなかったんですけれどね。天岩戸とか、北風と旅人みたいな絡め手で、とりあえずでも日記に戻ってもらって、そこでじっくり話し合う、と。
麗の性格は堅物なぶん単純ともいえますから、多分こういう方法が有効だろう――そう思っていた矢先に、自分のキャラクター性のギャップを大いに生かす形で、率先して行ってくれた霙姉さん。やっぱりこの人は頼りになります。
いやまあ、だからといって、このジョークセンスに関しては、色々思うところがあるというか、この人の持つある側面に対する認識がより強固になったこともまた事実なのですが――まあ、それはそれで。
とりあえず今度、霙姉さんの目に付くところに、何気なく「ダジャレ大全」みたいな本を置いておくことにしましょう。そして影から様子を見ることに。
……まあ、そんな霙姉さんのおもしろ素敵なところはさて置き。
この手が上手く行くか――麗のことだから、思い切り釣られるんじゃないかという期待が強いわけですけれど――いずれに転ぶにせよ、フォローは必要でしょうから、ソレに備えてトゥルー俺はスタンバっておかなければ。軽くブチギレ状態になってることも考えられますし。
うおおおおおっウィルマお姉ちゃん! 今まで設定でしか知らなかった、リーネのお姉ちゃんことウィルマ軍曹の立ち絵&詳細情報が! こ、これは可愛い……! まさにポジティブ風味のリーネって感じですね。
加えて、エイラの祖国での同僚・カタヤイネンさんという人も紹介されておられますですよ!? ショートカットの外見もさることながら、「エイラのいたずらによく引っかかっていた」という設定が、否応なく俺たちの脳裏を刺激してくれます。やっぱあれでしょうか。良く揉まれていたとか。
いやあ、こういう情報をサイト上で出してくれただけでも本気で感涙モノなのですが、さらにフミカネ氏より、こんな嬉しいお言葉が。
ストライクウィッチーズに関しては、「まだまだこれから」の作品と頑張っております。
――現在進行形で頑張っておられる! これはあれですか。もう黙って安心して期待してろってことでしょうか。OKッ是非そうさせていただきたくッ! まあ、今の時点ですでに、ゲーム版とキャラクターCDに関しては確定しているので、それだけでも満ち足りることは十分に可能とも思えるのですが、やはり一番の期待は……ねえ。希望に包まれながら楽しみにしております。
<AA> ムック『ストライクウィッチーズ オフィシャルファンブック コンプリートファイル』
もちろんすでに購入済みで、嘗め回すような勢いで読みふけっておりますが、各地での評判どおり、全記録集の存在があろうと全くその価値を損ねない、素晴らしいムック本でございますよこれは。絵や設定資料関係は言うまでもなく、帯の「やっぱりそれはパンツだよ」の名言が収録されているインタビュー関係も読み応え抜群。声優陣の特集でも、キャラへの思い入れをきちんと語ってもらえていて、一ファンとして非常に嬉しいところを突いてくれています。
自分はこの手のムック本はわりと良く買う方ですが、その中でもこのSW本は最も良い出来のものの1つといって良いと思います。それだけの満足度が間違いなくありますよこれは。
まだ準備中のところも多いですが、PS2版のページには画面写真が公開されております。
今の時点ではまだまだ詳しいところまでは分かりませんが、とりあえずぱっと見、絵的な部分には問題なさそうですね。なにはともあれ、PS2版は、ウィッチ達のパジャマパーティが堪能できるという情報が噂された時点でもはや回避不能の弾であります。今から直撃を受けるのが楽しみでなりません!
このシーンに限った話ではありませんが――こ れ は 一 体 ど う い う シ チ ュ エ ー シ ョ ン な ん だ 。
分かりません、状況はまるでよく分かりませんが、ひとつ理解できることがあるとすれば――この粘膜接触は、危ないということです。俺たちの心の爆弾が暴発してしまうよ! その上、「えへへ、まいったか!」なんて新谷ボイスで言われてしまった日には!
