2006年5月後半のお兄ちゃん大好き日記
キミキスのプレイに関して、皆様にYU-SHOWからのアドバイス
r ‐、 。○(レベル4うどんたんに「体育」会話……)
| ○ | r‐‐、
_,;ト - イ、 ∧l☆│∧ 良い子の諸君!
(⌒` ⌒ヽ /,、,,ト.-イ/,、 l キミキスのキャラ攻略で、
|ヽ ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒) レベル4アタックに成功したら
│ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ / すぐにラストまでスキップしてやしないか?
│ 〉 |│ |`ー^ー― r' |
│ /───| | |/ | l ト、 | そこで生き急ぐのは人生の損失だ
| irー-、 ー ,} | / i もっとゆっくりいやらしく生きろ
| / `X´ ヽ / 入 |
いや、一刻も早く他のキャラともチュッチュしてみたいという欲求は、もう痛いほどに理解できるというか実感しているのですが、だいぶ余裕をもってキャラを攻略できるようになると、それがいかに味気ないプレイかというのが理解できます。むしろ攻略フラグ完了後の日常こそ、キミキスというゲームの真骨頂であると断言いたします。
誤解を恐れずあえて言うならば、たとえばフルコースの料理で例えると、そこに至るまでのプレイは、前菜・スープ・魚料理までにあたり、エンディング達成はデザートのようなものです。メインの肉料理はレベル4、すなわちエンディングフラグを終えてからの、欲望に極めて忠実なプレイが行える期間が該当するのではないかと。
このゲーム、ファイナルアタック成功までは、通るルートにもよりますが、わりとシナリオ要素が強く、先へ先へとどんどん読み進めるというスタンスのプレイになってしまうことが多いです。それはそれで確かな魅力があるのですが、ある程度攻略になれてくると、フラグを先に進めることだけを目的とした、機械的プレイになってしまう傾向があります。特に、ある程度慣れてから、キャラを一人に絞ってプレイすると。そして、このゲームのシステムに慣れるまでは、そもそも期間内にファイナルアタックを成功させるので精一杯というのも大きいです。
その間のプレイも、楽しいし、キャラに萌えることこの上ない、幸せな時間であることは確かなのですが――しかし。キミキスの売り文句の一つだった、「意中のキャラとチュッチュチュッチュしまくれる」という状態からは、少しかけ離れた印象を抱くことがあります。
ところどころ、過剰にマグマ溢れているところはあるものの(キャラによってはところどころ程度の話ではありませんが)、基本的には非常に素朴な純愛シナリオで、キスという要素も、きわめて大切で、むやみやたらにキス連発などということは行われていません。
では、その売り文句が誇大広告だったのかというと――否です。プレイヤーの「キスしまくりTeeeee!」という明確な意思さえあれば、素晴らしきチュッチュイチャイチャ世界が楽しめます。
要は、まずシステムに馴れ、前半を効率よく(そこを楽しむことももちろん忘れず)消化して、クリアフラグを立てた後に、じっくりと楽しめばいいのですよ。一度攻略フラグを立てきってしまうと、精神的に余裕ができて、マッチング会話を余裕をもって楽しむことができるようになります。まず、この余裕ができるだけで、ゲームの印象が全然違います。あらゆる会話を失敗恐れず繰り出せるし、その中には、普通の会話のはずなのに、主人公クンのマグマが溢れまくってる素敵な地雷が紛れてたりしますし、ガチで萌えるものも多いです。
さらに重要なのは、その状態でのマッチング会話も、「ゲージフル時にアタックすることで、いつでもどこでもキスができる」という、単純かつ明確な目的のもとでメリハリをもって楽しめるということです。いや……この状況の、あたかもキスハンターのようなプレイは、非常に楽しいです。自分という存在がキスするために生まれたかのような気分になってしまいます。
なんというかその――幸せなんですよ。たかがコマンドでキスができるだけと侮るなかれ――レベル4の会話はそこそこ難度が高く、遊び心を出していると、そう簡単にキスにはたどり着けません。微妙にセクハラーな会話を繰り出しつつ、ときにはドキドキさせすぎて女の子を退散させてしまう中で、「仕留めた!」とばかりに成功させたキスの、なんという心地よさ――!
とにかく、クリアフラグ終了後の、スキップ可能な期間のプレイは、そこに至るまでの、クリアそのものを目的としたプレイと全く印象が異なります。キミキスプレイヤーの中で、次々とキャラをクリアすることのみを目的にプレイしている人がいたら、それは非常に勿体無いので、エンディングまでスキップせず、ぜひともこのキスすることのみを目的としたプレイを楽しんでいただきたい。フルコースの肉料理を食べていないようなものです。このゲームの目的はクリアではなく、幸福世界に浸ることです。
……とはいえ……次々とキャラをクリアしていきたいという気持ちは、本当によく分かります。かくいうYU-SHOWさんは、本ヒロインの中で、まだ摩央姉と瑛理子をクリアしていません。このことが、どれほど危険な意味を持つかは、クリア済みの皆様にはよくおわかりいただけるのではないでしょうか。しかし、しかし……決して、急ぎすぎてはならない。じっくりと、たっぷりと、ねぶりあげるように楽しみつつ、期待しつつ……そうしてこそ、真に二次元を超越する喜びを噛み締められるというもの。もちろんそれだけでなく、レベル4のうどんたんや明日夏がいじらし可愛すぎて、なかなか先に進めないというのもあるのですが。一通りクリアしたら、あまり余裕のあるプレイができなかった、結美やお嬢もじっくりと堪能しよう……その他も……。
<キミキス関連リンク>
Amazonにキミキス再入荷完了。
公式にヒント追加
んー……これはこれで。(←初めて日本の肉まんを食った家族計画の春香のような表情で)
や、俺としてはですね、すずみたいな幼女風の逢難子にですね、例えばですが、おしっこの仕方を教えてあげるというそれこそ掟やぶりのシチュを考えておりまして! ……いやまてよ、そのシチュエーションを、この大人バージョンでやったとしたら、かえって幼女verよりも素晴らしいような……?
――YU-SHOWさんは、大人逢難子を支持いたします。(決め手:おしっこ)
実はですね。摩央姉ちゃんは、俺内部ではラスボス扱いでして(魔王なだけに)、最後に攻略しようかなと思っていたんですよ。……しかしながら、実は某最重要会話アイテムが摩央姉クリアでないと手に入らないという情報を得ましてですね、今、俺内部でその決心が大幅に揺れているところです。どうすべきか……我慢してカタルシスを楽しむべきか、飢えにも似た狂おしい欲求を早々に開放すべきか。
キミキス攻略状況については後にまとめて。そろそろ攻略のコツもほぼつかめてきたっぽい。ウフフフ良き傾向。全ての会話傾向を捉えた……!(←勇次郎の打撃に対応できた本部っぽい表情で。つまりかなりの勢いで気のせい) ともかく、これで近いうちに目くるめく修羅場プレイを!(←YU-SHOWさんは密かに修羅場プレイ大好きっ子です。シナリオに絡むとちとアレですが、恋愛シミュでは問題なく大好き)
でも、レベル3アタックイベントの休日デートって、どう頑張っても3週目でないと起せないっぽい? まあレベル4昇格後に残り2週もあれば充分ですか。何に充分かというと、死ぬほどイチャイチャチュッチュしまくるために。長かった……そういう期間を過ごすためだけに、この週末、システム分析やキャラごとのマッチング会話データの収拾を行っていたといっても過言ではない……!