なんといいましょうか、更新されるたびに思うんですが――本編もこんなイベントばかりなんでしょうか。こんなイベントばかりなんでしょうね(←自己結論)。ああ、改めて思わざるを得ませんが、なんという恐ろしい頬肉破壊装置か――! 今からいくら覚悟をしてもしたりなさそうです。
実用知識スレ……と見せかけて、安価で絵を描くスレです。色々とすごいことになっているので必見。まさかのツンデロwwwwwww
ダイエット終了のお知らせwwwww
1月27日発売『ハニカム』2巻(AA)
、予約受付開始ッ!! 待っていた……! 半年前に知ったばかりではありますが、この作品も新刊を待ちわびていた……ッ!
ええ、その要因はもちろん、鐘成さんもさることながら、1巻には未搭乗だった新キャラ・守時さんの存在ですよ。あの貧乏可愛さの極致を窮めた鐘成さんにすら勝るとも劣らないお嬢様的可愛らしさで、週アスを読む俺たちの心をときめかせてくれた彼女の登場初期分を、俺は未だに読めていないわけですよ。それをいよいよ読むことが出来るッ! こんなに嬉しいことはない……!(←そろそろ「こちら」に帰ってきて欲しい湧水さんを軽く意識した発言)
そんな対主人公ラブコメ要員のみならず、王里さんと舞さんとの、互いに惹かれあうくせに手を出さない二人の、大人なのか偏屈なのか分からない関係も、見ていて思わず身悶え必死の素敵さであり、楽しみにせずにはいられません。いずれにせよ、早く月末よ来たれ!
あと、26日には同じ桂明日香作品の『花やしきの住人たち』3巻(AA)
も発売され、まさに桂明日香祭りといった状態になっております。花やしきの住人たちの方は、一見ハニカムと同じ系列の作品に見えて、その実とんでもない欝系展開が待ち受けていた作品なのですが、こちらもまた別ベクトルで非常に面白い作品なので、興味のある人は是非とも両方抑えるべし。いやあ、今月は本当、待ちわびていた作品が何冊も出てきてくれる素晴らしい月です個人的に。
……このサンプルボイス公開二順目、今までのどのキャラも、ボイス6の破壊力は即死クラスのものばかりでしたが……この逢ボイスの6は、間違いなく俺たちに止めを刺しに来ていますね。な……なんという余裕……!
彼女は下級生にして、この主人公のHENTAIっぷりを、許容どころか――丸ごと愛でておられます。や、やばい……! これはSとかサドとかそういう次元のものじゃあなくて、もっとこう……名状しがたい何かを感じます。一言で言うなら、年下という立場を利用して主人公を手玉に取る、みたいな。そのくせ、以前の動画(上の方)では、年下らしくちょっぴり拗ねた態度を見せることもあり、とことん深い味わいのある年下キャラになりそうな予感というか確信が。
いまだ仮面の下に何かを隠していそうな綾辻さんとの、シリーズお馴染みの下校デート動画も公開。ううむ……まだまだ何かを秘めていそうな彼女ではありますが、この段階でも、あまり派手ではありませんが、それでも十分すぎるほど可愛いですよね。「ふふっ、彼女だって」のセリフは、定番ながらも破壊力大。
本当、綾辻さんってどういうキャラなんでしょうね。テックジャイアン先月号
では、「メインヒロインといえば癖がないのが普通だけど、絢辻さんは違う」と評されていましたが、果たしてどのように違うのか。少なくとも、今見えている顔はまだ癖がない範囲内ですよね。……やっぱり、高山絵師サイトにあるこの絵こそが、彼女の本質を端的に示している気がします。……見られてる、バッチリ見られてるよ!
ともあれ、「メインヒロインだけど癖がある」「仮面優等生」、そして広告の「私を見つけて」という台詞。これらの情報を噛み締めつつ、その仮面の下を想像するのは、発売までの残る二ヶ月の間、俺にとってのライフワークになりそうです。
あと、明日17日には、なにやら「ぽっちゃり幼馴染のあの子」がファミ通.comに登場するとのこと。チェックすべし。
不死川ボイス――エエイッ! 俺がこの声の波長に反応せざるを得ない人間と知ってのキャストか! くそう、不死川さん自体、キャラ紹介のラフ絵でかなり可愛いなと思っていた矢先に、このボイスを聞かされた日にはそれはもう。攻略させろと全力で発言したくならざるを得ないわけですが、それを言い出すとキリがないにも程がある作品なので涙を飲んで自重いたします。
甘粕さんボイスは、すず役などでお馴染みの鮎川ひなた様。ああ、この人の声は癒し度高すぎる。そもそも甘粕さんのキャラ自体、基本的に濃い人間しかいないまじこい作中での和み担当であろうことは疑う余地すらないわけで。この子にはきっと、泣かせるサブエピソードとかありますよ。今から予言しときます。
熊飼くんも、これまた大物っぽいというか……死ぬ気で打った気孔砲にもあっさり耐えそうなタフガイ臭が漂っておられます。彼に限らず、もうキャスト全般に関しては、どこまでもどこまでも突き詰める気マンマンですね。そこにシビれる憧れるゥ!
どの記事を見ても大抵高評価ですよねWindows7。実際のところ、低スペックなネットブックなどの環境以外でなら、Vistaでもとりたてて大きな問題があるわけではなさそうなんですけど、やはりこういう風に次のバージョンの期待感を煽られてしまうと、そっちを待とうかって気になってしまいますよね。こと、先日から話題のVAIO type Pなんて、特に7導入の恩恵が大きいみたいですし。(参考)
<Win7関連リンク> 【特集】“Windows 7”で標準搭載ソフトはどう変わる? (窓の杜)
ほんのりいいお話。
さあさあ、今日は例によって麗二回目――というパターンに変化が生じておられますよ!? てっきり麗が「また怒られた……」と書き出すかと思ったら、ゆ、夕凪さんじゃあないですか!
いや、もちろん夕凪さんの日記が嫌なんてことは全く無いわけですが、これはどうした動きでありましょうか。ワンパターン的なやりとりというのも、何度も何度も繰り返すと、それはそれで芸としても風情としても趣が出てくるものなのですが、そんな情緒溢れる麗絡みのやり取りにも、やはり変化は訪れるのか……と。
もちろん、それ自体は全く悪いことじゃあないですけどね。いかにトゥルー内が0歳誕生日を許容する時空であっても、人の成長というものは描かれて然るべきものなわけですし。
それにまあ、「わーい、わーいわーいっ♥」と無邪気に喜ぶ夕凪さんの可愛らしい様が見られたので、事情を聞く前にとりあえず全力で喜んでおきましょう。夕凪さんいいなあ、この混じりけのない超天然級の無邪気さ。たぶん、麗絡みの事情は色々と悶着がありそうな気がするので、ここで今のうちにポジティブトゥルーオーラ力を蓄えておきましょう。
さて、どうして今日はいつものように麗が書かないのかというと――やはり、海晴姉さんに怒られてしまったからのようで。もっとも、それだといつものパターンでは、翌日すかさず書かされることになるわけですが……
ホントは今度の月曜日になっちゃうのかなって
思ってたんだけど――
思ってたより早く来た!!
……などと夕凪さんが言うほどに、この日記においては定例化したやりとりですものね。もっとも、その分析をしたのは、「星花ちゃんと吹雪ちゃんが言ってたんだもーん」とのことで、夕凪さんはこの件に関してはあんまり思考してなかったのかも知れませんが。分析好きの吹雪はもちろん、星花もかなりそういう空気を読むのに敏な子ですからね。
むしろ夕凪さんの思考は、二回連続日記なんてぜーんぜんバツ当番なんかじゃないよ、という方向に。……まあ、こんな事件(11月25〜27日参照。オチはこちら)を起こしたぐらいですからね。もっとも、麗の書きかたでは、二回連続だろうと文章量が少なすぎてつまんない、と却下なされましたが。
それに、お兄ちゃんにあてて書くんだって思ったら、
夕凪はいつだって、たーっくさん!