ところで、このゲームの主人公は、改めて言うまでもなさそうですが、本当に真性だと思いました。具体的には(以下ネタバレ回避用反転)、体操服で家庭科室にいた妹を見て、瞬時にスクール水着姿を妄想したりとか、素で跳び箱の中で寝込んでしまい、女子の体育をその中から覗くハメになるとか。そんなシチュエーションに陥るヤツ、吉良吉影か東京大学物語の村上ぐらいしか思いつきませんよwwwwww
深月END到達――うっふう、うっふう。(東京方面にうっとりとした顔を向けて)
なんかもう、「とっくの昔にクリア済みじゃよ(しかも両ルート)」とか言われつつ、チュピッと義眼をくりぬかれそうな気配が濃厚ですが、とりあえず意趣返し。
ちなみに、今回通ったのは、シリアスなルートの方なので、ハァハァシーンは少なかったのですが、これはこれで心に染みてよい……。話の緊迫感が、システムのシビアさと相まって、なんともいえない焦燥感と達成感を得られました。
しかしながら、実は今回のクリアも、相当ギリギリの状況でのファイナルアタック成功でした。具体的には最終日にやっと。これはこのゲーム、本気でセーブロードを多用しないと、満足なプレイは難しいかも。
とらのあな機関紙「とらだよ」にて杉山氏が、「ノートと鉛筆片手に、古いウィザードリィのマッピングをするような感覚でプレイせよ」と言ってましたが、まさにその通りであると実感した次第。いいねえ、俺もこういうえげつない難易度のゲームは好きなんだ(←久我重明の表情で)。
クリア後のアルバムを見ても、まだまだ未見のCGが多い事からも、この作品がそのようなやりこみ推奨であることを物語ってます。恐らくはこのキミキス……運否天賦(ダラダラプレイ推奨ゲーム)じゃあない……真の桃源郷的桃色空間にたどり着けるのは、知略走りシステム出し抜ける者……!
そのへんのスパルタンなノリは、制作チームこそ違うでしょうが、同じebの作品である秀逸マゾSRPG『ベルウィックサーガ』にも通じるところがありますね。あれも9章以降、初回プレイでは発狂モノの難易度だからなあ……。ところが、ゲームに慣れて来ると、なんとかこなせるようになるという絶妙なバランス。どうやらキミキスにもこのノリを期待できそうです。
……などと言いつつも、一刻も早く全ての要素をこの目で見たい俺内面のヘタレな部分は、6月8日発売の『キミキス オフィシャルコンプリートガイド』
の発売を待ち望んでもいたりしますが。もちろんこちらは攻略だけでなく、色々と良さげな資料にもなりそうですし。あとは、ビジュアルブックの発売も期待したい。TLSSのときには結局出なかったからなあ。いっそ、両方分を収録して出してくれないものか。
さてさてさて。今夜からいよいよ本格攻略の開始でありますよ。まあ、最初のプレイはいわゆる様子見ってヤツです。アハハハハー(←わりと本気で血涙を流した男が何言ってますか)
そんなわけで、2回目プレイはすでに開始しているのですが、今回はキャラを深月一人に絞ったおかげで(初回プレイではほとんどお嬢に出会えなかったのです。行く場所偏ってたのかしらん)わりと順調です。
しかし、このお嬢……まさか、こんな展開で来るとは……! 正直、レベル1昇格イベントの時点で軽く意識を失うほどでした。破壊力とかいう以前に、思考の死角を衝かれて。「犬耳っぽく見える」という設定がある時点で、もう少し警戒しておくべきだったか……ッ!
ともかく、相変わらずここのスタッフの出す作品は、人間の妄想をとことん煽るような設定や展開ばかりを繰り出して来ます。もう生涯ついて行きたい。
まあ、そんなわけで、マッチング会話システムにもだいぶ慣れてきました。もう少し馴れれば、同時攻略もなんとかなりそう。
で、プレイに慣れて来ると、会話シーンがトレーディングカードゲームみたいなプレイ感覚になりますよね。そうなると、デフォルトの話題アイテムだけでなく、もっと特別な、たとえばデッキの中から必要なカードをサーチするとか、いらないカードを戻してシャッフルしたりとか、相手の手札状況を除いたりするアイテムが欲しくなってきたりします。具体的には、マジックの《燃え立つ願い》とか《狡猾な願い》みたいな効果のアイテムがマジ欲しいかも。そういう特別アイテムは、便利な代わりにターンを大幅消費するとか、完全使いきりにするとかでバランス取って。
まあ、あんまり複雑にしすしぎると、肝心のギャルゲー部分の邪魔になりそうですが、わりとそっち方面の可能性はありそうな気が。
それはともかくとして、このシステム、効率的に進めるためには、キャラごとのその好みや、個別の恋愛伸展度に合わせて話題袋を編集しないといけないわけですけど、それが明らかに複数同時攻略の難易度を高めにしてますよね。
これは単純に「難易度を上げて、ダラダラ感を出さないため」なのか、それとも、「高レベルキャラ同士のブッキングによる修羅場を発生させにくくするため」なのだろうか。
そう、修羅場。……噂によると、今回のそれは相当強烈ということなのですが、「男子たるもの、修羅場を恐れてギャルゲーなどプレイできるか」という信念に基づき、プレイに馴れきったら狙ってみようかと思います。……こ、怖くなんてないもんね!(←むしろ、怖いからこそ良いという心理)
いやまあ、それよりもなによりも、まずは恋愛レベル4の世界を体験するのが先ですが。この段階こそが、キミキスの真骨頂という話ですし。……いや俺、レベル1や2の時点で、十二分に悶死してるんですけど。これと比べてすら比較にならないって、どういう世界だそれは。
ところでみなさま、特典のプレキスCDはすでに聞いたでしょうか?
具体的な内容について語るので、続きはこちらで。
ともかく、持ってる人で聞いてない人は、早めに聞きくべきです。キャラをすでに知ってる人なら、プレイ前に聞くのも全然OK。つうか、聞きましょう。必ず。
ところでこのプレキスCD、けっこう付いてこない店が多いので、週末に購入しようと思っている方々は要注意。店頭で買う際にはレジで確認をば。大丈夫、それを尋ねることの恥かしさなど、プレキスCDの内容の嬉し恥かしさに比べれば取るに足りませぬゆえ。
これは斬新なうえにひどいwwwwwwwww
YU-SHOWさんの待望だった『キミキス』初エンディングは……?
ひ……
柊エンド……だ、った……
うぎゃああああああなんか突然期限終わったあああああああああ!!! いいところまで! 瑛理子フラグなど、3レベルにようやく手が届きそうなところだったのにいいいいいいいい!!