書きたいことがあふれてきちゃうし――♥
……この発言と、その先のくだりに、いつものことでもあるというのに、不覚にも、胸にこみ上げてくるものが少々。……真っ先に「まずはお兄ちゃん大好きーっ!て書くでしょ」なんて言ってくれる夕凪さんの愛情を改めて噛み締めさせていただいた次第。
それを置いても、夕凪さんは非常におしゃべり大好きな女の子なわけで、たとえ日記だろうと、書くことにはいつでも事欠かないわけですよね。そりゃあ日記を何日も書きたがるわけですが……
それに――
海晴お姉ちゃんに怒られるし。
……やはり、怖いもの知らずな夕凪さんにとっても、海晴姉さんに叱られるのはそれなりに脅威、ってことなんでしょうかね。この発言の微妙な間が、その発言者が夕凪さんであることまで考慮すると、非常に思い意味を持ってくるように思えてしまいます。氷柱あたりにならゲンコツで怒られてもケロリとしてるのが夕凪さんですが、そのへん、やはり海晴姉さんの長女としての貫禄は伊達ではないってことでしょうね。
……さて。そんな海晴姉さんに先日、まさに自分から率先して地雷を踏みに行くようなノリで、とんでもないことを直に申し出に言った麗ですが――
なんかね――
麗ちゃんは日記抜けるんだって。
海晴お姉ちゃんが言ってた。
――案の定、事件発生ッ!
ああああああもう麗はッ! そのときの様子が手に取るように想像できてしまいますよもう! あの子特有の頑固っぷりを最大限に発揮して、売り言葉に買い言葉という感じであったに違いありません。
海晴姉さんも思わず、「もうそんなにオウチャクするならやめちゃいなさいっ!」と宣言してしまったようなのですが……こういうやり取り自体、そもそも麗が甘えん坊である証みたいなものなわけで。それも、ちょっと悪い形での。海晴姉さん的には、このぐらいのことは言わないといけないというのは分かりますよね。
とはいえ――さすがに、家族全員が仲良く日記を続けていく中で、麗一人が外れてしまうというのは、トゥルーの流儀に反します。
問題は、麗が本気で日記を書くのが嫌なのかってことなんですが――。
麗の、この日記に対する思いというのは、昨年12月のこの日の発言が一番分かりやすいわけですが、これはちょっと、額面どおりに受け止めるわけにはいかないことなんですよね。
日記を書くのは苦手――だって、うまく書ける気がしない、私が書く内容なんて、誰も興味がない――と。麗にとってはそれがネックになっているわけです。
ところが、麗がいざ筆を動かしてみると、それはもう――テツの専門知識ばかりながら、とことん「好き!」って気持ちが溢れている、いい内容になってるんですよね。興味のない俺にさえも、見ていてその愛情や愛着は好ましく思えるぐらいです。
まあ要するに、本質的に麗は日記を書くのが嫌いなわけじゃなくて、それを人に見せることに自信を持てないだけ、と思えるわけですが――心理的な部分も大きく関わっているので、そう一概に言い切ったところで、問題は解決しなさそう。
とりあえず、来週以降にもこの件は、家族みんなを巻き込んで話し合われることになると思うので、それに従って色々と考えていこうかな、と。
さてさて――そんな麗の事件を受けて、夕凪さんはといいますと。
麗ちゃん、早くあやまっちゃえばいいのにね!
夕凪なんてあやまるのすっごい得意だよ!
本人にそれを言おうものなら、反発している時間が間違いなく延長されること間違いなしでしょうが――まあ、麗にとって苦手な行為なのは間違いなさそうですからね。
逆に、夕凪さんのそれはそれで問題というか、気軽過ぎです夕凪さん。かわいいけど! 一応トゥルー兄としては、少し釘を刺しておきたい気分も沸いてきてしまいますが……でもまあ、個性の範囲内でしょうかね。そこまでうるさいことを言わなくても、なんだかんだで、本当に謝らなければならないことや、頭を下げることの大切さみたいなものは、自然と学んでいくものでしょうし。少なくとも、謝らないよりはずっといいわけですしね。
いやまあ、「夕凪代わりにあやまったげよっかな――」というのはさすがに注意するとしても。
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