……と、途中までは、実に順調だと思っていたんですよ。マッチング会話システムを堪能しつつ、会話選択や場所移動などのコツを学びつつ、じわじわと進行する各イベントに、想像していた以上の満足を覚え、幸福感にひたりながらも、あちこち目移りしつつダラダラと過ごしてたら、なんか突然柊が爽やかに登場して――あっ、あっ、あっ。ラジオでやたら柊好きをアピールしている小清水のあみすけが小躍りして喜びそうなノリで! 俺たちの夏はこれからだ!(ピョン)
うーむむむむ、どうやら今作は、TLSSのノリでプレイしていたら、とてもヒロインエンディングまではたどり着けないようです。期限一ヶ月って短くないかしかし? いや、ゲーマーとしては牙を抜かれた意見ですが。これは、かなり計画的に、それも攻略キャラをいくらか搾る必要がありそうです。
……いや、そうか。これはきっと、ノベルタイプのギャルゲーや、TLSSのような、ほぼ必ずエンディングまでたどり着けるヌルいギャルゲーに肩まで浸りきった俺たちに、ゲーマーとしての矜持を取り戻せとの杉山氏からの挑戦状なのでしょう。そういうことなら話は早い。かつての古き良きギャルゲー時代に培ったワザと魂を呼び戻すのみ。
とりあえず、プレリュードキスCDでも聞いてから、改めて再挑戦いたしたいと思います。おおよそのコツは掴んだ、あとは後半にアタックチャンスをきちんと逃さないようにすること。それらを踏まえ、さっそく再戦してこようかと。
一応、初回プレイのメモをとっておきました。本当はこれを元に更新するつもりだったんですが、こんな展開になってしまいましたので、メモそのままでご紹介。モロネタバレですが、かなりプレイ済みの人や、どんな雰囲気の作品なのか知りたいという人は読んでみるのも良いかも。
さて、語りたいことはまだまだ山ほどあるのですが、明日のためにそろそろ就寝を。
明日、いや、今日こそが決戦日である。
同胞諸君らは、二次元を超えた先でまた会おう。
<キミキス関連リンク>
『CG定点観測』様にて、キミキス項目がトップに。
俺は瑛理子のことを幸せにしてあげなければならない。
これは俺の使命であると心得ております。
さて、瑛理子のことを語らなければならないが……ふむ、困った。えりりんのことに関しては、俺は言葉に手心を加えることができないではないか。語っているうちに、俺がもし単なるガチに走ってしまった場合、どうか広い心で許していただきたい。というか、生暖かく見守って欲しい。今の俺は、二次元と三次元の境にもっとも近い場所にいると心得るべし。……見えた!(←何が見えたかは不明)
ともかく、瑛理子である。なんといえばいいのか、とても一言では言い表せない、深い存在である。ツンデレとかクーデレとか素直クールとか、そういった言葉で表現することは難しい。孤高の天才というだけでも足りない。ただ、そんなことはどうでもよく、瑛理子のキャラ紹介を見て、「将来の夢:消えてしまいたい」という記述を発見し、サンプルボイスで「もう行って……さよなら」の声を聞いた以上、俺にはもう、後に戻る気などないというだけなのである。
紹介記事などを読むに、孤高で世界を拒絶しつつも、どこかイタズラめいているというか、人を試し弄ぶような気があるようにも思える。そして何よりも、大胆という印象が強い。「嫌とは言わせないわよ」の見開き広告が、それをなによりも雄弁に物語っているし、応援本のコメントでも、ドキドキするほど大胆という記述がある。そういえば、初登場シーンも大胆というか、自分の身をあえて粗末に扱っているようなところがある。こんな瑛理子を放っておけるか否!(←0.1秒の間もなく反語即答)
しかしながら、クールで世界拒絶の属性を帯びておきながら、悪戯っぽいところがあるというのは困りものである。俺が理性を失ってしまうではないか。しかもそんな中で、ふと無邪気な笑顔を見せられた日には! 見える、二次元を超える扉が俺にも見えるぞ!(←想像しているだけで危険領域に到達した模様)
そんなわけで、実際の攻略に関しては非常にてこずりそうなイメージがある反面、「なんの話題を振ればいいのかわかれば攻略は簡単」という記述が心に引っかかります。もしかしたら、とんでもなくイメージと異なる話題が好きで、普段の態度とはまた別の、意外な顔を見せてくれるのではないだろうか。たとえば、キミキス応援本にある、ぺろっと舌を出しているブルマ姿のような。この絵の破壊力は、俺を完全に打ちのめしました。瑛理子のことを語るのにこんなにテンションが高いのは、この絵が確実にその一因になっいる。
ともかく。ゲーム本編で瑛理子がどんな顔を見せるのか。俺はそれを思うだけで、どきどきわくわくが押えようもないのである。
瑛理子のデザイン。これもまさに、瑛理子という存在そのものを表したかのような、切れ味のあるスレンダー黒髪美少女であり、これを眺めているだけで俺はいくばくか精神の安定を損なう。どちらかというと性的な意味において。さりげなく、控えめな胸にコンプレックスを抱いているという記述にも、ベタながらも興奮するのである。
瑛理子のCVは、そう、田中理恵ことりえりえである。さっきと同じような事を言うが、俺がりえりえのことを語るときには、いくらか目を覆いたくなるような発言が飛び出す場合もあるので、そのあたりはさらりとスルーして読んでいただけるとありがたい。曖昧な状態になっているとでも思いつつ。
水銀燈。水銀燈である。スタッフの方々からして、瑛理子のCVには水銀橙の中の人、すなわちりえりえというイメージがまず大前提としてあったような気がしてならない。というか、キミキスにコメントを寄せる人々が集って瑛理子=りえりえについて触れているあたりがまず尋常ではない。当然、その気持ちは理解できる。
りえりえは、俺から見てだが、ものすごく演じたキャラへの思い入れが深い人というイメージがある。声優ならば誰もがそうだろうが、ことりえりえに関しては、そういうイメージを持たせるような言動が多く、ファンとしてはそれが嬉しいのなんの。応援本コメントでもそういった記述があるし、りえりえ日記でも、キミキスについて触れた日があり、その日の俺の興奮ときたら!
応援本でのりえりえコメントだが、キスの回数がダントツなうえに強引、という記述が、俺の心に深刻な何かを残しそうです。密室でウヒヒ! りえりえ本人からのお墨付きで密室でウヒヒ!
……よーし押ちつけ俺。続きはゲームをプレイしてからだ。
あの髪型は犬耳! そういう見方もあるのか!
綺麗だ……なんて綺麗なんだ深月……
お嬢である。お嬢、おかっぱ、能登麻美子ときて、性格が従順、清楚とくれば、すでにそれだけで世界を制することができそうな逸材であるということは、素人目にもワカることである。
しかしながら、深月のデザインは、なかなかに凝っているというか、高山絵師コメントの、新機軸お嬢様というのを目指したというのが実感できる、いかにもお嬢様らしい、しかしそれでいてステロタイプなデザインではないお嬢という感がある。
発表のころから書かれている、「望まぬものには毅然と立ち向かう強さがある」という部分に、この深月のシナリオは、かなり特異でドラマチックなものになるのではないかという予感がある。キスまでの道のりも遠いとのことで、さらには杉山氏のコメントの数々が、そんな予感を覚えさせます。そういう意味では、どんな展開が待ち受けているのかが最も楽しみなキャラであり、素直に期待しているのである。紹介記事などでの深月の発言などを見ていると、従順で大人しいお嬢様なのか、それとも、実はとんでもなく豪胆なのかというのがわからなくなってくるが、それもまたよし。汚れを知らないお嬢様との、一生に一度の恋……か。
まあ、そういう真面目な予想はさておき、この深月の髪型が、よく観ると犬耳っぽいという記述を目にしてから、俺内部における深月株は恐ろしい勢いで急上昇中である。なるほど、従順……それでいて芯が強い……! なるほど、犬耳の属性として、このうえなくマッチしている……! 犬耳に似ている、という発想から高山氏が連想する内容がどれもマニアクスエロスが迸っているあたり、流石の一言が俺の口から漏れずにはいられません。
深月のデザインについては、先にも触れた通り、そのおかっぱが何よりのチャームポイントであり、そこから俺の妄想宇宙は無限の広がりを見せる。犬耳系の妄想だけでなく、クラシカルなおかっぱキャラとしても、これは非常にトラディショナルな魅力を持つものであり、そこにお嬢様な属性や、発展途上のぺたん胸などが加わっているので、もはや改めて何も言う必要はないほどに完成された、おかっぱお嬢様という路線を深月は確立している。当然ブルマは中入れである。華奢な体型ながらも、足が細すぎないというこだわりにも、確かな美学が感じられる。
しかし、それよりもなによりも、応援本のSDキャラの項目の、「深月のほっぺと髪の間はとても暖かそうだが、主人公だけの特等席になってしまう」発言こそがMVPであることには議論の余地さえない。
深月のCVは先に触れた通り能登麻美子。能登について今さらなにか説明が必要であろうか。マリみての志摩子さんやスクランの八雲などを演じた、大人しい美少女のオーソリティであり、深月のデザインを考えた時点で能登の名はあがっていたというのは想像に難くない。
ただ、深月のことはさておき、個人的には、能登ボイスには、大人しい役も当然合うとして、しかしそれ以上に、ちょっとやかましいハイテンション系の役が似合うのではないかという意見を持っている。具体的には、アカイイトという作品の陽子ちゃんという役があるのだが、そこで聞いた能登ボイスは、かつて聞いたどんな能登ボイスよりも輝いていたような印象があるのである。そこまでやかま系でなくとも、ケロロ軍曹のモアなど、大人しめでもちょっとはっちゃけた感のある役の能登ボイスが、もっと聞きたいなと思うのである。
話がさらにそれますが、ケロロ軍曹から3人も出ているのですなキミキス。池澤、広橋、そして能登と。
こう、アレですよね。摩央姉ちゃんの存在というのはなんというか、
存在事態が誘惑というか、いけない気分にさせられるというか。
摩央姉ちゃんの存在がもたらしたインパクトについては、ここで改めて多くを語る必要を感じない。
摩央姉ちゃんのエロさというか魅力というか、そういったものは、彼女の紹介CGの数枚でも見れば事足りるし、それでも不足ならば、公式サイトのサンプルボイスを聞けば、それだけで臓腑がどうにかなってしまいそうな悶絶感を得られることだろう。
年上である。「か〜わいいんだぁ」とか言ってしまわれるのだ。しかも主人公を弟クンとしてわりと溺愛している感がある。摩央姉なりの愛し方で。ここまで書くと、やはり前作TLSSのるり姉を連想してしまうが、問題は摩央姉が、かわいい弟的存在としてのみならず、明確な異性として明らかに意識しまくりつつ、なお主人公クンに対してお姉さんぶってしまうという点である。
すなわち、摩央姉はいわゆる、攻撃力最強、防御力最低という類のお姉さんキャラなのではないかということだ。コメントを読むと、元々年上としてのデザインではなかったという摩央姉。しかし、そのふくよかさは、年上の性的魅力を十二分に漂わせている。しかしながら、現在の設定はというと、元々ガリ弁でそののち高校デビューでオシャレになったとある。これはつまり、まだまだ摩央姉は精神的に幼いところを残しているということを意味しており、肉体的には誘惑力が充分でも、精神面ではやはりいくらかの背伸び感が拭えず、むしろ主人公クンの逆襲が期待できるのではないだろうか。優しくキスを教えてくれるつもりが、主人公クンにキスを仕込まれてしまうのである。あたかも、かわぎしけいたろう氏の漫画のごとく。
そして、摩央姉というキャラについてもっとも重要と思われる記述がTG応援本にはあった。プロフィール欄には、「モテてはいるが、そういうことに本人はあまり興味がない」と書かれているのだ。これはつまり、摩央姉には実際の恋愛経験など絶無であることを意味している。こんなにかわいいのに。オシャレ系なのに(もっとも、デートスポット、などという単語が平然と出てくる以上、単なる耳年間という可能性が大である。そしてそれがいい)、おっぱい大きいのに、もち肌なのに!(←最後のは関係なさげ)
ともあれ、ゲーム本編では、誘惑しようとしつつも、逆に攻められてじたばたやあやあ状態になってしまう摩央姉に期待するものである。や、もちろん摩央姉からの誘惑にも期待しているのですが。
摩央姉のデザインについては、まず初見では誰もが「由乃さんだ」という印象を抱いたであろうが、高山絵師の「マリみて読んでない」発言から察するに、むしろ知らないがゆえに似てしまったのであろう。もしくは、このツリ目お下げなイケイケ少女という存在を作り上げるというシンクロニシティが生じた、とも。
摩央姉といえば、その肉体である。バスト89という脅威の数値だが、真に恐るべきは、「本人もそのことを自覚しており、たまに自慢げに話したりする」という記述にこそある。自覚的にも無意識的にも、摩央姉は主人公クンを誘惑してしまう危険極まりない存在である。
摩央姉のCVは、池澤春菜。この人といえばやはり、マリみての由乃さんのイメージが真っ先に思い浮かぶであろう。イケイケな性格といい、けっこう両者には通じるところがあるようにも思えるが、由乃んはあくまで年下、末っ子気質が強いのに対し、摩央姉は、ほぼ同年代の年上で、背伸びしたがりな性質があり、実際には好対照なキャラといえるのかも知れない。体系的にも。
明日夏がスポーツ少女と聞いて、まっさきに汗の臭い関係のシチュを妄想する俺は
明らかに駄目人間ですが、誰がそんな俺を責められるのか!のか!のか!
いきなりぶっちゃけたことから言ってしまうが、この明日夏の設定は、非常にエロい。
直接的にエロいのではなく、搦め手的な意味あいにおいて、とんでもなくいやらしいと思うのだ。
まず、この年齢において、男の子と女の子がいっしょにスポーツするというだけで、色々と大変なことなのではないかと思わずにはいられない。男の子と、女の子のカラダというのは、そもそもつくりが違うのである。軽い遊びの運動程度ならば、それもまだ軽度の触れ合い程度しか発生しないのだろうが、しかし明日夏の場合、もっとも激しいぶつかり合いが生じるサッカーである。これはたまらない。もうあちこち接触するのはあたりまえで、いや、仮に接触プレイが生じなかったとしても、あれだけ激しい運動を行えば、当然汗をかく。男の汗と女の汗では、それはもう、明らかに異なる匂いが発するわけであり、サッカー部の男の子たちは、そんな明日夏から発生する甘酸っぱい汗の臭いを、部活のたびに嗅いでしまうことになる。着替えなども別に行っているのだろうが、ふとした表紙に、ちょっとしたところが見えてしまうことなど日常茶飯事であろう。俺が仮にこの学校の教育者であれば、とても女の子を男子サッカー部で活動させるなどということを許さないだろう。しかし俺はこの学校の教師ではないので、そんないけないシチュエーションに許可を出したこの学校の教育方針に心からの感謝を表したい。
そのあたりはさておき、この明日夏の魅力は、爽やかな人格と、それにともなう無自覚にこそあるのだろう。恐らく本人は、自分の豊かな体型について戸惑いを抱いているだろうし、その色気が周囲の男子にどんな効果をもたらすのかなど、思ったことさえないのだろう。ある意味、摩央姉よりもよほど深刻な存在である。
ところで、ファミ通PS2の記事には、「告白ぐらい、されたことあるし……」という台詞があったが、これはおそらく、明日夏を慕うおでこ少女からのものであろう。明日夏の性格からして、やはり異性関係についは真理的な面においてもほぼ経験なし、と見るのが妥当なところだ。それ以上に希望でもあるが。
明日夏のデザインは、うん、イイ……ポニーテール……と、最強死刑囚のスペックばりに呟きたくなる完成度であるが、高山絵師の神的なこだわりも随所に見受けられる。密かに胸が大きいというのはもちろんのこと、健康的な小麦色の肌、そしてなによりも、足をむっちりと太くしてあるという点に最大限の讃辞を送りたい。スパッツ着用という点も見逃せないが。
明日夏のCVは広橋涼。最近はその声を聞く機会も多いが、やはりなんといっても、カレイドスターのそら役の印象が強い。明日夏=広橋というのも、おそらくはそのあたりからのイメージが強かった為の起用ではなかろうか。爽やかなスポーツ少女の声としては、最高の一つであろう。
あと、その役に関して、密かに百合度が高いのも、広橋ボイスの特徴ではなかろうか。カレイドスターでは、レイラさんやロゼッタと、ぱにぽにの鈴音では乙女、ARIAでは灯里やアテナ先輩といった、ちょっとしたソフト百合的雰囲気が漂っていることが多い。この明日夏についても例外ではない。後輩のおでこ少女はもちろんのこと、密かになるみからも憧れラインが繋がっているのが気がかりである。それとは別に、瑛理子とは犬猿の仲というのも気がかりだ。このようなパターンの場合、むしろ雨降って地固まる、というケースも多いのだが……?
そして、杉山氏のコメントで気づいたのだが、実はこのキミキスが、広橋涼のギャルゲー処女出演とのこと。そういう視点をもってプレイすると、広橋ファン的にもより深い楽しみが得られるのではないだろうか。少なくとも俺はそうするつもりである。
大人しく奥手なタイプほど、いざというときは、思い詰めて、大胆にはしる。
すなわち、結美のキスイベントには、とてつもなく期待できるということだ。
内気で大人しいメインヒロインが、その反動で、積極的にキスを求めてくる。俺が結美について思い描いているのは、そんな図式だ。
これは、俺の愛読書『シグルイ』における秘奥「星流れ」の極意に通じる理論である。もし奪わんと欲すれば、まずは与えるべし。もし縮めんと欲すれば、まずは伸ばすべし。而(しこう)して、もし積極的なキスを欲さば、まずは内気に、奥手になるべし。
すなわち、結美のキスシーンには、星流れと同等の破壊力があるものと、俺は戦慄とともに確信しているのである。これは、すでに公開されている、プールの中でのキスシーンCGや、ラジオでお馴染み広報中村嬢の、「本当に引っ込み思案なんですか? 実は大胆な性格に違いない!」という発言にも如実に現れている。他にも、杉山氏曰く「頼めばなんでもしてくれそう」、D坂本氏曰く「従順すぎて将来が心配」など、そうした部分を予感させるコメントだらけである。
ゆえに俺は予言しよう。結美とのキスシーンは、作中で最も「いけないことをしている」感が濃密な、背徳感・興奮度の高いイヤラシイものになる、と。
これは予言というよりはむしろ期待であり、そしてそれは、希望という言葉で言い換えてもいい。すなわち、俺が夢見るキミキスの結美キスシーンは、希望に満ち溢れたモノなのだ。
結美のデザインに関してだが、これはなにも結美に限った話ではないが、高山絵師の技量にはまず惚れ惚れするばかりである。技量のみならず、女体を描くうえでの着眼が、俺たちを魅了してやまない。具体的には、その生々しさが。
結美に関して言えば、初期に公表されたスク水姿が、いやにずん胴に見えるデザインであり、そういう方向性で攻めてきたか、と興奮したものであるが、スリーサイズや他のデザイン絵を見ると、そうメリハリのない体格、というわけでもない様子。しかし、その普通の女の子的な体格が、ある意味ではもっとも生々しいということも事実である。
大人めのセミロングなメインヒロインを尊ぶ高山絵師の意思はよく理解できる。個人的には、メインヒロインにはどちらかというと快活なタイプが思い浮かぶのだが、これはこれでもちろんアリである。
さらに付け加えれば、高山絵師の「少しお尻が大きめ」という一言が、俺の心に強烈に焼きついたということだけは述べておこう。お尻……お尻……。
結美のCVは、僕らのナージャこと、小清水亜美である。もしくは、僕らの天満といっても良いだろう。小清水はかわいい。いや、以前からかわいいとは思っていたのだが、キミキスラジオを聞くようになり、一際思い入れが深くなった。キミキスラジオのテンションの高さと、「ちゅっちゅちゅっちゅ」発言連発のノリは、どこか俺を興奮させるものがある。
先に申したとおり、結美というキャラは、大人しい分、内なる部分に秘められたマグマが強いキャラだと俺は思っている。すなわち、小清水声のイメージである、はっちゃけバリバリのテンションは、結美を演じる声の中にも、非常に良い具合に秘められていると感じるのだがいかがか。
生足少女がうどんを踏む。そこにどこか遠く尊いロマンを感じる――
そんな生なましげな思想のもとに生まれたなるみを、俺が愛さないわけがない。
ちょうど十ヶ月ほど前のことだった。
ある週のファミ通を、なにげなく開いてみた。目に飛び込んできた。「せんぱい、大好き〜っ!」笑顔で抱きついてくる高山絵師描くショート少女。キた。とてつもなく、キた。致命的なほど、俺の心に何かを残した。それは、後遺症という言葉で言い換えてもいいほどのものだった。
後からじわりとキたのは摩央姉のエロさ満点の誘惑広告であったが、初見のインパクトとしてはまずなによりも、なるみの腕をわ〜っと広げた無邪気見開きであったのだ。
しかもその後、そのキャラのCVが、俺が好んでやまない水橋ボイスということを知り、そのインパクトはさらに深刻なものになった。俺がいかに水橋ボイスを好んでいるかは後述するが、ともあれ件の「せんぱい、大好き〜っ!」が、容易く脳内でフル再生できるようになったのだ。これはある意味、脳内で麻薬を自由自在に分泌できるようになったのに等しい。俺にとっては、決して誇張ではない。
ついでに言えば、当時の俺は、いくらか年上やツンデレに食傷を感じていた時期でもあり(今は復活した)、素直に先輩を慕ってくる幼げな後輩少女という設定が心に染み渡ったのだ。ましてや水橋ボイスである(しつこいようだが)。
その後。その後輩少女・なるみのキャラクターには、うどんというキーワードが欠かせないという情報を得るに至り、俺の妄想はよりマニアックな方向へと飛翔した。
俺が、少女とうどんという組み合わせに連想するものは、足や太股も生々しくうどんを踏む少女の姿だった。これは明らかに、松山せいじ先生の代表作『エイケン』の影響であるが、それはともかくとして、高山氏のコメントを見るに、どうやら俺と全く同レベルの発想でのキャラクターデザインだったようで、なんだか妙に嬉しい気分である。
なるみのデザインは、見た通り中学一年生そのものである。俺は、あまりに露骨な幼女はちと苦手とするところであるが(ただし例外はいくらでもあり)、逆に、中学一〜二年生ぐらいの外見の少女にはむしろ成人男子としての平均値を超えるぐらいには興奮する人間であり、すなわちなるみの幼さには大満足するものである。
とくにこのショートカットが実に幼さを象徴していて良いのである。ショートという以前に、これは少女カット、といってもいい髪型ではなかろうか。そしてブルマである。ブルマという着衣は、むっちりした大人びた体型にもそれはそれで合うが、やはりベストマッチするのは、いかにも少女な体型の娘だと思う。具体的にはなるみのような。そうした少女ブルマには当然、上着をブルマの中に入れるのは定番であり、なるみの体操服姿にもこの原則はしっかりと守られている。
あと、TGに載ってる絵では、エプロン姿でおたまをポカポカしている絵が単純に可愛らしくて良いと思う。そう、俺はうどん泥棒です。チュルチュルとな!(うどんプレイ)
さて、なるみのCVは水橋かおりである。俺がいかに水橋ボイスを好きかを大いに語りたいところなのだが……ふと思い返すと、それを全て語るのは難しい。まあ要するに、2001年ごろに経験した例のアレ以降、俺は水橋ボイスを聞くだけでパブロフの犬のごとく幸福感に浸れるのである(←パブロフの犬の定義を何か間違えて覚えている様子)。まあ、ともかく俺は水橋ボイスが大好きである。カレイドスターの第7話を、俺がどれだけの回数繰り返して観たか。自分でも覚えていないが、20回は下らないような気がする。そのうち、日本一のゲームもプレイしておかねばのう。
長かったという気もするし、あっという間だったという気もする。
明日。キミキスが発売される。
それはつまり、朝に起きればもう太陽が昇っているのと同じように、明日の朝、ベッドから起きて活動を開始すれば、キミキスがプレイできるということだ。
あれだけ渇望したものが、あとたった一晩寝るだけで、自分のものになる。そんな現実に、いくらかあっけなささえ感じる。
それと同時に、ようやくここまでたどり着いたという感慨も、またある。
だが、それらの感傷も、明日以降、キミキスがもたらすであろう素敵世界を思うことの愉悦に比べれば、まるで取るに足らないことだ。
――そんな風に、万感の思いを語るのもいいけれど、ただ、今夜はそれよりももっと、キミキスについての具体的なことについて語りたいと思うのだ。
幸いなことに、こうしてキーを叩く傍らには、素晴らしい酒の肴(キミキス応援本)が置いてる。語ることには事欠かないだろう。
「キス」がテーマの恋愛シミュレーションゲーム
ちょうど、昨年の初発表のときである。
俺はこの、TLSSの直系にあたる新作のコンセプトを見た瞬間に、ある種の勝利を確信した。
――キス。
実は俺は、ギャルゲーの中におけるキスシーンというものが、あまり好きではなかった。魅力を感じることが少なかった
なぜならば、多くのギャルゲーシナリオにおいて、キスというイベントは、まるで水戸黄門の印籠のような、お約束イベントのような働きしかしてなかったからだ。クライマックスになって、キスをして、(エロゲーならばエロースシーンに入って)はいハッピーエンド。そんな淡々とした流れの象徴のように思え、どうにも醒めるような気持ちになることが多かった。
ギャルゲーにおける全てのキスシーンがそうとは言わないが、たとえば、格ヒロインの個別のエンディングで、全員一律でキスして終わり、というゲームはけっこうあったような気がする。そういうゲームを見るたびに、もっと丁寧にやれよ、という白けた思いが拭えなかった。それまで丁寧に描いてきたシナリオが、せっかくの「キス」という高い潜在能力を持ったイベントが、泣いてるんじゃないかな、泣いてるんじゃないかな、と。
考えてみれば、「キス」という行為は、ゲーム中ではなかなかに扱いが難しい。多くの場合、ゲームの中でのキスというイベントは、恋愛のクライマックスを象徴するイベントか、もしくはエロゲーであれば、エロスシーンへの入り口のどちらかという扱いしか受けていなかった。
なぜかというと、それらのようなシーン以外に、なかなかキスというイベントは使えない雰囲気があるからだ。恋愛シナリオ的には、キスはゴール地点であり、性行為的には入り口である。普通のゲームでは、キスそのものには、なかなか焦点を持ってくることができないのだ。
しかし、それはあまりにも勿体無い。キスというのは、恋愛シナリオの中で丁寧に扱えば、身悶えするほどのうれしはずかしなイベントになるし、性行為的にも、非常に興奮するシーンとして描写することが可能なのだ。
つまり、必要だったのは、発想の転換である。幸いな事に、キスというイベントは、性行為ではあっても、度が過ぎなければ、わいせつな行為とはみなされない。つまり。コンシューマーという制限のあるギャルゲーでは、もっとキスというイベントに注力すべきだったのだ。
そして、そんなキスの可能性に(コンシューマーで)初めて本格的に着目したのが、あのTLSSを作った人々だったというのは、ギャルゲーマーである俺にとって、最大級の幸運だった。
キスという行為には、巨大な可能性がある。特にコンシューマーでは。そして、そんな可能性が、TLSSを作りあげたセンスによって作品化されるというのは、ある意味では必然だったのかも知れない。彼らにはそれができるし、彼らにしかそれができないといっても良い。少なくとも、こうしてコロンブスの卵的にそのことが実証されたわけである。
いまだゲーム本編をプレイしていない以上、その可能性がどれほど掘り下げられ、磨き上げられたかどうかは分からない。あと一晩の間だけは、であるが。俺が夢見た可能性がどうなっているか、明日以降のプレイでは最大限に注目するつもりである。恐らくは最高の形で実現しているということを半ば確信しつつ。
長くなったので、ここでひとまずボックスを区切りたい。長い話になるかもだが、お付き合いいただければ幸いである。

ようやく買えました。さっそく目を通しましたが、内容はもう、すでにあちこちで言われているとおり、ゲーム発売前の特集としては他に類をみないほどの充実ぶり。キミキスがどうのという以前に、この手の発売前ギャルゲームック全般の手本にすべき充実した内容です。
つうか、これが単体のムックではなく、雑誌の付録であるという事実がまず脅威的。いかに自社製品の紹介とはいえ、さらには、いかにTYPE-MOON応援本などのノウハウがあったとはいえ、ここまで充実した内容を盛り込めるというのは、よほどの気合と情熱がなければできないことです。キミキスの一ファンとして、テックジャイアン編集部の仕事ぶりに、心から敬意を表したいと思います。もちろん、キミキス製作スタッフの方々にも同様に。
……まあ、真面目な感想はこのへんにして、具体的な感想なのですが、これを書き始めると、ちょっと心理的に収拾がつかない事態が生じることうけあいなので、明日の更新でまとめて書いてしまうかと。どうせ明日はキミキスのことしか考えられなさそうなので、それと同時に。そうだよ、もう明後日なんだよ……。
あえて今、いくつか言わせてもらえば、高山絵師はどこまで生足好きなんだという点と、俺はせっかくだから鎖骨にキスするぜ!という点、さらに、川田センセイの強烈な秘密が俺の心を捉えて離さないという点でしょうか。表紙からして、もう……もう……!
すなわち。川田センセイは非攻略キャラではありません、各自の頭の中で攻略すべきキャラなのです。それなら俺の得意分野だぜ! まかせい皆の衆! ウオォォーッ!(←一足先に脳内キミキスをプレイしはじめた模様。脳内フライングゲットだぜ!(←店頭で買うところから始めた))
やはり、ベースとなっているのはTLSSのシステムで、それを大分アレンジしている模様。下校イベントの代わりに、学校での出会いで即、会話システムに突入するというのは、マンネリ感を低減させるのに役立ちそうな予感。戦略性もわりとありそうで、密かにそちら方面でも期待していたりするのです。話題袋のアイテムチョイスって、なんだかカードゲームのデッキ作りみたいな風情があり、楽しそうです。
……しかし、話題袋のチョイスですが、なんかもう、ロクに好感度や恋愛レベルを高めていないうちから「エッチ」の話題袋を携帯している自分の姿が目に浮かぶようです。どう考えても不適切と分かっていても、やってしまうであろう未来の自分に、今のうちから黙祷をささげたいと思います。いや、きっと俺だけではない、全国海千のキミキス戦士たちの誰も彼もが、同じ道を辿るに違いない……!
売ってません。
今日もまだ、北海道の書店ではTGが売ってません。

悲嘆のあまり、思わず久しぶりにコラを作ってしまうほどです。ああもう畜生、TGって毎月こんなに遅かったっけ? もしかしたら、アニメイトやとらのあなあたりにはあったのかのう……。ともあれ、死活問題です。地方に住む以上、この手の遅れはいつものことといえばいつものことなのですが、今回ばかりはちと事情が深刻すぎる。この焦らしプレイは、いくら俺がMでも堪えられません。あああああああああああああああ明日まだか発売日まだかかかかかかカカKAKAKakakaka
お、落ち着け。koolになるんだYU-SHOW!(←自分自身にクールになれと言い聞かせた奴が、実際にクールになれたためしがないというひぐらし的表現) しかしながら唯一の救いは、今日は月曜日、すなわちキミキスラジオがあるということ。ちょwwwww広橋音頭テラカワイスwwwwww これのおかげで、今夜はなんとか堪えることができそうです。サウンドトラック
必ず買おう。
マジネタですこれ。いや、俺も実はこちらの雑誌でいくつかの記事を書かせて頂いておりまして、ぜひ読んでいただきたいところなのですが、ともかくこの偉業に、この雑誌の本気具合が伺えるかと思います。創刊号が売れて、続刊が決定すれば、YU-SHOW的にもちょっと面白いことができそうなので、どうぞごひいきに。Amazonですでに予約開始しておりますので。
本日のYU-SHOW氏の行動
起床 → 朝食さえ摂らずにコンビニへ → ファミ通最新号購入(この時点では中を見ず) → 帰宅 → 心臓を高鳴らせる → 開く → 例の広告ページを見る → 血圧が上がる → 瞳孔が開く → 眺める → (約20分間の空隙。意識の有無は未確認) → (自分の)唇を舌で舐めて湿らせる → ページを顔に近づける → 逡巡 → 顔をページから離す → 家人が側に居ないか確認 → つう、と広告ページを指でなぞる → 頬や唇のところを特に念入りに → ため息をつく → 過去のファミ通を探す → 以前の3人+菜々のページを開く → うっとりする → 忘我の境地に達する → 一番破壊力があるのは、瑛理子のかな、となんとなく考える → 嫌とは言えなくなる → 俺は獲物、瑛理子という肉食獣に捕食される縞馬、という心境になる → フハハ!俺のターン!特殊能力《脳内再生》を発動! → そういえば、中の人である田中理恵は、俺と同じ札幌市にて生まれ育ったんだ、とふと思い出す → とてもいいテンションになる → 俺のネクタイが瑛理子に握られる → バキのリアルシャドーってこんな感覚なのか、という実感を得る → 俺はおもむろに顔を
……という物語がありましたが、とりあえず今はまだ手元のファミ通は唾液で汚れていません。今のところは、ですが。
今さら改めて言う必要は絶無であるとは思いますが、今週のファミ通は買いというか必需品でありますので、ゆめゆめ買い逃す事のなきよう。
<キミキス関連リンク>
TG公式にて100ページキミキス応援本の詳細が これこそ必須アイテム。しかし地方在住者の(略
俺も当然その一人ではありますが、うどん関係の人々といい、明日夏おっかけのおでこ少女といい、キミキスの隠し球がここにきて次々と。そろそろ出し惜しみなしの容赦無し(ノーマーシー)ということでしょうか。
TLSSのとき、エッチな話については、確かにレベル5の内容が一番強烈なのですが、ひそかにレベル4にもハァハァものな話がたくさんあるので、あえてレベル4でレベル上昇を押え、「考える」コマンドでレベル4〜5の両方を堪能するのが常道でしたね。それに、「考える」コマンドで気合を高めた後に繰り出されるほうが、いかにもレベル5エッチな話に相応しい気合溜めというイメージがあってよろしいです。エロスパワー充填完了、打てーっ! というノリで。
ああ……それにしても、今回も「ドキドキさせすぎたか……」と主人公クンは悦に入るのだろうか。入るのだろうなあ。半ば確信にも似た期待があります。
ついに全曲バージョンコンプのCDボックスが……。価格もわりとリーズナブルで嬉しい反面、やはりいくらか寂しさが。まあ、個人的にお気に入りな伊織蒼い鳥・エージェントや、千早ポジティブなんかがいつでも聞けるというのは確かに幸福。
生みやび様の生声で罵倒されてもよろしいでしょうか? しかし、発売前から一人だけでかっとばしまくるみやび様は、俺たちを本気で絡めとる気らしい。愛の言葉、全てみやび様に!
さて、すでに各所でTGやファミ通などのゲット情報が飛び交う時期ですが、こういうときほど地方在住の身が恨めしいことはありません。TGが入るの、来週だろうなあ……。
――さてさてさて。俺の言わんとしたいことは、すでに上部に記してあるとおりですので、あえて言葉にはしませんが。いやはや、長かったような、短かったような。
思えば、あの広告からもう10ヶ月。発売直前である今週のファミ通には、この10ヶ月待望していた、残り3人の広告も出ているようです。例によって、また二冊買わないといかんなあ。うふふフアハハハハ(←いよいよ正気が……)
「なんとなく詰まらないから脱がしちゃいました」と申したか。――嗚呼、世にはかくも「出来ておる」男たちが多いのか。そりゃ地球も激震しますとも。主に札幌の一個人内にて。
キミキス製作中においては、「どこまで表現できるか」という追及心との戦いだったということは想像に難くありません。恐らくは、プロジェクトXのテーマにできるほどの激闘が。その戦いの結晶がもうすぐ発売と思うと、色々と気持ち的に溢れるものがあります。肉体的にも溢れる可能性がありますが。
キミキスのエロさというのは、言ってみれば、夏服女子高生のブラウスから覗く、二の腕のお肉のようなエロさです。倫理的に分類すれば、エロくもなんともないものですが、しかしそんな路傍の花が見せる一瞬の光景が、俺たちに無限の妄想宇宙をもたらしてくれる。そういう類の情緒こそ、俺たちがTLSS及びキミキスに求めるものなのです。
OK。このタイトルの時点で、すでに充分とだけ述べておきましょう。この際、どっしりと腰を据えて構えますよ。いっそ、ここまで待たされたのだから、この際メインの瞳子話そのものについては、2〜3巻分ぐらいを費やしてじっくり描いてくれても可というか是非そうして欲しい。
そう、ここまで……ここまで引っ張ってきたのだから……決着の際の描写は、とことん頬が緩むようなものにしていただかなくては……収まらぬものも収まらぬ……!(←ねっとりとした視線を本棚にあるマリみて既刊に向けて)
本屋でならばともかく、amazonなどで注文する場合には、恐ろしい事態が生じかねません。よくやった画太郎&秋田書店
。
わが地元に、イケメンカフェなどという傾いた飲食店が誕生していたとは……! この手の店は、次から次へとデッドコピーのように量産されていきますが、しかしそんな流れの中では、大抵目を引くものが誕生しているのもまた事実。執事喫茶とか、BL喫茶とかなんか楽しそう。しかし、こうして見ると、この手のコンセプト飲食店というのは、男性よりもむしろ女性向けのほうが市場として良質なんじゃなかろうかと。それに、男性向けだと、どうしても風俗的な方向に行きがちになってしまいますし。
『キミキス』の会話システム・話題袋の中には、今回もしっかりと「エッチな話」が含まれているという情報を得た時点で、俺はこの作品の勝利を確信しました。商業的な勝利とかいう以上に、もっと深いレベルで、キミキスはすでに勝利している。誰に勝利しているかというと俺に。抵抗できない……くやしい……!(←元々抵抗する気など微塵もないくせに)
俺たち世代のギャルゲーマーにとっては、その悪夢とともに記憶に残っているであろうセンチメンタルグラフティOPムービー、別名暗黒太極拳。あの頃からの現役ギャルゲーマーの多くが、この作品については、忌まわしい記憶として認識しているような気がしますが、このムービーを見ればそりゃ無理もなかろうと改めて思います。……いや、俺、当時このムービーけっこう気に入ってたんだけど! 当時のことを語るとキリがないうえに、ひどく痛いことがいくらでも出てきそうなのでしませんが。
ちなみにこの、一体何を意図しているのかサッパリわからないムービーですが、実はこれ、「洗濯」を表現しているんですね。よく見ると、水洗い→すすぎ→脱水→乾燥という流れになっているのが分かるはず。長らく謎に思っていた人も多いのではないでしょうか。
……しかし、そもそもなんで洗濯なのかというと全く不明ですけれど。
ともかく、センチ関係の事柄については、このOPといい、悪夢的な内容のマキシシングルとか、アニメ・センチメンタルジャーニーの検尿とか、しまいには、続編の2における前作主人公の葬式から始まるOPムービーなど、ひどく前衛的な表現が多すぎて困惑しました。まあ、もはや8年前の出来事ですが。
しかし……そうか、もう8年も前か。俺も道理で歳をとるわけだ。
当時はまだ、洗練された萌え絵の作品がほとんどなく、しかしそのくせ、ときメモや同級生によって「萌え」に覚醒した人々が、その情熱の矛先を向ける場所を求めてやまなかったという時期でした。
その、まさに狙い済ました時期に、美麗な甲斐絵をひっさげて登場したビッグタイトル。それがセンチでした。萌えに餓えていた俺たちは、当時基準としては驚異的に洗練された萌え絵と、声優を前面に押し出した大々的なイベントラッシュに狂喜し、すさまじい情熱でそれらを求めていきました。……その先に、悲劇が待ち受けているのも知らず。
結局、そんなセンチの熱狂は、実際に出たゲーム本編が、さんざんグッズに用いられた甲斐絵とは異なる原画の、微妙極まるシステムの地雷的作品だったことによって、収縮の一途を辿るわけですが(もっとも、その後も根強く追いつづけるファンも多かったです。俺含む)、今となってはそれも良き思い出です。この時代を経たからこそ、今の俺があることは間違いありません。
ところで最近、発売前にえらく盛り上がっているギャルゲという繋がりからか、キミキスにセンチの影を見ている人の発言をときどき目にしますが、それはなんというか、ゲーム本編の出来うんぬん以前に、あの当時のセンチに比べれば、今のキミキスの盛り上がりなんて、ほんのささやかなものに過ぎないと断言いたします。その両方の盛り上がりの最前線に立っている身の実感をもって。あの当時のセンチブームは、まだまだ黎明期だった「萌え」に餓えきったギャルゲーマー達の狂気としかいいようがなかった……。
しかしながら、今はもう、萌え業界は非常に洗練され、それと同時に飽和も進んでしまい、あのころのようなデタラメなブームが起こることなどないのでしょう。しかし、それはそれで寂しい気がします。
もちろん今だって、その手の大きいブームはあるわけですけど(最近のハルヒとか)、当時とは消費のスピードが違いすぎるというか、インターネットなどにより、情報の伝授が便利になりすぎてしまい、消費のスピードがえらく速くなってしまった感があります。今じゃ、ネット上でオタトピックについて盛り上がるとなれば、2ch(それもVIP中心)かニュースサイトかというのが常になってしまい、それは確かに効率的なんですけど、センチの頃の、泥臭くてで、内輪チックで、粘着質で、ダイレクトに「痛い」ファン活動しか行えなかった頃が、ときどき妙に懐かしく思えてしまうのは、やっぱ俺が歳をとった証拠なんでしょうね。
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